JPS6061360A - 坑内トロツコの入れ換え方法とその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトンネル工事等で使用する坑内トロッコの入れ
換え方法とその装置に関する。

従来上記坑内トロッコの入れ換えは、本線し一ルに設け
た移動分岐器、カーバッサあるいはチェリーピツカ等に
より行われているが、移動分岐器の場合に社広い設置面
積を必要とし、またカーバッサの場合は簡便であるが振
出人処理能力が小さく、かつ設置のために基礎盤を余堀
シしなければならない。チェリービツカの場合には、ト
ロッコ管吊シ上げるために、大きな設置空処を確保しな
ければならないのに加え、特に安全上の配慮から重量制
限を受ける等の欠点があった。

本発明はトロッコをそれと本線レールとの間に挿入した
台車で持ちよけて本線レールの側方に退避させるもので
アル、その目的は上記従来の欠点を一挙に解消すること
にある。

以下にはまず図示した坑内トロッコの入れ換え装置の実
施例について説明する。

１１Ｌ＃　ｌｂ扛抗内の本線レール、２ｍ、　２ｂはそ
の本線レールｌａ、ｌｂと交差する退避線レールで、こ
の退避線レール２ａ、　２ｂは本線レールｌａ、　ｌｂ
の下側に敷設した鋼製の基杆３ｍ、　３ｂ上に固定して
いる。

上記本線レール：ｌｌＬ　＃　ｌ　ｂ　％退避線レール
２ａ、　２ｂとが交差する部分には坑内トロッコ４０車
輪５と、台車６の車輪７とが通過できるように切欠凹部
８，９を形成している◇ 上記台車６は鋼製で、左右側杆６ａ、　６ｂとその後端
を連繋した後側杆６ｃによシ平面コ字形に形成され、そ
の左、右側杆６ａ、　６ｂの前後部分に軸支した車輪７
を退避線レール２ａ、　２ｂに乗載している。

１０ａ、　１０ｂは、上記左、右側杆６ａ、　６ｂの車
輪７の間の部分に形成した凹処内に設立した油圧ジヤツ
キ（または空圧、水圧ジヤツキ）で、−ｔ。

プランジャ１０′の上端に断面逆Ｕ字形の鋼製の支持枠
１１ａ、　ｌｌｂ’ｋかぶせて昇降機構１２ｍ、　１２
ｂ　ｆ構成している。

１３ａ、　１３ｂは上記左１石側杆５ａ、　６ｂの外側
のところに沿って設けた駆動機構たる油圧シリンダ（ま
たは空圧、水圧シリンダ）で、その前端を左、右側杆６
ａ、　６ｂに固定し、ピストンロッド１４ａ、　１４ｂ
の外端を前記基杆３ｍ、　３ｂの後端に固定している。

上記油圧シリンダ（または空圧、水圧シリンダ）　１３
ｍ、　１３ｂにより台車６を駆動して左、右側杆６ａ、
　６ｂをトロッコ４０車台１５の前後端部と本線レール
ｌａ、　ｌｂとの間に出入できるようになっている。

次に、上記構成からなる坑内トロッコの入れ換え装置Ａ
により坑内トロッコ４ｔ−入れ換エル方法の実際につい
て説明する。

例えば切羽のすり等を積載したトロッコ４を本装置Ａに
誘導して車輪５を退避線レール２ａ。

２ｂの間のところに位置させておく。

しかるのち、油圧シリンダ（または空圧、水圧シリンダ
）　１３ｍ、　１３ｂによシ台車６を駆動して左、右側
杆６ｍ、　６ｂ　を本線レール１〜ｌｂと車台１５の前
後端部との間に挿入し、油圧ジヤツキ（または空圧、水
圧ジヤツキ）　１０ａ、　１０ｂを作動してプランジャ
１０′によシ支持枠１１ａ、　ｌｌｂを上昇させて車台
１５の下面に当接し、トロッコ４を少なくともその車輪
５が本線レールｌａ、　ｌｂより外れる高さに持ち上げ
てこの台車６に支持した状態圧する。

そして、油圧シリンダ（また紘空圧、水圧シリンダ）　
１３ａ、　１３ｂによシ台車６を駆動してトロッコ４を
退避線レール２ａ、２ｂ上の本線レールｌａ、ｌｂｉの
側方に退避させる。この状態で空のトロッコ（図示して
ない）を切羽側に移動し、しかるのち台車６を駆動して
それに支持したトロッコ４を本線側に移動し、昇降機構
１２を作動してトロッコ４を本線レールｌａ、ｌｂに降
したのち、左、右側杆６ａ、６ｂを車台１５と本線レー
ル１８．１ｂの間から抜き出してそのトロッコ４を搬出
口側に誘導する。

上記の作業を繰ル返し行うことによシ空のトロッコとず
シあるいは工事材料等を積載したトロッコとを入れ換え
ることができる。

なお、工事の進行に伴ない本装置が切羽から遠くなった
ときには本装置を所望の位置に据えつけ直す。

この場合、前記本線レールｌａ、　ｌｂと退避線レール
２ａ、　２ｂとの交差部分に相当する順要長さの代用本
線レールと代用退避線のレールを、この交差部分と同じ
状態にして鋼製の基盤に敷設したもの（図示してない）
ｔ−用意しておいて、これ全本線レール１ｍ、　ｌｂに
載置し、代用本線レールの下方に傾斜している両端を本
線レール１ｍ。

１ｂに板状に重合して接続する一方、退避線レールを代
用退避線レールに接続しておき・この代用本線レールに
トロッコを誘導し、そのトロッコと代用本線レールとの
間に台車６ｆｔ挿入して支持し退避させるようにしても
よく、これによれば本装置の移設作業を簡単に行える。

以上述べたところから明らかなように、本発明坑内トロ
ッコの入れ換え方法とその装置によれば、入れ換えよう
とするトロッコを本線レールと交差する退避線レールの
台車で持ちよけて本線側方に一旦退避させて入れ換える
ので、狭い坑内でも、少なくともトロッコ１台分の退避
スペースが本線側方にあれば入れ換えることができる。

また為　トロッコの退避距離もその１台分の幅に相当す
る極めて短い距離でよく、かつトロッコを台車に支持し
て退避線レール上を水平に移動するので、作業時間も短
く１かつ駆動動力も少なくてよいから能率良く入れ換え
ができ、また、装置自体の小車化も可能で経済的である
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明坑内トロッコの入れ換え装置の実施例を示
し、第１図は要部の縦断面図、第２図は一部を省略して
示した側面図である。 ４・・・トロッコ、ｌａ、ｌｂ＠　・一本線レール、６
・・・台車、２ａ、２ｂ・・・退避線レール、１２ａ＃
１２ｂ・・・昇降機構、１３〜１３ｂ・・□・駆動機揚
−たる油圧シリンダ。 特許出願人　飛島建設株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ミ　トロッコをそれと本線レールとの間に挿入した台車
   によシ持ち上げて本線レールの何方に退避させることを
   特徴とする坑内トロッコの入れ候え方法。 ２、本線レールに交差させて敷設した退避線レールと、
   上記退避線レール上を移動して上記本線レールとトロッ
   コとの間に挿入可能な台車と、上記台車に設けられ、上
   記トロッコを昇降する昇降機構と、上記台車全駆動する
   駆動機構とを備えてなることｖｉ−特徴とする坑内トロ
   ッコの入れ換え装置。