JPS6064902A - 殺虫用シ−ト及びその製造方法 - Google Patents

殺虫用シ−ト及びその製造方法

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JPS6064902A
JPS6064902A JP17274683A JP17274683A JPS6064902A JP S6064902 A JPS6064902 A JP S6064902A JP 17274683 A JP17274683 A JP 17274683A JP 17274683 A JP17274683 A JP 17274683A JP S6064902 A JPS6064902 A JP S6064902A
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JP
Japan
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insecticidal
material layer
sheet
insecticidal liquid
powder
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Pending
Application number
JP17274683A
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English (en)
Inventor
Takao Kato
孝夫 加藤
Shuichi Ueda
修一 上田
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はゴキグリ等の殺虫用シート及びその製造方法に
関し、更に詳述するとゴキブリ等の害虫がその上を歩く
などして接触すると害虫が死ぬようにした殺虫用シート
及びその製造方法に関する。
従来、ゴキブリ等の害虫の殺虫方法としては、例えばエ
アゾール殺虫剤を床面に噴霧しておき、その噴霧面に害
虫が歩くなどし7て接触した場合、害虫が死ぬといった
方法かあるが、この方法は噴霧時に薬剤が飛散するため
、台所等での使用は好ましいものではない。また、刷毛
を用いて殺虫塗布剤を塗布する方法もあるが、この方法
は薬剤の飛散はないもあの塗布面が汚れてシミが生じる
等の問題がある。更に、これらの欠点を改良したものと
して、害虫がその上を歩くと死ぬようにした殺虫用シー
トがいくつか提案されている(特公昭39−6569、
実公昭41−6959、同55−11671、特開昭5
4−17127)が、これらは単にクラスチックや紙等
の基材表面に殺虫液を塗布又は噴歿したものであり、べ
たついたり、紙等の基材に薬剤が浸透してその効果が十
分発揮されず、使用性や効果の点で満足されるものでは
ない。また、基材として起毛状基材、例えば天然羊毛布
等を用い、これに殺虫液を塗布したものもあるが、この
ものは殺虫液を余分に必要としたり、基材の裏側に殺虫
液が浸透するなど、殺虫液の保持の点で問題がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、薬剤(殺虫成
分)の保持性がよく、しかも基材に対する薬剤の浸透が
ないので、薬剤の効果を確実に発揮させることができる
殺虫用シート及びその製造方法を提供することを目的と
する。
即ち、本発明は上記目的を達成するため、殺虫用シート
の構成として、殺虫液非浸透性材を基材とし、この基材
上に殺虫液浸透性材層を設け、この浸透性材層に殺虫液
を保持させるようにしたものであり、この殺虫用シート
の製造方法として、特に基材に対する殺虫液浸透性材層
の形成に静電気法を採用したものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に係る殺虫用シートは、第1図に示したように、
殺虫液非浸透性材より形成された基材1の上面に殺虫液
浸透性材層2を設けてなるもので、この浸透性材層2に
殺虫液を保持させたものである。
ここで、基材を形成する殺虫液非浸透性材としては、プ
ラスチックシートや金属板などが使用できる。この場合
、基材は単層構造に限られず多層構造とすることができ
るが、基材を多層構造とする場合、下側層(浸透性材層
と接触しない部分)は紙、不織布等の殺虫液浸透性材で
形成することができる。また、基材の裏面には必要に応
じて粘着層を設け、使用時にこの粘着層の作用で所用箇
所に貼着するようにすることができる。
また、前記基材の上面に積層される殺虫剤浸透性材層は
、紙、不織布、織布なとで形成するほか、短繊維を植磁
したり、粉粒体を用いて形成するなど、殺虫液浸透可能
なあらゆる材質を使用して形成することができ、この浸
透性材層に殺虫液を保持系せるものである。
この場合、浸透性材層を紙、不織布、絹布、連続気泡性
のプラスチック発泡フィルムなどのシート状物を用いて
形成するに際しては、これらシート状物を接着剤を使用
したり熱融着を行なうなどして基材に積層することがで
きる。また、これらシート状物の厚さは10μm以下と
することが好ましく、更に坪量は501/m以下、より
好適には10〜209/m とすることが好ましい。シ
ート状物があまり厚くなると、殺虫液がシート状物の下
部に流下して内部に保接される量が多くなり、シート状
物表面側の殺虫液゛保持量が少なくなるため、効力が低
下し、その上を害虫が歩いても死なない場合が生じる。
また、浸透性材層を短繊維の植毛により形成する場合、
短繊維としては動物性繊維、植物性繊維、合成繊維等を
用いることができる。
短繊維の植毛手段としては、例えば1社以下の短繊維を
用いて静電植毛法を採用することが有効である。静電植
毛法は公知の方法が採用され、基材の一面全面或いは部
分的に植毛を施すことができる。このような部分的な植
毛手段としては、プリント植毛の方法が好適に用いられ
、これにより例えば第2,3図に示したように基材1の
一面にその周縁部を除いて植毛部2aを形成することが
簡単にでき、かつこのように基材の端縁部を除いた部分
のみに殺虫液を保持させる植毛部(浸透性材層)を形成
することによって、使用時などに殺虫液を保持した植毛
部(浸透性材層)を直接手でされることなしに殺虫用シ
ートを持つことができる。なお、第3図中3はプラスチ
ックシートから形成された上層、4は厚紙より形成され
た下層であり、基材1がこれら上下層3.4により構成
された例を示しており、また5は植毛部2aを固着する
接着剤層である。
また、上述した静電植毛法の採用により、第4図に示し
たように、L字状基材1の表面に植毛部2a(浸透性材
層〕を簡単に形成することができ、このように縦壁を設
けた場合はゴキブリ等の駆除に有効なものである。
本発明においては、更に浸透性材層を粉粒体により形成
することができる。この場合、粉粒体としては各種の無
機粉粒体が使用されるが、効力の点で活性炭粉末が特に
好ましい。また、これら粉粒体の平均粒度は30μm以
下、特に20μm以下とすることが好ましい。
このような粉粒体の浸透性材層の形成手段は種々の方法
が可能であるが、特に静電気を利用して基材表面に粉粒
体層を形成する方法が最も好ましく、これにより粉粒体
を基材上に均一にかつ所定の厚さに確実に付着させるこ
とができる上、この方法は簡便でしかも粉粒体を基材に
より強く付着させることができる。ここで、静電気によ
る粉粒体の付着方法としては、静電粉体塗装法や静電複
写(電子写真)法による粉粒体付着技術が応用でき、更
に第5図に示したように溝6を有する基台7に粉粒体8
を散布し、ヘラを用いて粉粒体8を基台7の溝6中に充
填することにより、基台7に一定量の粉粒体8を採取し
、この基台7上に基材1を置いてその上からコロナ放電
を行ない(例えば5000 V) 、基材1を帯電させ
て粉粒体8を基材1に付着させるコロナ放電による転写
法を採用することができる。
なお、このように粉粒体の付着によって殺虫液浸透性材
層を形成す全場合、粉粒体は基材に直接付着するように
してもよく、更には基材に短繊維を植毛し、仁の植毛部
に粉粒体を付着するようにしてもよい。また、基材は殺
虫液非浸透性材が好ましいが、場合により紙、不織布、
織布、連続気泡構造のプラスチック発泡フィルム等を使
用して形成し、これらに粉粒体を直接付着させることも
できる。
上述したような基材上に粉粒体の浸透性材層を形成し、
この粉粒体に殺虫液を保持させた殺虫用シートは非常に
膜中効果が高く、効果的に殺虫効力を発揮するものであ
ると共に、粉粒体を配合したエアゾール殺虫剤を使用し
た場合に噴霧面が粉粒体で汚れるkいった欠点がなく、
使用場所を汚すことなく用いることができるものである
本発明においては、上述した如き殺虫液浸透性材層に殺
虫液を保持させるものであるが、殺虫液を構成する殺虫
成分としては、ピレスロイド系殺虫剤、有機リン剤、カ
ーバメイト系殺虫剤等が使用でき、更にビにロニルブト
キザイド等の共力剤、その他通常殺虫液の製造に用いら
れる各種成分を配合することができる。なお、ピレスロ
イド系殺虫剤トシテはアレスリン、フタルスリン、フェ
ノトリン、レスメトリン、パーメスリン等が使用できる
が、特にレスメトリン、パーメスリンが好ましい。
殺虫液を殺虫液浸透性材層に保持させるに際しては、暴
利上に浸透性材層を形成した後、スプレー法、塗布法等
の適宜な方法により殺虫液を浸透性材層に含浸させるな
どして保持させることができるが、浸透性材層を構成す
る側斜に予じめ殺虫液を含浸させておき、この殺虫液含
浸材料を用いて基材上に浸透性材層を形成するようにし
でもよく、特に粉粒体付着法によるときは、予じめ活性
炭等の粉粒体に殺虫液を含浸させて粉粒状殺虫剤を形成
し、これを用いて付着を行なうようにすることが好まし
い。
なお、本発明の殺虫用シートには、殺虫液を保持する浸
透性材層の表面に剥脱可能に被覆テープを設け、使用時
にこの被覆テープを剥離して用いるようにすることがで
きる。
本発明の殺虫用シートは、殺虫液非浸透性材よりなる基
利主に殺虫液を保持した殺虫液浸透性材層を形成したこ
とにより、殺虫液は基材に浸透することがなく、浸透性
材層4に良好に保持されるので、殺虫成分の効力が有効
に発揮きれ、ゴキブリ等の害虫が浸透性材層の上を歩く
などして接触することにより害虫が効果的に殺虫される
ものである。
また、殺虫用シートの製造において、基材上に殺虫□液
浸透性材層を形成する場合、静電気を用いて浸透性材層
を構成する材料を基材に付オ゛;させることにより、均
一かつ所望の厚きで確実にしかも強固に付着することが
でき、上述した如き優れた効果を有する殺虫用シ・−ト
を簡単に製造することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明殺虫用シートの一実施例を示す断面図、
第2図は本発明殺虫用シートの他の実施例を示す平面図
、第3図は同側の断面図、第4図は本発明殺虫用シート
の更に別の実施例を示す斜視図、第5図は本発明殺虫用
シートの製造法の一例を説明する断面図である。 1・・・基材、2・・・殺虫液浸透性材層、2a・・・
植毛部。 出願人 ライオン株式会社 代理人 弁理土手 島 隆 司 第1図 ? 第3図 2a 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、殺虫液浸透性材層 浸透性材層を形成すると共に、この浸透性側層に殺虫液
    を保持させてなることを特徴とする殺虫用シート。 2、殺虫液浸透性材層が紙、不織布、織布又は11!続
    気泡構造のプラスチック発泡フィルムから形成された特
    許請求の範囲第1項記載の殺虫用シート。 3 殺虫液浸透性材層の厚さが10μm以下である特許
    請求の範囲第2項記載の殺虫用シート。 4 殺虫液浸透性材層の坪量が50.9/n?以下で々
    )る特許請求の範囲第2項又は第3項記載の殺虫用シー
    ト。 5 殺虫液浸透性材層が短繊維を植毛することによって
    形成されたものである特許請求の範囲第1項記載の殺虫
    用シート。 6、殺虫液浸透性材層が粉粒体により形成された特許請
    求の範囲第1項記載の膜中用シート。 7 粉粒体が活性炭であるギJ許請求の「j間第6項記
    載の殺虫用シート。 8、粉粒体の平均粒度が30μm 以下である特許請求
    の範囲第6項又は第7項記載の殺FJl用シート。 9、殺虫液非浸透性材よりなる基材上に殺虫液浸透性材
    層を形成すると共に、この浸透性材層に殺虫液を保持さ
    せた殺虫用シートの製造方法において、浸透性材層を形
    成すべき側斜を静電気を用いて基材に付着することによ
    り、基材上に浸透性材層を形成したことを特徴とする殺
    虫用シートの製造方法。 10 浸透性材層を形成すべき利料が短繊維であり、こ
    の短繊維を静電植毛により基材上に植毛付着させた特許
    請求の範囲第9項記載の製造方法。 11、短繊維の植毛後、この植毛部に殺虫液を供給し、
    保持させた特許請求の範囲第10項記載の製造方法0 12、 浸透性材層を形成すべき材料が粉粒体であり、
    この粉粒体を基材上に静電気により付着させた特許請求
    の範囲第9項記載の製造方法。 13、粉粒体が活性炭である特許請求の範囲第12項記
    載の製造方法。 14、粉粒体の平均粒度が30μm以下である特許請求
    の範囲第12項又は第13項記載の製造方法。 15 粉粒体として予しめ殺虫液が含浸されているもの
    を用いた特許請求の範囲第12項乃至第14項いずれか
    記載の製造方法0
JP17274683A 1983-09-19 1983-09-19 殺虫用シ−ト及びその製造方法 Pending JPS6064902A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63122603A (ja) * 1986-11-11 1988-05-26 Oike Ind Co Ltd 害虫防止兼保温シ−ト

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63122603A (ja) * 1986-11-11 1988-05-26 Oike Ind Co Ltd 害虫防止兼保温シ−ト

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