JPS606158Y2 - 自動車窓用網戸 - Google Patents
自動車窓用網戸Info
- Publication number
- JPS606158Y2 JPS606158Y2 JP8045580U JP8045580U JPS606158Y2 JP S606158 Y2 JPS606158 Y2 JP S606158Y2 JP 8045580 U JP8045580 U JP 8045580U JP 8045580 U JP8045580 U JP 8045580U JP S606158 Y2 JPS606158 Y2 JP S606158Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- door
- window
- weather strip
- window glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車の走行中あるいは停車中、蚊、蜂その
他の虫が車室に侵入することを防止する自動車窓用網戸
の改良に関する。
他の虫が車室に侵入することを防止する自動車窓用網戸
の改良に関する。
従来の自動車窓用網戸においては、防虫網の周囲四辺が
ビス、リベット等で枠体に固定されていたため、構成部
品点数が多く、構造及び製造工程が複雑であった。
ビス、リベット等で枠体に固定されていたため、構成部
品点数が多く、構造及び製造工程が複雑であった。
しかも、網戸が窓ガラスの外側に取り付けられていたた
め、窓ガラスと窓枠との間の防水性能を確保する必要上
、弾性嵌合、吸盤や磁石による吸着といった信頼性の乏
しい取付は手段の採用を余儀なくされ、走行振動等によ
って脱落する可能性があった。
め、窓ガラスと窓枠との間の防水性能を確保する必要上
、弾性嵌合、吸盤や磁石による吸着といった信頼性の乏
しい取付は手段の採用を余儀なくされ、走行振動等によ
って脱落する可能性があった。
即ち、網戸の枠体を窓ガラスの外面とこれに対向する窓
枠との間に差し込んだ場合、取付は強度は得られるが、
窓ガラス外面に圧接する防水パツキンが網戸の枠体で窓
ガラス外面から押しのけられ、防水パツキンとして機能
しなくなるので、雨水が窓ガラスをったってドア内部に
侵入することになる。
枠との間に差し込んだ場合、取付は強度は得られるが、
窓ガラス外面に圧接する防水パツキンが網戸の枠体で窓
ガラス外面から押しのけられ、防水パツキンとして機能
しなくなるので、雨水が窓ガラスをったってドア内部に
侵入することになる。
本考案は、これらの点で改良された自動車窓用網戸を提
供するものである。
供するものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案をトラックの窓用網戸Aに適用した実
施例を示す。
施例を示す。
前記網戸Aは、第2図、第3図に示すように、二つ折り
部 、 a/を有する板金製(この実施例ではステンレ
スを使用しているが、アルミその他の金属でもよい。
部 、 a/を有する板金製(この実施例ではステンレ
スを使用しているが、アルミその他の金属でもよい。
)の帯状部材1a、lb、lcに°より、窓枠Bの形状
に対応する形状の枠体2を形威し、金網等よりなる防虫
網3の周囲四辺を前記二つ折り部 、 a/に挿入して
、該二つ折り部a。
に対応する形状の枠体2を形威し、金網等よりなる防虫
網3の周囲四辺を前記二つ折り部 、 a/に挿入して
、該二つ折り部a。
a′を適当な工具で両側から押圧変形することにより、
防虫網3の周囲四辺を前記二つ折部 、 a/で挟着し
たものであり、前記枠体2の上辺部には、窓枠Bの上縁
部に支着されたドア側ウェザ−ストリップ11に車室側
より嵌合係止させる嵌合片12を、また枠体2の下辺部
には、昇降可能な窓ガラスCの車室側側面と窓枠Bの下
縁部との間に落とし込み可能な舌片5をそれぞれ折曲加
工により連設しである。
防虫網3の周囲四辺を前記二つ折部 、 a/で挟着し
たものであり、前記枠体2の上辺部には、窓枠Bの上縁
部に支着されたドア側ウェザ−ストリップ11に車室側
より嵌合係止させる嵌合片12を、また枠体2の下辺部
には、昇降可能な窓ガラスCの車室側側面と窓枠Bの下
縁部との間に落とし込み可能な舌片5をそれぞれ折曲加
工により連設しである。
6a、6bは前記枠体2の前辺及び後辺の室外側側面に
接着したスポンジ等のシー部材、7はドアである。
接着したスポンジ等のシー部材、7はドアである。
上記構成の網戸Aは、車室側からの操作により、舌片5
を、窓ガラスCの車室側側面と窓枠Bの下縁部との間に
落とし込み、この状態で、枠体2を若干持ち上げて、前
記嵌合片12を、窓枠Bの上縁部に支着されたドア側ウ
ェザ−ストリップ11に車室側より嵌合係止させ、ドア
7を閉じた際、前記嵌合片12が前記ドア側ウェザ−ス
トリップ11と車体側ウェザ−ストリップ13との間に
挾持されるとともに、前記シール材6a、6bが窓枠B
の前、後縁の車室側側面に弾性的に圧接される。
を、窓ガラスCの車室側側面と窓枠Bの下縁部との間に
落とし込み、この状態で、枠体2を若干持ち上げて、前
記嵌合片12を、窓枠Bの上縁部に支着されたドア側ウ
ェザ−ストリップ11に車室側より嵌合係止させ、ドア
7を閉じた際、前記嵌合片12が前記ドア側ウェザ−ス
トリップ11と車体側ウェザ−ストリップ13との間に
挾持されるとともに、前記シール材6a、6bが窓枠B
の前、後縁の車室側側面に弾性的に圧接される。
従って、例えば、走行中あるいは停車して車室で仮眠す
るような場合、窓ガラスCを下降すれば、窓からの空気
流通を確保し乍らも、虫の侵入を防止できる。
るような場合、窓ガラスCを下降すれば、窓からの空気
流通を確保し乍らも、虫の侵入を防止できる。
また、舌片5は、窓ガラスC内面(車室側側面)と窓枠
B下縁部との間に挿入されるため、窓ガラスC外面の防
水パツキン10が舌片5によって不当に変形されること
はない。
B下縁部との間に挿入されるため、窓ガラスC外面の防
水パツキン10が舌片5によって不当に変形されること
はない。
従って、雨天時には、窓ガラスCを上昇して窓を閉じれ
ば、網戸Aを取り付けていない場合と同様に防水パツキ
ン10が窓ガラスCの外面に密着することになり、雨水
窓ガラスCをったってドア7内部に侵入することを防止
できる。
ば、網戸Aを取り付けていない場合と同様に防水パツキ
ン10が窓ガラスCの外面に密着することになり、雨水
窓ガラスCをったってドア7内部に侵入することを防止
できる。
更に、ドア7を閉じた際、嵌合片12が窓枠B側のドア
側ウェザ−ストリップ11と車体側ウェザ−ストリップ
13との間に挾持されるため、ドア7が閉じられている
限り、網戸Aの取付状態は強固であり、走行振動や風圧
等によって走行中に網戸Aが脱落する虞れは皆無となる
。
側ウェザ−ストリップ11と車体側ウェザ−ストリップ
13との間に挾持されるため、ドア7が閉じられている
限り、網戸Aの取付状態は強固であり、走行振動や風圧
等によって走行中に網戸Aが脱落する虞れは皆無となる
。
なお、窓ガラスC内面の拭き掃除等に際しては、前記と
逆の手順により網戸Aを取り外すことができる。
逆の手順により網戸Aを取り外すことができる。
本考案は、以上の構成よりなり、二つ折部を有する板金
製帯状部材によって枠体を形威し、防虫網の周囲四辺を
前記二つ折部で挟着するため、防虫網の周囲四辺を枠体
に固定するためのビス、リベット等が不要で、構成部品
点数の減少により構造が簡素化され、しかも、二つ折部
を押圧変形するだけの単純な操作によって、防虫網を張
設できる。
製帯状部材によって枠体を形威し、防虫網の周囲四辺を
前記二つ折部で挟着するため、防虫網の周囲四辺を枠体
に固定するためのビス、リベット等が不要で、構成部品
点数の減少により構造が簡素化され、しかも、二つ折部
を押圧変形するだけの単純な操作によって、防虫網を張
設できる。
殊に、枠体下辺部の舌片を、窓ガラスの車室側側面と窓
枠下縁部との間に落とし込み、枠体上辺部の嵌合片を、
窓枠側の上縁部のドア側ウェザ−ストリップに嵌合係止
し、ドアを閉じた際、前記嵌合片が前記ドア側ウェザ−
ストリップと車体側ウェザ−ストリップとの間に挾持さ
れるようにしたため、網戸の取付は状態が強固で、走行
振動等によって網戸が路上に外れ落ちる虞れがなく、且
つ、網戸を取り付けたまま、窓ガラスを昇降でき、それ
でいて、窓ガラス外面側の防水パツキンを舌片によって
不当に変形させないため、防水パツキンの機能が確実に
発揮され、雨天時には、窓ガラスを上昇して窓を閉じれ
ば、雨水が窓ガラス外面をったってドア等の内部に侵入
することを確実に防止できる効果がある。
枠下縁部との間に落とし込み、枠体上辺部の嵌合片を、
窓枠側の上縁部のドア側ウェザ−ストリップに嵌合係止
し、ドアを閉じた際、前記嵌合片が前記ドア側ウェザ−
ストリップと車体側ウェザ−ストリップとの間に挾持さ
れるようにしたため、網戸の取付は状態が強固で、走行
振動等によって網戸が路上に外れ落ちる虞れがなく、且
つ、網戸を取り付けたまま、窓ガラスを昇降でき、それ
でいて、窓ガラス外面側の防水パツキンを舌片によって
不当に変形させないため、防水パツキンの機能が確実に
発揮され、雨天時には、窓ガラスを上昇して窓を閉じれ
ば、雨水が窓ガラス外面をったってドア等の内部に侵入
することを確実に防止できる効果がある。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は使用状態におけ
る側面図、第2図は要部の一部切欠斜視図、第3図は網
戸取付状態における要部の縦断正面図である。 、 a/・・・・・・二つ折部、la、 lb、
lc・・・・・・板金製帯状部材、2・・・・・・枠体
、3・・・・・・防虫網、5・・・・・・舌片、A・・
・・・・網戸、B・・・窓枠、7・・・・・・ドア、1
1・・・・・・ドア側ウェザ−ストリップ、12・・・
・・・嵌合片、13・・・・・・車体側ウェザ−ストリ
ップ。
る側面図、第2図は要部の一部切欠斜視図、第3図は網
戸取付状態における要部の縦断正面図である。 、 a/・・・・・・二つ折部、la、 lb、
lc・・・・・・板金製帯状部材、2・・・・・・枠体
、3・・・・・・防虫網、5・・・・・・舌片、A・・
・・・・網戸、B・・・窓枠、7・・・・・・ドア、1
1・・・・・・ドア側ウェザ−ストリップ、12・・・
・・・嵌合片、13・・・・・・車体側ウェザ−ストリ
ップ。
Claims (1)
- 二つ折部を有する板金製帯状部材によって自動車の窓枠
に対応する形状に形威された枠体と、周囲四辺が前記二
つ折部に挟着された状態で前記枠体に張設される防虫網
と、前記枠体の下辺部から下方に連設され窓ガラスの室
内側側面と窓枠下縁部との間に落し込まれる舌片と、前
記枠体の上辺部に形威され前記窓枠の上縁部に支着した
ドア側ウェザ−ストリップに嵌合係止されかつドアを閉
じた際前記ドア側ウェザ−ストリップと車体側ウェザ−
ストリップとの間に挟持される嵌合片とからなることを
特徴とする自動車窓用網戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8045580U JPS606158Y2 (ja) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | 自動車窓用網戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8045580U JPS606158Y2 (ja) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | 自動車窓用網戸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS574599U JPS574599U (ja) | 1982-01-11 |
JPS606158Y2 true JPS606158Y2 (ja) | 1985-02-26 |
Family
ID=29442894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8045580U Expired JPS606158Y2 (ja) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | 自動車窓用網戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606158Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8726062D0 (en) * | 1987-11-06 | 1987-12-09 | Plaspharm Uk Ltd | Fluid dispensing devices |
JP2022127337A (ja) * | 2021-02-19 | 2022-08-31 | 朝一 加地 | 車窓用網戸 |
-
1980
- 1980-06-07 JP JP8045580U patent/JPS606158Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS574599U (ja) | 1982-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001121958A (ja) | 自動車の換気機能付きサイドバイザ | |
JPH0610017U (ja) | 自動車用ドアガラスウエザストリップ | |
JPS606158Y2 (ja) | 自動車窓用網戸 | |
US2500991A (en) | Rain deflector for vehicle ventilating windows | |
JP2600389Y2 (ja) | 自動車乗降用ドアの水抜き構造 | |
JP2578806Y2 (ja) | 自動車におけるリヤゲートのシール構造 | |
JPH0349770B2 (ja) | ||
JPS5927520Y2 (ja) | 自動車用窓網 | |
KR200299054Y1 (ko) | 여행용 자동차 덮개 | |
JPS607212Y2 (ja) | 自動車用サイドバイザ− | |
JP3191501B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
KR200231826Y1 (ko) | 자동차용 방충방 | |
JPS633891Y2 (ja) | ||
KR200236750Y1 (ko) | 자동차의방충망용햇빛가리개 | |
JPS6349370Y2 (ja) | ||
JPH0356102Y2 (ja) | ||
JPH0110249Y2 (ja) | ||
JPS623302Y2 (ja) | ||
JPH02220924A (ja) | 着脱式自動車用換気口 | |
JPS59150520A (ja) | 車両用フイルタ−の取付装置 | |
JPH046380Y2 (ja) | ||
JPS60174618U (ja) | 自動車のウインドガラス吸出防止装置 | |
JPH0347002Y2 (ja) | ||
JPS6012761Y2 (ja) | ウエザ−ストリツプのリテ−ナ構造 | |
JP3003855U (ja) | 自動車の窓の日除け装置 |