JPS606187B2 - しようゆの清澄化方法 - Google Patents

しようゆの清澄化方法

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JPS606187B2
JPS606187B2 JP57058799A JP5879982A JPS606187B2 JP S606187 B2 JPS606187 B2 JP S606187B2 JP 57058799 A JP57058799 A JP 57058799A JP 5879982 A JP5879982 A JP 5879982A JP S606187 B2 JPS606187 B2 JP S606187B2
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JP
Japan
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soy sauce
silica sol
aggregates
supernatant
pasteurization
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Expired
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JP57058799A
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JPS58175473A (ja
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信 佐藤
俊輝 大場
俊樹 森
正道 小櫃
淑胤 渡部
桂子 田崎
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KOKUZEICHO CHOKAN
NITSUSAN KAGAKU KOGYO KK
Original Assignee
KOKUZEICHO CHOKAN
NITSUSAN KAGAKU KOGYO KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、しようゆの清澄化方法に係わり、特に、しよ
うゆから火入れ混濁を完全に除き、2次塗の発生も起ら
ない清澄なしようゆを提供せんとするものである。
一般に、製品しようゆは、発酵後の熟成もろみ液を圧搾
することにより先ずしようゆ原液がつくられ、然る後こ
れを火入れし、生じた混濁を塗として析出させ、これを
除くことにより得られている。
火入れは、通常、しようゆ原液を約60〜80q0程度
に加熱することにより行われ、火入れ後は冷却される。
この火入れの目的は、殺菌、酵素の失宿、香味、色沢、
色調の改善であるが、火入れにより原液中に溶けていた
蛋白系物質が熱変性を受けて凝集し混濁が起こるので、
品質優良なる製品しようゆを得るには、これを除去しな
ければならない。これを除く簡単な方法としては、上記
火入れしようゆを冷却静暦することにより、混濁を盤と
して析出沈降せしめ上澄みを回収する方法であるが、そ
の沈降には1週間以上もの長時間を要し、また上記回収
上澄みには2次塗が生じることもいよいよ起こる。更に
、上澄みが除かれた残りの塗液分は5〜10%にも及び
廃棄は損失となるので、圧搾前のもろみ液に戻すことも
行われているが、工程が煩雑となる欠点がある。火入れ
により生じた混濁を除く別の方法としては、凝集剤や吸
着沈澱剤等を添加する方法も知られている。それらの例
としては、酸性白土、シリカゲル、プロテアーゼ、柿渋
等が挙げられるが、いずれも充分なものではない。酸性
白土、シリカゲル等による処理では、2次塗が生じるこ
とがしばしば起こり、プロテアーゼによる方法では塗の
沈降に長時間を要し、また、柿渋による方法では、しよ
うゆの香味が損われ易く好ましくない。更に別の方法と
しては、限外炉過膜を用いる方法も知られているが、多
額の設備費を要するのみならず、やはり2次婆を生じる
こともあり、なお、完全とは言い難い。本発明者らは、
研究の結果、火入れしたしようゆにシリカゾルを添加す
ると急速に凝集物の析出沈降が起こり、その上澄みには
2次塗が生じないこと、また、火入れ前のしようゆ原液
にシリカゾルを添加しただけでは凝集物の析出は起らな
いが、これを火入れするとやはり急速に凝集物の析出沈
降が起こり「その上澄みには2次塗が生じないこと、更
に、上記凝集物は容易に炉過分離できること見出した。
本発明の目的は、火入れにより生じたしようゆの混濁を
効率よく除去すると共に、2次塗も生じさせないしよう
ゆの清澄化方法を提供することにある。
本発明のしようゆの清澄化方法の第1は、火入れ後のし
ようゆにシリカゾルを添加し、生成した凝集物を除くこ
とを特徴とし、その第2は、火入れ前のしようゆにシリ
カゾルを添加した後火入れし、生成した凝集物を除くこ
とを特徴とする。本発明に用いられるシリカゾルは、粒
径約100仏の以下のコロイド状シリカが水媒体中に分
散した水性シリカゾルである。
か)るシリカゾルは、公知の各種の方法により容易に得
られるが、有害成分を含まぬものが好ましい。本発明に
用いられる好ましいシリカゾルは、水ガラス水溶液を腸
イオン交換処理し、要すれば更に陰イオン交換処理も施
し、更にシリカ粒子を成長安定化させることにより、S
i02含有率1〜60%のゾルとして容易に得られる。
か)るゾルは市販工業製品として容易に入手し得る。ま
た、上記イオン交換処理後シリカの粒子を成長させない
ま)のゾルは活性シリカゾルと呼ばれ、不安定性を示す
けれども、ゲル化の進行前ならば本発明に用い得る。本
発明において、しようゆに添加すべきシリカゾルの量は
、通常、Si02として10〜10000胸程度、好ま
しくは、50〜500Q血となる量でよい。
本発明によりシリカゾルが添加されるしようゆは、前記
の如く通常の方法で得られた発酵後の熟成もろみ液を圧
搾することにより得られたしようゆ腺液又はこれを火入
れしたしようゆである。火入れ前のしようゆ原液にシリ
カゾルを添加したま)では凝集物の析出は起らないが、
これを更に火入れすると凝集物の析出が起こる。火入れ
温度は、通常、60〜80oo程度である。火入れ後は
常法により冷却される。上記凝集物は極めて沈降し易く
、静贋法により容易に混濁のない上澄みが得られる。シ
リカゾルを添加しないでしようゆ原液を火入れすると、
、前記の如く混濁が生じる。この火入れ後の混濁しよう
ゆにシリカゾルを添加しても速やかに凝集物の析出と沈
降が起こり始める。従ってこの場合にも静暦法により容
易に混濁のない上澄みが得られる。火入れ後のしようゆ
にシリカゾルを添加する時点は、火入れの直後でも〜冷
却中でも、また冷却後でもよい。本発明により、上記シ
リカゾル添加により生成した凝集物は、沈降分離法によ
り容易にしようゆから分離させることができるので「静
置法により上澄みを回収することにより容易に清澄なし
ようゆが得られる。
また「上記生成凝集物は、遠心分離法、炉適法等常法に
よっても容易に除くことができる。本発明により、シリ
カゾルの添加によって生じた上記凝集物は、シリカゾル
を添加しない場合に生じる塗とは異なり、沈降分離法が
極めて良好である。
未だ、理学的に解明されてはいないが、シリカゾルのコ
ロイド粒子表面の活性基と火入れにより生じた混濁物質
とが作用し、シリカ分と混濁物質を含む凝集粒子が生成
し、これが外見上塗となって速やかに沈降するものと考
えられる。かくして、本発明によれば、シリカゾル添加
により生じた凝集物をしようゆから除くことにより清澄
なしようゆが得られるが、この清澄なしようゆには2次
塗が生じない。従って、長期間、品質優良なしようゆと
して保存することができる。更に本発明の方法は、製品
しようゆの味、香味、色沢、色調、成分等に何ら悪影響
を及ぼさず、極めて有用である。以下、実施例及び比較
例を挙げて更に詳しく説明するが、本発明の技術的範囲
はこれに限定されるものではない。
実施例 1 濃□しようゆ原液200の‘を80q0に昇温した後1
0時間を要して室温まで冷却することにより濃□火入れ
しようゆを得た。
次いで、これにSi0230%の市販シリカゾルをSi
02として300脚となる量添加した後直ちに、直立さ
せた内径2.5肌、長さ25伽の一端封口ガラス管中に
高さ20伽まで注入し静遣した。静贋直後から凝集物の
沈降高さを隆時測定し、第1表記戦の結果を得た。一方
、比較対象として、シリカゾルを添加しない他は上記同
様にして塗の沈降高さを測定したところ第1表記戦の結
果を得た。
また、静暦直後から7日経適時点で上澄みを分離回収し
その性状をしらべたところ第1表記教の結果を得た。
同表中、混濁度は、上澄みを10%NaCI水溶液で2
併音‘こ希釈した液について、散乱光強度を測定する国
税庁所定分析法のタービディティ測定法により求めた。
また、OD籍。
及び○戊粉ま、上澄みを10%NaCI水溶液で2戊音
もこ希釈した液について、着色度を吸光度法により求め
た値である。更に、同表中、TNは全窒素含有率を、F
Nはホルモル窒素含有率を表わす。
第1表 第1表の結果は、シリカゾルの添加により凝集物の沈降
が早まり、塗液分が少なく、また、上澄みの清澄度も優
れることを示している。
実施例 2 シリカゾルの添加を火入れ前に行った他は実施例1と同
様の操作を行い第1表記軟の結果を得た。
火入れ前のしようゆ原液にシリカゾルを添加したま)で
は凝集物の析出は起らなかったが、シリカゾルの添加後
火入れを行うと凝集物が析出し、静層による凝集物の沈
降が早く、上澄み清澄度も高いことを認めた。
実施例 3 実施例1と同様にして濃□火入れしようゆを得、次いで
、これにSi0230%の市販シリカゾルをSi02と
して30功脚となる量添加し室温にて1日放置後しよう
ゆ100のZに対し1夕の割合に炉過助剤として珪藻±
を加え、直ちに、直径4伽のNo.弘の炉紙を使用して
吸引炉遇した。
炉過速度を測定したところ50叫の炉液を得るのに11
9砂を要した。一方、比較対象として「シリカゾルを添
加しない他は上記同様にして炉過速度を測定したところ
、50の‘の炉液を得るのに15朝砂を要した。
実施例 4火入れ温度を変えた他は実施例1と同様にし
て濃□火入れしようゆを得、静暦直後から5日経過時点
で上澄みを採取し、これにSi0230%のシリカゾル
をSi0220の蝿となる量添加し実施例1と同様にし
てガラス管中に静遣した。
静置直後から1日経過時点で凝集物の沈降高さと上澄み
の混濁度を測定したところ第2表記談の結果を得た。一
方、比較対象として、上記濃口火入れしようゆを、シリ
カゾル無添加のま)ガラス管中に静置し、静直直後から
5日経過時点で塗の高さと上澄みの混濁度を測定したと
ころ第2表記載の結果を得た。第 2 表 上表の結果は、濃□火入れしようゆを静暦して得られた
上澄み中に、なお混濁を生じる成分が含まれているが、
シリカゾルの添加によりこれを凝集物として析出沈降さ
せることができることを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 火入れ後のしようゆにシリカゾルを添加し、生成し
    た凝集物を除くことを特徴とするしようゆの清澄化方法
    。 2 火入れ前のしようゆにシリカゾルを添加した後火入
    れし、生成した凝集物を除くことを特徴とするしようゆ
    の清澄化方法。
JP57058799A 1982-04-08 1982-04-08 しようゆの清澄化方法 Expired JPS606187B2 (ja)

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JPS58175473A JPS58175473A (ja) 1983-10-14
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