JPS606462B2 - 除霜装置 - Google Patents

除霜装置

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JPS606462B2
JPS606462B2 JP52120691A JP12069177A JPS606462B2 JP S606462 B2 JPS606462 B2 JP S606462B2 JP 52120691 A JP52120691 A JP 52120691A JP 12069177 A JP12069177 A JP 12069177A JP S606462 B2 JPS606462 B2 JP S606462B2
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JP
Japan
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temperature
defrosting
temperature difference
measurement time
circuit
Prior art date
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Expired
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JP52120691A
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English (en)
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JPS5454351A (en
Inventor
隆夫 中本
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冷凍装置における除霜装置に係り、詳しくは着
霜速度に応じて適切な除霜運転を行ない、除霜運転回数
の多寡を防いで効率の良い冷凍運転を発揮し得る如くし
た新規な構成の除霜装置に関する。
従来の冷凍装置に使用されている除霜指令器(以下デア
ィサと称する)は、一般に外気温度が−5土2.5oo
の範囲にあって、運転時間が長時間城では50HZで6
6分、6冊2で55分に設定され、一方、短時間城では
50HZで44分、即日Zで37分に設定された周期に
よって除霜開始指令を発し、そして除霜終了指令は外気
温度が10±2.5℃の範囲で夕ィムセーフ(強制的に
除霜終了させる時間)が長時間城では50HZで11分
、60HZで9.2分に、短時間域では5皿Zで7.3
分、60HZで6.1分に設定されており、取扱者が外
気温の高低により長短いずれかを選択して決定するもの
である。
このようにタイマーの設定周期は長・短2種類であり、
運転状態によっては霜の付着が非常に大さし、にもか)
わらず(特に外気温度が低いとき)、除霜運転が適切な
時間に開始しない欠点がある。
又、外気温度が3〜8℃での暖房運転時に殆んど霜が付
着しないにもか)わらず、クーラ部の温度が−5℃以下
となるので、除霜運転を所定時間毎に行うこととなる。
このように、従来のデアィサでは霜の付着量が多いにも
か)わらず除霜を開始しないし、付着量が少ないのに除
霜を開始するなどの不都合があって、霜付現象の実態に
則しない不自然な除霜がなされる欠点を有していた。本
発明はか)る事実に鑑み霜の付着程度に応じた適切な除
霜運転を自動的かつ正確に行わせることが可能な除霜装
置を提供することによって、上述せる従来欠陥を根本的
に排除しようとするものであり、特に外気温度と低圧側
クーラ部温度との差を所定時間毎に検知記憶し、その差
が前段の所定時間に比して大きくなると除霜を開始する
ようにする点を特徴としていて、そのために冷凍装置の
低圧側蒸発器部の温度を検知する温度検知器と、外気温
度を検知する温度検知器と、前記両温度検知器によって
検知した2温度の差を所定周期を持つ測定時点毎に記憶
し、かっこの記憶情報を少くとも次の測定時点まで記憶
する言己億回路と、この記憶回路に記憶した情報群のう
ちの現測定時点における温度差と、その直前に記憶した
温度差とを測定時点毎に比較して、前者の温度差が後者
の温度差に対し所定比以上の値である場合に出力を発す
る比較回路と、該比較回路の出力によって除霜指令を前
記冷凍装置に付与する除霜指令器とから除霜装置を構成
している。
しかして上述の構成となした本発明は一定した霜の付着
量で除霜運転に入らせて、無駄な除霜を無くすることが
できる。
本発明の実施例をさらに添付図面によって詳細に説明す
れば、第1図は本発明の実施例に係る冷暖房装置の回路
図であって、1は圧縮機、2は四路切襖弁、3は暖房時
蒸発器として使用する室外側コイル、4は逆止弁5を並
列に有する暖房用膨脹弁、6は逆止弁Tを並列に有する
冷房用膨脹弁、8は暖房時凝縮器として作用する室内側
コイル、9は受液器「 10‘まアキュムレータを夫々
示し、それ等各機器を図示の如く公知の冷媒循環回路に
連繋して、冬期の暖房運転中にクロスフィン構造の室外
側コイル3に霧付きが生ずると、四路切換弁2を操作し
て、袷煤を図の矢印線方向に流通し、冷房サイクルと同
じ除霜運転回路に切換えて除霜を行わせるようにしてい
る。
この冷暖房装置において、除霜を自動的に行わせるため
の除霜装置は、室外側コイル3部例えば分流器の表面温
度を検知する第1温度検知器11と、外気温度を検知す
る第2温度検知器12と、指令信号を受けて作動し、こ
の作動を所定条件下の間保持するデアィサ13と、記憶
回路15および比較回路16を要素とする電気回路14
とから形成されている。
デァィサ13は除霜指令が投入されると作動し、かつ除
霜終了の指令が投入されるまで前記作動を持続する制御
器であって、室外側コイル3の分流器部に添着した感温
筒17と連絡し、該感温筒17が高温城であることを検
知すると、その筒内圧力の変化によって出力部例えばス
イッチの閉成作動が拘束されるようになっている。
しかして前記電気回路14において、記憶回路15は2
つの入力端子を有しており、この両入力端子を第1温度
検知器11、第2温度検知器量2の出力部と夫々連絡し
ているが〜その回路構成は託橋部とタイマー回路とを要
素としている。
一方「比較回路16は記憶回路15からの2つの信号を
受けるとトこの両信号の大小関係比を算定して、特定条
件下において出力を発し、該出力をデアィサ亀3に作動
指令として伝送する如き回路構造となっている。上述の
構成にある冷暖房装置の除霜運転態様について第2図お
よび第3図を参照しつつ以下説明する。
暖房運転開始指令】8の発信によって除霜装置には通電
が成される。
そして圧縮機1の運転が所定時間例えば18分経過亀9
した時点で前記々億回路亀5が作動を開始して、タイマ
ー回路で設定した時限例えば3分を測定周期として、こ
の測定時点毎に第1温度検知器竃1の検知信号則ち蒸発
器部の温度(Cn)と〜第2温度検知器12の検知信号
則ち外気温度(畑)とを記憶部に記憶20する。
なお、この記憶情報は適当な時間に限って記憶させれば
よく、少くとも次の測定時点を過ぎるまでの閲読臆させ
ることによって、その機能を発揮し得る。
さらに前記々億回路15は前記両検知信号(柵)と(C
n)との差則ち△Tn=知‐Cnを算定して、これを同
時に記憶21する。
このようにして記憶が成されるとト次段の比較回路16
において、記憶回路15に記憶した情報群のうちから現
測定時点での測定温度差(△L)と、その直前に記憶し
た温度差(△T,)とを測定時点毎に比較して「前者の
温度差(△T2)の単位時間当りの変化値劇ちK:△T
2‐△T, △t(3分) を算定22して、該変化値Kを基準値は例えば0.3〜
0.4と比較23する。
この比較23の結果がKSQであると、出力は発せず、
一方K>Qであると出力を発して、蒸発器部の温度(C
n)が例えば一5℃以下となる条件が成立24すること
によってデアィサ13に除霜開始指令25を発する。
一般的に外気温度(An)と「蒸発器部温度(Cn)と
の関係は第3図に示す如き状態になると考えられ、即ち
コイルに霜がつきはじめると現測定時点の温度差(△T
2)はその直前における測定時点の温度差(△T,)に
比して大きくなる。
ところで従来の差温式デアィサは△Lが所定値以上にな
ると除霜指令を出していたが、第1温度検知器11の取
付位置、運転状況により△T2に大きな差があり、△T
2の絶対値のみによって除霜指令を発したのでは誤作動
を起しやすくなる。そこで本発明は現在の温度差(△T
2)が直前の温度差(△T,)に比べて一定値以上の傾
きが付く状態になったところで除霜指令を発するように
したことにより、謀作動のない除霜運転が行なえる。
このようにして除霜指令が出されると、冷凍サイクルは
暖房サイクルから冷房サイクルに切り換って、室外側コ
イル3は凝縮器として作用し、高圧冷嬢の凝縮熱によっ
てコイル表面の着霧は漸次融霜する。
そして室外側コイル3の出口側となる分流管内の高圧冷
蝶温度が8〜1〆0の範囲にあり26〜 あるいは高圧
側の飽和温度がェャコンの場合で30〜3500、チラ
−の場合で40〜45ooの範囲にあり27、もしくは
除霜運転時間がデアィサの所定時間例えば6〜12分に
達する28ことによって、デアィサ13はデフロスト完
了指令29を発して冷腰房装置を再び、元の暖房サイク
ルに切換える。
このようにして1サイクルの除霜運転は完了し、以上の
自動作動を再び繰り返す。本発明は以上の説明により明
らかにした如く、外気温度と低圧側蒸発器部の温度との
差を所定時間毎に検知、記憶し、この記憶情報のうちで
現測定時点の温度差(△T2)がその直前の測定時の温
度差(△T,)に対し所定比以上の値である場合に除霜
指令を発するようにしたから、外気温度によって付着量
が変動する霜を「 これに適合した時間において除霜す
ることが可能となり、常に一定した霜の付着量で除霜運
転に入るので、霜付きが多くないのに除霜を開始したり
、逆に多いのに除霜を開始しない誤作動は全く解消され
、冷凍装置を効率良く運転し得るし、雰囲気温度は変動
がなく安定した冷凍運転が可能となる。
さらに無駄な除霜を排除し得ることにより、ランニング
コストの低減がはかれて、経済的利点にも富み、以上の
ように本発明は種々の実用的効果を発揮し誠に有用な除
霜装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の1実施例に係る冷暖房装置の基本
回路図、第2図は本発明装置の作動態様を示す運転制御
手順図、第3図は同じく本発明装置の原理説明図である
。 11,12・・・・・・温度検知器、13・・・・・・
除霜指令器、15……記憶回路、16・・・・・・比較
回路。 髪7図髪之図 髪3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 冷凍装置の低圧側蒸発器部の温度を検知する温度検
    知器11と、外気温度を検知する温度検知器12と、前
    記両温度検知器11,12によつて検知した2温度の差
    (ΔT)を所定周期を持つ測定時点毎に記憶し、かつこ
    の記憶情報を少くとも次の測定時点まで記憶する記憶回
    路15と、この記憶回路15に記憶した情報群のうちの
    現測定時点における温度差(ΔT_2)と、その直前に
    記憶した温度差(ΔT_1)とを測定時点毎に比較して
    、前者の温度差(ΔT_2)が後者の温度差(ΔT_1
    )に対し所定比以上の値である場合に出力を発する比較
    回路16と、該比較回路16の出力によつて除霜指令を
    前記冷凍装置に付与する除霜指令器13とからなること
    を特徴とする冷凍装置における除霜装置。
JP52120691A 1977-10-06 1977-10-06 除霜装置 Expired JPS606462B2 (ja)

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JP52120691A JPS606462B2 (ja) 1977-10-06 1977-10-06 除霜装置

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JPS5454351A JPS5454351A (en) 1979-04-28
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JPS59219660A (ja) * 1983-05-25 1984-12-11 シャープ株式会社 空気調和機
JPS59219662A (ja) * 1983-05-25 1984-12-11 シャープ株式会社 空気調和機
JPS61168771A (ja) * 1985-01-22 1986-07-30 富士電機株式会社 冷凍装置の除霜制御方式

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