JPS6059285A - パワ−ウインドの逆転スイツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車室内に設けられたマニアルスイッチを操作
することによって、ウィンドガラスを開閉するようにな
したパワーウィンドの逆転スイッチに関するものである
。

ウィンドガラス、例えば自動車のドアに開閉可能に設け
られたドアウィンドガラスは、ドアパネルに取付けられ
たレギュレータハンドルを操作してドアウィンドガラス
を上下方向に移動させて開閉するようにした手動式のも
のと、車室内に設けられたマニアルスイッチを操作する
こと、によって正逆転モータを作動させてドアウィンド
ガラスを開閉するようにしたパワーウィンド式のものと
がある。

しかしながら、前者においては意識してレギュレータノ
、・ンドルを操作しない限りドアウインおいては不用意
に誤ってマニアルスイッチを押してしまっても、正逆転
モータが作動してドアウィンドガラスを開閉させてしま
う。したがって、ドアウィンドガラスの開放時に誤って
マニアルスイッチのＵＰスイッチを押してしまった時に
は、該ドアウィンドガラスが上列して、該ドアウィンド
ガラスとウィンド開口部との間に物等を挟込んでしまう
という問題があった。

そこで本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、パワーウィンド式のウィンドガラスであっ
て、誤ってＵＰスイッチを押したとしても、該ウィンド
ガラスとウィンド開口部との間に物等が挟込まれること
のない逆転スイッチを提供することを目的とするもので
ある。

そのために本発明では、逆転スイッチを、マニアルスイ
ッチと正逆転モータ間の回路中に、ＯＮになると正逆転
モータが逆転してウィンドガラスが開方向に移動するよ
うになしたエマジエンシーユニット回路が設けられてい
ると共に、該エマジエンシーユニット回路中の検出スイ
ッチは、ウィンド開口部のウィンドガラスの閉扉時にお
ける端縁が当接する側縁近傍に設けられている構成とす
ることにより所期の目的を達成するようにしたものであ
る。

以下、本発明を１図示せる実施例に随って説明する。

ａは自動車Ａの側方に開閉自在に取付けられたサツシュ
レスタイプのドアであって、該ドアａには昇降開閉する
ドアウィンドガラス１１が装着されている。該ドアウィ
ンドガラス１１はドアパネル１２内に内蔵された正逆転
モータ１３全作動さぜることによって昇降するようにな
されている。該正逆転モータ１３は、ドアインナーパネ
ルに設けられたアームレスト（図示せず）に取付けられ
たＵＰスイッチ１４を押せば正転してドアウィンドガラ
ス１１全上昇させ、ＤＯＷＮスイッチ１５を押せば逆転
してドアウィンドガラス１１を下降させるようになされ
ている。前記ＵＰスイッチ１４とＤＯＷＮスイッチ１５
でマニアルスイッチ１６を構成している。

尚、前記正逆転モータ１３にはサーキットブレーカ（図
示せず）が組込まれ、ドアウィンドガラス１１が全開又
は全閉したとき、もしくは作動中に異物が挾まって昇降
が止まった場合には、電流が自動的に遮断されるように
なされて（・る。

前記マニアルスイッチ１６と正逆転モータ１３）間の回
路中にはエマジエンシーユニット回路１７が設けられて
いる。該エマジエンシーユニット回路１７　ハ、エマジ
エンジ−スイッチ１８　ト、　該エマジエンジ−スイッ
チ１８をリレー１９を介してＯＮにする検出スイッチ２
０と、エマジエンジ−スイッチ１８がＯＮになると一定
の時間だけ正逆転モータ１３を逆転させるタイマー２１
とから構成されている。

前記検出スイッチ加はボディサイドウェルトｎ内に埋設
されている。ボディサイドウェルト２２は成形天井（内
張り）２３の端末を被覆するもので、ルーフサイトレー
ル冴のル−フサイト３しの接合端部２７に嵌着されてい
る。該ボディサイドウェル）２２には空洞部あがあけら
れ、その内面の上側と下側には前記検出スイッチ別の接
点２０ａ、２０ｂが固着されている。

前記ルーフザイドレールアウタノくネルｂの下面にはリ
テーナ２９を介してウェザ−ストリップが取付けられて
いる。３０はルーフッくネル、３１はルーフドリップで
ある。

前記構成により、ボディサイドウェルト２２の下端に物
が当って該部分を押すと、接点２０ａ・２０ｂが接続し
て検出スイッチ加がＯＮとなる。

検出スイッチ加がＯＮとなると、リレー１９が働いてエ
マジエンジ−スイッチ１８がＯＮとなると共にタイマー
２１が働いて、たとえドアウィンドガラス１１が上昇中
であっても、正逆転モータ１３を一定時間逆転唸せ、ド
アウィンドガラス１１を下降させる〇 尚、前記実施例では逆転スイッチをサツシュレスタイプ
のドアのパワーウィンドに設けた例で般明したが、これ
に限るこ°となくサッシュドア、パネルドアのパワーウ
ィンドあるい、はスライディングザンルーフ等にも応用
することができる。又、前記実施例ではエマジエンシー
ユニット回路中にタイマーを設けたが、該タイマーは必
ずしも必要ではなく、省略してもよい。

以上述べたように本発明によれば、マニアルスイッチと
正逆転モータ間の回路中に、ＯＮになると正逆転モータ
が逆転してウィンドガラスが開方向に移動するようにな
したエマジエンシーユニッ）回路＆設ケ、該エマジエン
シーユニット回路の検出スイッチをウィンド開口部のウ
ィンドガラスの閉扉時における端縁が当接する側縁近傍
に設けたので、誤ってマニアルスイッチの閉方向のスイ
ッチを押してウィンドガラスを閉方向に移動させたとし
ても、物等が検出スイッチに当って該検出スイッチをＯ
Ｎにして正逆転モータを逆転させてウィンドガラスを開
方向に移動するため、物等が挟込まれることがなく、安
全性を向上させることができたという効果を有するもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図はサツシュレスタイプのドアを取付＋ｔだ自動車
の側面図、第２図は本発明によるエマジエンシーユニッ
ト回路を組込んだノ（ワーユニットの回路図、第３図は
検出スイッチの取付位置を示す車体の部分拡大断面図、
第４図はｐｊ上の要部拡大断面図である。 ａはドア、１１はドアウィンドガラス、１３は正逆転モ
ータ、１６はマニアルスイッチ、１７はエマジエンシー
ユニット回路、肋は検出スイッチ、２１はタイマー、２
２はボディサイドウェルト。 特許出願人　日産車体株式会社 代理人　弁えＩＰ士　土　井　Ｖ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　車室内に設けられたマニアルスイッチを操作する
   ことによって正逆転モータを作動させ。 ウィンドガラスを開閉するようになしたパワーウィンド
   において、前記マニアルスイッチと正逆転モータ間の回
   路中に、ＯＮになると正逆転モータが逆転して前記ウィ
   ンドガラスが開方向に移動するようになしたエマジエン
   シーユニット回路が設けられていると共に、該エマジエ
   ンシーユニット回路中ノ検出スイッチは、ウィンド開口
   部のウィンドガラスの閉扉時における端縁が自接する側
   縁近傍に設けられていることを特徴とするパワーウィン
   ドの逆転スイッチ０ ２　前記エマジエンシーユニット回路中に、　検出スイ
   ッチがＯＮになると前記正逆転モータマーが設けられて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のパ
   ワーウィンドの逆、転スイッチ。