JPS6065125A - 空気仮撚ノズル - Google Patents

空気仮撚ノズル

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JPS6065125A
JPS6065125A JP17016583A JP17016583A JPS6065125A JP S6065125 A JPS6065125 A JP S6065125A JP 17016583 A JP17016583 A JP 17016583A JP 17016583 A JP17016583 A JP 17016583A JP S6065125 A JPS6065125 A JP S6065125A
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JP17016583A
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Takeshi Iwasaki
威 岩崎
Kenji Sasaki
佐々木 賢次
Hiroshi Enomoto
榎本 博史
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Howa Kogyo KK
Howa Machinery Ltd
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Howa Kogyo KK
Howa Machinery Ltd
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Priority to US06/641,844 priority patent/US4565064A/en
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Publication of JPH0253529B2 publication Critical patent/JPH0253529B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H7/00Spinning or twisting arrangements
    • D01H7/02Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
    • D01H7/90Arrangements with two or more spinning or twisting devices of different types in combination

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 n2 技術分野 この発明は、回転ロータ利用の結束紡績糸の製造装置に
使用する空気仮撚ノズルに関するものである。
従来技術及びその問題点 従来この種の空気仮撚ノズルとしては、特開昭52−3
7837号公報に提案されているものが知られているが
、この公報の空気仮撚ノズルはローラドラフト利用の結
束紡績糸の製造装置に使用されているものと全く同様に
、全長に亘って同一径の糸導通孔にこの糸導通孔内面に
対して接線方向でかつ糸出口側へ向かうように糸導通孔
の軸線に対して傾斜した方向へ噴射孔を開口させたもの
で、噴射孔から圧縮空気を噴射するとこの噴射気流が糸
導通孔内面に沿って旋回して糸導通孔内の繊維束に仮撚
を付与すると共に糸導通孔の糸入口側端部に糸出口側へ
向かう吸引気流が生じて繊維束に引出し方向への張力を
作用させるようになっている。ところが、上記の如き空
気仮撚ノズルにあっては、その糸導通孔に回転ロータか
ら引出しNa 3 た加熱糸を通してこの加熱糸に仮撚を付与する場合、と
の紡出糸先端のロータ繊維集束部への糸把持力が弱い為
、加熱糸が噴射気流による引出し方向への張力により回
転ロータ内から引き抜かれる恐れがあり、加熱糸に対し
て充分な仮撚を付与することができない欠点があった。
また上記従来の空気仮撚ノズルにあっては全長に亘って
同一径の糸導通孔内に旋回気流を生じさせて仮撚を付与
するようにしているので、噴射孔の向きを糸導通孔の軸
線に対して直角な方向にしたとしても加熱糸に充分な仮
撚を付与することが困難で、結束紡績糸の紡出速度や糸
強度を増大し難い欠点があった。
目的と概要 そこで本発明は上記従来の空気仮撚ノズルの欠点を除去
し、加熱糸に糸引出し方向とは反対方向の力を作用させ
、回転ロータから引出した加熱糸に仮撚を付与する場合
にその加撚糸先端のロータ繊維集束部における糸把持を
確実に維持することができ、しかも加熱糸に仮撚を効率
良くかけることができるようにした空気仮撚ノズルを提
供しようとするものである。
実施例 次に本願の実施例を図面に基いて詳しく説明する。図面
は回転ロータ利用の結束紡績糸1の製造装置を示してい
る。この装置において、2はスライバー等の連続したス
テープル繊維束1aを開繊ドラフトしてばらばらの単繊
維1bにする繊維開繊装置で、図示しない機台に上下揺
動可能に枢着されて後述のロータハウジング部上に載置
されている本体3を備えている。この本体3には繊維供
給室4、繊維供給路5、開繊室6及び繊維移送路7が第
1図に示すように順次連続的に形成されている。この繊
維供給室4にはトランペット8とブイ−トローラ9が配
設され、開繊室6には周面に例えばメタリックワイヤを
有するコーミングローラ10が回転可能に配設されてい
る。上記フィードローラ9及びコーミングローラ10は
図示しない駆動モータにより矢印方向へ回転され、トラ
ンペット8に通された繊維束1aを開繊室6に送り込み
、この繊維束1aをばらばらの単繊維1bにNα5 開城するようになっている。また、上記繊維移送路7は
コーミングローラ10の周面に対する接線方向に形成さ
れ、その一端は繊維量ロアaに、他端は空気取入ロアb
となるように開口されている。
この繊維量ロアaは繊維移送路7の延長線が後述の回転
ロータ (ロータとも記す)のロータ繊維集束部とセン
ターピース間の加熱糸1cが走行する走行面に向かうよ
うにロータ内に配設されている。
」二記繊維出ロアaはここから出る慴繊維1bの一部が
上記走行面を走行している加熱糸1cに吹きかかるよう
に配設されていれば良く、その形状や数に限定されるも
のではないが、ロータ回転による加熱糸1cの実撚が極
めて少ない場合には加熱糸1cの走行面の全体に亘って
単繊維を供給し得るように構成することが好ましい。次
に、11は機台に前傾可能に枢着すると共に起立位置に
係止して」1記繊維開城装置2の下方に配設しである支
持ブロックで、ロータハウジング部12とロータ支持部
13とノズル支持部14とで構成されている。上記ロー
タハウジング部12の上面には円形n 6 のロータ室15が形成され、またこのロータ室15と外
部を連通させる排気通路16が第3図に示すように形成
されている。上記ロータ室15の上方はロータハウジン
グ部12上に載置された上記繊維開繊装置2の本体3に
よって塞がれている。
上記ロータ支持部13には支持筒体17の下部が固着さ
れ、この支持筒体17の内面に保持されたベアリング1
8によってロータ19が回転自在に支承されている。こ
のロータ19は上方が開放されている容器形のロータ部
20とこのロータ部20と一体でかつ下端面に支持筒体
収納用の収納室21を有するワーブ部22とこのワーブ
部22の中央孔に嵌着された筒形のロータ軸23とで構
成されている。このロータ軸23は上記支持筒体17内
に挿入されてベアリング18によって支持され、ワーブ
部22はロータハウジング部12の孔12aに貫通され
て収納室21内に支持筒体17を収納し、またロータ部
20はロータ室15内に位置されている。上記ワーブ部
22の外周には図示しない駆動モータによって移動され
る駆動ベルNo7 ト24が接触され、ロータ19が第3図の矢印方向へ回
転されるようになっている。また上記支持筒体17内の
下部に糸案内体として例示するセンターピース取付軸2
5の基部が嵌着され、このセンターピース取付軸25が
ロータ軸23内に挿し込まれている。このセンターピー
ス取付軸25はノズル支持部14との間に排気室100
を形成している。このセンターピース取付軸25の上端
にはセンターピース26が取外し自在に取付けられてい
る。このセンターピース26はロータ部2゜内に突出さ
れ、その頂部26aは第1図に示すようにロータ部20
のロータ繊維集束部2Qa (ロータ内面最大径部)よ
りも高所に位置され、この頂部26aとロータ繊維集束
部20aを結ぶ線にて構成される環状面(この面が加熱
糸1cの走行面になる)をロータ底面より離すことによ
ってその環状面の下方に大きな空間が形成されるように
なっている。なお、上記センターピース26の頂部26
aはロータ繊維集束部20aより低所に位置させても良
いが、少なくとも上記環状面の下方に空間が存在し、ロ
ータ繊維集束部20aからセンターピース26に向かう
加熱糸1cが空中を走行するようにすることが重要であ
る。上記センターピース26及びセンターピース取付軸
25には糸通路孔27が形成されている。上記センター
ピース26の繊維接触面即ちセンターピース26の上面
は加熱糸1cとの摩擦抵抗が極力小さくなるように円滑
な面に形成し、加熱糸1cに対する後述の空気仮撚ノズ
ルによる仮撚がロータ繊維集束部2Oa付近まで充分に
伝えられるようにすることが好ましく、このことは従来
のオープンエンド精紡機のセンターピースの働きと大き
く異なっている。次に上記ノズル支持部14には上記糸
通路孔27と同一直線上に貫通孔28が形成されている
。この貫通孔28の上端部内面には環状のばね受座29
が突出形成されている。上記貫通孔28には第2図、第
4図に示すように構成された空気仮撚ノズル30が嵌着
されている。この空気仮撚ノズル30において、31は
上記貫通孔28に嵌着された筒形の第1本体で、その糸
入口側端部はNα9 上記排気室lOOに突出され、センターピース取付軸2
5との間に間隔を形成している。この第1本体31の中
間部外周には全周に亘って凹溝32が形成され、貫通孔
28内面との間に環状空間33を形成している。この環
状空間33は供給路101によってバルブを介して圧縮
空気源に連結されている。この環状空間33の上、不同
側は第1本体31の外周に嵌合させたOリング34.3
4によってシールされている。また上記第1本体31の
糸出口側(下端側)端部に嵌合孔35が形成され、この
嵌合孔35内に第2本体36が嵌合され、かつ第1本体
31の糸出口側端部外周に螺合された抜止ナツト37に
よって取り換え可5能に固定されている。上記第1本体
31、第2本体36及び抜止ナツト37とはノズル本体
38を構成しており、このノズル本体38の中心部には
糸導通孔39が貫通状に形成されている。この糸導通孔
39は糸入口側を大径孔40に、糸出口側を小径孔41
に形成して第2本体36の糸導通孔39の途中に段部4
2が形成しである。また上記大径孔n10 40の上端部分は上向きに拡がるテーパ孔40aに形成
され、上記小径孔41の下端部分は下向きに拡がるテー
パ孔41aに形成されている。上記大径孔40には第1
本体31に環状空間33から大径孔40にかけて設けた
複数の噴射孔43が開口されている。これらの噴射孔4
3は第4図に示すように上記大径孔40内面に対して接
線方向でかつこの噴射孔43から噴出する噴射気流が上
記段部42へ向かうように大径孔40の軸線に対して傾
斜した方向に形成されている。この噴射孔43の糸導通
孔39への開口方向はこの噴射孔43から噴出する圧縮
空気が糸導通孔39を貫通している加熱糸ICに上記ロ
ータ回転による加熱糸ICの撚方向と同方向の仮撚を与
える方向(ロータ回転と逆方向の湯気流を発生させる方
向)に設定されている。この噴射孔43の出口と段部4
2との距離は噴射気流による旋回気流が段部42に当接
して旋回される範囲であれば図示のものに限定されるも
のではない。上記小径孔41の孔径dは小径孔41に加
熱糸1cを通した状態において上Nn1l 記噴射孔43から噴射された空気が小径孔41から糸出
口側へほとんど流出しない程度の大きさに設定され、大
径孔40の孔径りは大径孔40内で噴射気流が加熱糸I
Cを効率良く旋回させてバルーニングを生じさせ得る大
きさに設定されている。
本願出願人の実験によれば小径孔41の孔径dは紡出糸
の番手から考えて0.5mm<d <2.0mmの式を
満足することが好ましく、また大径孔40の孔径りはD
≧2.Odの式を満足することが好ましいが、特殊な糸
を紡出する場合には上記条件以外でも構わない。上記第
1本体31と第2本体36の糸導通孔39は加熱糸IC
との摩擦によって摩耗する為第1本体31と第2本体3
6は耐摩耗性の材料で構成され、特に糸導通孔39の段
部42部分は摩耗し易い為第2本体36の構成材質はニ
ューセラミックにしてあり、しかもこの第2本体36は
予備のものを準備しておくことによって摩耗時に他のも
のと容易に交換し得るようになっている。この場合、ニ
ューセラミックの材料価格が高いので、第2本体36を
段部42部分とその他の部分に2分して段部42部分の
みニューセラミックの材質にしてコスト低減を図ると良
い。なお、上記ノズル本体38は一つの部材で構成して
も良いことは言う迄もない。次に、上記第1本体31の
糸入口側端部外周には2段の小径部31a、31bを形
成して途中にストッパーとしての段部31eを形成し、
この小径部31aに閉塞筒体44が第1本体31の軸線
方向へ摺動自在に嵌合されている。この閉塞筒体44の
下流側端部には上記貫通孔28内面に摺動自在に嵌合す
る鍔状のピストン部44aが形成されている。上記閉塞
筒体44は上記ピストン部44aとノズル支持部14の
ばね受座29との間に圧縮封入されたばね45によって
糸出口方向へ付勢され、通常は上記段部31cに当接さ
れて位置固定されている。また上記閉塞筒体44は段部
31cに当接された状態において上記ピストン部44a
と小径部31b外周と貫通孔28内面との間に環状ピス
トン室46を形成し、また糸入口側端部は第1本体31
の糸入口側端部と同じ位置まで延ばされている。この閉
Nα13 基部体44の糸入口側端部は閉塞筒体44が糸入口側へ
摺動されたとき上記センターピース取付軸25の下面に
ぴったり当接して糸通路孔27と糸導通孔39を一直線
に連続させるようにした閉塞部44bに形成されている
。上記環状ピストン室46は供給路102によってバル
ブを介して圧縮空気源に連結されている。上記環状ピス
トン室46と糸導通孔39とは糸入口側へ向けて圧縮空
気を噴射し得るように糸導通孔39の軸線に対して傾斜
すると共にその糸導通孔39の軸線に向かう複数の噴気
孔47によって連通されている。また上記排気室100
は排気路103によってニューマーに連結されている。
次に、48は一対のデリベリローラで、図示しない駆動
機構により矢印方向へ回転されるようになっている。ま
た、49はワインディグローラで、紡出した結束紡績糸
1をチーズ50に巻き取るようになっている。
上記構成の装置を用いて結束紡績糸1を製造する場合に
ついて説明する。
先ず、空気仮撚ノズル30における環状空間3No、 
1 4 3への圧縮空気の供給を停止した状態で環状ピストン室
46へ圧縮空気を供給すると、環状ピストン室46内の
圧力が高くなって閉塞筒体44のピストン部44aを押
し、この閉塞筒体44をばね45に抗して糸入口側へ摺
動させて閉塞部44bをセンターピース支持軸25の下
面に当接させる。
従って、センターピース支持軸25の糸通路孔27とノ
ズル本体38の糸導通孔39とは排気室100内から遮
断され、ニューマーによる吸引気流の影響を受けること
がなくなる。また上記環状ピストン室46への圧縮空気
の供給によって噴気孔47から糸導通孔39内に圧縮空
気が上向きに噴射され、この噴射気流は上記糸通路孔2
7を通ってロータ室15内に排出され、同時に上記圧縮
空気の噴射によるエゼクタ効果によってノズル本体38
の糸導通孔39内に糸入口方向への吸引力が作用する。
この状態で種糸の先端を糸導通孔39のテーパ孔41a
近辺に近づけると、この種糸は上記吸引力により糸導通
孔39内に吸引されて上記噴射孔47からの噴射気流に
よってロータ19No 15 のロータ部20内に移送され、このロータ部20内に入
れられた種糸の先端はロータ19の回転による遠心力で
ロータ繊維集束部20aに把持される。その後、上記環
状ピストン室46への圧縮空気の供給を停止する。これ
により閉塞筒体44はばね45の力により下流側へ摺動
されて元位置に復すると共に糸導通孔39内への噴気孔
47からの圧縮空気の噴射も停止される。この状態で、
フィードローラ9を回転させると繊維束1aはコーミン
グローラ10の表面に供給され、このコーミングローラ
10の矢印方向への回転により周面の歯でばらばらの単
繊維1bに開繊ドラフトされ、この開繊された単繊維1
bは繊維移送路7に供給される空気流に乗せられてロー
タ19のロータ部20内に供給される。このロータ部2
0内に供給された単繊維1bは回転駆動されているロー
タ部20内面に接触すると共にロータ部20といっしょ
に回転され、この回転による遠心力によってロータ部2
0内面のロータ繊維集束部20aに向けて移行されてこ
のロータ繊維集束部20aに層状特開昭GO−6512
5(5) に堆積されると共にこのロータ繊維集束部20aに把持
されている種糸に接合する。この状態で上記種糸をデリ
ベリローラ48間に導くと、このことを図示しない検出
器が検出して空気仮撚ノズル30における環状空間33
へ圧縮空気が供給される。なおこの環状空間33への圧
縮空気の供給は手動スイッチを操作して行うようにして
も良い。
また上記種糸挿入の為の圧縮空気の供給は上記種糸をデ
リベリローラ48間に導いたときの検出信号で停止され
るようにしても良い。上記環状空間33への圧縮空気の
供給により噴射孔43から糸導通孔39の大径孔40内
に圧縮空気が糸出口側に向けて接線方向へ噴射され、こ
の噴射気流が大径孔40の内面に沿ってロータ回転と逆
方向へ旋回して段部42に当接し、この段部42で旋回
した後大径孔40内を通って糸入口方向へ流れ、その後
空気仮撚ノズル30上方の排気室100内に排気されて
ニューマーに吸引される。上記のように大径孔40内で
旋回気流を発生するので、上記種糸は引出しと同時に上
記旋回気流により旋回さNo、 1 7 れて仮撚が付与され、その先端部は接合状態の繊維束に
撚を付与して加熱糸ICとし、この加熱糸1cを引出す
。従って、引出された加熱糸ICをワインディングロー
ラ49とチーズ本管50a間に導くと、加熱糸1cはチ
ーズ50に巻取られる。
この場合空気仮撚ノズル30において糸導通孔39内に
噴射された噴射気流は第5図に示すように旋回気流とな
って段部42に当接し、この段部42で旋回するように
旋回気流となっているので、大径孔40内の旋回気流が
糸導通孔39内の加熱糸1cを大径孔40内の段部42
に押付けるようにして積極的に旋回させる現象を生じる
ことが予想され、加熱糸1cに対して加熱糸1cの撚方
向と同方向へ強い仮撚を極めて効率良く付与することが
できる。本願出願人の実験によれば、従来の仮撚ノズル
を用いたものに比べて本実施例の空気仮撚ノズル30を
用いたものは結束紡績糸1の強度が格段に大きくなるこ
とを確認することができた。また上記のように大径孔4
0内に噴射された圧縮空気は上記のように段部42に当
接した後糸Nα18 人口方向へ流れ、糸導通孔39及び糸通路孔27内の加
熱糸ICに糸出口方向(糸引出し方向)への張力を作用
させることがないので、ロータ19内から引出されてい
る加熱糸1cの先端をロータ繊維集束部20aに確実に
把持させておくことができ、加熱糸1cが仮撚付与の為
にロータ19内から抜は落ちるような事故を防ぐことが
できる。
次に、上記のようにロータ19内から紡出される加熱糸
1cにロータ19のすぐ下の位置で空気仮撚ノズル30
によって強い仮撚が付与されるので、この強い仮撚がロ
ータ繊維集束部20aの繊維層近く迄伝播される。この
とき、上記のようにセンターピース26の上面が円滑に
仕上げられているので、空気仮撚ノズル30による加熱
糸ICに対する仮撚をロータ繊維集束部20aの位置ま
で良好に燃上げることができる。従って、センターピー
ス26とロータ繊維集束部2Oa間の加熱糸ICにロー
タ19の回転による実撚より著しく撚数の多い仮撚を伝
播することができ、これによりロータ19の回転数を少
なくした場合でも糸切れをNn 1 9 防止できる。また上記のようにロータ繊維集束部20a
の繊維層が加熱糸1cとしてロータ19外に引出される
とき、その加熱糸1cはロータ19の回転による実撚が
付与されるが、この実撚はロータ繊維集束部20aに単
繊維を集束、把持させる為にロータ19を回転させる結
果として付随的に付与されるもので、実際には無撚に近
く、との実撚の付与は結束紡績糸1にとって重要ではな
い。
例えば、英式綿番手を30′s、ロータ19の回転数を
1.300 Or p m、紡出速度を150 m/m
inとすると実撚は2.2撚/インチとなり、この実撚
だけでは糸と言えるものにはならない。また上記のよう
にロータ繊維集束部20aの繊維層が加熱糸1cとして
ロータ19外に引出されるとき、ロータ繊維集束部20
aからセンターピース26の中心に向かう加熱糸1cは
センターピース26を中心としてロータ部20の空中を
回転走行され、この加熱糸1cの走行面の一部Aに向け
て上記繊維開繊装置2の繊維移送路7から上記ばらばら
の単繊維1bが供給される。従って、この移送面に向け
て供給された単繊維の一部は上記のように強い仮撚が加
えられている加熱糸1cの外周に吹きかかってこの加熱
糸1cに絡み付くと共に巻き込まれ、残りの単繊維1b
は上記したようにロータ繊維集束部20aに集束される
。この場合、上記単繊維1bが供給される部分の加熱糸
10には上記したように空気仮撚ノズル30により強い
仮撚数との撚数差が第6図に示すように極めて大きくな
る。またロータ繊維集束部20aとセンターピース26
間の加熱糸1cは上記のようにセンターピース26を中
心にして空中を回転走行され、この加熱糸1cが単繊維
1bの供給部分を横切るようになっているので、単繊維
1bを加熱糸1cの外周に多数絡み付かせることができ
る。またロータ19の回転数と紡出速度を適当に選ぶこ
とによって上記単繊維1bを加熱糸1cの外周に長手方
向に均一に絡み付かせることができる。次に、上記のよ
うに外周に単繊維1bが絡み付けられた加No、 2 
1 撚糸1cはその後空気仮撚ノズル30の糸導通孔39を
通ってデリベリローラ48で引出されるが、」1記仮撚
状態の加熱糸1cが空気仮撚ノズル38位置を通過して
解撚作用を受けると、加熱糸1cは仮撚の撚数が零にな
って僅かな撚数の実撚状態となり、これと同時に上記加
熱糸1c外周の絡み繊維1dには加熱糸1cの解撚に伴
って上記実撚の撚方向とは逆方向の結束撚が付与され、
この絡み繊維1dが僅かな実撚状態の加熱糸1cの外周
を螺線状に捲回して結束し、デリベリローラ48を通過
した時点では第7図に示すような結束紡績糸1となり、
この結束紡績糸1がチーズ35に巻噴射された圧縮空気
の大部分は排気室100に排出されてニューマーに吸引
され、このとき仮撚付与によって発生する繊維くず等の
塵埃を同時に除去される。また、空気仮撚ノズル30に
おける第2本体36の段部42が摩耗した場合には、抜
止ナツト37を取外すことによって第2本体36をn2
2 別の新しいものに容易に取換えることができる。
なお、本願の空気仮撚ノズルは回転ロータを利用した種
々の紡績糸の製造の為に使用することができることは言
う迄もない。
効果 以上のように本発明にあっては、糸導通孔の糸入口側を
大径孔に糸出口側を小径孔に形成して糸導通孔の途中に
段部を形成し、その大径孔に大径開口させであるので、
糸導通孔に加熱糸を通して噴射孔から圧縮空気を噴射し
た場合、圧縮空気が大径孔内面に沿って旋回して加熱糸
に仮撚を付与することができて結束紡績糸の製造に使用
することができ、またその場合旋回気流が加熱糸を段部
に押付けるようにして積極的に旋回させることができて
加熱糸に対する仮撚効率を著しく高くすることができ、
これにより圧縮空気の消費量を少なくし得たり、高速紡
出時の糸強度を大きくし得る等の効果がある。また上記
のように構成しであるNo、 2 3 ので、大径孔内に糸出口側に向けて噴射した空気を段部
で反射させて加熱糸の紡出方向とは反対方向へ流出させ
ることができ、これにより回転ロータから引出した加熱
糸に仮撚を付与する結束紡績糸の製造装置に使用した場
合、回転ロータと空気仮撚ノズル間の加熱糸に引出し方
向へ無理な力が作用せず、ロータ繊維集束面での糸端の
糸把持を確実に維持することができ、回転ロータ利用の
結束紡績糸の製造を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は回転ロータ
利用の結束紡績糸の製造装置に示す断面図、第2図は空
気仮撚ノズル部分の拡大断面図、第3図はm−m線拡大
断面図、第4図はIV−IV線断面図、第5図は空気仮
撚ノズルの作用説明図、第6図はセンターピース部分の
糸構造を示す説明図、第7図は結束紡績糸の糸構造を示
す説明図である。 30・・・空気仮撚ノズル、39・・・糸導通孔、40
・・・大径孔、 41・・・小径孔、 42・・・段部
、43・・・噴射孔 特許出願人 豊和工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 糸導通孔を有し、この糸導通孔内を通る加熱糸に
    圧縮流体を用いて仮撚を付与するようにし ゛た空気仮
    撚ノズルにおいて、前記糸導通孔の糸入口側を大径孔に
    糸出口側を小径孔に形成して糸導通孔の途中に段部を形
    成し、前記大径孔にその大径孔内面に対して接線方向で
    かつ噴射気流が上記段部へ向かうように大径孔の軸線に
    対して傾斜した方向へ噴射孔を開口させて成る空気仮撚
    ノズル。 2、小径孔の孔径dが0.5mm(d (2,0m+*
    の式を満足するようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の空気仮撚ノズル。 3、 段部の構成材質をニューセラミックにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の空気
    仮撚ノズル。
JP17016583A 1983-08-19 1983-09-13 空気仮撚ノズル Granted JPS6065125A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17016583A JPS6065125A (ja) 1983-09-13 1983-09-13 空気仮撚ノズル
GB08420078A GB2147618B (en) 1983-08-19 1984-08-07 Process and apparatus for preparing fasciated spun yarns
IT22303/84A IT1174644B (it) 1983-08-19 1984-08-10 Procedimento ed apparecchiatura per preparare filati da fibra in fiocco fasciati
CH3936/84A CH659488A5 (fr) 1983-08-19 1984-08-16 Procede et dispositif pour produire des fils guipes.
US06/641,844 US4565064A (en) 1983-08-19 1984-08-17 Process and apparatus for preparing fasciated spun yarns
DE3430369A DE3430369C2 (de) 1983-08-19 1984-08-17 Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines Faserbündelgarns nach dem OE-Spinnverfahren

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JPH0253529B2 JPH0253529B2 (ja) 1990-11-19

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121552A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Honda Motor Co Ltd モータ式動力装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS572455U (ja) * 1980-06-06 1982-01-07

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