JPS6230171B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6230171B2
JPS6230171B2 JP54041514A JP4151479A JPS6230171B2 JP S6230171 B2 JPS6230171 B2 JP S6230171B2 JP 54041514 A JP54041514 A JP 54041514A JP 4151479 A JP4151479 A JP 4151479A JP S6230171 B2 JPS6230171 B2 JP S6230171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stream
solvent
extractive distillation
stripper
column
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54041514A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54138508A (en
Inventor
Shoruto Howatsuto Za Saado Korin
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JPS54138508A publication Critical patent/JPS54138508A/ja
Publication of JPS6230171B2 publication Critical patent/JPS6230171B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C7/00Purification; Separation; Use of additives
    • C07C7/04Purification; Separation; Use of additives by distillation
    • C07C7/05Purification; Separation; Use of additives by distillation with the aid of auxiliary compounds
    • C07C7/08Purification; Separation; Use of additives by distillation with the aid of auxiliary compounds by extractive distillation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D3/00Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
    • B01D3/14Fractional distillation or use of a fractionation or rectification column
    • B01D3/143Fractional distillation or use of a fractionation or rectification column by two or more of a fractionation, separation or rectification step
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D3/00Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
    • B01D3/34Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping with one or more auxiliary substances
    • B01D3/40Extractive distillation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はジオレフイン類、特にブタジエンおよ
びイソプレンの様なC4およびC5ジオレフイン類
の精製および回収に関する。 ナフサ、LPG、ガス、オイルまたはこれらの留
分の熱分解によつてエチレンおよび/またはプロ
ピレンを製造する場合、共役ジオレフイン類を含
有する炭化水素留分が得られる。この留分から
1・3−ブタジエン、n−ブタン類、n−ブテン
類、イソブテン、ビニルアセチレン、エチルアセ
チレン、1・2−ブタジエンおよびその他のC4
炭化水素類などが回収される。イソプレン、1・
3−ペンタジエン、シクロペンタジエン、パラフ
イン系化合物(例えば、イソペンタンおよびn−
ペンタン)、オレフイン類(例えば、2−メチル
ブテン−1およびペンテン−1)、アセチレン類
(例えば、ペンチン−1および1−ペンテン−4
−イン)およびその他の炭化水素類(例えば、ベ
ンゼン、ヘキサン、シクロペンタン、シクロペン
テンおよびジシクロペンタジエン)から成るC5
留分も同様に回収される。 C4留分からの1・3−ブタジエンの回収また
はC5留分からのイソプレンの回収に関する特許
は多数存在する。これらの特許の多くは各種溶剤
および各種の化学単位操作のいずれか1種を使用
する抽出蒸留法を用いている。 この問題に関する米国特許としては次のものが
あげられる: 米国特許第2407997号および同第2426705号…抽
出蒸留を1回行ない、続いて水洗して溶剤(例え
ば、アセトン)を除去し、それから蒸留すること
から成る; 米国特許第2437230…抽出溶剤(例えば、10〜
55モル%)を有する相当な水を用いてブチレン類
からブタジエンを分離することから成る; 米国特許第2459403号…抽出蒸留を2回行な
い、それから、共沸蒸留することから成る; 米国特許第2971036号…抽出蒸留を1回行な
い、次いでシクロペンタジエンを二量化し続いて
この二量化物を除去することから成る; 米国特許第3317627号…抽出蒸留を1回行なつ
た後からアルキン類を側油として除去することか
ら成る; この分野に関連するその他の米国特許としては
第2993841号;第3803258号;第3795588号;第
3655806号;第3436437号;第3201492号および第
2623844号などがある。 ジオレフインを精製する場合、アセチレン系炭
化水素類の除去は特に重要である。1・3−ブタ
ジエンおよびイソプレンの様なジオレフイン類は
接触溶液重合によつて合成ゴムを製造するための
単量体原料である。2−メチル−1−ブテン−3
−インの様なアセチレン類は300ppm程度の低濃
度でも所望の重合反応を阻害する。該アセチレン
類は重合触媒と反応し、触媒の消耗量を高める。
ほとんどの溶液重合作業のために、アセチレン類
は最大濃度で100〜400ppmに制限しなければな
らない。100ppm未満であることが好ましい。 いくつかの特許はジオレフイン含有流からアセ
チレン類を除去するために抽出蒸留を2回以上行
なうことから成る抽出蒸留法の使用を開示してい
る。例えば、米国特許第3510405号および第
3436438号は2段階抽出蒸留法を開示している。
最初の抽出蒸留操作でパラフイン類およびモノオ
レフイン類を留出液またはラフイネートとして除
去する。抽出物をストリツピングすれば溶剤を再
循環させることができる。このストリツパー留出
液を第2抽出蒸留操作に付してアセチレン類を抽
出物として除去する。第2抽出物を第2ストリツ
パー中でストリツピングして溶剤を精製し、再循
環させる。第2抽出蒸留によつて得られたイソプ
レン留出液流を更に精製するには通常の蒸留操作
を使用できる。米国特許第3510405号の教示にし
たがつてCPD(即ち、シクロペンタジエン)を
除去するための蒸留工程を付加できる。 米国特許第3784626号は米国特許第3510405号の
2段階抽出蒸留法に類似した別の2段階抽出蒸留
法を開示している。ただし、米国特許第3784626
号の方法ではイソプレンおよびジシクロペンタジ
エンの双方とも蒸留塔側油によつて系外に去り、
また、抽出溶剤が相違する。2段階抽出蒸留法を
用い、イソプレンを側油として排出する(ただ
し、イソプレンは抽出物のかわりに第1段抽出蒸
留のラフイネート中にとりこまれている。)こと
から成る別の方法が米国特許第3851010号明細書
に開示されている。 3段階抽出蒸留法が米国特許第3860496号明細
書に開示されている。最初の抽出蒸留(前記の米
国特許の多くのものと同様である。)によつてパ
ラフイン類とオレフイン類を除去する。2番目の
抽出蒸留によつてシクロペンタジエン(CPD)
およびアセチレン類を側油として除去し、3番目
の抽出蒸留によつてCPDおよびアセチレン類を
抽出物として除去する。 本発明の主題は2段階抽出蒸留法である。本発
明の2段階抽出法ではジオレフイン含有流からア
セチレン類を除去するが、前記の米国特許第
3436438号によつて示される様な方法よりも化学
単位操作の数を一層減少させ、しかも、抽出溶剤
流量が一層少ないことを特徴とする。 本発明の目的はC4またはC5炭化水素混合物か
ら共役ジオレフインを分離する方法を提供するこ
とである。 即ち、本発明は共役ジオレフインおよびアセチ
レン系炭化水素類を含有するC4−またはC5−炭
化水素混合物から共役ジオレフインを分離する方
法において、 (A)(i) 0〜約12wt%の水を含有する、アセトニ
トリル(ACN)、ジメチルホルムアミド
(DMF)、フルフラール、ジメチルアセトア
ミド、アセトンおよびN−メチル−2−ピロ
リドンから成る群から選択された溶剤の存在
下で、第1抽出蒸留塔中の炭化水素供給材料
を抽出蒸留し; (ii) 前記第1抽出蒸留塔の塔頂からオレフイン
系化合物およびパラフイン系化合物から成る
ラフイネートを抜出し; (B)(i) 約0〜約12wt%の水を含有し、アセチレ
ン系炭化水素類をほとんど含有しない、
ACN、DMF、フルフラール、ジメチルアセ
トアミド、アセトンおよびN−メチル−2−
ピロリドンから成る群から選択された溶剤の
存在下で、第2抽出蒸留塔中で前記工程(A)の
残油流を抽出蒸留し; (ii) 共役ジオレフインと、前記工程(A)の炭化水
素供給材料よりも該共役ジオレフインに対し
て著しく低濃度のアセチレン系炭化水素類を
含有する留出液をこの第2抽出蒸留塔から抜
出し; (C) 前記工程(B)の第2抽出蒸留塔からの残油流を
次の、 (i) 工程(A)に再循環させる第1流れ、 (ii) 溶剤精製系へ給送される第2流れおよび (iii) ストリツパーへ給送される第3流れの三つ
の流れに分割し; (D) 前記工程(C)の第3流れをストリツパー中でス
トリツピングし、斯くしてアセチレン系炭化水
素類のほとんどを抜取つてストリツパー留出液
として除去し;そして (E) 抽出溶剤である前記工程(D)のストリツパー残
油流を工程(B)に再循環させることを特徴とす
る。 以下本発明を更に詳細に説明する。本発明の方
法を主にC5−留分について説明する。しかし、
C5−留分についてなされた説明はC4−留分、即
ち1・3−ブタジエンの分離にも同様に適用でき
ることを理解しなければならない。 本発明の方法によつて除去されるアセチレン系
炭化水素類は炭素−炭素三重結合を少なく1つ含
有する様な化合物である。例えば、イソプロペニ
ルアセチレン(または、2−メチル−1−ブテン
−3−イン)、ペンチン−1および1−ペンテン
−4−インまたはアリールアセチレンなどであ
る。 抽出溶剤中に水は必ず存在しなければならない
訳けではないが、少量存在する方が好ましい。こ
のような水の存在は抽出蒸留によつて処理される
原料中の各成分の比揮発度を著しく改善し抽出蒸
留操作を容易にする。水の濃度は抽出溶剤と炭化
水素類との混合物への混合性によつて限定され
る。水の濃度が著しく高まるにつれて、二液相系
が形成され、抽出蒸留に逆効果となる。この時点
で、発泡も同様に面倒な問題となる。水は一般に
約12wt%までの量で存在し得るが、好ましい濃
度は7〜8wt%である。 第1抽出蒸留塔(即ち、工程A−)からのラ
フイネートは実質的に共役ジオレフインを含有し
ていない。実際、初めの抽出蒸留は他のほとんど
の2段階抽出蒸留方法で行なわれているものと大
体同一の作用、即ち、モノオレフイン系およびパ
ラフイン系炭化水素類の除去を行なう。 しかしながら、初めの抽出蒸留操作は本方法の
他の工程と独特な態様で組合わせられている。第
2抽出蒸留操作(工程B)は第1ストリツパーお
よび従来の2段階方法の第2抽出蒸留(例えば、
米国特許第3436438号明細書第6欄71行〜第7欄
11行までに開示されている)を一つの単位操作に
効果的に併合させたものである。 更に、アセチレン類を相当量除去した溶剤でな
ければならないのは第2抽出蒸留塔へ供給すべき
溶剤だけであることを発見した。この発見によつ
て、本発明の2段階抽出蒸留操作に必要な抽出溶
剤の全量は1段階抽出蒸留法に必要な量と大体同
じ量に保たれている。第1抽出蒸留塔へ返されて
くる溶剤はアセチレン類を含んでいてもよい。こ
れらの知見および第2抽出蒸留に必要な抽出溶剤
の流速は一層低いものでかまわない(なぜなら、
処理すべきC5−炭化水素類の流速も一層低いか
らである。)という事実に基いて本発明は完成さ
れた。第2抽出蒸留塔への溶剤の流速が低下する
ほど第2抽出蒸留塔からの抽出物中のアセチレン
濃度が高まり、斯くして一層効率的な溶剤ストリ
ツピング操作(工程D)を実施できる。 極めて低濃度のアセチレン類(25ppm未満)
を有するイソプレンは第2抽出蒸留(工程B−
)の留出液として得られる。これは水洗工程お
よび通常の蒸留工程の様な従来の精製工程へ給送
することができる。 本質的に全ての溶剤、吸着アセチレン類および
若干の重質ジオレフイン類は第2抽出蒸留塔の残
油を構成する。この残油を三つに分割する。これ
らのもののうちの2つ(工程C−および)は
通常の抽出蒸留装置における場合の様に処分され
る。第1のものは第1抽出蒸留塔への溶剤供給と
同じくサージング用の溶剤サージタンクへ容易に
再循環させることができる。第2のものはジシク
ロペンタジエンの様な重質不純物を除去するため
の蒸留塔の様な溶剤精製装置へ送ることができる
(米国特許第3510405号明細書、第10欄、57〜65行
を参照されたい。)第3のものはアセチレン/重
質ジオレフインを除去するための溶剤ストリツパ
ー(工程D)へ給送される。 溶剤ストリツパー(工程D)からの残油は第2
抽出蒸留(工程B)に必要なアセチレン不含有溶
剤となる。溶剤ストリツパーは比較的に高い還流
比(例えば、140〜1300対1)で運転される。し
かしながら、この塔へ供給される全炭化水素(供
給物のほとんどは溶剤である。)が少量なのでこ
の塔からの留出液の比率は同様に比較的小さい。
従つて、塔内のボイルアツプ(boil−up)速度は
禁止的でない。 以下図面を参照しながら本発明を更に説明す
る。図は本発明の方法を図式的に示したプロセス
フローシートである。図に示されたフローシート
は本発明の一実施態様を例示するものであつて本
発明の方法がこのフローシートに示された態様だ
けに限定されるものではない。図中の表意図形は
化学単位操作を示す。補助装置、例えばスペアポ
ンプおよびバルブ類などは図示されていない。同
様に、二次工程の流れ(例えば、ガス抜き管)お
よびユーテイリテイーの流れなども省略してあ
る。 ジオレフイン分離工程で給送材料として使用さ
れる代表的な炭化水素留分は所望の炭化水素類よ
りも一層軽質または一層揮発性な炭化水素類およ
び所望の炭化水素類よりも一層重質なまたは一層
低揮発性の炭化水素類を若干含有している。前記
の本発明の本工程の前に1または2以上の蒸留工
程を粗供給材料に対して容易に行なうことがで
き、粗供給材料中の前記重質および軽質炭化水素
類を除去する。この種の操作は米国特許第
3851010号明細書、第3欄21〜26行および同第
3317627号明細書、第3欄18〜20行までに単一蒸
留塔で行なわれるものとして開示されている。重
質炭化水素類の除去は米国特許第2459403号明細
書、同第2426705号明細書および同第2407997号明
細書にも例示されている。 第2抽出蒸留塔の塔頂留出液は若干の抽出溶剤
および水と共にイソプレンを含有している。水お
よび抽出溶剤は水洗または水抽出によつて容易に
除去できる。ここで、前記塔頂留出液は水によつ
て向流的に抽出されている。この様な工程は米国
特許第2426705号明細書、図1Aおよび第4欄52
行〜60行までに例証されている。例えば、水洗装
置は塔頂留出液中の溶剤濃度を10ppm未満にま
で低下させる様に設計されている。 水洗したイソプレン含有留出液は依然として重
合に逆効果を及ぼす、イソプレン以外の化合物類
を含有している。これらの不純物は所望のイソプ
レンよりも少量の異なつた数の炭素原子を有する
炭化水素類である。また、該不純物は所望の共役
ジオレフインと同数の炭素原子を有する化合物を
含有することもできる。しかし、それらの沸点は
所望のジオレフイン(例えば、1・3−ペンタジ
エン類、シクロペンタジエン)の沸点と若干異な
つている。この様な種類の不純物は通常の蒸留技
術で除去できる。例えば、米国特許第2426705号
明細書、図1Aおよび第4欄60行〜71行(ここに
は、重質不純物の除去が例証されている。);同
第3510405号明細書10欄32行〜56行(ここには、
軽質不純物の除去が例証されている。)および同
第3436438号明細書第6欄9〜15行の記載を参考
にすることができる。この蒸留工程はイソプレン
精製工程と呼ばれる。この工程で重質アセチレン
類(例えば、ペンチン−1)を除去した後の全ア
セチレン濃度は10ppm未満である。 イソプレンの場合、イソプレン精製によつて除
去される一層重要な不純物の一つはシクロペンタ
ジエンである。このシクロペンタジエンはイソプ
レン精製工程の残油中に存在する。前記の様に、
シクロペンタジエンを除去するための他の方法も
存在するが、使用されるいかなる方法も、最終生
成物のイソプレン中のシクロペンタジエンの濃度
を数ppm以下にまで低下させるものでなければ
ならない。 本書の全体を通して使用される“ppmまたは
イソプレン(または共役ジオレフイン)に対する
100万分の1部”という用語は流れの中のイソプ
レンの重量で割つた流れの中の測定化合物の重量
であつて、その商に100万をかけたものを意味す
る。 本発明の方法の理解に資するために、本発明の
方法の全工程を添付図面のフローシートを参照し
ながら説明する。この説明の全体を通じて、工程
パラメーター(例えば、流れの組成、温度、圧力
および装置説明など)を指示してゆく。しかしな
がら、これらの工程パラメーターは単なる例示で
あつて本発明の範囲を限定するものと解釈しては
ならない。 炭化水素供給材料1を第1抽出蒸留塔の留出液
および残油抜出点の中間点で第1抽出蒸留塔2へ
装入する。供給材料1は通常、液体であり、該供
給材料1の代表的組成を下記の表1に示す。
【表】 抽出溶剤12(好ましくはアセトニトリル)は
ポンプ10を経て溶剤サージタンク7から供給さ
れる。前記サージタンクには未使用の溶剤4と再
循還溶剤5とが供給されており、また系内に酸素
が入りこむのを防ぐためにチツ素でガスシールさ
れている。 第1抽出蒸留塔は例えば棚段を72段有する。供
給材料1は塔頂から36段目の棚段のところから塔
内に装入され、溶剤は塔頂から10段目の棚段のと
ころから塔内に装入される。第1抽出蒸留塔の代
表的な運転圧力は20ポンド/平方インチ(138
$・KPa)である。 第1抽出蒸留塔の底部はリボイラー23および
溶剤交換器20によつて加熱する。リボイラーポ
ンプ15は塔底部から前記2台の熱交換器を通し
て流れ14を循環させる。溶剤交換器20は熱を
再循環流5から流れ18(循環流14の1部)に
伝達することによつて該熱を保存する。再循環溶
剤5は溶剤サージタンク7に貯蔵する前に冷却し
なければならない。従つて、再循環溶剤5は溶剤
交換器20を経てきた後、再循環溶剤冷却機3に
おいて冷却水を用い更に冷却する。過剰な熱含量
の他の流れ(例えば、プラトンの溶剤回収部のコ
ンデンサー)から別の循環流14の部分へ熱を伝
達することによつて蒸気(リボイラー23用の熱
媒である)を更に節約できる。 第1抽出蒸留塔の塔頂留出蒸気26はコンデン
サー27で凝縮され、この凝縮流28は塔頂留出
油ドラム30に注ぎ込まれる。還流ポンプ38は
前記還流ドラム30から流れ42を抜取り、流れ
42は還流ポンプ38の排出側で還流流れ43と
ラフイネート44(主にモレオレフイン類とパラ
フイン類とから成る。)とに分割される。還流ド
ラム30の脚部またはどろだめに分離相として捕
集される全ての水/溶剤混合物は水相ポンプ39
によつて流れ40として抜取られる。還流ドラム
中に存在する蒸気は管31を経てベント冷却器3
3に流され、ベント冷却器33は流れ31の持つ
熱をプロパンの様な冷媒に伝達することによつて
流れ31から熱を除去する。冷却後、流れ31は
遊離ドラム34に注ぎ込まれ、ここで非縮合性物
35はフレアーに給送され、そして、縮合物37
は還流ドラム30にもどされる。 本書においてRDで示される還流比とは1時間
あたりの還流液のモル数対1時間あたりの留出液
(または抽出蒸留の場合はラフイネート)のモル
数の比率をいう。最初の抽出蒸留の場合の還流比
は例えば約3〜6の範囲内である。 イソプレン含有溶剤流(または抽出物流)47
は残油ポンプ46によつて第2抽出蒸留塔へ移送
される。この流れ47はおおむね全てのアセチレ
ン類、全ての重質ジオレフイン類、99%のイソプ
レンおよび若干の重質オレフイン類を含有してい
る。更に、流れ47はおおむね第1抽出蒸留塔へ
供給された全ての溶剤を含有している。 前記の条件で、表2に示した組成の抽出物47
およびラフイネート44が得られた。
【表】
【表】 流れ47は通常64段の棚段を有する蒸留塔50
の塔頂から31段下がつた棚段のところで塔50に
装入される。 塔50は例えば塔頂部で約18ポンド/平方イン
チ(ゲージ圧)(124kPa)の圧力および塔底部で
約112℃の温度で運転する。 イソプレンおよびアセチレンの間の分離を可能
ならしめる相対揮発度調整には供給段の下段ばか
りでなく上段の分離棚段上にも溶剤85が存在し
なければならない。従つて、他の通常の抽出蒸留
工程と同様な方法で、蒸留塔の上部に抽出溶剤を
供給しなければならない。しかしながら、この溶
剤はアセチレン類を含有していてはならない。さ
もなければ、生成物は溶剤中に含有されたアセチ
レン類によつて汚染されてしまうであろう。スト
リツパー77の底部から溶剤85を蒸留塔50の
第10段に供給する。塔50の頂部第9段は溶剤遊
離用のものである。この工程で循環される全溶剤
のうち、約70%は第1抽出蒸留塔2に供給され、
約30%は別に第2抽出蒸留塔50に供給される。 第2抽出蒸留操作の目的はイソプレン含有生成
物中のアセチレン類の濃度を十分に低いレベルに
まで低下させることである。この特別な実施態様
における計画では1−ペンテン−4−インをイソ
プレンに対して100ppm未満のレベルにまで低下
させる。しかしながら、この操作では第2蒸留塔
へ送られる供給材料中に存在するその他のアセチ
レン類の量も同様に低下させる。例えば供給材料
流47中に存在するイソプロペニルアセチレンお
よびペンチン−1の量をそれぞれ70%および96%
まで減少させる。この分離は一般的に約4対1〜
11対1の範囲内の還流比で実施される。 第2抽出蒸留塔の底部から残油ポンプ53を経
てリボイラー54を通し、そして塔の底部にもど
す様に流れ52を循環させることによつて熱を第
2抽出蒸留塔へ供給する。 蒸留液蒸気56はコンデンサー58において凝
縮され、凝縮流59は還流ドラム60に流れ込
む。凝縮塔頂留出液65の流れを塔頂留出液ポン
プ64によつて還流ドラムから抜取り、この流れ
を還流流れ66と生成物または留出液流れ68の
二つの流れに分割する。生成物の流れは工程に供
給されたほぼ全部のイソプレン、工程に供給され
たほとんどの重質ジオレフイン類(例えば、ピペ
リレン類)およびアセチレン類(このアセチレン
類はその濃度がイソプレンに対して所望の濃度限
界にまで低下されている。)を含有する。液体の
霧をコンデンサー58の管上に降ろすことによつ
て該管上で細菌が繁殖することを効果的に阻止で
きることを発見した。噴霧流は流れ66から得ら
れる小さな流れであり、コンデンサー58の頂部
に送られる。 還流ドラム60に運ばれるアセトニトリル
(ACN)/水抽出溶剤および還流ドラム60の脚
部またはどろだめ部における下部液相としての分
離物のいずれも水相ポンプ61によつて水性相6
2として抜取られる。 工程に入来する残りのジオレフイン類およびほ
とんど全部のアセチレン類は抽出溶剤と共に第2
抽出蒸留塔の残油中にあるものと思われる。 流れ68および流れ69の代表的な組成を表3
に示す。
【表】 残油の流れ69は残油ポンプ71によつて抜取
られ、残油ポンプの排出側で三つの流れに分割さ
れる。残油の約67%は流れ5として溶剤交換機2
0へ送られる。残油の約2%は流れ74として溶
剤精製系へ送り、該溶剤からジシクロペンタジエ
ン(DCPD)の様な不純物を残油として除去する
前記の様な蒸留操作に付すことができる。この蒸
留操作によつて得られた留出液は次いで溶剤サー
ジタンク7へ再循環させる。この留出液および再
循環流5の双方ともACNおよび水から成る。し
かしながら、留出液および再循環流5は1・3−
ペンタジエン類の様な不純物を少量有している。
これら汚染物は第1抽出蒸留塔へ再循環させるべ
き溶剤としては使用できるが、第2抽出蒸留塔で
使用すべき溶剤としては不適格である。 残油の残り(流れ75)はアセチレンおよび重
質ジオレフインを除去するためにストリツパー7
7に給送される。ストリツパーにおいて、流れ7
5の中のイソプロペニルアセチレンおよびペンチ
ン−1の全部と1−ペンテン−4−イン98%を塔
頂留出液中にとりこむことによつて溶剤から除去
する。塔頂留出蒸気87をコンデンサー88にお
いて凝縮させ、凝縮流89を塔頂留出液ドラム9
0に流し込む。ストリツパー還流ポンプ98で、
ACN、水、重質ジオレフイン類およびアセチレ
ン類から成る流れ97を抜取る。この流れを二つ
の流れに分割する。1つはストリツパーへの還流
液99であり、他の1つ(即ち、留出液の流れ1
00)は第1抽出蒸留塔から得たラフイネート4
4に添加する。流れ100の代表的組成を表4に
示す。
【表】 二つの溶剤をあわせた流れ102を溶剤回収工
程へ給送する。溶剤回収工程はACNおよび水を
抽出物として除去するための水洗または水抽出工
程から成る。前記水洗工程から得られた有機ラフ
イネートはパラフイン類、オレフイン類、アセチ
レン類およびその他の不純物を含有することもあ
るが、その様な場合は該有機ラフイネートを廃棄
できる。水性抽出物を続いて蒸留し、溶剤を留出
液として回収できる。この溶剤を次いで溶剤サー
ジタンク7に再循環させることができる。この様
な系(ただし、DCDP除去用に設計されてい
る。)は米国特許第2426705号明細書、図1A、第
4欄73行〜第5欄7行および9欄53行〜10欄50行
までに開示されている。 また、ストリツパーの塔頂留出液ドラムのどろ
だめに集められるACN/水相はストリツパー水
相ポンプ94によつて流れ92として抜取られ
る。水相の三つの流れ40,62および92を一
つの流れ95にあわせ、溶剤回収系(例えば、前
記流れから水を分離するために蒸留し、次いでそ
の後溶剤サージタンク7へ再循環させる。)へ給
送する。 ストリツパー77は例えば棚段を74段有する塔
であり、供給材料は塔頂から数えて12段目の棚段
に供給し、約15ポンド/平方インチ(ゲージ圧)
(103kPa)の圧力および約111℃の塔底温度で運
転される。これらの条件下で、ほとんどアセチレ
ンを含有しない溶剤の流れが残油78として得ら
れる。この残油78をストリツパー残油ポンプ8
0によつてストリツパーから抜取る。ストリツパ
ーに熱を供給するため残油の一部分81をストリ
ツパーリボイラー79によつて循環させ、そして
ストリツパーの底部にもどす。第2抽出蒸留塔用
の抽出溶剤をポンプ80の排出口からストリツパ
ー溶剤冷却器84を通して流す。前記ストリツパ
ー溶剤冷却器84は前記抽出溶剤の温度を塔50
の第10段目の棚段の温度(例えば66℃)位にまで
下げる。溶剤冷却機からの流量を調節し、斯くし
て流れ85の温度を調節するための好ましい方法
はコントロールバルブ(溶剤冷却機の排出側にお
ける温度調節器によつて制御される。)を有する
ストリツパー溶剤冷却機84のまわりにバイパス
パイプを設けることである。 第1抽出蒸留塔2および第2抽出蒸留塔50で
使用する抽出溶剤の品質の相違点は該溶剤流の代
表的組成を示す下記の表5によつて明らかにされ
る。
【表】 特にことわらなければ、本発明の方法において
工程流体を冷却するために使用されるコンデンサ
ーの様な熱交換器は冷媒としてプラント冷却水
(例えば、32℃)を使用でき、また、加熱用に使
用されるリボイラーの様な熱交換器は熱媒として
蒸気(例えば、156℃の飽和蒸気)を使用でき
る。 本発明の他の実施態様は前記の本発明の仕様ま
たは実施態様を考慮すれば当業者に明らかであ
る。本書に述べた仕様、フローシートおよび詳細
な説明は単なる例示にしかすぎない。
【図面の簡単な説明】
添付図は本発明の方法の一実施態様を示すプロ
セスフローシートである。 2……第1抽出蒸留塔、7……溶剤サージタン
ク、30,60……塔頂留出油ドラム、50……
第2抽出蒸留塔、77……ストリツパー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 共役ジオレフインおよびアセチレン系炭化水
    素類を含有するC4−またはC5−炭化水素混合物
    から共役ジオレフインを分離する方法において、 (A)(i) 0〜12wt%の水を含有する、アセトニト
    リル、ジメチルホルムアミド、フルフラー
    ル、アセトン、ジメチルアセトアミドおよび
    N−メチル−2−ピロリドンから成る群から
    選択される溶剤の存在下で、炭化水素供給材
    料を第1抽出蒸留塔中で抽出蒸留し; (ii) オレフイン系化合物類およびパラフイン系
    化合物類から成るラフイネートを前記第1抽
    出蒸留塔の頂部から抜取り; (B)(i) 0〜12wt%の水を含有し、アセチレン系
    炭化水素類をほとんど含有しない、アセトニ
    トリル、ジメチルホルムアミド、フルフラー
    ル、アセトン、ジメチルアセトアミドおよび
    N−メチル−2−ピロリドンから成る群から
    選択される溶剤の存在下で、前記工程(A)の残
    油流を第2抽出蒸留塔中で抽出蒸留し; (ii) 共役ジオレフインと該共役ジオレフインに
    対して前記工程(A)の炭化水素供給材料よりも
    著しく低濃度のアセチレン系炭化水素類とを
    含有する留出液をこの第2抽出蒸留塔から抜
    取り; (C) 前記工程(B)の第2抽出蒸留からの残油流を、 (i) 前記工程(A)に再循環させる第1流れ、 (ii) 溶剤精製系へ送られる第2流れ、および (iii) ストリツパーへ送られる第3流れの三つの
    流れに分割し; (D) 前記工程(C)−(iii)の第3流れをストリツパー中
    でストリツピングし、斯くしてほとんどのアセ
    チレン系炭化水素類を取り除き、これをストリ
    ツパー留出液として除去し;そして (E) 抽出溶剤である前記工程(D)のストリツパー残
    油流を工程(B)に再循環させる 工程より成ることを特徴とする前記共役ジオレフ
    イン類の分離方法。 2 共役ジオレフインが1・3−ブタジエンであ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 共役ジオレフインがイソプレンである特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 4 工程(A)および工程(B)の溶剤がアセトニトリル
    である特許請求の範囲第3項記載の方法。 5 工程(B)−(ii)の留出液流は全アセチレン系炭化
    水素類を250ppm未満含有する特許請求の範囲第
    4項記載の方法。 6 除去される特定のアセチレン系炭化水素類は
    1−ペンテン−4−イン、イソプロペニルアセチ
    レンおよびペンチン−1である特許請求の範囲第
    5項記載の方法。
JP4151479A 1978-04-05 1979-04-05 Separation of conjugate dioleffin Granted JPS54138508A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/893,543 US4134795A (en) 1978-04-05 1978-04-05 Acetylenes removal from diolefin streams by extractive distillation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54138508A JPS54138508A (en) 1979-10-27
JPS6230171B2 true JPS6230171B2 (ja) 1987-07-01

Family

ID=25401737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4151479A Granted JPS54138508A (en) 1978-04-05 1979-04-05 Separation of conjugate dioleffin

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4134795A (ja)
EP (1) EP0004658B1 (ja)
JP (1) JPS54138508A (ja)
BR (1) BR7902012A (ja)
CA (1) CA1108194A (ja)
DE (1) DE2960383D1 (ja)
ZA (1) ZA791035B (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS574926A (en) * 1980-06-12 1982-01-11 Nippon Zeon Co Ltd Separation of relatively easily soluble hydrocarbon from hydrocarbon mixture
US4515661A (en) * 1981-10-13 1985-05-07 Nippon Zeon Co. Ltd. Process for separating highly pure butene-1 and butene-2
JPS5879932A (ja) * 1981-11-06 1983-05-13 Japan Synthetic Rubber Co Ltd ブタジエン又はイソプレンの精製方法
US4629533A (en) * 1985-01-31 1986-12-16 Phillips Petroleum Company Isolation of 3-methyl-1-butene from a hydrocarbon stream
US4955468A (en) * 1989-09-08 1990-09-11 Phillips Petroleum Company Separation of hydrocarbon mixtures
DE4005872A1 (de) * 1990-02-24 1991-08-29 Linde Ag Absorptives abtrennverfahren zur gewinnung niedrigsiedender kohlenwasserstoffe
FR2674245B1 (fr) * 1991-03-20 1994-05-27 Inst Francais Du Petrole Procede de separation de butenes et de butanes par distillation extractive.
CN1056823C (zh) * 1996-03-20 2000-09-27 中国石油化工总公司 采用前脱除炔烃工艺的裂解碳五馏份的分离方法
ES2262225T3 (es) * 1997-03-11 2006-11-16 Nippon Zeon Co., Ltd. Procedimiento para la preparacion de dieno conjugado purificado.
DE10322655A1 (de) * 2003-05-20 2004-12-09 Basf Ag Verfahren zur Gewinnung von Roh-1,3-Butadien aus einem C4-Schnitt
DE102004005930A1 (de) * 2004-02-06 2005-08-25 Basf Ag Verfahren zur Gewinnung von Roh-1,3-Butadien
US8197898B2 (en) * 2005-03-29 2012-06-12 Tokyo Electron Limited Method and system for depositing a layer from light-induced vaporization of a solid precursor
US7348466B2 (en) * 2005-04-13 2008-03-25 Equistar Chemicals, Lp Solvent extraction
US20070043247A1 (en) * 2005-08-19 2007-02-22 Webber Kenneth M Diisobutylene production
WO2008006879A1 (de) * 2006-07-12 2008-01-17 Basf Se Verfahren zur auftrennung eines c4-schnittes durch extraktivdestillation mit einem selektiven lösungsmittel
CN100577619C (zh) * 2008-03-12 2010-01-06 王明华 一种丁二烯-1,3抽提工艺
WO2009120181A1 (en) 2008-03-25 2009-10-01 Cpc Corporation, Taiwan Improved extractive distillation processes using water-soluble extractive solvents
US7718841B2 (en) * 2008-06-09 2010-05-18 Equistar Chemicals, Lp Extractive distillation
CN101337132B (zh) * 2008-08-04 2013-08-21 董保军 萃取精馏工艺
CN101798255B (zh) * 2009-02-11 2013-04-24 中国石油天然气股份有限公司 一种乙腈分离石油裂解碳五馏分中双烯烃的方法
US8222474B2 (en) * 2009-05-22 2012-07-17 Equistar Chemicals, L.P. Fractional extraction of butadiene
CN102021015B (zh) * 2009-09-10 2013-05-01 中国石油化工集团公司 二甲基甲酰胺为溶剂抽提碳四烃、碳五烃的焦油溶解方法
US8252150B1 (en) * 2011-04-19 2012-08-28 International Innotech Inc. Extractive distillation process for recovering butadiene from C4 hydrocarbon mixtures
MX2015005503A (es) * 2012-10-30 2015-10-22 Lummus Technology Inc Proceso de extraccion de butadieno.
US9314732B2 (en) * 2013-01-09 2016-04-19 Fluor Technologies Corporation Systems and methods for reducing the energy requirements of a carbon dioxide capture plant
SG11201610898TA (en) * 2014-07-03 2017-02-27 Covestro Deutschland Ag Process for purifying polycarbonate polyols and purifying apparatus therefor
RU2734254C2 (ru) 2015-12-18 2020-10-13 Сабик Глобал Текнолоджис Б. В. Способы и системы для получения 1,3-бутадиена
WO2021213968A1 (en) * 2020-04-24 2021-10-28 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Separating hydrocarbons with dihydrolevoglucosenone or a derivative of dihydrolevoglucosenone as a solvent

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE353078B (ja) * 1965-12-30 1973-01-22 Japanese Geon Co Ltd
US3510405A (en) * 1967-11-11 1970-05-05 Nippon Zeon Co Isoprene purification process
CA955874A (en) * 1969-07-18 1974-10-08 Giancarlo Paret Process for the extraction of aromatic hydrocarbons
AU468106B2 (en) * 1970-12-29 1976-01-08 Snamprogetti S.P.A. Process forthe recovery of isophrene from mixtures containing thesame
BE794552A (fr) * 1972-01-28 1973-05-16 Snam Progetti Procede de separation de l'isoprene des melanges en contenant
US4081332A (en) * 1976-08-27 1978-03-28 The B. F. Goodrich Company Extractive distillation of C5 hydrocarbons using acetonitrile and additives

Also Published As

Publication number Publication date
EP0004658A1 (en) 1979-10-17
JPS54138508A (en) 1979-10-27
CA1108194A (en) 1981-09-01
BR7902012A (pt) 1979-11-27
US4134795A (en) 1979-01-16
EP0004658B1 (en) 1981-05-27
ZA791035B (en) 1980-08-27
DE2960383D1 (en) 1981-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6230171B2 (ja)
CA2408325C (en) Method and device for treating a c4 fraction
CA2549063C (en) Method for obtaining raw-1,3-butadiene
CA1110573A (en) Separation of a mixture of c.sub.4-hydrocarbons by extractive distillation
AU2002244706B2 (en) Method for recovering crude 1,3-butadiene by extractive distillation from A C4 cut
US3436438A (en) Process for the separation of conjugated diolefins
CA2330137C (en) Method for separating a c4 hydrocarbon mixture
KR101440637B1 (ko) 선택 용매를 사용하는 추출 증류에 의한 c4 유분의 분리 방법
US3230157A (en) Isoprene purification process
JP4589317B2 (ja) 粗製c4カットの分離方法
US4038156A (en) Butadiene recovery process
JP4243246B2 (ja) 粗−1,3−ブタジエンの後処理法
US3947506A (en) Recovery of isoprene
CN105324353B (zh) 用于分离和纯化丁二烯和异戊二烯的共提取系统
US3235471A (en) Purification of c4-c6 1-olefins by extractive distillation
US2971036A (en) Recovery of isoprene by fractionation and extractive distillation
JP2015500254A (ja) 抽出蒸留プロセスのための供給流として選択的な溶媒を用いて蒸気精製粗製c4留分を調製する方法
JPH0413330B2 (ja)
JP7076465B2 (ja) 純粋な1,3-ブタジエンを単離するための簡素化された方法
US3436437A (en) Process for recovering high purity isoprene by extractive distillation with methoxypropionitrile
CN110198923B (zh) 获得纯1,3-丁二烯的方法
JPH0641428B2 (ja) 抽出蒸留によりc4−炭化水素混合物を分離する方法
JP7216279B2 (ja) 1,3-ブタジエンの分離回収方法および分離回収装置
EP0130244A1 (en) Extractive distillation process for the purification of diolefins
JP4048346B2 (ja) 精製1,2−ブタジエンの製造方法