JPS6063547A

JPS6063547A - 静電複写方法

Info

Publication number: JPS6063547A
Application number: JP59070094A
Authority: JP
Inventors: Joji Matsumoto; 松本　丞士; Riichi Matsui; 松井　利一; Toshimitsu Ikeda; 池田　利光; Nobuhiko Kozuka; 小塚　信彦; Hitoshi Nishihama; 西浜　仁司; Tatsuo Aizawa; 相沢　辰夫
Original assignee: Mita Industrial Co Ltd
Current assignee: Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Priority date: 1984-04-10
Filing date: 1984-04-10
Publication date: 1985-04-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、静電複写方法、更に詳しくは、感光部材上に
静電潜像を形成する静電潜像形成工程と、感光部材上の
上記静電潜像をトナー像に現像する静電潜像現像工程と
、感光部材上の上記トナー像を転写紙に転写するトナー
像転写工程とを含む静電複写方法に関する。

所要の複写画像を生成するための静電複写方法として＃
′ｉ種々の形態のものが存在するが、近時、普通紙（若
干の加工が施されているが実質上普通紙と同勢の紙も含
む）上に複写画像を形成する所謂普通紙複写（ｒｐｃ）
に対する需要が著しく増大した。

普通紙上に複写画像を形成する静電複写方法は、一般に
、感光部材上に原稿像に対応する静電潜像を形成する静
電潜像形成工程と、感光部材上に形成された静電潜像に
微粉末現像剤即ちトナーを施して顕像化せしめる現像行
程と、感光部材上の現像されたトナー像を普通紙である
転写紙上に転写するトナー像転写工程と、転写紙上に転
写されたトナー像を定着せしめる定着工程と、転写の後
に感光部材上に残留している残留電荷を除去する除電工
程と、転写の後に感光部材上に残留しているトナーを除
去するクリーニング工程とを含んでいる。

而して、かよう表従来の静電複写方法には、後に添付図
面を参照して更に詳細に言及する如く、現像工程におい
て不必要な現像剤が相当量消費され、クリーニング工程
において感光部材の表面から除去すべき現像剤の量が相
当大きい、という解決すべき問題が存在する。

本発明はかよう表事実に鑑みて々されたものであシ、そ
の主目的は、現像工程において消費される不必要外現像
剤の量、従ってクリーニング工程において感光部材の表
面から除去すべき現像剤の量を、少なくとも相当軽減せ
しめることができる、新規且つ優れた静電複写方法を提
供することである。

本発明によれば、光導電層を有する感光部材の表面の移
動径路に沿って配置された充電用コロナ放電器によって
、該感光部材の表面に静電荷を施す充電工程及び骸感光
部材の表面の移動径路に沿って該充電用コロナ放電器の
下流側に位置する原稿像露光域にて、静電荷が施された
骸感光部材の表面に、原稿照明ランプを含む光学系によ
って、複写すべき原稿の律を露光する原稿像無光工程か
ら成る、該感光部材の表面に静電潜像を形成する、静電
潜像形成工程と、該感光部材の表面の移動径路に沿って該原稿像露光域の
下流側に配置された現像装置によって、該感光部材の表
面に形成された該静電潜像に固体微粉末現像剤を施して
現録し、該感光部材の表面にトナー像を形成する静電潜
像現像工程と、該感光部材の表面の移動径路に沿って該
現像装置の下流側に位置する転写竣にて、該感光部材の
表面に形成されｆｃ該トナー像を転写紙に転写するトナ
ー像転写工程とを含む静電複写方法に於いて、該静電Ｉ
Ｉ形成工程の終了によって該充電用コロナ放電器が除勢
された時から所定の時間だけ、該感光部材の表面の移動
径路に沿って該充電用コロナ放電器の下流側で且つ該現
像装置の上流側の領域にて、該感光部材の表面に光ｔ−
照射することを特徴とする静電複写方法が提供される。

以下、添付図面を参照して更に詳求する。トナー像転写
式静電複写方法を遂行する静電複写装置の一例を簡略に
図示している第１図を参照して説明すると、矢印Ｂの方
向に回転駆動される感光ドラム形態である感光部材（即
ち静電潜像保持部材）２Ｆｉ、先ず充電用コロナ放電器
２０の作用を受け、感光部材２上に静電荷が施される（
充電工程）。

次いで、感光部材２の移動方向に見て充電用コロナ放電
器よシも下流側に位置する原稿＃露光竣にて、光学系２
２によって、感光部材２０表面に複写すべき原稿（図示
していない）の像が照射され（原稿像露光工程）、かく
して、感光部材２０表面に原稿像に対応する静電潜像が
形成される（静電潜像形成工程）。しかる後に、現像装
置６によって感光部材２上の静電潜像に微粉末現隊剤即
ちトナーが施され、静電潜像がトナー像に現像される（
現像工程）。次に、かくして形成された感光部材２上の
トナー像が、転写域２４にて、例えば給紙カートリッジ
２６から構成される転写紙供給部から供給される転写紙
上に転写される（゛トナー像転写工程）。トナー像が転
写された転写紙は、例えば一対の加圧ローラから構成さ
れる装置２８に送られ、ここでトナー像が転写紙上に圧
力定着され、そして受皿３ｏに排出される（定着工程）
。一方、その表面上に形成されていたトナー像が転写紙
に転写された感光部材は、除電ランプ３２によって照射
され、これによって感光部材上に残留している残留電荷
が除去される（除電工程）。

更に、クリーニング装置３４０作用によって、転写紙上
に転写されることなく感光部材上に残留しているトナー
が除去される（クリーニング工程）。

上記トナー像転写工程は、転写域２４にて感光部材２０
表面と転写紙の表面とを密接せしめると共に転写紙の裏
面から転写用コロナ放電器３６によって放電電流を施す
ことによって遂行される。

第１図を参照して概説した過少の静電複写方法を遂行す
る従来の静電複写装置に於いては、クリーニング装置３
４にて感光部材２の表面から除去される現像剤、従って
クリーニング装置３４に受入れられる現像剤の量が相轟
大きいことが知られている。その理由について考察を重
ねた結果、感光部材２の表面に原稿像に対応するトナー
像を形成しているトナー即ち現像剤のうちの、転写工程
の際に転写紙に転写されず感光部材２の表面に残留する
現像剤の量は比較的小さく、良好なる転写効率にてトナ
ー像転写工程を遂行すれば無視し得る程度の微量である
のに対して、下記の過少にして感光部材２０表面に付着
しクリーニング装置まで運ばれる現像剤の量が相当多量
であシ、クリーニング装置３４によって感光部材２の表
面から除去され受容器内に受入れられる現像剤の相当な
部分が後者の現像剤であることが判明した。

即ち、従来の静電複写装置に於いては、感光部材２０表
面への静電潜像の形成、即ち、充電工程とｉ！ｉｉｇ／
！露光工程とから構成される静電潜像形成工程が終了す
ると、充電用コロナ放電器２ｏと光学系２２の原稿照明
ランプ（図示していない）とが同時に除勢されるように
なっている。かくの通りであるので、静電潜像形成工程
の終了時、即ち充電用コロナ放電器２ｏと光学系２２の
原稿照明ランプとが除勢された時に、充電用コロナ放電
器２０のシールド側板間に位置していた、感光部材２０
表面の一部は、充電用コロナ放電器２０によって既に充
電されているが、光学系２２のランプの光線を全く受け
ることなく、従って高電位に帯電された状態のままで、
感光部材２０回転によって現像装置６０作用を受ける位
置に進み、従って、感光部材２の表面の上記の一部に相
当多量の現像剤が付着する（所謂ベタ黒の状態に現像剤
が付着する）。そして感光部材２０表面の上記の一部は
、原稿像に対応する儂を形成するものではなく、従って
通常の場合転写域２４にて転写紙に密接せしめられるこ
となく、転写域２４、除電ランプ３２０作用を受ける位
置を通ってりｌＪ−ニング装置３４の作用を受ける位置
へ進む。従って、現（８）装置６０作用によって感光部
材２０表面の上記の一部に付着した相当多量の現像剤が
そのままクリーニング装置３４０作用を受ける位置まで
運ばれることとなｐｌかくの過多の現像剤が、クリーニ
ング装置３４の作用によって感光部材２の表面から除去
され受容器に受入れられる現像剤の大部分を構成する。

上記の過多であるので、従来の静電複写装置には、現像
装置βに於いて不必要な現像剤が相当量消費され、更に
また、除電ランプ３２からの照射光が所謂ペタ黒状態で
感光部材２０表面に付着している現像剤によって遮られ
、除電ランプ３２による除電効果が不充分力ものになる
と言う解決すべき問題が存在する。

かくの過多の問題は、静電潜像形成工程の終了時に充電
用コロナ放電装置２０のみを除勢し、しかる後に所定の
時間遅れ（充電用コロナ放電器２０が除勢された時に放
電器２ｏのシールド側板間に位置していた感光部材２の
一部が、感光部材２の回転によってそこから原稿像露光
域を通過するまでの時間と実質上回−又はそれ以上）を
吃って光学系２２の原稿照明ランプを除勢するようにな
すことによって、相当軽減せしめることができる。

このように表すと、充電用コロナ放電器２ｏを除勢した
時に既に充電された、感光部材２の一部が、原稿１＃露
光域にて、原稿押え部材（図示していない）の白色裏面
或いは原稿尋によって反射される原稿照明ランプからの
光を受け、これによって感光部材２の上記の一部に施さ
れ九静電荷の相当量が除電され、従って上述した通）の
問題が相当軽減される。

しかしながら、原稿照明ランプからの光は、上記の過多
原稿押え部材の裏面或いは原稿等によって反射された後
に感光部材２０表面に照射されるものであるが故に、特
に画像部を含む原稿によって反射される場合には、除電
すべき上記の通りの静電荷を必ずしも完全には除電し得
ない。除電すべき５静電荷を確実且つ完全に除電するに
は、充電用コロナ放電器２ｏと現像装置６との間に、感
光部材２０表面を直接的に或いは反射鏡を介して照射す
ることができる付加的な除電用ランプ（図示していない
）を設け、静電潜像形成工程が終了した時（従って充電
用コロナ放電器２ｏ及び光学系２２のＭ＠照明ランプが
除勢された時）がら上述した時間遅れに対応する所定の
時間だけ、この付加的な除電用ランプを付勢するように
なせばよい。

かくすると、上述した通りの問題が完全に解決される。

また、かくシ良場合は、良好なる転写効率（例えば８５
％以上、特に９０Ｘ以上）にてトナー像転写工程を遂行
すれば感光部材２０表面に原稿像に対応するトナー像を
形成している現像剤のうち転写紙に転写されることなく
感光部材２０表面に残留する現像剤は無視し得る程微量
であるので、クリーニング工程従ってクリーニング装置
３４を省略することも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の静電複写方法を遂行する静電複写装
置の一例を簡略に示す簡略断面図。２・・・感光部材６・・・現像装置２０・・・充電用コロナ放電器２２・・・光学系２４・・・転写域３４・・・クリーニング装置特許出願人　三田工業株式会社１５− 第１図

Claims

【特許請求の範囲】１、光導電層を有する感光部材の表面の移動径路に沿っ
て配置された充電用コロナ放電器によって、該感光部材
の表面に静電荷を施す充電工程及び該感光部材の表面の
移動径路に沿って該充電用コロナ放電器の下流側に位置
する原稿像露光域にて、静電荷が施された該感光部材の
表面に、原稿照明ランプを含む光学系によって、複写す
べき原稿の像を露光する原稿露光工程から成る、該感光
部材の表面に靜電潜ｉｔ形成する、静電潜像形成工程と
、該感光部材の表面の移動径路に沿って該原稿像露光域の
下流側に配置された現像装置によって、該感光部材の表
面に形成された該静電潜像に固体微粉末現像剤を施して
現像し、該感光部材の表面にトナーｇｌＩを形成する静
電潜像現像工程と、該感光部材の表面の移動径路に沿って該現像装置の下流
側に位置する転写竣にて、該感光部材の表面に形成され
た該トナー像を転写紙に転写するトナー像転写工程とを
含む静電複写方法に於いて、該静電潜像形成工程の終了によって該充電用コロナ放電
器が除勢された時から所定の時間だけ、該感光部材の表
面の移動径路に沿って骸充電用コロナ放電器の下流側で
且つ該現像装置の上流側の領域にて、該感光部材の表面
に光を照射することを特徴とする静電複写方法。２、該充電用コロナ放電器が除勢された時から所定の時
間だけ該感光部材の表面に光を照射することが、該充電
用コロナ放電器が除勢された時から所定の時間だけ遅れ
て該光学系の該原稿照明ランプを除勢することによって
遂行される特許請求の範囲第１項記載の静電複写方法。３、該充電用コロナ放電器が除勢された時から所定の時
間だけ骸感光部材の表面に光を照射することが、該感光
部材の表面の移動径路に沿って該充電用コロナ放電器の
下流側で且つ該現像装置の上流側の領域にて該感光部材
の表面に直接的に又は反射鏡を介して光を照射すること
ができる付加的な除電用ランプを、該充電用コロナ放電
器が除勢された時から所定の時間だけ付勢することによ
って遂行される特許請求の範囲第１項記載の静電複写方
法。