JPS6060135A - プリプレグシ−トの製造法 - Google Patents
プリプレグシ−トの製造法Info
- Publication number
- JPS6060135A JPS6060135A JP16790383A JP16790383A JPS6060135A JP S6060135 A JPS6060135 A JP S6060135A JP 16790383 A JP16790383 A JP 16790383A JP 16790383 A JP16790383 A JP 16790383A JP S6060135 A JPS6060135 A JP S6060135A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- whisker
- prepreg sheet
- synthetic resin
- warp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)発明の技術分野
本発明は、釣竿、ゴルフシャツ1−等の1゛)状体に用
いられるプリプレグシートの製造法に関する。
いられるプリプレグシートの製造法に関する。
(0)従来技術と問題点
従来、プリプレグシー1・ば、管状体の軸方向を補強す
るカーボン繊維を縦繊維とし該&i(tili維より少
量のガラス繊維又はアーマイド繊維をその周方向を補強
する横繊維とした織布を、チ;1シ硬化性合成樹脂の液
に浸漬した後、該熱硬化性合成4A+脂を半乾燥して形
成されている。
るカーボン繊維を縦繊維とし該&i(tili維より少
量のガラス繊維又はアーマイド繊維をその周方向を補強
する横繊維とした織布を、チ;1シ硬化性合成樹脂の液
に浸漬した後、該熱硬化性合成4A+脂を半乾燥して形
成されている。
この従来製法に係るプリプレグシートを用いて釣竿、ゴ
ルフシャフト等の管状体を成形する場合、プリプレグシ
ートを応;金に捲回した後、熱硬化処理して製造してい
るが、このようにして製造したものは、縦繊維と横繊維
の物性値に大差があること、及び管状体の曲り時大きな
補強力を必要とする縦繊維とそれよりかなり小さい補強
力でよい横繊維より形成されることから、縦と横の補強
繊維間の繋ぎ力が弱くなり、使用中の衝撃、荷重、疲労
等によってクランクが発生し、これが大きくなると水分
等が&透し遂には層間剥離現象を起こす欠陥がある。
ルフシャフト等の管状体を成形する場合、プリプレグシ
ートを応;金に捲回した後、熱硬化処理して製造してい
るが、このようにして製造したものは、縦繊維と横繊維
の物性値に大差があること、及び管状体の曲り時大きな
補強力を必要とする縦繊維とそれよりかなり小さい補強
力でよい横繊維より形成されることから、縦と横の補強
繊維間の繋ぎ力が弱くなり、使用中の衝撃、荷重、疲労
等によってクランクが発生し、これが大きくなると水分
等が&透し遂には層間剥離現象を起こす欠陥がある。
(ハ)発明の目的
本発明はかかる従来の欠陥を解消するために為されたも
ので、ウィスカーを製造過程でプリプレグシートを構成
する縦繊維と横繊維との交差によって形成される合成樹
脂溜りの中に密集さ−1、合成樹脂部位を補強すると共
にそのように補強された合成樹脂部位によって異質の縦
横繊維の繋き力を強化し、以て少量のウィスカーで効率
良く層間剥離現象を防止できるようにしたプリプレグシ
ートの製造法を1に供することを目的とする。
ので、ウィスカーを製造過程でプリプレグシートを構成
する縦繊維と横繊維との交差によって形成される合成樹
脂溜りの中に密集さ−1、合成樹脂部位を補強すると共
にそのように補強された合成樹脂部位によって異質の縦
横繊維の繋き力を強化し、以て少量のウィスカーで効率
良く層間剥離現象を防止できるようにしたプリプレグシ
ートの製造法を1に供することを目的とする。
仁)発明の構成
本発明はこの目的を達成するために、カーボン繊維を縦
繊維とし該縦繊維より少量のガラス繊維又はアーマイド
繊維4維を横繊維とした織布を、つ・1反カーを混入し
た熱硬化性合成樹脂の液に浸漬した後、該熱硬化性合成
樹脂を半乾燥して形成する構成とした。
繊維とし該縦繊維より少量のガラス繊維又はアーマイド
繊維4維を横繊維とした織布を、つ・1反カーを混入し
た熱硬化性合成樹脂の液に浸漬した後、該熱硬化性合成
樹脂を半乾燥して形成する構成とした。
(ホ)発明の実施例
以下、本発明の工程を示す第1図に従って説明する。
先ず、縦繊維1aをカーボン繊維とし、横繊維1bをガ
ラス繊維又はアーマイド繊維(例えばデュポン社製性品
名ケプラー繊維)とし、縦繊維1aと横tdi維1bと
の打ち込み割合を重量比で8:2〜9:1とした織布1
を、含浸槽2へ送る。
ラス繊維又はアーマイド繊維(例えばデュポン社製性品
名ケプラー繊維)とし、縦繊維1aと横tdi維1bと
の打ち込み割合を重量比で8:2〜9:1とした織布1
を、含浸槽2へ送る。
含浸槽2には、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、エ
ポキシ樹脂等の熱硬化性合成樹11ii tにウィスカ
ー2を上記熱硬化性合成樹脂に対し2〜IO重量%好ま
しくは10重量%前後混入した熱硬化性合成樹脂の液が
入れてあり、攪拌機2aでウィスカーと熱硬化性合成樹
脂との混合比を均一にしている。このとき熱硬化性合成
樹脂液は、熱硬化性合成樹脂の硬化温度(120〜18
0°C)を考慮して100℃以下例えば80℃程度で含
浸され、その粘度は4〜500ボイス程度である。なお
、ウィスカー2は、炭化珪素、炭化硼素7サフアイヤ、
ベリリヤ等のセラミ・ツク等のものと、鉄。
ポキシ樹脂等の熱硬化性合成樹11ii tにウィスカ
ー2を上記熱硬化性合成樹脂に対し2〜IO重量%好ま
しくは10重量%前後混入した熱硬化性合成樹脂の液が
入れてあり、攪拌機2aでウィスカーと熱硬化性合成樹
脂との混合比を均一にしている。このとき熱硬化性合成
樹脂液は、熱硬化性合成樹脂の硬化温度(120〜18
0°C)を考慮して100℃以下例えば80℃程度で含
浸され、その粘度は4〜500ボイス程度である。なお
、ウィスカー2は、炭化珪素、炭化硼素7サフアイヤ、
ベリリヤ等のセラミ・ツク等のものと、鉄。
銅、二・ノケル等の金属系のものとがあり、その何れで
も良く、その大きさは径0.1〜1.0μ。
も良く、その大きさは径0.1〜1.0μ。
長さ50〜200μ程度あれば良い。
次に、含浸槽2に浸漬された織布1はシゴキローラー3
,3を経て遠赤外線又は熱風乾燥による乾燥炉4で半乾
燥されてプリプレグシート八とされる。このプリプレグ
シートAは離型シート5を層間に介在させながら巻き取
りローラー6に巻き取られる。
,3を経て遠赤外線又は熱風乾燥による乾燥炉4で半乾
燥されてプリプレグシート八とされる。このプリプレグ
シートAは離型シート5を層間に介在させながら巻き取
りローラー6に巻き取られる。
このように製造されたプリプレグシートAは、織布1が
平織の場合、第2図の如く、縦繊維1aと横繊維1bと
の間隙で形成される断面略三角形状の部位1cにウィス
カー10が密1ノ5する、1′うに溜り、そのためウィ
スカー10が前記合成樹脂部位を補強すると共に縦繊維
1aと横繊維1bを結び付ける役目を為し、熱硬化性合
成樹脂単独では果たし得なかった縦繊維1aと横繊維1
bとの結合を可能にした。これによって、物性値のはな
れた異種繊維からなる縦繊維1aと横繊維1bとが確実
に繋ぎ合わされる。
平織の場合、第2図の如く、縦繊維1aと横繊維1bと
の間隙で形成される断面略三角形状の部位1cにウィス
カー10が密1ノ5する、1′うに溜り、そのためウィ
スカー10が前記合成樹脂部位を補強すると共に縦繊維
1aと横繊維1bを結び付ける役目を為し、熱硬化性合
成樹脂単独では果たし得なかった縦繊維1aと横繊維1
bとの結合を可能にした。これによって、物性値のはな
れた異種繊維からなる縦繊維1aと横繊維1bとが確実
に繋ぎ合わされる。
また、織布1が朱子織の場合、第3図の如く、縦繊維1
aと横繊維1bとの間隙部1dにウィスカーIOが密集
し、平織の場合と同様の機能を奏する。
aと横繊維1bとの間隙部1dにウィスカーIOが密集
し、平織の場合と同様の機能を奏する。
このように製造されたプリプレグシート八を用いて例え
ば管状体を製造すると、該管状体は、表面硬度が高くな
り、耐摩耗性、耐iチi撃性を向−トして従来のような
りランクの発生を確実に防止することができる。また、
ウィスカーがプリプレグシート層間に層状に高密度で積
層用しめたごとによって個々のウィスカー同士が絡み合
って少量のウィスカーで効率良くその特性を利用して管
状体の強度2弾性、耐摩耗性、耐衝撃性を増強できると
ともに管状体の軽量化も図ることができる。
ば管状体を製造すると、該管状体は、表面硬度が高くな
り、耐摩耗性、耐iチi撃性を向−トして従来のような
りランクの発生を確実に防止することができる。また、
ウィスカーがプリプレグシート層間に層状に高密度で積
層用しめたごとによって個々のウィスカー同士が絡み合
って少量のウィスカーで効率良くその特性を利用して管
状体の強度2弾性、耐摩耗性、耐衝撃性を増強できると
ともに管状体の軽量化も図ることができる。
(へ)発明の効果
上述の如く本発明は、織布をウィスカーを混入した熱硬
化性合成樹脂で含浸したので、ウィスカーを確実に織布
の縦横繊維間に密集せしめることができ、ウィスカーに
よる組構異種繊維の繋ぎ力を発揮させることができる。
化性合成樹脂で含浸したので、ウィスカーを確実に織布
の縦横繊維間に密集せしめることができ、ウィスカーに
よる組構異種繊維の繋ぎ力を発揮させることができる。
第1図は本発明に係るプリプレグシートの製造法に於け
る工程を示す説明図、第2図は織布を平織にした場合の
プリプレグシー1−の拡大断面図、第3図は織布を朱子
織にした場合のプリプレグシートの拡大断面図である。 1・・・織布、2・・・含浸槽−3・・・シゴキローラ
ー、4・・・乾燥炉、5・・・離型シート、6・・・巻
き取りローラー、10・・・ウィスカー、A・・・プリ
プレグシート。
る工程を示す説明図、第2図は織布を平織にした場合の
プリプレグシー1−の拡大断面図、第3図は織布を朱子
織にした場合のプリプレグシートの拡大断面図である。 1・・・織布、2・・・含浸槽−3・・・シゴキローラ
ー、4・・・乾燥炉、5・・・離型シート、6・・・巻
き取りローラー、10・・・ウィスカー、A・・・プリ
プレグシート。
Claims (1)
- カーボン繊維を縦繊維とし該縦繊維より少量のガラスm
維又はアーマイド繊維を横t、lJi維とした織布を、
ウィスカーを混入した熱硬化性合成樹脂の液に浸漬した
後、該熱硬化性合成樹脂を゛1′−乾燥して形成するこ
とを特徴とするブリプレクシ−I・の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16790383A JPS6060135A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | プリプレグシ−トの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16790383A JPS6060135A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | プリプレグシ−トの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6060135A true JPS6060135A (ja) | 1985-04-06 |
Family
ID=15858185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16790383A Pending JPS6060135A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | プリプレグシ−トの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6060135A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61291629A (ja) * | 1985-06-18 | 1986-12-22 | Tsubakimoto Chain Co | 強化プラスチツク材 |
JP2011519980A (ja) * | 2008-04-04 | 2011-07-14 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 流体不浸透性が改善された複合パネル |
-
1983
- 1983-09-12 JP JP16790383A patent/JPS6060135A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61291629A (ja) * | 1985-06-18 | 1986-12-22 | Tsubakimoto Chain Co | 強化プラスチツク材 |
JPH0377218B2 (ja) * | 1985-06-18 | 1991-12-09 | Tsubakimoto Chain Co | |
JP2011519980A (ja) * | 2008-04-04 | 2011-07-14 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 流体不浸透性が改善された複合パネル |
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