JPS606384B2 - エレクトロクロミツク材料の製造方法 - Google Patents
エレクトロクロミツク材料の製造方法Info
- Publication number
- JPS606384B2 JPS606384B2 JP53153460A JP15346078A JPS606384B2 JP S606384 B2 JPS606384 B2 JP S606384B2 JP 53153460 A JP53153460 A JP 53153460A JP 15346078 A JP15346078 A JP 15346078A JP S606384 B2 JPS606384 B2 JP S606384B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- display
- electrochromic materials
- present
- manufacturing electrochromic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ェレクトロクロミック(以下ECと略す)材
料の製造方法に関するものであり、特に金属アルコラー
トの分解によってEC材料を製造することを特徴とする
ものである。
料の製造方法に関するものであり、特に金属アルコラー
トの分解によってEC材料を製造することを特徴とする
ものである。
従来からEC材料は真空葵着又はスパッタリング法によ
って酸化物をアモルファス状態で被覆していたため非常
に高価であり、又均質なものを経済的に確保することが
困難であり、ひいてはEC表示のくり返し寿命のバラッ
キとなって表われていた。
って酸化物をアモルファス状態で被覆していたため非常
に高価であり、又均質なものを経済的に確保することが
困難であり、ひいてはEC表示のくり返し寿命のバラッ
キとなって表われていた。
本発明は、かかる欠点を解決するための新規な技術であ
る。
る。
本発明は、一般式M(OR)Nなる金属アルコラートを
適当な溶媒に稀釈後、加水分解、熱分解等の分解反能に
よって、EC挙動を示す金属酸化物を得んとするもので
ある。
適当な溶媒に稀釈後、加水分解、熱分解等の分解反能に
よって、EC挙動を示す金属酸化物を得んとするもので
ある。
MはW,Ti,Moなどであり、M(OR)Nとして1
種又は2種以上が混合して用いられる。Rはアルキル基
を示す。望ましくは炭素数1〜8のアルキル基である。
M(OR)Nを混合して用いる時、必ずしもRは同一で
ある必要はない。NはM金属の原子価である。金属アル
コラートはアルコール類、ェステル類、ケトン類、芳香
族類、ハロゲン類が単独又は何種類か混合して用いられ
る。本発明に用いられるM(OR)Nは、次のように合
成される。
種又は2種以上が混合して用いられる。Rはアルキル基
を示す。望ましくは炭素数1〜8のアルキル基である。
M(OR)Nを混合して用いる時、必ずしもRは同一で
ある必要はない。NはM金属の原子価である。金属アル
コラートはアルコール類、ェステル類、ケトン類、芳香
族類、ハロゲン類が単独又は何種類か混合して用いられ
る。本発明に用いられるM(OR)Nは、次のように合
成される。
M(OR)Nは、基板又は電極上に塗布後、加水分解又
は熱分解されてアモルファス金属酸化物となる。
は熱分解されてアモルファス金属酸化物となる。
つまり
例I W(OR)6十祖20一W03十跡OH↑例
2 Tj(OR)4十2日20→Ti02十4R
OH↑本発明によるEC材料は、電極,EC材料/電解
質/電極 例えば、Sn02・W03/日2S04・日
20/Niなる電気化学系で用いられる。
2 Tj(OR)4十2日20→Ti02十4R
OH↑本発明によるEC材料は、電極,EC材料/電解
質/電極 例えば、Sn02・W03/日2S04・日
20/Niなる電気化学系で用いられる。
電極としては、透明導電膜、金属電極等が電解質として
フロトン、Lj+,Nが,K十,Ag十等を含む有機又
は無機溶媒又は固体電解質が用いられる。
フロトン、Lj+,Nが,K十,Ag十等を含む有機又
は無機溶媒又は固体電解質が用いられる。
両電極間には、1.0〜5V程度の直流電流を印加する
と、カソード側でEC材料が着色を示す。消去には、正
負逆転させるか、両極間をショートする。又、EC表示
の特徴であるメモリーは、着色後スイッチオフによって
蓮せられる。その他、駆動方法としては、ポテンシオス
タットによる三電極駆動、定電流駆動等があげられる。
EC表示の寿命を長くするには、三電極駆動が望ましい
とされている。前記電解溶液には、顔料、染料等及び酸
化還元助剤等を混合して用いても良い。本発明によるE
C材料を用いた表示は「時計、電卓、テレビ、レベル〆
−夕−、グラフィックディスプレイ等に用いられる。以
下、実施例に従って説明する。
と、カソード側でEC材料が着色を示す。消去には、正
負逆転させるか、両極間をショートする。又、EC表示
の特徴であるメモリーは、着色後スイッチオフによって
蓮せられる。その他、駆動方法としては、ポテンシオス
タットによる三電極駆動、定電流駆動等があげられる。
EC表示の寿命を長くするには、三電極駆動が望ましい
とされている。前記電解溶液には、顔料、染料等及び酸
化還元助剤等を混合して用いても良い。本発明によるE
C材料を用いた表示は「時計、電卓、テレビ、レベル〆
−夕−、グラフィックディスプレイ等に用いられる。以
下、実施例に従って説明する。
実施例 1
第1図は、代表的なEC表示体の横断面図である。
第1図において、1は透明ガラス基板、2は酸化スズ透
明電極、3は本発明によるEC材料、4はNi電極、5
はシール材、6はグリセリン:日2S04の90:10
の溶液から成る。本発明によるEC材料は、電極2のパ
ターニング後被覆された。第1表は、本発明のスターテ
ィングコンパウンド、EC種、形成条件、EC駆動電圧
、くり返し寿命を示す。
明電極、3は本発明によるEC材料、4はNi電極、5
はシール材、6はグリセリン:日2S04の90:10
の溶液から成る。本発明によるEC材料は、電極2のパ
ターニング後被覆された。第1表は、本発明のスターテ
ィングコンパウンド、EC種、形成条件、EC駆動電圧
、くり返し寿命を示す。
・
なお、スターテイングコンパウンドM(OR)Nは、イ
ンプロピルアルコールに20%溶液として用い、マッフ
ル炉を用いて分解した。
ンプロピルアルコールに20%溶液として用い、マッフ
ル炉を用いて分解した。
本発明によって得られたEC表示体は、再現性に優れて
いた。又、W03・Ti02系EC表示は、従来のもの
に比し、くり返し寿命で約2倍に伸びた。W031Ti
03系EC表示を腕時計に用いたところ、ダークフル−
の美しい表示が得られた。
いた。又、W03・Ti02系EC表示は、従来のもの
に比し、くり返し寿命で約2倍に伸びた。W031Ti
03系EC表示を腕時計に用いたところ、ダークフル−
の美しい表示が得られた。
第1図・…・・EC表示体の横断面図。
ゲー図
Claims (1)
- 1 一般式M(OR)N(M:W,Ti,Mo,R:直
鎖又は側鎖のアルキル基、N:Mの原子価)から成る金
属アルコラートの1種又は2種以上の分解によって、エ
レクトロクロミツク酸化物を基板上に形成することを特
徴とするエレクトロクロミツク材料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53153460A JPS606384B2 (ja) | 1978-12-11 | 1978-12-11 | エレクトロクロミツク材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53153460A JPS606384B2 (ja) | 1978-12-11 | 1978-12-11 | エレクトロクロミツク材料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5580482A JPS5580482A (en) | 1980-06-17 |
JPS606384B2 true JPS606384B2 (ja) | 1985-02-18 |
Family
ID=15563035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53153460A Expired JPS606384B2 (ja) | 1978-12-11 | 1978-12-11 | エレクトロクロミツク材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606384B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02170790A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-02 | Victor Co Of Japan Ltd | 画像情報磁気記録/再生装置及び画像情報磁気記録媒体 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57140339A (en) * | 1981-02-24 | 1982-08-30 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | Removing method for metallic oxide film |
US5019420A (en) * | 1989-01-17 | 1991-05-28 | Eic Laboratories, Inc. | Process for forming a reduced electrochromic layer in contact with an ion conducting oxide |
-
1978
- 1978-12-11 JP JP53153460A patent/JPS606384B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02170790A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-02 | Victor Co Of Japan Ltd | 画像情報磁気記録/再生装置及び画像情報磁気記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5580482A (en) | 1980-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5030331A (en) | Process for preparing iridium oxide film | |
KR100642944B1 (ko) | 칼라 안정화된 일렉트로크로믹 디바이스 | |
ES484361A1 (es) | Un metodo de producir electrodos metalicos | |
JPS62483B2 (ja) | ||
JP3211036B2 (ja) | リチウムイオンでインターカレーションされた酸化ニッケル電極 | |
JPS606384B2 (ja) | エレクトロクロミツク材料の製造方法 | |
JPH0143937B2 (ja) | ||
Gores et al. | Non-aqueous electrolyte solutions: Promising materials for electrochemical technologies | |
EP0068634B1 (en) | A process of making iron (iii) hexacyanoferrate (ii) and to iron (iii) hexacyanoferrate (ii) made thereby | |
Ravichandran et al. | Indirect electroreduction of o-nitrophenol to o-aminophenol on titanium dioxide coated titanium electrodes | |
US4432612A (en) | Phthalocyanine electrochromic display with improved cycle life | |
JPS58115420A (ja) | エレクトロクロミツク表示体 | |
JPS61223724A (ja) | エレクトロクロミツク表示素子 | |
Preusser et al. | Electrodeposition of CdS using nonaqueous triphenylstibine sulfide | |
JPH05306144A (ja) | 酸化タングステン被膜とその製造方法、およびそれを用いたエレクトロクロミック素子 | |
JPS60173524A (ja) | エレクトロクロミック表示装置の対極の製造方法 | |
JPS6057574B2 (ja) | エレクトロクロミツク電極の製造方法 | |
JPS589927B2 (ja) | エレクトロクロミツク表示装置 | |
JPS6017724A (ja) | エレクトロクロミツク表示装置 | |
JPS6335006B2 (ja) | ||
KR100388390B1 (ko) | 이산화티탄-염화리튬 전기변색물질, 이를 이용한전기변색장치용 파우더 및 필름전극의 제조방법 | |
YOSHINO et al. | Electrolytic Synthesis of Hydrated IrOx Thin Films and Their Electrochromic Properties | |
JPS5499787A (en) | Electrically coloring display element | |
JPS6360366B2 (ja) | ||
JPH0339724A (ja) | エレクトロクロミック素子 |