JPS6061541A - 炭化水素の精製方法 - Google Patents

炭化水素の精製方法

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JPS6061541A
JPS6061541A JP16975083A JP16975083A JPS6061541A JP S6061541 A JPS6061541 A JP S6061541A JP 16975083 A JP16975083 A JP 16975083A JP 16975083 A JP16975083 A JP 16975083A JP S6061541 A JPS6061541 A JP S6061541A
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Seiichirou Shikino
敷野 征一郎
Shigeo Hirai
茂男 平井
Taro Okumura
太郎 奥村
Masutoshi Aoyama
青山 益利
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JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、炭素数4又は5の炭化水素混合物より、共役
ジオレフィンを抽出蒸留により選択的に分離する場合の
選択性溶剤に蓄積される共役ジオレフィンの二量体を除
去する方法に関する0 LPG、ナフサの石油留分の熱分解で得られた炭素数4
の炭化水素混合物C以下C4留分と称す)よp、1..
3−ブタジェンを選択性溶剤を用いて、抽出蒸留法によ
り収得する場合9選択性溶剤として、アセトニトリル、
N−メチルピロされている。
抽出蒸留は、比較的高温で行なわれるため。
1.3−ブタジェンが一部二量化反応を起こし。
ブタジェンダイマー(4−ビニル−1−シクロヘキセン
)が生成される。
溶剤は、抽出蒸留系内で循環させて使用されるものであ
シ、高沸点を有するブタジエンダイ−z−−が生成され
ると、溶剤中に蓄積し、溶剤のりノ宋イ〔・著しく低下
させたり、抽出蒸留搭内て泡1’/ちが起こり1分離効
率を著しく低下さぜるなとH;B、影響を烏えるという
問題があった。
方、炭素数5の炭化水素混合物(以下C5留分と称す。
)よりイソプレンを選択性溶剤により抽出蒸留法にて収
得する場合、前述のC4留分より1.;3 フタジエン
を収得する場合と同様の溶剤か王猶的にIT+いられ、
実施されているが。
同様に、抽出蒸留の際の熱により共役ジオレフィン、主
として、イソプレンおよびシクロペンタジェンの二(1
ト休であるイソン°レンダイマーおよびジンク「1ベン
タジエ/が溶剤中に蓄積し。
溶剤の効果を著しく低下させたり、抽出蒸留搭内て/包
立ちが1(ηこり9分離効率を著しく低下ささぜる要因
になる。特に、′)ンクロペ:/タジエンが溶剤中に含
t flでいると1次のような問題かノ1己こ −)−
こ く る。
抽出蒸留では+ C5留分中のパラフィン、モノオレフ
ィ/、アセチレンおよびシクロペンタジェンを除去し、
製品としてイソプレンを得るが。
イソプレンを重合用モノマーとして使用する際には9重
合反応を阻害する物質とされるシクロペンタジェンを完
全に除去することが不可欠な条件とされている。
従って、抽出蒸留でシクロペンタジェンを除去する操作
がなされていても、溶剤中にジシタ加するため、搭頂よ
り得られる製品であるイソプレンにシクロペンタジェン
が混入して汚染する。ため、溶剤中より除去しなければ
ならないものであった。
従来より、溶剤中に混入した共役ジオレフィンの二量体
は除去することが難しく、溶剤の蒸留による除去、ある
いは蒸発等による方法が実施されてきているが、いずれ
の方法も大きな設備を有し、まだ、多量のエネルギーを
必要とされるものであった。
本発明者らは、そのような大きな設備も9寸/(、多i
IYのエネルギーも必要とすることなく。
わずかff設fliiiで容易に溶剤を精製し得る方法
を開″Ji′、−,l−るととを1−1的として、鋭意
検討の結果。
本発明を完1)lV:するに至った。
すなわち本発明d、炭素数1または5からなる炭11−
水J /11.合物より、共役ジオンフィンを抽出蒸留
に、(:す1コ1]沢的に分離する方法において、抽出
4<<留王イ′1′から抜き出した共役ジオレフィンを
実質的に分離後の炭素数4丑たは5からなる炭化水素6
−ξ11合物の一部と抽出蒸留工程から抜き出1、 ;
/? 31:役/オレフィンの二量体を含む溶剤の−i
’i+(を水のイエ−在1:て混合し、該混合物を分離
槽に−C静置シ2.炭化水素混合物相と溶剤相に分離し
溶剤相C1、水を分離して、又はそのまま抽出蒸留IN
“1に戻17.前記二fj一体を含む炭化水素混合柳川
を一分離除)ぐすることを特徴とする炭化水素のjl−
111製力法を提イ↓(するものである。
1丈1・に」\発明の−1−(体側を図面に従って説明
する。
図2はC4留分の精製工程を示す。
パラフィン、オレフイノ、イソプレン訃よび7クロペン
タジエン等を含むガス状のC5留分を導管1より第1抽
出蒸留搭2へ送り込み、導管3より抽出溶剤(例えばア
セトニトリルメチルピロリドン、ジメチルスルホキサイ
ドを搭頂部より添加し,溶剤は蒸気状のイソプレンを主
としたジオレフィンを吸収し下方へ流才1。
搭頂からは,実質的にジオレフィンが除か一i■。
(通常イソプレンは0,1重量%以下である。)パラフ
ィンおよびモノオレフィンを主とL/こC5留分が導管
5より取り出される。一方搭底力・〔。
ジオレフィンを吸収した溶剤が導管4より第2抽出蒸留
搭6へ送られ,導管8より溶剤を搭WE部より添加し,
抽出蒸留を行ない,搭頂力・らー、導管9より製品であ
るイソプレンが得られ,7クロペンタジエン、アセチレ
ンおよびピペリレン等を主としたジオレフィンを含有し
た溶剤の一部が搭6の中段より抜き出し、導管10より
付屋五こ七 広詳土り導管13を経て上記の/オレフィ
ンを実質的に含まない溶剤が搭6に戻されろ4、搭11
の搭頂より導管12を経てl−記のジオレフィンを含有
した溶剤が得られる。
搭6の搭底部の導管7より取り出されるイソプレンダイ
マーおよびシンクロペンタジェン等の」lミ役ジオレフ
ィンの二重体を含有した溶剤の一部を導管14より抜き
出し、該溶剤と搭2の搭m部のノウ管5から取り出され
た共役ジオレフイノを実質的に除かれだC5留分の一部
を導管15より抜き出l〜、該留分と導管16からの水
とを例えば内部に固定板を備えた導管17内又はライン
ミキザー等で攪拌せしめ1分離槽18へ送り込み、C5
留分と溶剤とを静置分離させる。分ス(F槽18では、
溶剤中のイソプレンダイマーおよびシンクロペンタジェ
ン等の共役ジオレフィンの二)11゛体はほぼ全量C5
留分相へ移行し、溶剤は導管1′9を経て必要に応じて
水を分離して抽出蒸留搭2に送り込まれる。
一部イソプレンダイマーおよびシンクロペンタジェン等
の兵役ジオレフィンの二量体を含んだC5留分は、導管
20を経て導管21より水洗塔22へ送り込まれ、C5
留分中に含寸れる溶剤を水洗により取り除き、返環C5
留分として導管23より糸外へ放出し、搭底部の水と溶
剤は。
導管24より溶剤精製工程へ送られる。
前記の記載は、2基の抽出蒸留搭を用いた例で説明しで
あるが9本発明は抽出蒸留搭の使用基数に制約はされな
い。
以上ばC5留分の精製法について説明しだが。
C4留分のf;17製についても、同様な方法が適用で
きる。
本発明において共役ジオレフィンの二量体を含む溶剤1
00重量に対して、共役ジオレフィンを実質的に分離後
の炭素数4″!、たは5からなる炭化水素混合物は通常
300〜800重量。
好ましくは100〜200重量使用され、水の量は通常
1〜50重量、好ましくは10〜30重量使用される。
なお本発明において使用される溶剤に水が存在していれ
ば、その量に応じて導管16から水が添加さ五る。
Jソ1説明し/ζ」;うに1本発明によると、溶剤中に
者i’ Jl’(−Jろ共役ジオレフィンの二重体を除
去J−ることができ、また従来法に比較して、設備か筒
中で省エネルギーが進んだプロセスである。
以下実施例を挙げて本発明を詳に具体的に説明するが1
本発明はこの方法に限定されるもの−Cil’、 4:
い、1 比較例1 選択溶剤とj7て、アセトニトリル70重量係。
水10市;逢係、アルコール類20重量係を使用して図
1のエセ1で本発明に用いている分離槽を用いないで運
転した場合、イソプレン30重量%、ンクロペ/クジエ
ン8重量%含むガス状の(:5留分を導管1より毎時2
0 TON組込みだな段90段の抽出蒸留搭2へ送り込
み、導管3より溶剤を1σ時150 TON添加【7.
搭底王力2気圧。
塔底温度100′【:で操作し、搭底部からインブレ/
をトとし/こジオレフィンを吸収した溶剤が・+1管4
から組1¥(な段160段の抽出蒸留搭6へ送り込み、
導管8より溶剤をio、時27 TON搭頂部より添加
し、塔底圧力2気圧、搭底温度100℃、搭頂抜出量に
対する還流比(R/D )を7で操作し、搭頂からはI
P95重情チ以上が導管9より毎時6 TON取出され
、粗イソプレン中に含有するシクロペンタジェンの濃度
は12ppmであったっ 実施例1゜ 比較例と同一条件で本発明に用いている分離槽を用いた
図1の工程で、抽出蒸留搭6の搭底部より溶剤を導管7
より毎時3 TON抜き出し。
パラフィン、モノオレフィンを主としだC5留分を導管
15より毎時6 TON送り込み、さらに水を導管16
より毎時0.5 TON添加し、導管17で管内攪拌せ
しめ9分離槽18にて溶剤中のイソプレンダイマーおよ
びジシクロペンタジェンを0.01重量%以下に取除き
、導管19より溶剤を抽出蒸留搭2へ送シ込む操作を繰
り返し73クロペンタゾエンハ0.03 重量% K 
iつた。
寸だ、溶剤中のジシクロペンタ、ジエンカ;多1とんど
除去さ才またことにより、蒸留の際の熱による/り[j
ペックジエンへの分解が々く々す、抽出蒸留搭6の搭頂
より得られる粗イソプレン中ニ含有する/クロペどタジ
エンは0.5 ppmとな、/へ。
さらに、抽出蒸留搭6では低濃度のシクロペンタジェン
を得るために搭頂抜出量に対する還流比(F/D)7で
操作していたが、実施後還流」ニヒを3で操作をし−て
もシクロペンタジェン] T)pm以]:を得ることが
でき、従来法に比して毎日前約2000 +Nca、’
1 減少しだ省エネルギープロセスである。
実施例2 選択溶剤として、N =メチル−ピロリドン(NMl)
)90重量%、水10重量係を使用して1図2の工程に
てC4留分を導管1′よシ組込みだな段100段下洗搭
2′へ毎時] 5 TON送り込み搭頂部より溶剤を毎
時150 TON添加し、フ゛タジエンを主としたジオ
レフィンを吸収し7′の組込みだな段100段の後洗搭
搭頂より95重量%以上のブタジェンを毎時6.7TO
N収得する工程における溶剤中に蓄積するブタジェンダ
イマーを除去する操作として、実施例1と同様に、溶剤
を導管11′より毎時3 TON抜き出し、パラフィン
モノオレフィンを主としだC4留分を導管3〃より毎時
6 TON送り込み、さらに水を導管17′より毎時0
..5 TON添加し、導管13′で管内攪拌せしめ分
離槽14′にて溶剤中のブタジェンの二量体をはソ全量
C4留分に吸収させ、溶剤は導管15’より主洗搭へ送
り込む。
以上の操作を実施しだ結果溶剤中に1600ppm蓄積
していたブタジェンダイマーが、30ppmとなった。
【図面の簡単な説明】
図1,2は本発明の一実施例を示すフロンートである。 導 管 ・・1,3,4,5,7,8,9,10,12
,13,14,15.届、 1.7.1.9゜20.2
1,23,24.t’3j4’6:8j11.’12:
13j15;1 (i、’ ] 7.’ 3’ 搭 2.6. ] 1.22.2.’ 5.’ 7.’
 9.’ 10’分離槽・ 18.1/I’

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭素数4または5からなる炭化水素混合物より、
    共役ジオレフィンを抽出蒸留によシ選択的に分離する方
    法において、抽出蒸留工程から抜き出した共役ジオレフ
    ィンを実質的に躯 分離後の炭素数4″!たは5からえる炭化水素混合物の
    一部と、抽出蒸留工程から抜き出しだ共役ジオレフィン
    の二量体を含む溶剤の一部を水の存在下で混合し、該混
    合物を分離槽にて静置し、炭化水素混合物相と溶剤相に
    分離し、溶剤相は水を分離して、又はそのまま抽出蒸留
    工程に戻し、前記二量体を含む炭化水素混合物相を分離
    除去することを特徴とする炭化水素の精製方法。
JP16975083A 1983-09-14 1983-09-14 炭化水素の精製方法 Granted JPS6061541A (ja)

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