JPS6059504B2 - 断熱板 - Google Patents

断熱板

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JPS6059504B2
JPS6059504B2 JP287680A JP287680A JPS6059504B2 JP S6059504 B2 JPS6059504 B2 JP S6059504B2 JP 287680 A JP287680 A JP 287680A JP 287680 A JP287680 A JP 287680A JP S6059504 B2 JPS6059504 B2 JP S6059504B2
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JP
Japan
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heat insulating
metal plates
metal plate
sides
insulating material
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Expired
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JP287680A
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JPS56100948A (en
Inventor
威 毛馬内
実 近藤
一史 奥出
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Sanko Metal Industrial Co Ltd
Original Assignee
Sanko Metal Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS56100948A publication Critical patent/JPS56100948A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、断熱効果等が特に優れ、嵌合部を水密且つ
気密嵌合でき、施工性も良好であり、特に嵌合箇所を強
固にできる断熱板に関する。
従来より、外表面を金属板とし、内部に断熱材を充填
した断熱板は種々の形状、構造のものが研究、開発され
ている。
その断熱板の多くは、金属板が裏面まで連らなつている
ため断熱効果が半減していた欠点があつた。また、断熱
板の板厚(全体の厚さ)が厚くなると、水密且つ気密的
嵌合ができなくなる欠点があつた。また、断熱板の組立
等の施工性が面倒なものも多かつた。 そこで、本発明
は、金属板の一側を屈曲して突出条とし、その他側を屈
曲して凹溝とし、このような金属板を適宜の間隔を有し
、且つその相互を左右に少しずらして対設し、断面略れ
形の側面片を、その金属板の両側に適宜の間隔を有して
複数固着し、その側面片は熱伝導率の低い材料とし、「
その金属板、側面片内に断熱材を充填し、この断熱材の
両側面に、互いに喰い違い状の段部を形成したり、或は
、これらの断熱板の適宜な側面片の水平部と、表裏面何
れかの金属板とを支持杆にて固着し、その金属板外面か
ら支持杆内に内螺子部を螺設したことにより、特に嵌合
する箇所の断熱効果を優れたものにできるし、また断熱
板の板厚に関係なく水密且つ気密嵌合ができるし、組立
等の施工が簡単且つ迅速にでき前記の欠点を解消したも
のである。
次にその構造を図面について説明する。
1は金属板であつて、中間部は平坦状をなし、この一側
が内側面に少しく屈曲され、この端より外方に突出条2
として屈曲形成されている。
この突出条2は断面U字状をなし、その先端は鋭角状に
形成されている。その金属板1の他側が一旦内面側に折
返されて、この折返し片と共に凹溝3として屈曲形成さ
れている。この凹溝3に隣接の断熱板の突出条2が嵌合
するように構成されている。このように突出条2凹溝3
を形成した金属板1、2枚を所望の間隔(例えば約3C
rf1乃至約20cm)を有し、且つその表裏面相互を
左右側に少しずらして〔後述の側面片4の厚さに略相当
する〕対設されている。その対設した金属板1,1の実
施例としては、金属板1,1の一側に突出条2,2を、
他側に凹溝3,3を夫々設ける構成にしたり(第1図乃
至第6図参照)、或は金属板1,1の両側に突出条2凹
溝3の1条づつ形成するように相互を1800角を回転
させた状態に構成することもある(第7図、第8図参照
)。4は側面片であつて、FRPl合成樹脂製の熱伝導
率の低い材料で構成され、全体の断面が略h形をなし、
垂直部5の中間より、水平部6が形成され、この水平部
6外端より垂直部5の112の高さの垂下部7が一体形
成されている。
その側面片4の厚さは、水一平部6の幅に相当し、その
側面片4の幅は、垂直部5の高さに相当し、これが対設
した金属板1,1の間隔にも相当している。その垂直部
5の上端及び垂下部7の下端は、突出条2凹溝3に嵌合
するように適宜屈曲形成されている。その水平部6.中
間には、凹部6″が形成されている。その側面片4,4
は、対設した金属板1,1の両側端間に、互いに上下逆
にして固着されている。即ち、一方の側面片4の垂直部
5の上端部と垂下部7の下端部との両側端が、対設した
金属板1,1の一・側の突出条2,2内に嵌合固着され
、他方の側面片4の垂直部5の上端部と垂下部7の下端
部との両側端が、その金属板1,1の他側の凹溝3,3
の裏面側を覆うようして嵌合固着されている(第1図乃
至第6図参照)。また、その側面片4,4の垂直部5の
上端部と垂下部7の下端部は、対設した金属板1,1の
両側に1条づつ設けた突出条2凹溝3に夫々嵌合固着さ
れている(第7図、第8図参照)。このとき、h形の側
面片4の垂直部5下端は金属板1裏面に当接したり、当
接させて貼着することもある。金属板1,1の両側の側
面片4の水平部6の凹部6″と、表裏面の金属板1,1
の夫々の間に、その側面片4の長手方向にノ適宜の間隔
をおいて支持杆8が固着されている(第5図乃至第8図
参照)。図面では水平部6の凹部6″の裏面と支持杆8
の一端とは螺子9にて螺着され、金属板1と支持杆8の
他端とは接着剤にて貼着されている。また図示しないが
、その支持・杆8を水平部6と一体形成することもある
。或は、支持杆8を設けないこともある。(第1図乃至
第4図参照)。その表裏面何れかの金属板1の外面から
適宜の支持杆8内部に内螺子部10が形成されている。
11は断熱材であつて、発泡合成”樹脂、グラスウール
、ロックウール等の材質で、その対設した金属板1,1
側面片4,4・・・・・・内に充填されている。
このとき、側面片4の垂直部5水平部6垂下部7と金属
板1とで形成された空隙部にも断熱材11が充填されて
いる。このように断熱パネル状にして断熱板Aとして構
成されている。この断熱板Aの両側面の上下の側面片4
,4間の露出面には、その側面片4の外周のジグザグ状
の面と略同形断面に段部12,13が互いに喰い違い状
に形成され、その側面片4段部12、または側面片4段
部13の夫々のジグザグ面が連設して設けられている(
第1図、第5図、第7図参照)。この断熱板Aの板厚は
、金属板1,1を一定形状とし、側面片4の幅及び断熱
材11の厚さを適宜変えて所望厚のものに製造されてい
る。14はチオコールまたはシリコン等のシーリング材
で、その凹溝3に予め充填されている。
15は胴縁等の構造材、16は取付ボルトである。
次に作用効果について説明する。
まず、構造材15に、断熱板Aの金属板1を当接して、
構造材15の孔部から取付ボルト16を挿入して内螺子
部10に螺着し、構造材15と断熱板Aとを固定する(
第6図、第8図参照)。
また、支持杆8及び内螺子部10が設けられていない断
熱板Aの場合は、ボルトを断熱板A及び構造材15に貫
通して、ナットを螺着して固着する(第2図、第4図参
照)。また、ドリル状のボルトにて断熱板Aを構造材1
5に固着することもある。次いで、断熱板Aの側面片4
,4・・・・・・段部13に、隣接の断熱板Aの側面片
4,4・・・・・・段部13を嵌合しつ)、隣接する断
熱板A,Aの側部の対向した突出条2凹溝3をシーリン
グ材14を介し水密且つ気密嵌合し、これらを順次繰り
返して壁または屋根を葺成する。このように特許請求の
範囲第1項記載の発明においては、対設した金属板1,
1の両側部間には、熱伝導率の低い材料の側面片4,4
及び断熱材11を夫々設けたので、表裏面の金属板1,
1は、その側面片4断熱材11にて金属部は連続されて
おらず、外気の温度変化によつて建物内部の温度が左右
されず、極めて断熱効果の優れたものにできる。
また、外気を遮断したことで、冷橋作用をなくし、室内
面に結露を生じさ甘ないようにできる。また、金属板1
,1の両側に側面片4,4・・・・・・を固着したこと
で、断熱材11と金属板1との外力によつて剥離するの
を防止できる。また、本発明ては、表裏面に対設した金
属板1,1の両側に突出条2凹溝3を形成した断熱板の
ために、この断熱板相互を突出条2凹溝3て嵌合すると
、嵌合箇所の表裏面2ケ所を水密且つ気密性が得られる
ようにでき、断熱板相互の嵌合箇所の透湿抵抗値を大き
くでき、そこの冷橋作用をなくし、結露防止が極めて良
好にできる。さらに、対設した金属板1,1の両側には
、断面略h形の側面片4,4・・・・・・を設け、且つ
断熱材11の両側面に、互いに喰い違い状の段部12,
13を形成したので、このようにした断熱板相互を嵌合
すると、この嵌合箇所には、そのジグザグ形に沿つた僅
かな空隙部が形成され、これらの長さも長く屈曲してお
り、そこの熱貫流抵抗が大きくなり、熱伝導率も極めて
低くなり、その側面片4及び断熱材11の熱伝導率が低
い材質であることも相乗的に働らき、その断熱板相互の
嵌合箇所の断熱効果を極めて良好にできる。このように
断熱板相互の嵌合部を水密且つ気密性あるものにでき、
特に断熱性能及び防湿性能を十分に発揮でき、特に冷凍
用のパネルとして最適である。また、断面略h形の側面
片4は、大きな断面係数となり、このようにした断熱板
て壁または屋根等を葺成すると、強固な断熱板として提
供できる。また、側面片4は断面略h形にしたことから
、そこの水平部6中間から第2図のように構造材15に
ボルト・ナットにて固着することができる。このため、
そのボルト頭は隣接の断熱板の側面片4で覆われること
)なり、そのボルトから外気も伝わらず、断熱性能を良
好にできるし、結露防止もでき、雨水の浸入も遮断でき
る。さらに、ボルト頭が室外面に露出しないことで極め
て外観美も良好にできる。このように、断熱板の一側の
みを構造材15に固着することで(第2図参照)、地震
等による水平荷重で、パネル状の断熱板夫々にせん断ひ
ずみ的作用が働いても、そのジグザグ状の面及び突出条
2凹溝3とは互いにずれるように動き、その水平荷重を
消滅でき、極めて耐震性に優れた断熱板とすることがで
きる。また、本発明では、断熱板の板厚を構成する側面
片4の幅及び断熱材11の厚さを適宜変えても、その突
出条2凹溝3は、表裏面の金属板1,1の両側に一体的
に屈曲され、突出条2凹溝3夫々の幅は一定となつてい
るため、隣接する断熱板を嵌合するのに、同一幅、また
は同一量のシーリング材14を突出条2凹溝3間に充填
することで、簡易且つ迅速な嵌合施工ができる。これに
対し、従来の断熱板では、この板厚が変わると、その都
度、シーリング材の幅や量を変えて面倒な施工をしなけ
ればならなかつたが、本発明ては前述のようにそれを解
決し、さらにその板厚が厚くなると、従来の断熱板では
、その突条、凹溝の幅が大きくなり、シーリング材を押
圧する力”が分散し、水密且つ気密的嵌合が殆んどでき
なかつたが、本発明では、突出条2凹溝3の幅が一定の
ため、板厚が厚くなつても、薄肉とした場合と同様に集
中的なりて押圧可能となり、水密且つ気密嵌合を確実に
できる。さらに、突出条2凹溝3の嵌合部は、断熱板の
嵌合箇所の表裏2ケ所に設けたので一層水密且つ気密性
を確実にできる。また、第7図、第8図に示すように金
属板1,1を互いに180第角回転させたように対設す
ると、その断面略h形の側面片4を同一形状の部材で組
む・ことができ、部材の省力化ができ、安価に製造でき
る。また、その断熱板は、表裏面を金属板1とし、内部
に断熱材11を充填したので、防音性、遮音性、耐火性
等に優れたものにできる。また、本発明の断熱板は、構
成が簡単て、部材も少なく、比較的安価に提供できる。
また、本発明では、その側面片4を、金属板1,1の両
側に適宜の間隔を有して設けたので、長尺にしたのに比
べて、材料が少なく、安価にできる。また、特許請求の
範囲第2項に記載した発明においては、側面片4の水平
部6と、表裏何れかの金属板1間に支持杆8を固着し、
この金属板1の外面より適宜な支持杆8内に内螺子部1
0を形成したので、施工するのに、取付ボルト16にて
一層簡単にできるし、支持杆8の存在で、金属板1と断
熱材11との外力による剥離するのを一層確実になくす
ことができる。
また、本発明では、特許請求の範囲第1項記載の発明の
作用効果を勿論奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の斜視図、第2図乃至第4
図は本発明の第1実施例による嵌合状態を示す断面図、
第5図は本発明の第2実施例の一部切除した斜視図、第
6図は本発明の第2実施例による嵌合状態を示す断面図
、第7図は本発明の第3実施例の一部切除した斜視図、
第8図は本発明の第3実施例の嵌合状態を示す断面図で
ある。 1・・・・・・金属板、2・・・・・・突出条、3・・
・・・・凹溝、4・・・側面片、6・・・・・・水平部
、8・・・・・・支持杆、10・・・内螺子部、11・
・・・・断熱材、12,13・・段部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属板1の一側を屈曲して突出条2とし、その他側
    を屈曲して凹溝3とし、このような金属板1、1を適宜
    の間隔を有し、且つその相互を左右にずらして対設し、
    断面略h形の側面片4、4を、その金属板1、1の両側
    に適宜の間隔を有して複数固着し、その側面片4は熱伝
    導率の低い材料とし、その金属板1、1側面片4、4・
    ・・・・・内に断熱材11を充填し、この断熱材11の
    両側面に、互いに喰い違い状の段部12、13を形成し
    たことを特徴とした断熱板。 2 金属板1の一側を屈曲して突出条2とし、その他側
    を屈曲して凹溝3とし、このような金属板1、1を適宜
    の間隔を有し、且つその相互を左右側に少しずらして対
    設し、断面略h形の側面片4、4を、その金属板1、1
    の両側に適宜の間隔を有して複数固着し、その側面片4
    は熱伝導率の低い材料とし、金属板1、1の一側の適宜
    な側面片4の水平部6と、表裏面何れかの金属板1とを
    支持杆8にて固着し、その金属板1外面から支持杆8内
    に内螺子部10を螺設し、その金属板1、1側面片4、
    4・・・・・・内に断熱材11を充填し、この断熱材1
    1の両側面に、互いに喰い違い状の段部122、13を
    形成したことを特徴とした断熱板。
JP287680A 1980-01-14 1980-01-14 断熱板 Expired JPS6059504B2 (ja)

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JP287680A JPS6059504B2 (ja) 1980-01-14 1980-01-14 断熱板

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JPS56100948A JPS56100948A (en) 1981-08-13
JPS6059504B2 true JPS6059504B2 (ja) 1985-12-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0239402A (ja) * 1988-07-28 1990-02-08 Mitsubishi Electric Corp 引外し用電滋石

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0239402A (ja) * 1988-07-28 1990-02-08 Mitsubishi Electric Corp 引外し用電滋石

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JPS56100948A (en) 1981-08-13

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