JPS6062181A - 半導体発光素子の製造方法 - Google Patents
半導体発光素子の製造方法Info
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- JPS6062181A JPS6062181A JP17097983A JP17097983A JPS6062181A JP S6062181 A JPS6062181 A JP S6062181A JP 17097983 A JP17097983 A JP 17097983A JP 17097983 A JP17097983 A JP 17097983A JP S6062181 A JPS6062181 A JP S6062181A
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- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/20—Structure or shape of the semiconductor body to guide the optical wave ; Confining structures perpendicular to the optical axis, e.g. index or gain guiding, stripe geometry, broad area lasers, gain tailoring, transverse or lateral reflectors, special cladding structures, MQW barrier reflection layers
- H01S5/22—Structure or shape of the semiconductor body to guide the optical wave ; Confining structures perpendicular to the optical axis, e.g. index or gain guiding, stripe geometry, broad area lasers, gain tailoring, transverse or lateral reflectors, special cladding structures, MQW barrier reflection layers having a ridge or stripe structure
- H01S5/2205—Structure or shape of the semiconductor body to guide the optical wave ; Confining structures perpendicular to the optical axis, e.g. index or gain guiding, stripe geometry, broad area lasers, gain tailoring, transverse or lateral reflectors, special cladding structures, MQW barrier reflection layers having a ridge or stripe structure comprising special burying or current confinement layers
-
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- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
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- H01S5/223—Buried stripe structure
- H01S5/2232—Buried stripe structure with inner confining structure between the active layer and the lower electrode
- H01S5/2234—Buried stripe structure with inner confining structure between the active layer and the lower electrode having a structured substrate surface
Landscapes
- Semiconductor Lasers (AREA)
- Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は基本横モード発振する半導体発光素子の製造方
法に関する。
法に関する。
(従来技術の説明)
先ず、本発明に説明に入る前に、従来の半導体発光素子
の一例である電流狭窄層を有し基本横モード発振する半
導体レーザの製造方法につき第1図(A)及び(B)を
参照して説明する。
の一例である電流狭窄層を有し基本横モード発振する半
導体レーザの製造方法につき第1図(A)及び(B)を
参照して説明する。
従来においては、第1図(A)に示すように、基板表面
が(ioo)面であるn −1nP基板1を用意し、こ
の基板1を液相エピタキシャル成長炉に入れ、この基板
1の上側表面la上に電流狭窄層となるべきp −In
P層2を液相エピクキシャル成長させる。次ぎに、一旦
この基板1を成長炉から取り、出して、この層2上に、
エツチングマスク用の、例えば、 5102などを被着
して通常のフォトリングラフィ方法により、<011>
方向に延在するストライプ窓を開け、この層2から基板
1に達する断面はぼV字状のストライプ状の溝3をエツ
チング形成する。次ぎに、再度、電流狭窄層2を有する
この溝付き基板1を成長炉に入れて、第1図(B)に示
すように、この基板1の)1■3が形成されている側に
第一クラッド層であるn−InP層4を成長させ、続い
て活性層であるInGaAsP層5を、溝に対応する部
分においては溝方向に下方に湾曲させて、成長させ、次
に第二クラッド層であるp −InP層6を成長させる
。次いで、最終的に基板lの下側面1b及び第二クラッ
ド層6上に夫々電極7及び8を形成するように成してい
る。
が(ioo)面であるn −1nP基板1を用意し、こ
の基板1を液相エピタキシャル成長炉に入れ、この基板
1の上側表面la上に電流狭窄層となるべきp −In
P層2を液相エピクキシャル成長させる。次ぎに、一旦
この基板1を成長炉から取り、出して、この層2上に、
エツチングマスク用の、例えば、 5102などを被着
して通常のフォトリングラフィ方法により、<011>
方向に延在するストライプ窓を開け、この層2から基板
1に達する断面はぼV字状のストライプ状の溝3をエツ
チング形成する。次ぎに、再度、電流狭窄層2を有する
この溝付き基板1を成長炉に入れて、第1図(B)に示
すように、この基板1の)1■3が形成されている側に
第一クラッド層であるn−InP層4を成長させ、続い
て活性層であるInGaAsP層5を、溝に対応する部
分においては溝方向に下方に湾曲させて、成長させ、次
に第二クラッド層であるp −InP層6を成長させる
。次いで、最終的に基板lの下側面1b及び第二クラッ
ド層6上に夫々電極7及び8を形成するように成してい
る。
しかしながら、この従来の製造方法によれば、活性層の
湾曲形状が基本横モード発振のための重要な因子となる
が、この活性層の形状の制御が困難であった。
湾曲形状が基本横モード発振のための重要な因子となる
が、この活性層の形状の制御が困難であった。
さらに、この方法では、基板1を成長炉に入れて電流狭
窄層2を成長させ、然る後、この基板を溝形成のために
一旦成長炉から取り出し、その後再び溝イ1き基板を成
長炉に入れて第一クラッド層4以下の液相エピタキシャ
ル成長を行うため、独立した二回のエピタキシャル成長
工程が必要と成り、従って、製造工程が複雑で、時間が
掛り、原料の損失が多く、しかも、製造歩留が悪いとい
う欠点があった。
窄層2を成長させ、然る後、この基板を溝形成のために
一旦成長炉から取り出し、その後再び溝イ1き基板を成
長炉に入れて第一クラッド層4以下の液相エピタキシャ
ル成長を行うため、独立した二回のエピタキシャル成長
工程が必要と成り、従って、製造工程が複雑で、時間が
掛り、原料の損失が多く、しかも、製造歩留が悪いとい
う欠点があった。
さらに、素子部材を成長炉に出し入れするため、基板表
面をはじめ各層の界面が然ダメージを受けクリーンな状
態に保持することが出来なかった。
面をはじめ各層の界面が然ダメージを受けクリーンな状
態に保持することが出来なかった。
(発明の目的)
本発明の目的は、このような従来の欠点を除去するため
、−回の連続した液相エピタキシャル成長を用いて、低
しきい値電流でかつ特に活性層を湾曲させる必要なくし
て基本横モード発振し得る半導体発光素子を製造出来る
ようなした半導体発光素子の製造方法を提供するにある
。
、−回の連続した液相エピタキシャル成長を用いて、低
しきい値電流でかつ特に活性層を湾曲させる必要なくし
て基本横モード発振し得る半導体発光素子を製造出来る
ようなした半導体発光素子の製造方法を提供するにある
。
(発明の構成)
この目的の達成を図るため、本発明によれば、InP基
板の(100)面から(111)A面を側面とする溝を
形成する工程と、この(100)面と(111) A面
とに対するInPの結晶成長速度の面方位依存性を利用
して構外の基板表面上に電流狭窄層を成長させ、さらに
、InGaAsPの光吸収層をこの電流狭窄層上に成長
させると共に、溝内では凹状に下方に湾曲した層として
成長させ、さらに、第一クラッド層を溝の部分の光吸収
層上では厚つくかつ構外の光吸収層上では薄く成長させ
、さらに第一クラッド層上にInGaAsPの活性層を
成長させ、さらに、この活性層上に第二クラッド層を成
長させるという一回の液相エピタキシャル成長工程とを
含むことを特徴とする。
板の(100)面から(111)A面を側面とする溝を
形成する工程と、この(100)面と(111) A面
とに対するInPの結晶成長速度の面方位依存性を利用
して構外の基板表面上に電流狭窄層を成長させ、さらに
、InGaAsPの光吸収層をこの電流狭窄層上に成長
させると共に、溝内では凹状に下方に湾曲した層として
成長させ、さらに、第一クラッド層を溝の部分の光吸収
層上では厚つくかつ構外の光吸収層上では薄く成長させ
、さらに第一クラッド層上にInGaAsPの活性層を
成長させ、さらに、この活性層上に第二クラッド層を成
長させるという一回の液相エピタキシャル成長工程とを
含むことを特徴とする。
(実施例の説明)
以下第2図(A)〜(J)及び第3図に従って本発明の
半導体発光素子の製造方法の一実施例を半導体レーザに
つき説明する。
半導体発光素子の製造方法の一実施例を半導体レーザに
つき説明する。
第2図(A)〜(J)は半導体レーザの製造段階での状
態をレーザ素子の臂開面またはこの襞開面と平行な面で
の断面で夫々示す製造工程図であり、各構成成分の寸法
、形状などは本発明の構成が解る程度に概略的に示しで
あるにすぎない。また、図中、断面を表わすハツチング
を省略して示しである。
態をレーザ素子の臂開面またはこの襞開面と平行な面で
の断面で夫々示す製造工程図であり、各構成成分の寸法
、形状などは本発明の構成が解る程度に概略的に示しで
あるにすぎない。また、図中、断面を表わすハツチング
を省略して示しである。
先ず、第2図(A)に示すように、n −InP基板1
1を用意する。この基板11の上側表面11aを(10
0)面とする。次ぎに、第2図(B)に示すように、基
板表面11a上に、エツチングマスク層として供する、
例えば、 5i02等のような層12を形成する。次い
で、第2図(C)に示すように、このエツチングマスク
層12に通常のフォトリングラフィ手法によって、スト
ライプ窓13を<Ol 1>方向に延在するように開け
る。この窓13を介して、基板11の露出した表面11
aを工yチングする。このエツチングによって、第2図
(D)及び第3図の斜視図に示すように、凹型の溝14
を形成する。この溝の@Wは基本横モードで発振させる
ことを考慮して、約2ルm以下とする。この溝の傾斜側
面14aは(111) A面と成り、この溝14の断面
形状は図示のようなほぼ底面14bが平であってもよい
し、また、やや盛上った状態となっていてもよいし、他
の形をしていても良い。いずれにしても、この底面14
bの幅はInPが成長しない程度の幅に押えておく必要
がある。
1を用意する。この基板11の上側表面11aを(10
0)面とする。次ぎに、第2図(B)に示すように、基
板表面11a上に、エツチングマスク層として供する、
例えば、 5i02等のような層12を形成する。次い
で、第2図(C)に示すように、このエツチングマスク
層12に通常のフォトリングラフィ手法によって、スト
ライプ窓13を<Ol 1>方向に延在するように開け
る。この窓13を介して、基板11の露出した表面11
aを工yチングする。このエツチングによって、第2図
(D)及び第3図の斜視図に示すように、凹型の溝14
を形成する。この溝の@Wは基本横モードで発振させる
ことを考慮して、約2ルm以下とする。この溝の傾斜側
面14aは(111) A面と成り、この溝14の断面
形状は図示のようなほぼ底面14bが平であってもよい
し、また、やや盛上った状態となっていてもよいし、他
の形をしていても良い。いずれにしても、この底面14
bの幅はInPが成長しない程度の幅に押えておく必要
がある。
次ぎに、この溝14が形成された基板11を液相エピタ
キシャル成長炉に入れ、第2図(E)〜(1)に示すよ
うに、電流狭窄層となるべきp −InP層15(第2
図(E) ) 、光吸収層であるn −1nGaAsP
P918(第2図(F) ) 、第一クラッド層であ
るn−InP層17(第2図(G) ) 、活性層であ
るInGaAsP層18(第2図18))及び第二クラ
ッド層であるp−InP層19(第2図(1))を−回
の液相エピタキシャル成長で順次に連続成長させる。
キシャル成長炉に入れ、第2図(E)〜(1)に示すよ
うに、電流狭窄層となるべきp −InP層15(第2
図(E) ) 、光吸収層であるn −1nGaAsP
P918(第2図(F) ) 、第一クラッド層であ
るn−InP層17(第2図(G) ) 、活性層であ
るInGaAsP層18(第2図18))及び第二クラ
ッド層であるp−InP層19(第2図(1))を−回
の液相エピタキシャル成長で順次に連続成長させる。
この連続エピタキシャル成長の際、p −1nP層15
は結晶成長速度の面方向依存性により基板11の表面で
ある(100)面上での成長速度が速く、?414内、
すなわち、(111) A面の側面14a上での成長速
度か著しく遅いので、成長時間を選定することにより、
第2図(E)に示すように、実質的に基板11の溝14
外の平担な表面11a上にのみP−InPを成長させる
ことができる。この電流狭窄層15の厚さdlを17z
m以上とする。続いてこのP−InP層15及び溝14
上に成長させるn −InGaAsPの光吸収層16は
InPのような強い面方位依存性は無く、むしろ凹凸を
無くすように、すなわち、溝14を埋めるように成長す
る。従って、長時間成長させると、成長表面は平担とな
るが、そうならない程度で成長を停止させて、第2図(
F)に示すように、溝14の部分では、この層16の表
面が溝内に向けて下方に湾曲して凹所を形成しかつ構外
では平担となるように、この層16を成長させる。この
光吸収層16の溝外の厚さd2は0.3 p、m程度あ
れば充分である。ここで、このInGaAsPのエネル
ギーギャップは活性層のエネルギーギャップよりも小さ
く取る。
は結晶成長速度の面方向依存性により基板11の表面で
ある(100)面上での成長速度が速く、?414内、
すなわち、(111) A面の側面14a上での成長速
度か著しく遅いので、成長時間を選定することにより、
第2図(E)に示すように、実質的に基板11の溝14
外の平担な表面11a上にのみP−InPを成長させる
ことができる。この電流狭窄層15の厚さdlを17z
m以上とする。続いてこのP−InP層15及び溝14
上に成長させるn −InGaAsPの光吸収層16は
InPのような強い面方位依存性は無く、むしろ凹凸を
無くすように、すなわち、溝14を埋めるように成長す
る。従って、長時間成長させると、成長表面は平担とな
るが、そうならない程度で成長を停止させて、第2図(
F)に示すように、溝14の部分では、この層16の表
面が溝内に向けて下方に湾曲して凹所を形成しかつ構外
では平担となるように、この層16を成長させる。この
光吸収層16の溝外の厚さd2は0.3 p、m程度あ
れば充分である。ここで、このInGaAsPのエネル
ギーギャップは活性層のエネルギーギャップよりも小さ
く取る。
この溝14内に成長した光吸収層16の傾斜した面は最
早(111)A面でなく、これがため、続いて、このn
−InGaAsP光吸収層16上にn −1nP第一
クラツド層17を成長させると、第2図(G)に示すよ
うに、このクラッド層17は溝14の内部にも良好に成
長する。この場合、このクラッド層17の溝の中心付近
での厚さd3をlpm以上とし、溝外の平担部では厚さ
d4を例えば0.5.m以下のように充分薄く成長させ
る。このような成長は基板11に掘る溝14の深さ、電
流狭窄層15の厚み、光吸収層重6の厚み等を調整する
ことで容易に制御出来る。
早(111)A面でなく、これがため、続いて、このn
−InGaAsP光吸収層16上にn −1nP第一
クラツド層17を成長させると、第2図(G)に示すよ
うに、このクラッド層17は溝14の内部にも良好に成
長する。この場合、このクラッド層17の溝の中心付近
での厚さd3をlpm以上とし、溝外の平担部では厚さ
d4を例えば0.5.m以下のように充分薄く成長させ
る。このような成長は基板11に掘る溝14の深さ、電
流狭窄層15の厚み、光吸収層重6の厚み等を調整する
ことで容易に制御出来る。
続いて、第2図(H)に示すように、InGaAsP活
性層18を成長させる。この活性層18の厚さを0.2
gm以下とする。この活性層18の幾何学的形状は、第
一クラッド層17を成長させた時点で、このM17が溝
14の中央部分で凹状となっていれば、レンズ状となり
、また、この層17が平担状となっていれば、平担とな
る。いずれの場合でも、溝14の中央部分に対応する活
性層18の部分の厚みd5が0;27zm以下となって
いるならば活性層の形状は問わない。尚、この活性層1
8の上側の面は平担にするのが好適である。
性層18を成長させる。この活性層18の厚さを0.2
gm以下とする。この活性層18の幾何学的形状は、第
一クラッド層17を成長させた時点で、このM17が溝
14の中央部分で凹状となっていれば、レンズ状となり
、また、この層17が平担状となっていれば、平担とな
る。いずれの場合でも、溝14の中央部分に対応する活
性層18の部分の厚みd5が0;27zm以下となって
いるならば活性層の形状は問わない。尚、この活性層1
8の上側の面は平担にするのが好適である。
然る後、第2図(1)に示すように、活性層18上にp
−1nPの第二クラッド層18を2gm以上の厚みを
もって成長させ、液相エピタキシャル成長工程を終了す
る。
−1nPの第二クラッド層18を2gm以上の厚みを
もって成長させ、液相エピタキシャル成長工程を終了す
る。
このようにして、各液相エピタキシャル成長層を基板1
1上に形成した後、これら層を有する基板を成長炉から
取り出し、第二クラッド層19の表面19a上に及び基
板11の下側面11b上に夫々電極2゜及び21を被着
形成する。
1上に形成した後、これら層を有する基板を成長炉から
取り出し、第二クラッド層19の表面19a上に及び基
板11の下側面11b上に夫々電極2゜及び21を被着
形成する。
このようにして得られた半導体レーザの両電極20及び
21間に適切な電圧を印加して注入電流を流すと、電流
は層18→17→18→15→11へと流れ、この場合
、この電子とホールとか活性層18において再結合発光
し、発光した光が剪開面で共振しファブリペローモード
でレーザ発喫する。この時、電流狭窄層15は逆バイア
スになるため、溝14の外部では電流が流れず、溝14
の内側のみに電流経路が形成される。従って、低電流で
も電流注入効率が高まり、レーザ発振が起る。
21間に適切な電圧を印加して注入電流を流すと、電流
は層18→17→18→15→11へと流れ、この場合
、この電子とホールとか活性層18において再結合発光
し、発光した光が剪開面で共振しファブリペローモード
でレーザ発喫する。この時、電流狭窄層15は逆バイア
スになるため、溝14の外部では電流が流れず、溝14
の内側のみに電流経路が形成される。従って、低電流で
も電流注入効率が高まり、レーザ発振が起る。
また、再結合により得られた光は、溝14の中央付近で
は下部の第一クラッド層17が充分厚いため活性層18
とこの層17との屈折率差で閉込められるが、溝14の
中央部分から左右にずれた位置の部分(溝近傍の構外の
平担部を含む)では第一クラ・ンド層17が薄いため、
活性層18よりこの層17に入った光はその下側の光吸
収層18にまで達する。この光吸収層1Bは活性層18
よりもエネルギーギャップを小さくしであるから、この
層16に達する光は全てこの層で吸収されてしまい、レ
ーザ発振に寄与しない。この効果により、レーザ発振す
るのは活性M18のうち、溝の中央部付近の上部に位置
する領域部分のみとなり、基本横モードで発振すること
となる。
は下部の第一クラッド層17が充分厚いため活性層18
とこの層17との屈折率差で閉込められるが、溝14の
中央部分から左右にずれた位置の部分(溝近傍の構外の
平担部を含む)では第一クラ・ンド層17が薄いため、
活性層18よりこの層17に入った光はその下側の光吸
収層18にまで達する。この光吸収層1Bは活性層18
よりもエネルギーギャップを小さくしであるから、この
層16に達する光は全てこの層で吸収されてしまい、レ
ーザ発振に寄与しない。この効果により、レーザ発振す
るのは活性M18のうち、溝の中央部付近の上部に位置
する領域部分のみとなり、基本横モードで発振すること
となる。
(発明の効果)
上述した本発明の半導体発光素子の製造方法によれば、
−回の液相エピタキシャル成長によって、電流狭窄層や
、光吸収層や、活性層等を含む各層を順次に連続的に形
成出来、また、その際、活性層を特に湾曲させて成長さ
せるような特別の制御を必要とせずに、基本横モード発
振する構造の半導体発光素子を容易に製造し得る利点を
有する。
−回の液相エピタキシャル成長によって、電流狭窄層や
、光吸収層や、活性層等を含む各層を順次に連続的に形
成出来、また、その際、活性層を特に湾曲させて成長さ
せるような特別の制御を必要とせずに、基本横モード発
振する構造の半導体発光素子を容易に製造し得る利点を
有する。
また、本発明方法によれば、液相エピタキシャル成長中
に基板を成長炉外に取出すことがないので、基板表面等
に熱ダメージを与えることなく、この製造方法は簡単で
、時間が掛らず、原料を節約出来、製造歩留りがよいと
いう利点がある。
に基板を成長炉外に取出すことがないので、基板表面等
に熱ダメージを与えることなく、この製造方法は簡単で
、時間が掛らず、原料を節約出来、製造歩留りがよいと
いう利点がある。
尚、上述した実施例では半導体レーザにつき説明したが
、製造された発光素子の端面を譬開面としない場合には
半導体発光ダイオードとなる。上述した実施例では、基
板としてn −InP基板を用いたが、p −InP基
板を使用してもよいこと勿論であり、その場合には各エ
ピタキシャル層の導電型をこれに対応させて反転させる
ことが必要である。
、製造された発光素子の端面を譬開面としない場合には
半導体発光ダイオードとなる。上述した実施例では、基
板としてn −InP基板を用いたが、p −InP基
板を使用してもよいこと勿論であり、その場合には各エ
ピタキシャル層の導電型をこれに対応させて反転させる
ことが必要である。
本発明の方法で製造された半導体発光素子は低しきい値
でしかも基本横モードで発振するので、この素子は光通
信、情報処理装置等の光源として利用して好適である。
でしかも基本横モードで発振するので、この素子は光通
信、情報処理装置等の光源として利用して好適である。
第1図(A)及び(B)は従来の電流狭窄層を有する構
造の半導体発光素子の製造方法を説明するだめの製造工
程図、 第2図(A)〜(J)は本発明の半導体発光素子の製造
方法の一実施例を説明するための製造工程図t53図は
第2図の一工程段階での基板の状態を示す斜視図である
。 1.11・・・基板、111、lla・・・基板の上側
表面1b、llb・・・基板の下側面 2.15・・・電流狭窄層 3.14・・・溝、 4.172・・第一クラッド層5
.18・・・活性層、6.18・・・第二クラッド層7
.8.20.21・・・電極 12・・・エツチングマスク層 13・・・ストライプ窓、14a・・・溝の側面+4b
・・・溝の底面、 18・・・光吸収層+9a・・・第
二クラッド層の上側表面。 第1図 3 第2図 第2図 第2図
造の半導体発光素子の製造方法を説明するだめの製造工
程図、 第2図(A)〜(J)は本発明の半導体発光素子の製造
方法の一実施例を説明するための製造工程図t53図は
第2図の一工程段階での基板の状態を示す斜視図である
。 1.11・・・基板、111、lla・・・基板の上側
表面1b、llb・・・基板の下側面 2.15・・・電流狭窄層 3.14・・・溝、 4.172・・第一クラッド層5
.18・・・活性層、6.18・・・第二クラッド層7
.8.20.21・・・電極 12・・・エツチングマスク層 13・・・ストライプ窓、14a・・・溝の側面+4b
・・・溝の底面、 18・・・光吸収層+9a・・・第
二クラッド層の上側表面。 第1図 3 第2図 第2図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 InGaAsP / InP半導体発光素子を液相エピ
タキシャル成長法を用いて製造するに当り、InP基板
の(100)面から(ill)A面を傾斜側面とする溝
を形成する工程と、 該(100)面と(lll)A面とに対するInPの結
晶成長速度の面方位依存性を利用して前記構外の基板表
面上に電流狭窄層を成長させ、さらに、InGaAsP
の光吸収層を該電流狭窄層上に成長させると共に、溝内
では凹状に下方に向けて湾曲した層として成長させ、さ
らに、第一クラッド層を線溝の部分の光吸収層上では厚
つくかつ構外の光吸収層上では薄く成長させ、さらに、
該第−クラッド層上にInGaAsPの活性層を成長さ
せ、さらに、該活性層上に第二クラッド層を成長させる
一回の液相エピタキシャル成長工程とを含むことを特徴
とする半導体発光素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17097983A JPS6062181A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 半導体発光素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17097983A JPS6062181A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 半導体発光素子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6062181A true JPS6062181A (ja) | 1985-04-10 |
JPS6355231B2 JPS6355231B2 (ja) | 1988-11-01 |
Family
ID=15914886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17097983A Granted JPS6062181A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 半導体発光素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6062181A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010212664A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-09-24 | Renesas Electronics Corp | 半導体レーザとその製造方法 |
-
1983
- 1983-09-16 JP JP17097983A patent/JPS6062181A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010212664A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-09-24 | Renesas Electronics Corp | 半導体レーザとその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6355231B2 (ja) | 1988-11-01 |
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