JPS6063600A - 可変閾値型音声検出器 - Google Patents

可変閾値型音声検出器

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JPS6063600A
JPS6063600A JP58156098A JP15609883A JPS6063600A JP S6063600 A JPS6063600 A JP S6063600A JP 58156098 A JP58156098 A JP 58156098A JP 15609883 A JP15609883 A JP 15609883A JP S6063600 A JPS6063600 A JP S6063600A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、音声信号の有無を判定する音声検出器に関す
る。
音声検出器は主にDa I (Digital 5pe
echト Int’j’i;olationの略称である。)装置
に組み込まれ、D8I装置への入力チャンネルに音声信
号があるかないかを判定するために用いられ、その特性
がD8I装置の通話品質、更にはシステム設計に大きな
影響を及ぼす。従って音声検出器に要求されることは、
(1)音声信号に対して可及的速や(5) かに応答すること、(2)雑音に対してなるべく応答し
ないこと、(3)簡単なハードウェアで実現できること
等が挙げられる。尚、D8I装置に関しては、例えば、
1976年3月発行のニス・ジェー・キャンパネラ(8
,J 、 Campanella )による文献「ディ
ジタル スピーチ インターポレーション(Digit
al 5peech Interpolation) 
Jの127頁〜158頁に詳述されているので参照され
たい。
従来、ハードウェア規模が簡単で検出論理が明瞭である
方法としてレベル検出法が知られているが、この方法は
入力信号の信号エネルギー(電力及び振幅)を検出後、
閾値と比較することにより音声信号の有無を判定するも
のである。才たレベル検出法を用いた音声検出器の中で
、入力信号の振幅と予め定められ、た閾値とを比較する
固定閾値型音声検出器が、最もハードウェア規模が簡単
でかつ、確実な音声検出器として知られている。
次に図面を参照しながら、この固定閾値型音声検出器の
原理を説明する。
第1図は固定閾値型音声検出器の原理を示すブ(6) ロック図であり、信号入力端子1.振幅閾値入力端子2
.vR幅比較回路3.累積回路4.累積回路への入力信
号として+1.−1を与える増加・減少制御線5および
6.音声検出用フリップフロ。
プ7.音声検出用フリップフロップセット・リセ、ト制
御線8および9.音声検出結果出力端子10からなって
いる。なお、この場合累積回路は可逆カウンタ(アップ
ダウン・カウンタ)で置換できる。
図において、端子1より入力される入力信号は標本化周
期ごとに振幅比較回路3において、端子2より入力され
る予め定められた振幅閾値(THa)と比較される。そ
の結果、入力信号振幅が振幅閾値よりも大きいと、累積
回路増加制御線5を使って累積回路4の内容が1だけ増
加される。また、逆に入力信号像幅が振幅閾値よりも小
さいと、累積回路減少制御線6を使って累積回路4の内
容が1だけ減少される。但し、累積回路の内容は負の値
にならないようになっている。
音声信号が到来し、型幅閾値を超える入力が多くなると
、累積回路の内容は順次増加する。もちろん、その間に
振幅閾値以下の入力が加わると、可逆カウンタの内容は
1だけ減少する。このようにして、累積回路の内容が予
め設定された持続時間の閾値(’rat )に達すると
、音声検出用フリップフロップのセット制御線8を使っ
て音声検出用フリ、プフロップ7がセットされ、音声が
検出されたことになり、端子10よりその結果が出力さ
れる。
また、音声が検出されなくなると、例えば、それは累積
回路4の内容が0になることで示されるが、その時、音
声検出用フリップフロップ7は音声検出用フリップフロ
ップのリセット制御線9を使ってリセットされ、端子1
0よりその結果が出力されるが、一般にはある一定時間
の後にリセットされる。これは、ハングオーバーと称さ
れ、通話中の単語や句の間での切断に耳が敏感であるこ
とから設けられており、その時間長は100〜25om
s程度である。
さらに理解を深めるために第1図で示される固定閾値型
音声検出器に第2図の(a)の11で示される信号が入
力した場合を例にとって説明を加える。
第2図では、入力信号11.振幅閾値12.累積回路の
内容13.持続時間の閾値14および音声検出結果出力
15を示している。
まず、入力信号11が端子1から入力されると、標本化
周期Tsごとに振幅比較回路3により振幅閾値12と比
較される。第2図から判るように時刻t1.になりて始
めて入力信号の振幅の方が振幅量増加されていく。その
結果、時刻tb、になって累積回路の内容13が持続時
間の閾値14よりも大きくなるので、音声が検出された
ことになり、出力15は1になる。ところで、時刻−に
なると、入力信号11の振幅が振幅閾値12よりも小さ
くなるので、累積回路の内容13は1ずつ減少していき
、時刻tb。
になり、持続時間の閾値14よりも小さくなるので音声
信号が無くなったと判定され前述の理由でハングオーバ
ーが付加されハングオーバー終了後、(9) 出力15は0になる。第2図の(C1におけるTHがハ
ングオーバ一時間を示している。
以上説明してきた様な固定閾値型音声検出器では確かに
ハードウェア規模は簡単ではあるが、一度量値が設定さ
れると閾値以上の信号ならどんな雑音信号でも検出して
しまうという欠点があった。
本発明の目的は、音声検出器の閾値が入力信号中に含ま
れる雑音信号のレベル変動に対して良好な追従性を示す
とともに、検出能力が擬似信号に対して充分な免疫性を
示す可変閾値製音声検出器を簡単なハードウェア規模で
提供することにある。
本発明によれば、PCM符号化された信号を受信し、該
入力信号と閾値との大小関係により音声信号の有無を判
定する音声検出器において、前記入力信号を整流する整
流回路と、該整流回路の出力から入力信号に含まれる雑
音信号の電力を計算する電力計算回路と、該電力計算回
路の出方から閾値を発生させる第1の閾値発生回路と、
前記整流回路の出力と前記第1の閾値発生回路から出方
される闇値とを比較するレベル検出回路と、該しく10
) ベル検出回路の出力を累積する累積回路と、該累積回路
の出力値と後述する第2の閾値発生回路から出力される
閾値とを比較する比較回路と、該比較回路が前記累積回
路の出力値の方が大きいと判定した場合には低いレベル
の閾値を、小さいと判定した場合には高いレベルの閾値
を発生させる第2の閾値発生回路と、前記比較回路の出
力に応じて正負に歩進する可逆カウンタと、該可逆カウ
ンタの内容により音声信号の有無を判定し、その結果を
出力する判定回路と、前記比較回路の出力から前記累積
回路の出力値が前記第2の閾値発生回路から出力される
閾値と比べ大から小に移った時点を検出し、その時点で
前記可逆カウンタの内容を予め定められた値に設定する
カウンタ設定回路とから少なくとも構成され入力信号に
金談れる雑音信号レベルに応じた閾値を用いて音声検出
を行なうことを特徴とする可変閾値型音声検出器が得ら
れる。
また、本発明によれば、PCM符号化された信号を受信
し、該入力信号と閾値との大小関係により音声信号の有
無を判定する音声検出器において、前記入力信号の直流
オフセットを補正する直流オフセット補正回路と、該直
流オフセット補正回路の出力を整流する整流回路と、該
整流回路の出力から入力信号に含まわる雑音信号の電力
を計算する電力計算回路と、該電力計算回路の出力から
閾値を発生させる第1の閾値発生回路と、前記整流回路
の出力と前記第1の閾値発生回路から出方される閾値と
を比較するレベル検出回路と、該レベル検出回路の出力
を累積する累積回路と、該累積回路の出力値と後述する
第2の閾値発生回路から出力される闇値とを比較する比
較回路と、該比較回路が前記累積回路の出方値の方が大
きいと判定した場合には低いレベルの閾値を、小さいと
判定した場合には高いレベルの閾値を発生させる第2の
閾値発生回路と、前記比較回路の出方に応じて正負に歩
進する可逆カウンタと、該可逆カウンタの内容により音
声信号の有無を判定し、その結果を出力する判定回路と
、前記比較回路の出方から前記累積回路の出力値が前記
第2の閾値発生回路から出力される閾値と比べ大から小
に移った時点を検出し、その時点で前記可逆カウンタの
内容を予め定められた値に設定するカウンタ設定回路と
から少なくとも構成され、オフセットを補正した入力信
号に含まれる雑音信号レベルに応じた閾値を用いて音声
検出を行なうことを特徴とする可変閾値型音声検出器が
得られる。
さらに、本発明によれば、PCM符号化された信号を受
信し、該入力信号と閾値との大小関係により音声信号の
有無を判定する音声検出器において、前記入力信号の直
流オフセットを補正する直流オフセット補正回路と、該
直流オフセット補正回路の出力を整流する整流回路と、
該整流回路の出力から入力信号に含まれる雑音信号の電
力を計算する電力計算回路と、該電力計算回路の出力か
ら閾値を発生させる第1の閾値発生回路と、前記整流回
路の出力と前記第1の閾値発生回路から出力させる閾値
とを比較するレベル検出回路と、該レベル検出回路の出
力を累積する累積回路と、該累積回路の出力値と後述す
る第2の閾値発生回路(13) から出力される閾値とを比較する比較回路と、該比較回
路が前記累積回路の出力値の方が大きいと判定した場合
には低いレベルの閾値を、小さいと判定した場合には高
いレベルの閾値を発生させる第2の閾値発生回路と、前
記比較回路の出力に応じて正負に歩進する可逆カウンタ
と、該可逆カウンタと、該可逆カウンタの内容により、
音声信号の有無を判定し、その結果を出力する判定回路
と、前記比較回路の出力から前記累積回路の出力値が前
記第2の閾値発生回路から出力される閾値に比べ大から
小に移った時点を検出し、その時点での前記可逆カウン
タの内容に応じて前記可逆カウンタの内容を異なる値に
設定するカウンタ設定回路とから構成され、直流オフセ
ットを補正した入力信号に含まれる雑音信号レベルに応
じた閾値を用いるとともに、可逆カウンタの内容を設定
する値として予め定められた複数個の値を用いることを
特徴とする可変閾値型音声検出器が得られる。
次に図面を参照しながら本発明の一実施例を詳細に説明
する。
(14) 第3図は本発明による第1の可変閾値型音声検出器の実
施例であり、入力端子20.偶数ビット反転回路21.
符号変換回路22.整流回路23.電力計算回路24.
第1の閾値発生回路25.レベル検出回路26.累積回
路27.比較回路あ、第2の閾値発生回路29.可逆カ
ウンタ30.カウンタ設定回路32及び出力端子33か
ら構成されている。
例えば、国際電信電話諮問委員会、(CCITT;Co
m1tc’ Con5ultatif工nternat
 1onal Te′legrapha−ique e
t Te’lc’phonique )からの勧告案G
、 711に基づき非線形符号化され、8ビツトのA−
Law符号(オレンジブックVol 、 I−2、pp
 409〜410参照のこと。)となった入力信号が入
力端子2oから入力する場合を例にとって説明を加える
。通常、電話回線を伝送されるA−Law符号信号はM
SB(Mo5t 51gn1ficant Bi tの
略称である。)側からみて、偶数ビット目が反転されて
いるので、偶数ビット反転回路21により入力信号は偶
数ビットが反転され伝送される前のもとの信号に戻され
る。
もとに戻ったA−Law符号信号は符号変換回路22で
、第4図で示すように、正のA −Law符号信号に対
してはMOBだけ、負のA−Law符号信号に対しては
全ビット反転され8ビ、トの′r%vo’ scomp
lement符号信号に変換され、整流回路23へ入力
される。整流回路23では、この人力信号を絶対値信号
(大きさのみを表わす信号)に変換し、一方は電力計算
回路24へ、もう一方はレベル検出回路26へ送り出す
電力計算回路24では、入力信号に含まれる雑音信号を
取り出し、雑音信号の平均電力を計算する。
具体的には、音声が検出されない時(例えば、後述する
比較回路28の出力が0の時)はすべての入力信号を雑
音信号とみなすとともに、音声が検出された時(例えば
後述する比較回路28の出力が1の時)であっても予め
定められたレベル以下の信号は雑音信号であるとみなし
、この雑音信号を低域通過フィルタに入力することによ
り雑音信号の平均電力を計算し、その結果を第1の閾値
発生回路25に送出する。従って、雑音信号の平均電力
を計算する際に除外される音声信号とは、後述の比較回
路の出力が1でありかつ、予め定められたレベル以上の
信号レベルを有する信号である1、第1の閾値発生回路
25では、電力計算回路Uからの出力を定数倍するこさ
くこより、レベル検出回路26で使用される第1の閾値
(THI)と、該第1の閾値より6dB高い所に第2の
閾値(TH2)とを設定し、レベル検出回路妬へ送出す
る。
レベル検出回路26では、整流回路23の出力と、第1
の閾値発生回路25より送出される第1の閾値及び第2
の閾値とを比較し、整流回路の出力が第2の閾値より大
きい場合には入力信号が音声信号である確率が高いので
+2、第1の閾値と第2の閾値゛との間に位置する場合
には入力信号が音声信号である確率と雑音信号である確
率とがほぼ等しいかあるいは前者が少し高い程であるの
で+1、第1の閾値より小さい場合には入力信号が雑音
信号である確率が高いので−1を出力する。累積回路2
7では、レベル検出回路26の出力を累積しておりその
累積値を比較回路28へ送出する。比較回路28では、
後述する第2の閾値発生回路29から出力(17) される第3の閾値(TH3)と前記累積値とを比較し、
後者が前者よりも大きい場合には人力信号が音声信号で
あると判定し、+1を、また・前者が後者よりも大きい
場合には入力信号は雑音信号であると判定し、0を出力
する。第2の閾値発生回路29では、前記比較回路器で
使用される音声信号判定用の第3の閾値(TH3)とし
て、レベルの異なる閾値を2つ用意しておき、前記比較
回路あの出力がOの場合には高いレベルの第3の閾値(
TH3H)を発生し、また、前記比較回路器の出力が1
の場合には低いレベルのM3の閾値(TH3L)を発生
し前記比較回路28へ送出する。
可逆カウンタ30では、前記比較回路28の出方を入力
し、該入力信号が1の時にはカウンタの内容を1だけ増
加させ、0の時にはカウンタの内容を1だけ減少させ前
記比較回路の出力を累積している。また、カウンタ設定
回路31は前記比較回路の出力を監視しておりその出力
が1から0に変化する時点を検出し、その時点で、前記
可逆カウンタ30の内容を予め定められた値に設定する
。判定回(18) 路32では、前記可逆カウンタ30の内容が予め定めら
れた値(通常は0を用いる。)より大きい場合に音声信
号が検出されたとして1を出力端子33を介して外部に
出力する。もちろん小さい場合には0を出力するがこう
することにより前述のハングオーバーも付加されること
になる。
本発明で用いられる電力計算回路24及び第2の閾値発
生回路25としては第5図の回路が使用でき、絶対値信
号入力端子50、雑音信号判定レベル入力端子51、比
較回路出力信号入力端子52、比較器53、論理和回路
54、乗算器55.56.57.58、被乗数入力端子
591.60.61.62.63被乗数選択器64、加
算器65、リミッタ−66,67、メモリー68第1の
閾値出力端子69および第2の閾値出力端子70から構
成されている。絶対値入力信号は入力端子50より入力
され、−万は乗算器55へ、もう一方は比較器53へ送
られる。比較器53では、前記入力信号と入力端子51
より入力される雑音信号判定レベルと比較され、前者が
後者よりも大きい場合齋こO1小さい場合に+1を出力
し、論理和回路54では、比較器53の出力信号と、比
較回路28からの出力信号を反転した信号との論理和が
占られ、少なくともどちらか一方が+1のときに+1が
出力され、乗算器56の制御信号及び、被乗数選択器6
4の選択制御信号となる。前記被乗数選択器64では、
前記選択制御信号が+1の時には被乗数入力端子59よ
り入力される被乗数が選択され、才た、0の時1こは被
乗数入力端子60より入力される被乗数(現在はOを用
いている、)が選択され乗算器55の被乗数となる。
また、乗算器55では、絶対値入力信号と前述のように
して選択された被乗数との積がとられ加算器65へ送ら
れる。一方、乗算器56では被乗数入力端子61より入
力される被乗数とメモIJ−68の内容との積がとられ
加算器65へ送られる。
但し、論理和回路54の出力が0の時はこの乗算は行な
わずメモリー68の内容がその筐ま出力される。そして
、加算器65で前述の乗算器55の出力と乗算器56の
出力との加算が行なわれその結果がリミッタ−66を介
してメモリー68に備えられる。また、それと同時にリ
ミッタ−66の出力は乗算器57により、被乗数入力端
子62より入力される被乗数との槓がとられ、リミッタ
−67を介して第1の閾値(THI)として、出力端子
69より出力される。
また、リミッタ−67の出力は、乗算器58で被乗数入
力端子63より入力される被乗数(現在は2を用いてい
る。)との積がとられ、第2の閾値(TH2)として、
出力端子70より出力される。
ここで、リミ、り66.67を用いているのはメモリー
68の内容及び閾値(THI)の可変領域を制限するこ
とにより閾値調整速度を敏速にかつ、音声検出器の受信
感度および感動レベル範囲を制限し、雑音信号に対する
免役性を保障するためである。
尚、本発明において前述の様ζこ絶対値信号を一次お低
域通過フィルタに通すことにより、雑音信号のレベルを
算出していたが、それは振幅分布かGa u s s 
分布であり分数が♂である雑音信号をそ(21) の絶対値をとって一次の低域通過フィルタに通して得ら
れる電力Pが次式で表す様に近似的に標準偏差σに比例
した値となるためである。
(x”=yとおくと、2xdx = dy )=f:e
−ffdア =− ゆえに(1)式は次のようになる。
(22) ここでσXをOの周りでTaylor 展開すると一一
1..+もd、、2 2 4 2 3 また ■σ〉■σ2 であるから(2)式は次式で近似
される。
従って、前記処理を施す事により、−次の低域通過フィ
ルタの出力で雑音信号の標準偏差σにほぼ比例した値が
得られることがわかる。
また、第2の閾値発生回路29を設け、比較回路あで使
用される第3の閾値(TH3) を2個用意し、比較回
路銘の出力により使い分けているのは比較回路あの出力
にヒステリシスを設けることにより音声検出器の過剰な
ON −01?Fを避けるためである。
本発明で用いられる可逆カウンタ30.カウンタ設定回
路31及び判定回路32としては、第6図の回路が使用
でき、入力端子71.1サンプル遅延回路72、論理積
回路73.カウンタ設定値入力端子74゜可逆カウンタ
75.比較回路76、閾値入力端子77及力ウンタ設定
回路1判定回路を示している。入力端子71より入力さ
れた入力信号は一方は可逆カウンタ75へ、もう一方は
1サンプル遅延回路72及び論理積回路73へ送られる
論理積回路73では現入力信号を反転した信号と1サン
プル時刻前の入力信号との積がとられ、その結果を可逆
カウンタ75へ送出する。可逆カウンタ75では入力信
号が1の時にはカウンタの内容を1だけ増加させ、また
、0の時にはカウンタの内容を1だけ減少させるととも
に、前記論理積回路の出力が1の時、すなわち、入力信
号が1から0に変化する時に、カウンタの内容を強制的
にカウンタ設定値入力端子74から入力される予め定め
られた値に設定される。比較器76では閾値入力端子7
7より入力される閾値(実際は0を使用している。)と
前記可逆カウンタ75から出力されるカウンタの内容と
を比較し、カウンタの内容が大きい場合に1を出力端子
78を介して外部に出力する。
以上説明してきたように本発明の第1の可変閾値型音声
検出器は、PCM符号化された入力信号を受信し、絶対
値符号に変換し、簡単な1次の低域通過フィルタにより
入力信号中に含まれる雑音信号の平均電力を算出し、そ
の値から得られる閾値を用いて音声検出を行なう可変閾
値型音声検出器である。
また本実施例によれば、PCM符号で信号処理を行なっ
ていることにより、ハードウェア規模が増大しないこと
、雑音信号レベルに応じた闇値が得られ、擬似信号に対
して免疫性が強いこと、及び該閾値の最大値、最小値を
規定することにより受信感度や感動レベル範囲を任意に
設定できると(25) いう利点がある。
第7図は本発明の可変閾値型音声検出器の第2の実施例
であり、入力端子(資)、偶数ビット反転回路81.符
号変換回路82.直流オフセット補正回路83、整流回
路84.電力計算回路85.第1の閾値発生回路86.
レベル検出回路87.累積回路部、比較回路89.第2
の閾値発生回路匍、可逆カウンタ91゜カウンタ設定回
路921判定回路93及び出力端子94から構成さnて
いる。
例えば、非線形符号化された入力信号としてA Law
符号信号を考えると、入力端子部から入力されたA−L
aw符号信号は前述の如(偶数ビットが反転されている
ので、偶数ビット反転回路81によりもとに戻される。
符号変換回路82では、第4図で示すような方法により
A−Law符号信号をTwo’ s Compleme
nt符号信号に符号変換し、直流オフセット補正回路部
へ送出する。直流オフセット補正回路おでは、入力信号
の正負の極性ビットの発生確率が等しくなるように制御
を加えることにより、入力信号の(26) 直流オフセットを補正する。そして、直流オフセットが
補正され、た入力信号は整流回路84により、大きさの
みを表わす絶対値信号に変換され、一方は電力計算回路
85へ、もう一方はレベル検出回路87へ送られる。
電力計算回路85では、入力信号に含まれる雑音信号を
取り出し、雑音信号の平均電力を計算する。
具体的には、音声が検出されない時はすべての入力信号
を雑音信号とみなすとともに、音声が検出された時であ
っても予め定められたレベル以下の信号は雑音信号であ
るとみなし、この雑音信号を低域通過フィルタに入力す
ることにより雑音信号の平均電力を計算し、その結果を
第1の閾値発生回路86へ送り出す。尚、音声信号が検
出されているのか否かの判定は、後述する比較回路89
の出力を監視することにより行なわれる。
第1の閾値発生回路86では、電力計算回路85からの
出力を定数倍してレベル検出回路87で使用される第1
の閾値(THI) と、該第1の閾値より6dB高い所
に第2の閾値(TH2) を設定し、レベル検出回路8
7へ送出する。
レベル検出回路87では整流回路84の出力と、第1の
閾値発生回路86より送出される第1及び第2の閾値と
を比較し、整流回路澗の出力が第2の閾値より大きい場
合には、入力信号が音声信号である確率が高いので+2
、第1の閾値と第2の閾値との間に位置する場合には入
力信号が音声信号である確率と雑音信号である確率とが
ほぼ等しいか、あるいは前者が少し高い程であるので+
1、第1の閾値より小さい場合には入力信号が雑音信号
である確率が高いので−1を出力する。
累積回路部では、レベル検出回路87の出力を累積して
おり、その累積値を比較回路89へ送出する。
比較回路89では、後述する第2の閾値発生回路90か
ら送出される第3の閾値(TH3) と前記累積値とを
比較し、後者が前者よりも大きい場合には入力信号が音
声信号であると判定し+1を、また前者が後者よりも大
きい場合には入力信号が雑音信号であると判定し0を出
力する。
第2の閾値発生回路90では、前記比較回路89で使用
される音声信号判定用の第3の閾値(TH3)として、
レベルの異なる閾値を2つ用意しておき、前記比較回路
89の出力が0の場合には高いレベルの第3の閾値(T
H3H) を発生し、また、前記比較回路89の出力が
1の場合には低いレベルの第3の閾値(TH3L ) 
を発生し前記比較回路89へ送出する。
可逆カウンタ91では、前記比較回路89の出力を入力
し、該入力信号が+1の時にはカウンタの内容を1だけ
増加させ、0の時にはカウンタの内容を1だけ減少させ
前記比較回路の出力を累積している。また、カウンタ設
定回路92では、前記比較回路の出力を監視しており、
その出力が1からOに変化する時点を検出し、その時点
で前記可逆カウンタ91の内容を予め定めらnた値に設
定する。
判定回路93では、前記可逆カウンタの内容が予め定め
られた値(通常は0を用いる。)より大きい場合に音声
信号が検出されたとして1を出力端子94を介して外部
に出力する。もちろん、小さい場合には0を出力するが
、こうすることにより前述(29) のハングオーバーも付加されることになる。
本発明で用いられる直流オフセット補正回路84として
は、第8図の回路が使用でき、入力端子100、加算器
101.乗算器102.被乗数入力端子103、メモリ
ー104.加算器105.極性ビット抽出回路106.
出力端子107から構成されており、入力端子100か
ら入力された入力信号は加算器101において、メモ’
) −104の内容を乗算器102によりある定数倍し
た値が減じられ、直流オフセット補正回路の出力として
出力端子107から出力される。また、それと同時に、
該出力信号は極性ビット抽出回路106により極性ビッ
トが抽出され加算器105を介してメモIJ−104に
累積される。
こうして、入力信号の正負の極性ビットの発生確率が等
しくなるように制御がかかり、入力信号に重畳している
直流オフセットが補正され、入力信号の無通話時パター
ンに若干のずれがあってモ検出特性に影響が無くなる。
また、本発明の第2の音声検出器で用いられる電力計算
回路85及び第1の閾値発生回路86として(30) は、第5図の回路がそのまま使用できる。また、本発明
の第2の音声検出器で用いられる可逆カウンタ91.カ
ウンタ設定回路92及び判定回路93は第6図の回路が
そのまま使用できる。
以上説明してきたように、本発明の第2の可変閾値型音
声検出器はPCM符号化された入力信号を受信し、該入
力信号の直流オフセットを補正したのち該入力信号を絶
対値符号信号に変換し、簡単な1次の低域通過フィルタ
により入力信号中に含まれる雑音信号の平均電力を算出
し、その値から得られる閾値を用いて音声検出を行なう
可変閾値型音声検出器である。
また、本実施例によればPCM符号で信号処理を行なっ
ていることによりハードウェア規模が増大しないこと、
及び直流オフセット補正回路の使用により雑音信号の振
幅分布をよりGauss分布に近づけることができるた
め、雑音信号の信号レベルがより正確に把握できるので
擬似信号に対して免疫性が強いこと、及び闇値の最大値
、最小値を規定することにより受信感度や感動レベル範
囲を任意に設定できるという利点がある。
第9図は、本発明による可変閾値型音声検出器の第3の
実施例であり、入力端子110.偶数ビット反転回路1
11.符号変換回路112.直流オフセット補正回路1
13.整流回路114.電力計算回路115、第1の閾
値発生回路116.レベル検出回路117、累積回路1
18゜比較回路119.第2の閾値発生回路120.可
逆カウンタ121.カウンタ設定回路1229判定回路
123及び出力端子124から構成されている。
例えば、PCM符号化さnた入力信号としてA−Law
符号信号を考えると、入力端子110から入力されたA
−Law符号信号は、前述の如く偶数ビットが反転され
ているので、偶数ビット反転回路111によりもとに戻
される。
符号変換回路112では、第4図で示すような方法によ
りA−Law符号信号をTwo’s Compleme
nt符号信号に符号変換し、直流オフセット補正回路1
13へ送出する。直流オフセット補正回路113では、
入力信号の正負の極性ビットの発生確率が等しくなるよ
うに制御を加えることにより、入力信号の直流オフセッ
トを補正する。そして、直流オフセットが補正された入
力信号は整流回路114により大きさのみを表わす絶対
値信号に変換され、一方は電力計算回路115へ、もう
一方はレベル検出回路117へ送出される。
電力計算回路115では、入力信号に含まnる雑音信号
を取り出し雑音信号の平均電力を計算する。
具体的には、音声が検出されない時はすべての信号を雑
音信号とみなすとともに、音声が検出された時であって
も予め定められたレベル以下の信号は雑音信号であると
みなし、この雑音信号を低域通過フィルタに入力するこ
とにより雑音信号の平均電力を計算し、その結果を第1
の閾値発生回路116へ送り出す。尚、音声信号が検出
されているのか否かの判定は、後述する比較回路119
の出力を監視することにより行なわれる。
第1の閾値発生回路116では電力計算回路115から
の出力を定数倍してレベル検出回路117で使用される
第1の閾値(THI)と、該第1の閾値(33) より6dB高い所に第2の閾値(TH2) を設定し、
レベル検出回路117へ送出する。レベル検出回路11
7では、整流回路114の出力と、第1の閾値発生回路
116より送出される第1及び第2の閾値とを比較し、
整流回路114の出力が第2の閾値より大きい場合には
入力信号が音声信号である確率が高いので+2、第1の
閾値と第2の閾値との間に位置する場合には入力信号が
音声信号である確率と雑音信号である確率とがほぼ尋し
いか、あるいは前者が少し高い程であるので+1、第1
の閾値より小さい場合には入力信号が雑音信号である確
率が高いので−1を出力する。
累積回路118ではレベル検出回路117の出力を累積
しておりその累積値を比較回路119へ送出する。比較
回路119では後述する第2の閾値発生回路120から
送出される第3の閾値(TH3) と前記累積値とを比
較し、後者が前者よりも大きい場合には入力信号が音声
信号であると判定し+1を、また、前者が後者よりも大
きい場合には入力信号が雑音信号であると判定しOを出
力する。
(34) 第2の閾値発生回路120では、前記比較回路119で
使用される音声判定用の第3の閾値(TH3)として、
レベルの異なる閾値を2つ用意しておき、前記比較回路
119の出力が0の場合には高いレベルの第3の閾値(
TH3H) を発生し、また、前記比較回路119の出
力が1の場合には低いレベルの第3の閾値(TH3L 
) を発生し前記比較回路119へ送出する。
可逆カウンタ121では、前記比較回路119の出力を
入力し、該入力信号が1の時にはカウンタの内容を1だ
け増加させ、Oの時にはカウンタの内容を1だけ減少さ
せ前記比較回路の出力を累積している。またカウンタ設
定回路122では前記比較回路の出力を監視しており、
前記比較回路119の出力が1からOに変化する時点を
検出し、その時点で前記カウンタの内容と予め定められ
た第4の閾値(TH4) とを比較し、前者が大きい場
合には内部カウンタの内容を長いハングオーバー用の設
定値に、また、前者が小さい場合には内部カウンタの内
容を短いハングオーバー用の設定値に設定する。判定回
路123では、前記可逆カウンタの内容が予め定められ
た第5の閾値(通常は0を用いる。)より大きい場合に
音声信号が検出されたとして1を出力端子124を介し
て外部に出力する。
もちろん、小さい場合には0を出力するが、こうするこ
とにより前述のハングオーバーが付加される。
本発明の第3の音声検出器で用いられる直流オフセット
補正回路114としては第8図の回路が使用でき、また
、電力計算回路115及び第1の閾値発生回路116と
しては第5図の回路がそのまま使用できる。
また、可逆カウンタ121.カウンタ設定回路122及
び判定回路123としては第10図の回路が使用でき、
入力端子130 、1サンプル遅延回路131゜論理積
回路1321選択回路133.被選択信号入力端子13
4,135 、第1の比較器136.第4の閾値入力端
子137.可逆カウンタ138.elI2の比較器13
9、第5の閾値入力端子140及び出力端子141から
構成されており、破線で示した121□122.123
はそれぞれ可逆カウンタ、カウンタ設定回路及び判定回
路を示している。入力端子130から入力された入力信
号は、一方は可逆カウンタ138へもう一方は1サンプ
ル遅延回路131及び論理積回路132へ送られる。
論理積回路132では、現入力信号を反転した信号と1
サンプル時刻前の入力信号との論理積をとり、その結果
を可逆カウンタ138と第1の比較器136へ送出する
選択回路133では、第1の比較器136の出力により
、被選択信号入力端子134から入力される長いハング
オーバー設定値かあるいは被選択信号入力端子135か
ら入力される短いノーングオ−7(−設定値かどちらか
一方を選択し可逆カウンタ138へ出力する第1の比較
器136では論理種回路132の出力が1iこなりた時
に、可逆カウンタの内容と第4の閾値入力端子137か
ら入力される予め定められた第4の閾値(TH4) と
を比較しその結果を選択回路133の選択制御信号とし
て選択回路133へ送出する。
(37) 可逆カウンタ138では、入力信号が1の時にはカウン
タの内容を1だけ増加させ%0の時には1だけ減少させ
累積を行っているとともに、前記論理積132の出力が
1の時、すなわち、入力信号が1から0に変化する時刻
でカウンタの内容を選択回路133から出力される値に
強制的に設定される。
第2の比較器139では可逆カウンタ139の内容と第
5の閾値入力端子140から入力される予め定められた
第5の閾値(通常は0を用いる。)と比較し前者が後者
よりも大きい場合には1を出力端子141を介して外部
に出力する。
以上説明してきたように1本発明の第3の可変閾値型音
声検出器はPCM符号化された入力信号を受信し、該入
力信号の直流オフセットを補正したのち該入力信号を絶
対値符号信号に変換し、簡単な1次の低域通過フィルタ
により入力信号中に含まれる雑音信号の平均電力を算出
し、その値から得られる閾値を用いて音声を検出する可
変閾値型音声検出器である。
また、実施例によればPCM符号のままで信号(38) 処理をしているのでハードウェア規模の増大しないこと
、及び、ハングオーバ一時間を入力信号の信号継続時間
に応じて可変にするため、音声検出器の動作率の低下に
つながること、また、直流オフセット補正回路の使用に
より雑音信号の信号レベルが正確に把握できること、及
び、閾値の最大値、最小値を規定することにより受信感
度や感動レベル範囲を任意に設定できるという利点があ
る。
また、本発明の説明中入力信号としてA−Law符号信
号を取り扱ってきたが、例えばμ−Law符号信号が入
力信号となった場合には偶数ビット反転回路が省略でき
たり、符号変換方法が正の信号に対しては全ビット反転
、負の信号に対してはMOB(極性ビット)のみ反転と
いった具合に変化するだけであり、本発明の本質を何ら
かえるものではなく、本発明に含まれる。
また、雑音信号の電力を計算する際に使用する雑音信号
の判定信号として比較回路28,89,119の出力を
用いていたカミ判定回路の出力33 、94 。
124を用いても同様の効果が得られ1本発明に含まれ
る。
【図面の簡単な説明】
M1図は従来の音声検出器を示すブロック図、第2図は
第1図の各部の波形を示す図、第3図は本発明による第
1の可変閾値型音声検出器を示すブロック図、 第4図は符号変換方法を示す図、 第5図、第6図は本発明の第1の可変閾値型音声検出器
に用いる構成要素を示すブロック図、第7図は本発明に
よる第2の可変閾値型音声検出器のブロック図、 第8図は本発明の第2の可変閾値型音声検出器に用いる
構成要素を説明するためのブロック図、第9図は本発明
による第3の可変閾値型音声検出器を示すブロック図、 第10図は本発明の第3の可変閾値型音声検出器に用い
る構成要素を説明するためのブロック図である。 図において、20は入力端子、21は偶数ビット反転回
路、22は符号変換回路、23は整流回路、24は電力
計算回路、25は第1の閾値発生回路、26はレベル検
出回路、27は累積回路、28は比較回路、29は第2
の閾値発生回路、30は可逆カウンタ、31はカウンタ
設定回路、32は判定回路、33は出力端子、釦は入力
端子、81は偶数ビット反転回路、82は符号変換回路
、83は直流オフセット補正回路、84は整流回路、8
5は電力計算回路、86は第1の閾値発生回路、87は
レベル検出回路、88は累積回路、89は比較回路、(
3)は第2の閾値発生回路、91は可逆カウンタ、92
はカウンタ設定回路、93は判定回路、94は出力端子
、110は入力端子、111は偶数ビット反転回路、1
12は符号変換回路、113は直流オフセット補正回路
、114は整流回路、115は電力計算回路、116は
第1の閾値発生回路、117はレベル検出回路、118
は累積回路、119は比較回路、120は第2の閾値発
生回路、121は可逆カウンタ、122はカウンタ設定
回路、123は判定回路、124(41) オ 2 図 (C) −RQF、− 手続補正書輸発) 特許庁長官 殿 )憇 1、事件の表示 昭和58年 特許願第156098号
2、発明の名称 可変閾値型音声検出器36補正をする
者 事件との関係 出 願 人 東京都港区芝五丁目33番1号 (423) 日本電気株式会社 代表者 関本忠弘 4、代理人 (連絡先 日本電気株式会社特許部) 5、補正の対象 (1)明細書の特許請求の範囲の欄 (2)明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の過多補正する。 (以 下 余 白)) へ (2)以下の箇所に1雑音信号」とあるのを、「雑音」
と訂正する。 (5)同第22頁第8行目に「=」とあるのを、[1 =−と補正する。 2」 (6)同第22頁の第(2)式を以下の如く補正する。 (7)同第23頁第1行目よシ第7行目までを削除し、
以下の記載とおきかえる。 [したがって。 P ≠ 0.8 δ (3)」 (8)同37頁第15行目に「出力する第1の」とある
のを、「出力する。第1の」と補正する。 代理人 弁理士 内 原 晋 (3) 特許請求の範囲 (1)PCM符号化された信号を受信し、該入力信号と
閾値との大小関係により音声信号の有無を判定する音声
検出器において、前記入力信号を整流該電力計算回路の
出力から閾値を発生させる第1の閾値発生回路と、前記
整流回路の出力と前記第累積する累積回路と、該累積回
路の出力値と後述する第2の閾値発生回路から出力され
る閾値とを比較する比較回路と、該比較回路が前記累積
回路の出力値の方が大きいと判定した場合には低いレベ
ルの閾値を、小さいと判定した場合には高いレベルの閾
値を発生させる第2の閾値発生回路と、前記比較回路の
出力に応じて正負に歩進する可逆カウンタと、該可逆カ
ウンタの内容により音声信号の有無を判定し、その結果
を出力する判定回路と、前記比較回路の出力から前記累
積回路の出力値が前記第2の閾値発生回路から出力され
る閾値と比べ犬から小に移った時点を検出し、その時点
で前記可逆カウンタの内容を予め定められた値に設定す
るカウンタ設定回路とから少なくとも構成され、入力信
号に含まれるl1t=5とに応じた閾値を用いて音声検
出を行なうことを特徴とする可変閾値型音声検出器。 (2)PCM符号化された信号を受信し、該入力信号と
閾値との大小関係によシ音声信号の有無を判定する音声
検出器において、前記入力信号の直流オフセットを補正
する直流オフセット補正回路と、該直流オフセット補正
回路の出力を整流する整流回路と、該整流回路の出力か
ら入力信号に含まれる雑音の電力を計算する電力計算回
路と、該電力計算回路の出力から閾値を発生させる第1
の閾値発生回路と、前記整流回路の出力と前記第1の閾
値発生回路から出力される閾値とを比較するレベル検出
回路と、該レベル検出回路の出力を累積する累積回路・
と、該累積回路の出力値と後述する第2の閾値発生回路
から出力される閾値とを比較する比較回路と、該比較回
路が前記累積回路の出力値の方が大きいと判定した場合
には低いレベルの閾値を、小さいと判定(〜だ場合には
高いレベルの閾値を発生させる第2の閾値発生回路と、
前記比較回路の出力に応じて正負に歩進する可逆カウン
タと、該可逆カラ/りの内容により音声信号の有無を判
定し、その結果を出力する判定回路と、前記比較回路の
出力から前記累積回路の出力値が前記第2の閾値発生回
路から出力される閾値と比べ犬から小に移った時点を検
出し、その時点で前記可逆カウンタの内容を予め定めら
れた値に設定するカウンタ設定回路とから少なくとも構
成され直流オフセットを補正した入力信号に含まれる雑
音レベルに応じた閾値を用いて音声検出を行なうことを
特徴とする可変閾値型音声検出器。 (3)PCM符号化された信号を受信し、該入力信号と
閾値との大小関係により音声信号の有無を判定する音声
検出器において、前記入力信号の直流オフセントを補正
する直流オフセット補正回路と、該直流オフセット補正
回路の出力を整流する整流回路と、該整流回路の出力か
ら入力信号に含まれる雑音の電力を計算する電力計算回
路と、該電力計算回路の出力から閾値を発生させる第1
の閾値発生回路と、前記整流回路の出力と前記第1の閾
値発生回路から出力される閾値とを比較するレベル検出
回路と、該レベル検出回路の出力を累積する累積回路と
、該累積回路の出力値と後述する第2の閾値発生回路か
ら出力される閾値とを比較する比較回路と、咳比較回路
が前記累積回路の出力値の方が太きいと判定した場合に
は低いレベルの閾値を、/ドさいと判定した場合には高
いレベルの閾値を発生させる第2の閾値発生回路と、前
記比較回路の出力に応じて正負に歩進する可逆カウンタ
と、該可逆カウンタの内容によシ音声信号の有無を判定
し、その結果を出力する判定回路と、前記比較回路の出
力から前記累積回路の出力値が前記第2の閾値発生回路
から出力される閾値に比べ大から小に移った時点を検出
し、その時点での前記可逆カウンタの内容に応じて前記
可逆カウンタの内容を異なる値に設定するカウンタ設定
回路とから少なくとも構成され、直流オフセットを補正
した入力信号に含まれる雑音レベルに応じた閾値を用い
るとともに、可逆カウンタの内容を設定する値として予
め定められた複数個の値を用いることを特徴とする可変
閾値型音声検出器。 代理人 弁理士 内 原 晋

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)PCM符号化された信号を受信し、該入力信号と
    閾値との大小関係により音声信号の有無を判定する音声
    検出器において、前記入力信号を整流する整流回路と、
    該整流回路の出力から入力信号に含まれる雑音信号の電
    力を計算する電力計算回路と、該電力計算回路の出力か
    ら閾値を発生させる第1の閾値発生回路と、前記整流回
    路の出力と前記第1の閾値発生回路から出力される閾値
    とを比較するレベル検出回路と、咳レベル検出回路の出
    力を累積する累積回路と、該累積回路の出力値と後述す
    る第2の閾値発生回路から出力される閾値とを比較する
    比較回路と、該比較回路が前記累積回路の出力値の方が
    大きいと判定した場合には低いレベルの閾値を、小さい
    と判定した場合には高いレベルの閾値を発生させる第2
    の閾値発生回路と、前記比較回路の出力に応じて正負に
    歩進する可逆カウンタと、該可逆カウンタの内容により
    音声信号の有無を判定し、その結果を出力する判定回路
    と、前記比較回路の出力から前記累積回路の出力値が前
    記第2の闇値発生回路から出力される閾値と比べ大から
    小に移った時点を検出し、その時点で前記可逆カウンタ
    の内容を予め定められた値に設定するカウンタ設定回路
    とから少なくとも構成され、入力信号に含まれる雑音信
    号レベルに応じた閾値を用いて音声検出を行なうことを
    特徴とする可変閾値型音声検出器。 (23PCM符号化された信号を受信し、該入力信号と
    閾値との大小関係により音声信号の有無を判定する音声
    検出器において、前記入力信号の直流オフセットを補正
    する直流オフセット補正回路と、該直流オフセット補正
    回路の出力を整流する整流回路と、該整流回路の出力か
    ら入力信号に含まれる雑音信号の電力を計算する電力計
    算回路と、該電力計算回路の出力から閾値を発生させる
    第1の闇値発生回路と、前記整流回路の出力と前記第1
    の閾値発生回路から出力される闇値とを比較するレベル
    検出回路と、該レベル検出回路の出力を累積する累積回
    路と、該累積回路の出力値と後述する第2の閾値発生回
    路から出力される閾値とを比較する比較回路と、該比較
    回路が前記累積回路の出力値の方が大きいと判定した場
    合には低いレベルの閾値を、小さいと判定した場合には
    高いレベルの閾値を発生させる第2の閾値発生回路と、
    前記比較回路の出力に応じて正負に歩進する可逆カウン
    タと、該可逆カウンタの内容により音声信号の有無を判
    定し、その結果を出力する判定回路と、前記比較回路の
    出力から前記累積回路の出力値が前記第2の閾値発生回
    路から出力される閾値と比べ大から小に移った時点を検
    出し、その時点で前記可逆カウンタの内容を予め定めら
    れた値に設定するカウンタ設定回路とから少なくとも構
    成され直流オフセットを補正した入力信号に含まれる雑
    音信号レベルに応じた閾値を用いて音声検出を行なうこ
    とを特徴とする可変閾値型音声検出器。 (3)PCM符号化された信号を受信し、該入力信(3
    ) 号と閾値との大小関係により音声信号の有無を判定する
    音声検出器において、前記入力信号の直流オフセットを
    補正する直流オフセット補正回路と、該直流オフセット
    補正回路の出力を整流する整流回路と、該整流回路の出
    力から入力信号に含まれる雑音信号の電力を計算する電
    力計算回路と、該電力計算回路の出力から閾値を発生さ
    せる第1の閾値発生回路と、前記整流回路の出力と前記
    第1の閾値発生回路から出力される閾値とを比較するレ
    ベル検出回路と、該レベル検出回路の出力を累積する累
    積回路と、該累積回路の出力値と後述する第2の閾値発
    生回路から出力される閾値とを比較する比較回路と、該
    比較回路が前記累積回路の出力値の方が大きいと判定し
    た場合には低いレベルの閾値を、小さいと判定した場合
    には高いレベルの閾値を発生させる第2の閾値発生回路
    と、前記比較回路の出力に応じて正負に歩進する可逆カ
    ウンタと、該可逆カウンタの内容により音声信号の有無
    を判定し、その結果を出力する判定回路と、前記比較回
    路の出力から前記累積回路の出力値が(4) 前記第2の闇値発生回路から出力される閾値に比べ大か
    ら小に移った時点を検出し、その時点での前記可逆カウ
    ンタの内容に応じて前記可逆カウンタの内容を異なる値
    に設定するカウンタ設定回路とから少なくとも構成され
    、直流オフセットを補正した入力信号に含まれる雑音信
    号レベルに応じた閾値を用いるとともに、可逆カウンタ
    の内容を設定する値として予め定められた複数個の値を
    用いることを特徴とする可変閾値型音声検出器。
JP58156098A 1983-08-26 1983-08-26 可変閾値型音声検出器 Granted JPS6063600A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0677894A (ja) * 1986-06-02 1994-03-18 British Telecommun Plc <Bt> 無線端末装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0677894A (ja) * 1986-06-02 1994-03-18 British Telecommun Plc <Bt> 無線端末装置

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JPH0464074B2 (ja) 1992-10-13

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