JPS6059692A - シ−ズヒ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般調理家電および工業用電気炉などの加熱源
として、広く使用されている／−ズヒータに関するもの
である。

従来例の構成とその問題点 従来よりオーブントースタ、電子レンジ、炊飯器、ホッ
トグレート、アイロンなどの一般調理家電の加熱諒とし
て／−ズヒータが広く使用されている。これは、シーズ
ヒータが１８１便であるとともに安全性が高く耐蝕性に
曖れているためである。

ところで前記シーズヒータを備えた一般調理器ては焼肉
やかば焼き、焼鳥といった食塩を多：Ｈ５ＶＣ含有した
タレを使用することが多い。

一般に、／−ズヒータは第１図に示すように両端に端子
棒１を備えたコイル状の電熱ｍ２に金属パイプ３の中心
部に挿入しこの金属パイン３に屯融マグネシア粉末から
なる電気絶縁粉末４を充填し、金属パイプ３の両端を低
融点ガラス６および１ｌｉＩ熱性樹脂６で封止した構成
となっている。そしてシーズヒータの金属パイプ３とし
ては、加工性に憂れ、かつ高γ１情強度や、％温酸化に
優れた第１表に示す組成を有する５ＵＳ３２１　やＮＣ
Ｆ３００などのオーステナイト系ステンレス鋼や鉄基合
金が使用されているが大部分は鉄基合金であるＮＣＦ３
００が用いられている。　゛ 以　下　余　白 第１表 しかし、調味料であるタレを多量に使用する焼肉器やか
ば焼器、焼鳥器用のシーズヒータとして従来から使用さ
れている５ＵＳ３２１やＮＣＦａｏｏなどのオーステナ
イト系ステンレス鋼や鉄基合金を用いると極めて短時間
でタレに含有される食塩により金属パイプが腐食され、
電熱線が断線するという現象を生じ、実使用に際しては
問題があるのが実情である。

発明の相部 本発明は上記従来の欠点を解消し、タレなど全使用する
焼肉、かげ焼、焼鳥などの調理器の加熱源として使用し
ても、寿命の長いシーズヒータを提供するものである。

発明の構成 前記目的を達成するため本発明は、水ガラス。

コロイダルシリカ、シリカゾル、有機ケイ酸塩などの分
解−！、たは脱水などの反応によシ形成される活性シリ
カを主成分とする被膜層を、ＮＣＦ３００などの鉄基合
金からなる金属パイプ表面に設けたもので、タレに含有
される食塩と活性シリカとが反応し、金属パイプの表面
にガラス層が形成されるため、金属パイプ内部への食塩
の反応を抑制することができ、この結果、寿命の長いシ
ーズヒータの提供を可能にしたものである。

実施例の説明 以下、本発明の実施例について第２図を参照して説明す
る。なお、第１図と同一構成部イ２には同符号を付して
いる。

本実施例において、金属パイプ３としてＮＣＦ３００（
商品名インコロイ８００）を用いた。一方、両端に端子
棒１を備えたコイル状のニクロム線（線径０．５５）か
らなる電熱線２金準備し、金属パイプ３の中心に挿入し
、電融マグネシア粉末からなる電気絶縁粉末４を充填し
、圧延、焼鈍後、金属パイプ３の両端を低融点ガラス６
および耐熱性樹脂６で封口した。

こののち、第２表に示す水ガラス、コロイダルシリカ、
シリカゾル、有機ケイ酸塩などを用いて金属パイプ３の
表面に活性シリカ金主成分とする被膜層７を形成させ、
直径１１　ｍｍ　、長さ５００個の１ｏｏＶ−ａｏｏＷ
の第２図に示す本発明のシーズヒータ全準備し試料番号
２〜５とした。

なお水ガラスは約１０倍の水で希釈しハケで塗布後１０
０Ｃで乾燥することにより、被膜層７を形成させた。

コロイダルシリカは無機接着剤（商品名スミセラム）に
混ぜて塗布後、１０００で乾燥させることによシ、さら
にシリカゾルは商品名スノーテックスを用い、浸せき後
同様に１００Ｃで乾燥させることにより、それぞれ金属
パイプ３０表面に被膜層７を形成させた。

ｔた、有機ケイ酸塩は、ケイ酸エチル溶液中に浸せきさ
せ、１００Ｃで乾燥させることにより、同様に形成させ
た。

一方、比較のために上記活性シリカを主成分する被膜層
を設けない従来のＮＣＦａｏｏの金属パイプ３を用いた
／−ズヒータ金準備し、試料番号１とした。

上記、それぞれのシーズヒータの食塩に対する耐蝕性を
試験するために金属パイプの表面温度が８０ｏＣになる
ように電圧調整し、２０分通電−１０分休止のサイクル
にて断続通電試験を行なった。

ただし、４８サイクルに１回の割合で飽和食塩水全塗布
した。

上記、試験方法によりそれすれのシーズヒータが断線す
るまでのサイクルをめこの結果全第２表に示した。

第２表から明らかなように従来のＮＣＦ３００からなる
金属パイプを用いた試料番号１のシーズヒータでは、わ
ずか５００丈イクル程度で断線したがＮＣＦ３００の金
属パイプ表面に活性ソリ力全生成分とする被膜層を設け
た試料番号２〜６の本発明のシーズヒータでは１．５０
０〜３．０００ザイクルの長い断線サイクルを示した。

第２表 このように本発明において効果が得られたのは金属パイ
プ表面に設けた活性シリカを主成分とする被膜層と、タ
レの中に含まれる腐食性の大きい食塩とが反応し、Ｎ　
ａ　２０　Ｓ　ｉ　０２系のガラスが形成され食塩が金
属パイプ内部に拡散するの全防止するためであると推定
される。

なお本発明の実施例において、金属パイプ３として、Ｎ
ＣＦ３００　’ｉｉ７用いたが特にこれを限定されるも
のではなく、他の鉄基合金でもよい。さらに活性シリカ
を主成分とする被膜層として水ガラス。

コロイダルシυカ、シワ力ゾル、有機ケイ酸塩などの分
解または、脱水等の反応により形成されるものを用いた
が特にこれ以外のものでもよい。

発明の効果 以上の説明から、明らかなように、本発明のシーズヒー
タによればＮＣＦｓｏｏなどの鉄基合金からなる金属パ
イプの表面に活性シリカを主成分とする被膜層を設ける
ことにより、タレなどを使用する焼肉、かげ焼、焼鳥な
どの調理器の加熱源として使用しても寿命の長いシーズ
ヒータ全提供することができ、その価値Ｕ大なるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のシーズヒータの断ｉｎＪ図、第２図は本
発明の一実施例のシーズヒータの断面図である。 ３・−・・・・金属パイプ、７・・・・・・活性シリカ
金主成分とする被膜層。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）活性シリカを主成分とする被膜層ｉ　ＮＣＦ３０
   ０などの鉄基合金からなる金属パイプ表面に設けたこと
   を特徴とするシーズヒータ。
2. （２）活性シリカは、水ガラス、コロイダルシリカ。 シリカゾル有機ケイ酸塩などの分解または脱水等の反応
   により形成されるものであることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の７−ズヒータ。