JPS6060922A - 水ガラスの硬化方法 - Google Patents

水ガラスの硬化方法

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Publication number
JPS6060922A
JPS6060922A JP16845183A JP16845183A JPS6060922A JP S6060922 A JPS6060922 A JP S6060922A JP 16845183 A JP16845183 A JP 16845183A JP 16845183 A JP16845183 A JP 16845183A JP S6060922 A JPS6060922 A JP S6060922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water glass
assembly
heating
water
hardening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16845183A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Inoue
真一 井上
Shuzo Abiko
安彦 修三
Hiroichi Goto
博一 後藤
Masakazu Kuhara
正和 久原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
Priority to JP16845183A priority Critical patent/JPS6060922A/ja
Publication of JPS6060922A publication Critical patent/JPS6060922A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は水ガラスの硬化方法に関し、更に詳しくは水ガ
ラスを乾燥させた後、加熱することにより硬化させる水
ガラスの硬化方法に関する。
〔従来技術〕
いわゆる水ガラスは、正式名がケイ酸ナトリ7ウム水溶
液で、mNa2O−ns 102 、H2Oの化学式で
あられされる水飴状の透明、液体である。この水ガラス
は加熱されると、その溶剤である水分の蒸発により7ラ
ノール基の脱水縮合が起き、硬化する性質を有し、接着
剤やコーティング剤もしくは充填剤として広く用いられ
ている。
水ガラスは作業温度が室温で硬化温度も低く、しかも硬
化後の硬度も有機系接着剤に比べて高いという利点を有
しているので、この利点を生かして水ガラスを特に磁気
記録媒体に情報の記録再生を行なう磁気ヘッドの製造に
おいて磁気コアを接着する接着剤や磁気コアをシールド
ケース内に固定するだめの充填剤として用いることが試
みられている。
ところで、このような水ガラスの従来の一般的な硬化方
法によれば、加熱炉内に水ガラスを入れた後、まず80
℃〜90℃に加熱して水ガラス中の水分を蒸発させて水
ガラスを乾燥させ、しかる後に150℃付近まで昇温さ
せて硬化させている。
ところがこの方法によると、先の乾燥工程において、8
0℃〜90℃の加熱によって水ガラスの表面が硬化し始
めてしまうため、この乾燥工程で水ガラス中の水分を1
00%除去するのは不可能で、後の硬化工程の開始時に
水ガラス中に水分が残存している。このためこの残存し
ていた水分が硬化工程の際の加熱によって蒸発し、硬化
する水ガラス中に気泡が発生してしまう。
従って、このような従来の硬化方法によシ水ガラスを接
着剤あるいは充填剤として用い、磁気ヘッドの製造を行
なった場合、接着剤、充填剤中に気泡が存在することに
より接着強度が低い、あるいは磁気ヘッドの外観が悪く
なるというような不都合が生じる。また、磁気ヘッドの
磁気記録媒体との摺動面に臨んだ部分の接着剤、充填剤
中に気泡が存在する場合には、記録再生時の摺動時に磁
気記録媒体の磁性粉等のゴミがその気泡に詰まって摺動
面に付着してしまう。
1だ特に薄膜磁気ヘッドの場合には摺動面の研削加工時
にスペーシングロス発生の原因となる研削ブレや、接着
層のチッピングやクラックが生じ易くなり、その場合は
磁気ヘッドの記録再生特性が劣化してしまう。
〔目 的〕
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたもので、加
熱による水ガラスの硬化方法において、硬化の際に水ガ
ラス中に気泡が発生することがなく、高い強度で硬化さ
せることができ、特に磁気ヘッドの製造に水ガラスを接
着剤、充填剤として用いた場合等に好適な水ガラスの硬
化方法を提供することを目的としている。
〔実施例〕
以下本発明の実施例の詳細を図を参照して説明する。こ
こでは薄膜磁気ヘッド製造工程における水ガラスによる
保護板貼り合わせ工程に本発明方法を適用した例を実施
例としている。
第1図に符号1で示されるものは薄膜磁気ヘッドの基板
であシ、ガラスやフェライト等の材料から略矩形の板状
に形成され、その上面には磁気ヘッド素子を構成する不
図示の磁気回路および電気回路が薄膜堆積法により形成
されている。
まだ符号3で示されるものは、基板1上に形成された磁
気ヘッド素子部分を保護するだめの保護板で、ガラスや
フェライト等の材料から基板1より小さい矩形の板状に
形成されている。
貼り合わせを行なう場合、同図に示されるように基板1
の磁気ヘッド素子を形成された上面に、符号2で示され
る水ガラスを塗布した後塗布面上に保護板3を重ねる。
次に第1図の基板と保護板30組立体4に対してクリッ
プや加圧専用の治具を用いて第2図に矢印Aで示される
ように上下方向から圧力を加える。
コレにより基板1と保護板3との間の水ガラス2が押し
つぶされて薄い接着層が形成される。
しかる後に、この組立体4を加圧したままアルコールの
沸騰蒸気中に数時間晒す。このアルコールとしては、特
に沸点が100℃以下の低級アルコールを用いるのが好
ましく、そのようなものとしテハ例エバ、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、プロピルアルコールが挙げら
れ、それぞれの沸点は順に64℃、78℃、 97.4
℃である。
アルコールは、アルコールの有するOH基と水分子が水
素結合するため親水性、吸水性を有する。
従って組立体4中の水ガラス2の接着層がアルコ+1.
M4に+1FAt趙rhlffmJJ−+ ’1 L 
−711−1++−Mar騰蒸気による、加熱によって
水ガラス2中の水分が蒸発させられるとともに、アルコ
ールの沸騰蒸気が水ガラス2の接着層の表面に付着し、
アルコール分子が水ガラス内部に拡散して、残存してい
る水分を除去する。すなわち水ガラス2の接着層中の水
分はアルコールの沸騰蒸気の加熱による蒸発と、アルコ
ールの脱水作用によって100係除去され、水ガラス2
は完全に乾燥される。
しかる後に組立体4を加熱炉内に入れ、さらに加熱して
150℃付近まで昇温させる。これにより組立体4中の
水ガラス2の接着層が硬化させられるが、これ以前に水
ガラス2の接着層の水分は100チ除去されているので
、この硬化の際に水ガラス2中の残存水分の蒸発による
気泡は生じない。
このように水ガラス2の接着層がその内部に気泡を生じ
ずに高い強度で硬化するので、基板1と保護板3とは大
きな接着強度で接着される。
水ガラスを磁気ヘッドの他の部分の接着剤や充填材とし
て用いた場合にも、以上の方法と同様に水ガラスを用い
た部分をアルコールの沸騰蒸気中に晒して水ガラス中の
水分を完全に除去した後、更に加熱炉内で加熱して水ガ
ラスを硬化fせれば、水ガラス中に気泡を生じずに水ガ
ラスを硬化させることができる。
以上の方法により水ガラスを用いて磁気ヘッドを製造し
た場合には、水ガラス中に気泡が生じないので大きな接
着強度が得られるとともに、水ガラス使用部分の絶縁性
が向上する。また水ガラス使用部分の外観も良くなる。
また磁気ヘッドの磁気配縁媒体摺動面に臨んだ水ガラス
使用部分に気泡が存在しなくなるので、記録再生時に磁
性粉等のゴミの付着が防止される。また特に薄膜磁気ヘ
ッドの場合には摺動面加工時にスペーシングロスの原因
となる研削ブレや接着層のチッピングやクランクの発生
が防止され、磁気ヘッドの記録再生特性が向上する。
なお以上の本発明による水ガラスの硬化方法は、磁気ヘ
ッドの製造において接着剤、充填剤として用いられる水
ガラスに限らず、広く他の分野に用いられる水ガラスの
硬化方法としても適用できるのは勿論である。
〔効 果〕
以上の説明から明らかなように本発明による水ガラスの
硬化方法にあっては、水ガラスをアルコ気 一ルの沸騰蒸発中に晒すことにより、水ガラス中の水分
を蒸発、脱水させて完全に除去した後に更に加熱して水
分ガラスを硬化させるので、水ガラスの硬化の際に水ガ
ラス中に気泡が発生することがなく、高い強度で硬化さ
せることができ、特に磁気ヘッドの製造に水ガラスを接
着剤や充填剤として用いた場合等に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ薄膜磁気ヘッド製造工程
において本発明方法を適用した保護板貼り合わせ工程を
説明する側面図および斜視図である。 1・・・基板 2・・・水ガラス 3・・・保護板 4・・・組立体 筒 2図 A ]−〜1 /

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水ガラスを乾燥させた後、加熱することにょシ硬化させ
    る水ガラスの硬化方法において、水ガラスをアルコール
    の沸騰蒸気中に晒して加熱、脱水することにより前記の
    乾燥を行なうことを特徴とする水ガラスの硬化方法。
JP16845183A 1983-09-14 1983-09-14 水ガラスの硬化方法 Pending JPS6060922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16845183A JPS6060922A (ja) 1983-09-14 1983-09-14 水ガラスの硬化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16845183A JPS6060922A (ja) 1983-09-14 1983-09-14 水ガラスの硬化方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6060922A true JPS6060922A (ja) 1985-04-08

Family

ID=15868349

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16845183A Pending JPS6060922A (ja) 1983-09-14 1983-09-14 水ガラスの硬化方法

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JP (1) JPS6060922A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999051544A3 (de) * 1998-04-06 1999-12-02 Herding Gmbh Poröser, formstabiler formkörper

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999051544A3 (de) * 1998-04-06 1999-12-02 Herding Gmbh Poröser, formstabiler formkörper

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