JPS606303A - 母材と垂直部材の溶着部の切削分割方法 - Google Patents
母材と垂直部材の溶着部の切削分割方法Info
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- JPS606303A JPS606303A JP11384183A JP11384183A JPS606303A JP S606303 A JPS606303 A JP S606303A JP 11384183 A JP11384183 A JP 11384183A JP 11384183 A JP11384183 A JP 11384183A JP S606303 A JPS606303 A JP S606303A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- vertical member
- base material
- cutting machine
- feed roller
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C3/00—Milling particular work; Special milling operations; Machines therefor
- B23C3/12—Trimming or finishing edges, e.g. deburring welded corners
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えば大型船舶の解体時における船底または側
板母材に溶着固定された垂直部材の切削分割方法に関す
るものである。
板母材に溶着固定された垂直部材の切削分割方法に関す
るものである。
大型船舶等の船底または側板の内張りは母材に縦方向に
所要厚さおよび所要高さを有する短形断面またはT形断
面を有する垂直部材を所要間隔をおいて垂直に載置し、
前記母材と垂直部材との相接する両端隅部を隅肉溶接を
行ない縦方向の強度を構成していた。
所要厚さおよび所要高さを有する短形断面またはT形断
面を有する垂直部材を所要間隔をおいて垂直に載置し、
前記母材と垂直部材との相接する両端隅部を隅肉溶接を
行ない縦方向の強度を構成していた。
従来のこれらの解体時の実施の1例を説明すると、第1
図に示すごとく母材(a)上に所要間隔をおいて並設さ
れた垂直部材(b)の両端溶着内部(C)に対しトーチ
(d)先端を約45°前後に保持し、ガス切断をしてい
た。
図に示すごとく母材(a)上に所要間隔をおいて並設さ
れた垂直部材(b)の両端溶着内部(C)に対しトーチ
(d)先端を約45°前後に保持し、ガス切断をしてい
た。
そのためガス切断時の運行速度が遅く、時間当り切断に
要するガス量および人件費が高価となるとともに、ガス
切断にともないノロが発生し、解体時の総合鉄重量はノ
ロによって大きく軽減され、かつ垂直部材を取外した母
材を再使用する場合には、均一なる平担な溶断ができな
いため、母材上面に凹凸の溶着内部を残し、平滑研磨の
工数を付加しなければならないという欠点があった。
要するガス量および人件費が高価となるとともに、ガス
切断にともないノロが発生し、解体時の総合鉄重量はノ
ロによって大きく軽減され、かつ垂直部材を取外した母
材を再使用する場合には、均一なる平担な溶断ができな
いため、母材上面に凹凸の溶着内部を残し、平滑研磨の
工数を付加しなければならないという欠点があった。
本発明は上記の欠点を除去し、容易簡単に、かつ作業能
率を向上した母材と垂直部材の切削分割方法を提供する
ものである。
率を向上した母材と垂直部材の切削分割方法を提供する
ものである。
以下、本発明実施の1例を図面とともに説明すると第2
図は自動切削盤の平面図を示すもので、■は自動切削盤
、(1)は母材、(2)は母材上に溶着固定された垂直
部材、(3)は押圧ローラ、 (4B)は自動切削盤(
A)に固定されたシリンダ(4)のピストン杆で、シリ
ンダ(4)は垂直部材(2)の厚さに応じて伸縮作動す
るよう、垂直部材(2)切削側(第2図左側)に設置さ
れた板厚検出装置(図示省略)に制御されるものである
。
図は自動切削盤の平面図を示すもので、■は自動切削盤
、(1)は母材、(2)は母材上に溶着固定された垂直
部材、(3)は押圧ローラ、 (4B)は自動切削盤(
A)に固定されたシリンダ(4)のピストン杆で、シリ
ンダ(4)は垂直部材(2)の厚さに応じて伸縮作動す
るよう、垂直部材(2)切削側(第2図左側)に設置さ
れた板厚検出装置(図示省略)に制御されるものである
。
(5)は送りローラで(3)の押圧ローラと(5)の送
りローラで垂直部材(2)を挾持し、送りローラ(5)
の外周面には多数の凹凸(5a)を設けて摩擦抵抗を高
め、送りローラ(5)の後部には所要角度に傾斜された
回転切断機(6) & !綴送若ルでいる。
りローラで垂直部材(2)を挾持し、送りローラ(5)
の外周面には多数の凹凸(5a)を設けて摩擦抵抗を高
め、送りローラ(5)の後部には所要角度に傾斜された
回転切断機(6) & !綴送若ルでいる。
一対の抑圧ローラ(3)、(8)と送りローラ(5)に
て垂直部材(2)を強圧挾持し、凹凸(5a)を有する
送りローラ(5)の回動により、押圧ローラ(8)、(
8)は垂直部材(2)のウェブを案内板として連動回転
し矢印Rに沿って前進する。
て垂直部材(2)を強圧挾持し、凹凸(5a)を有する
送りローラ(5)の回動により、押圧ローラ(8)、(
8)は垂直部材(2)のウェブを案内板として連動回転
し矢印Rに沿って前進する。
送りローラ(5)と連継保持される回転切断機(6)(
例えば丸鋸、またはカッタ)は所要角度、所要切削深さ
を保持するよう、に調整取付けられているため回転しな
がら片面隅肉溶着内部(C)を切削し、送りローラ(5
)とともに矢印(杓の方向に前進する。
例えば丸鋸、またはカッタ)は所要角度、所要切削深さ
を保持するよう、に調整取付けられているため回転しな
がら片面隅肉溶着内部(C)を切削し、送りローラ(5
)とともに矢印(杓の方向に前進する。
第3図は回転切断機の説明図を示し、(7)は回転切断
機取付台で弧状の長穴θ1)を刻設し、回転切断機(6
)は押え金具(10)を介して一端は固定ネジ(8)、
他端は長穴0f)に締付ネジ(9)により螺合締結され
る。
機取付台で弧状の長穴θ1)を刻設し、回転切断機(6
)は押え金具(10)を介して一端は固定ネジ(8)、
他端は長穴0f)に締付ネジ(9)により螺合締結され
る。
回転切断機取付台(7)の回転切断機(6)は固定ボル
ト(8)を基準にして前記弧状の長穴θ1)に沿って回
動変位することができるため第4図に示すごとく回転切
断機(6)の刃先を溶着内部jc)に所要角度(のおよ
び切削深さで接触できるように調整することができる。
ト(8)を基準にして前記弧状の長穴θ1)に沿って回
動変位することができるため第4図に示すごとく回転切
断機(6)の刃先を溶着内部jc)に所要角度(のおよ
び切削深さで接触できるように調整することができる。
第5図に示すごとく母材(1)と垂直部材(2a)との
片面溶着内部(C)を長手方向の所要位置まで回転切断
機(6)の刃先により切削切目を刻設すると自動切削盤
(A)の前進を停止させ、垂直部材(2a)を縦切断す
るとともに溶着内部(C)に切目を有する垂直部材(2
a)と隣接する溶着固定した垂直部材(2’J)間にジ
ヤツキ受台03)上に載置したピストン杆(IZa)を
有するジヤツキθ乃を挿入し、ジヤツキθ枠のシリンダ
を伸長させると(I’l)の押圧力により垂直板(2a
)は容易簡単に横転する。
片面溶着内部(C)を長手方向の所要位置まで回転切断
機(6)の刃先により切削切目を刻設すると自動切削盤
(A)の前進を停止させ、垂直部材(2a)を縦切断す
るとともに溶着内部(C)に切目を有する垂直部材(2
a)と隣接する溶着固定した垂直部材(2’J)間にジ
ヤツキ受台03)上に載置したピストン杆(IZa)を
有するジヤツキθ乃を挿入し、ジヤツキθ枠のシリンダ
を伸長させると(I’l)の押圧力により垂直板(2a
)は容易簡単に横転する。
本発明は本実施例に限定するものではなく回転切断器、
例えば丸鋸およびカッタは勿論のこと、放電切断機器等
の他の切断器を含め、かつ回転切断機の角度調整等、本
技術思想を逸脱しない範囲において種々の変形構造を案
出し適用することも含まれる。
例えば丸鋸およびカッタは勿論のこと、放電切断機器等
の他の切断器を含め、かつ回転切断機の角度調整等、本
技術思想を逸脱しない範囲において種々の変形構造を案
出し適用することも含まれる。
本発明は上述のように構成されるため、人力を要するガ
ス切断に比し、溶着部の切削分割が簡単にできるため作
業能率の向上および省力化をはがることができ、かつガ
ス切断によるノロ発生にともなう鉄重量の大きな軽減も
なく、かつ取外し面が平滑である等、効率のよい切削分
割方法を提供することができる。
ス切断に比し、溶着部の切削分割が簡単にできるため作
業能率の向上および省力化をはがることができ、かつガ
ス切断によるノロ発生にともなう鉄重量の大きな軽減も
なく、かつ取外し面が平滑である等、効率のよい切削分
割方法を提供することができる。
第1図は従来のガス切断の状態を示す一部正面第2図は
本発明の自動切削盤の平面図。 第3図は本発明の切断機の取付要領を示す説明図。 第4図は本発明の回転切断機の切削状態を示す説明図。 第5図は垂直部材間にジヤツキを挿入して分割する状態
を示す一部斜視図。 A:自動切削盤、l:母材、2:垂直部材3:押圧ロー
ラ、4ニジリンダ、5:送りローラ、6:回転切断機、
7:回転切断機取付台、8:固定ボルト、9:締付ネジ
、1o:押え金具、11:弧状の長穴、12:ジャノキ 特許出願人 寺 岡 久 弥 第1図 第3図 第4図 第5図 手続補正書(自発) 昭和58年9 月12日 昭和58年特許願第118841号 2、発明の名称 3、 補正をする者 4汀tとの関係 特許出願人 郵便番号 7B?−01 4゜補正の対象 別紙0通り 方式 − 明 細 書 1、発明の名称 母材と垂直部材の溶着部の切削分割す法2、特許請求の
範囲 垂直部材を押圧ローラ、送りローラにより挾持し、垂直
部材のウェブを案内板として押圧ローラを回転させると
ともに、送りローラの回転により垂直部材のウェブを回
転させなから押圧ローラと連動して自動切削盤を前進さ
せる工程と、回転切断機により母材と垂直部材の溶着内
部を切削する工程と、垂直部材間にジヤツキを挿入し切
削切目を有する垂直部材を横転させる工程とを含む母材
と垂直部材の溶着部の切削分割方法。 3、発明の詳細な説明 本発明は例えば大型船舶の解体時;こおける船底または
側板母材に溶着固定された垂直部材の切削分割方法に関
するものである。 大型船舶等の船底または側板の内張りは母材に縦方向に
所要厚さおよび所要高さを有する矩形断面またはT聖断
面を有する垂直部材を所要間隔をおいて垂直に載置し、
前記母材と垂直部材との相接する両端隅部を隅肉溶接を
行ない縦方向の強度を構成していた。 従来のこれらの解体時の実施の1例を説明すると、第1
図に示すごとく母材(bl上に所要間隔をおいて並設さ
れた一垂直部材(blの両端溶着内部(C1に対しトー
チ1dl先端をはマ平行に保持し、ガス切断をしていた
。 そのためガス切断時の運行速度が遅く、時間当り切断に
要するガス量および人件費が高価となるとともに、ガス
切断にともないノロが発生し、解体時の総合鉄重量はノ
ロによって大きく軽減され、かつ垂直部材を取外した母
材を再使用する場合には、均一なる平担な溶断ができな
いため、母材上面に凹凸の溶着内部と垂直部材の一部を
残し、後工程に平滑研麿あるいは、再びガスで平滑溶断
等の作業を付加しなければならないという欠点があった
。 本発明は上記の欠点を除去し、容易簡単に、かつ作業能
率を向上した母材と垂直部材の切削分割方法を提供する
ものである。 以下、本発明実施の1例を図面とともに説明すると第2
図は自動切削盤の平面図を示すもので、(Alは自動切
削盤、fl)は母材、(2)は母材上に溶着固定された
垂直部材、(3)は押圧ローラ、(4a)は自動切削盤
(Alに固定されたシリンダ(4)のピストン杆で、シ
リンダ(4)は垂直部材(2)の厚さに応じて伸縮作動
するよう、垂直部材(2)切削側(第2図左側)に設置
された板厚検出装置(図示省略)に制御されるものであ
る。 (5)は送りローラで(3)の押圧ローラと(5)の送
りローラで垂直部材(2)を挾持し、送りローラ(5)
の外周面には多数の凹凸(5a)を設けて摩擦抵抗を高
め、送りローラ(5)の後部には所要角度に傾斜された
回転切断機(6)を連継保持している。 一対の押圧ローラ(81、(81と送りローラ(5)に
て垂直部材(2)を強圧挾持し、凹凸(5a)を有する
送りローラ(5)の回動により、押圧ローラ(3)、(
3)は垂直部材(2)のウェブを案内板として連動回転
し矢印R)に沿って前進する。 送りp−ラ(5)と連継保持される回転切断機(6)(
例えば丸鋸、砥石、またはカッタ)は所要角度、所要切
削深さを保持するように調整取付けられているため回転
しながら片面隅肉溶着内部(C)を切削し、送りローラ
(5)とともに矢印(R1の方向に前進する。 第8図は回転切断機の説明図を示すもので、(7)は回
′転切断機取付台で弧状の長穴01)を刻設し、回転切
断機(6)は押え金具(1G+を介して一端は固定ネ、
ジ(8)、他端は長穴0】)に締付ネジ(9)により螺
合締結される。 回転切新機取付台(7)の回転切断機(6)は固定ボル
ト(8)を基準にして前記弧状の長穴(11)に沿って
回動変位することができるため第4図に示すこと(回転
切断機(6)の刃先を溶着内部(C1に所要角度(θ)
および切削深さで接触できるように調整することができ
る。 第5図に示すごとく母材(11と垂直部材(2りとの片
面溶着内部(C1を長手方向の所要位置まで回転切断機
(6)の刃先により切削切目を刻設すると自動切削盤(
Alの前進を停止させ、垂直部材(2a)を縦切断する
とともに溶着内部TC’lに切目を有する垂直部材(2
a)と隣接する溶着固定した垂直部材(2b)間にジジ
ャッキ受台(13)上に載置したピストン杆(12a)
を有するジヤツキ(12)を挿入し、ジヤツキα2)の
シリンダを伸長させると(pl)の押圧力により垂直板
(2a)は容易簡単に横転する。 本発明は本実施例に限定するものではなく回転切断器、
例えば丸鋸、砥石およびカッタは勿論のこと、放電切断
機器等の他の切断器を含め、かつ回転切断機の角度調整
等、本技術思想を逸脱しない範囲において種々の変形構
造を案出し適用することも含まれる。 本発明は上述のように構成されるため、人力を要するガ
ス切断に比し、溶着部の切削分割が簡単、にできるため
作業能率の向上および省力化をはかることができ、かつ
ガス切断によるノロ発生にともなう鉄重量の大きな軽減
もなく、かつ取外し面が平滑である等、効率のよい切削
分割方法を提供することができる。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来のガス切断の状態を示す一部正面図。 第2図は本発明の自動切削盤の平面図。 第3図は本発明の切断機の取付要領を示す説明図。 第4図は本発明の回転切断機の切削状態を示す説明図。 第5図は垂直部材間にジヤツキを挿入して分割する状態
を示す一部斜視図である。2 A:自動切削盤、1:母材、2:垂直部材、3:押圧ロ
ーラ、4ニジリンダ、5:送りローラ、6:回転切断機
、7:回転切断機取付台、8:固定ボルト、9:締付ネ
ジ、10:押え金具、11:弧状の長穴、12:ジヤツ
キ 特許出願人 寺 岡 久 弥 第1図 第3図 第4図 第5図
本発明の自動切削盤の平面図。 第3図は本発明の切断機の取付要領を示す説明図。 第4図は本発明の回転切断機の切削状態を示す説明図。 第5図は垂直部材間にジヤツキを挿入して分割する状態
を示す一部斜視図。 A:自動切削盤、l:母材、2:垂直部材3:押圧ロー
ラ、4ニジリンダ、5:送りローラ、6:回転切断機、
7:回転切断機取付台、8:固定ボルト、9:締付ネジ
、1o:押え金具、11:弧状の長穴、12:ジャノキ 特許出願人 寺 岡 久 弥 第1図 第3図 第4図 第5図 手続補正書(自発) 昭和58年9 月12日 昭和58年特許願第118841号 2、発明の名称 3、 補正をする者 4汀tとの関係 特許出願人 郵便番号 7B?−01 4゜補正の対象 別紙0通り 方式 − 明 細 書 1、発明の名称 母材と垂直部材の溶着部の切削分割す法2、特許請求の
範囲 垂直部材を押圧ローラ、送りローラにより挾持し、垂直
部材のウェブを案内板として押圧ローラを回転させると
ともに、送りローラの回転により垂直部材のウェブを回
転させなから押圧ローラと連動して自動切削盤を前進さ
せる工程と、回転切断機により母材と垂直部材の溶着内
部を切削する工程と、垂直部材間にジヤツキを挿入し切
削切目を有する垂直部材を横転させる工程とを含む母材
と垂直部材の溶着部の切削分割方法。 3、発明の詳細な説明 本発明は例えば大型船舶の解体時;こおける船底または
側板母材に溶着固定された垂直部材の切削分割方法に関
するものである。 大型船舶等の船底または側板の内張りは母材に縦方向に
所要厚さおよび所要高さを有する矩形断面またはT聖断
面を有する垂直部材を所要間隔をおいて垂直に載置し、
前記母材と垂直部材との相接する両端隅部を隅肉溶接を
行ない縦方向の強度を構成していた。 従来のこれらの解体時の実施の1例を説明すると、第1
図に示すごとく母材(bl上に所要間隔をおいて並設さ
れた一垂直部材(blの両端溶着内部(C1に対しトー
チ1dl先端をはマ平行に保持し、ガス切断をしていた
。 そのためガス切断時の運行速度が遅く、時間当り切断に
要するガス量および人件費が高価となるとともに、ガス
切断にともないノロが発生し、解体時の総合鉄重量はノ
ロによって大きく軽減され、かつ垂直部材を取外した母
材を再使用する場合には、均一なる平担な溶断ができな
いため、母材上面に凹凸の溶着内部と垂直部材の一部を
残し、後工程に平滑研麿あるいは、再びガスで平滑溶断
等の作業を付加しなければならないという欠点があった
。 本発明は上記の欠点を除去し、容易簡単に、かつ作業能
率を向上した母材と垂直部材の切削分割方法を提供する
ものである。 以下、本発明実施の1例を図面とともに説明すると第2
図は自動切削盤の平面図を示すもので、(Alは自動切
削盤、fl)は母材、(2)は母材上に溶着固定された
垂直部材、(3)は押圧ローラ、(4a)は自動切削盤
(Alに固定されたシリンダ(4)のピストン杆で、シ
リンダ(4)は垂直部材(2)の厚さに応じて伸縮作動
するよう、垂直部材(2)切削側(第2図左側)に設置
された板厚検出装置(図示省略)に制御されるものであ
る。 (5)は送りローラで(3)の押圧ローラと(5)の送
りローラで垂直部材(2)を挾持し、送りローラ(5)
の外周面には多数の凹凸(5a)を設けて摩擦抵抗を高
め、送りローラ(5)の後部には所要角度に傾斜された
回転切断機(6)を連継保持している。 一対の押圧ローラ(81、(81と送りローラ(5)に
て垂直部材(2)を強圧挾持し、凹凸(5a)を有する
送りローラ(5)の回動により、押圧ローラ(3)、(
3)は垂直部材(2)のウェブを案内板として連動回転
し矢印R)に沿って前進する。 送りp−ラ(5)と連継保持される回転切断機(6)(
例えば丸鋸、砥石、またはカッタ)は所要角度、所要切
削深さを保持するように調整取付けられているため回転
しながら片面隅肉溶着内部(C)を切削し、送りローラ
(5)とともに矢印(R1の方向に前進する。 第8図は回転切断機の説明図を示すもので、(7)は回
′転切断機取付台で弧状の長穴01)を刻設し、回転切
断機(6)は押え金具(1G+を介して一端は固定ネ、
ジ(8)、他端は長穴0】)に締付ネジ(9)により螺
合締結される。 回転切新機取付台(7)の回転切断機(6)は固定ボル
ト(8)を基準にして前記弧状の長穴(11)に沿って
回動変位することができるため第4図に示すこと(回転
切断機(6)の刃先を溶着内部(C1に所要角度(θ)
および切削深さで接触できるように調整することができ
る。 第5図に示すごとく母材(11と垂直部材(2りとの片
面溶着内部(C1を長手方向の所要位置まで回転切断機
(6)の刃先により切削切目を刻設すると自動切削盤(
Alの前進を停止させ、垂直部材(2a)を縦切断する
とともに溶着内部TC’lに切目を有する垂直部材(2
a)と隣接する溶着固定した垂直部材(2b)間にジジ
ャッキ受台(13)上に載置したピストン杆(12a)
を有するジヤツキ(12)を挿入し、ジヤツキα2)の
シリンダを伸長させると(pl)の押圧力により垂直板
(2a)は容易簡単に横転する。 本発明は本実施例に限定するものではなく回転切断器、
例えば丸鋸、砥石およびカッタは勿論のこと、放電切断
機器等の他の切断器を含め、かつ回転切断機の角度調整
等、本技術思想を逸脱しない範囲において種々の変形構
造を案出し適用することも含まれる。 本発明は上述のように構成されるため、人力を要するガ
ス切断に比し、溶着部の切削分割が簡単、にできるため
作業能率の向上および省力化をはかることができ、かつ
ガス切断によるノロ発生にともなう鉄重量の大きな軽減
もなく、かつ取外し面が平滑である等、効率のよい切削
分割方法を提供することができる。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来のガス切断の状態を示す一部正面図。 第2図は本発明の自動切削盤の平面図。 第3図は本発明の切断機の取付要領を示す説明図。 第4図は本発明の回転切断機の切削状態を示す説明図。 第5図は垂直部材間にジヤツキを挿入して分割する状態
を示す一部斜視図である。2 A:自動切削盤、1:母材、2:垂直部材、3:押圧ロ
ーラ、4ニジリンダ、5:送りローラ、6:回転切断機
、7:回転切断機取付台、8:固定ボルト、9:締付ネ
ジ、10:押え金具、11:弧状の長穴、12:ジヤツ
キ 特許出願人 寺 岡 久 弥 第1図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 垂直部材を抑圧ローラ、送りローラにより挾持し、垂直
部材のウェブを案内板として抑圧ローラを回転させると
ともに、送りローラの回転により垂直部材のウェブを回
転させながら抑圧ローラと連動して自動切削盤を前進さ
せる工程と、回転切断機により母材と垂直部材の溶着内
部を切削する工程と、垂直部材間にジヤツキを挿入し切
削切目を有する垂直部材を横転させる工程とを含む母材
と垂直部材の溶着部の切削分割方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11384183A JPS606303A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 母材と垂直部材の溶着部の切削分割方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11384183A JPS606303A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 母材と垂直部材の溶着部の切削分割方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS606303A true JPS606303A (ja) | 1985-01-14 |
Family
ID=14622390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11384183A Pending JPS606303A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 母材と垂直部材の溶着部の切削分割方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606303A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6452669A (en) * | 1987-08-24 | 1989-02-28 | Ngk Insulators Ltd | Production of alumina refractory |
-
1983
- 1983-06-23 JP JP11384183A patent/JPS606303A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6452669A (en) * | 1987-08-24 | 1989-02-28 | Ngk Insulators Ltd | Production of alumina refractory |
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