JPS605915Y2 - スチ−ムアイロン - Google Patents

スチ−ムアイロン

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Publication number
JPS605915Y2
JPS605915Y2 JP488880U JP488880U JPS605915Y2 JP S605915 Y2 JPS605915 Y2 JP S605915Y2 JP 488880 U JP488880 U JP 488880U JP 488880 U JP488880 U JP 488880U JP S605915 Y2 JPS605915 Y2 JP S605915Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
steam
corrosion
vaporization chamber
steam passage
Prior art date
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Expired
Application number
JP488880U
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English (en)
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JPS56106200U (ja
Inventor
信孝 緒方
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Publication of JPS56106200U publication Critical patent/JPS56106200U/ja
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Publication of JPS605915Y2 publication Critical patent/JPS605915Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスチームアイロンのスチーム通路およびスチー
ム穴付近に堆積する水垢や腐食等によるつまりを簡単に
除去できるようにしたものである。
一般的にアイロンベースはアルミニウム等比較的熱伝導
の良い材料で作られるが、加工性を向上するためにアル
ミニウム以外の金属を含むアルミダイカスト用合金を使
用する。
しかしながら腐食しかすい性質があり、アイロン使用後
気化室内やスチーム通路に水を残した状態で放置すると
腐食が促進される。
また長期間使用していると水中に含まれている不純物が
気化室やスチーム通路に水垢となって堆積し、その一部
はスチームとともにスチーム穴から噴出し、衣類等を汚
すとともに、やがては目づまりを起してスチームの噴出
が著しく低下し、アイロンがけに支障が起る。
このような現象は第2図で示すように、ベースにスチー
ム穴を直接穿ったものに起る。
この種の構造はヒータを埋設したベースでかけ面全体を
構成するため温度の分布が均一にでき良好なアイロンが
けが行なえる効果があり多くのアイロンはこの形式しか
しながらスチーム穴を外部から針等で掃除してもスチー
ム通路の内部まで除去することができず、またスチーム
穴から掃除するとき、ベースのかけ面に施しているフッ
素樹脂皮膜を傷つけたり穴を変形させたりする等外観的
にも見苦しくなる等の欠点があった。
そしてこのような欠点をを解決するためにベースのかけ
面に着脱自在に蓋板を設は気化室内に堆積した水垢等が
除去できるようにしたものがあり、例えば特公昭38−
18595号公報等で公開されている。
しかしながら上記の如き構造ではベースの中央部にヒー
タを埋設したベースと別異な部材が取付けられており、
最もアイロンかけに重要な中央部分がベースと分離して
いるためにこの部分の温度が低くなり良好なアイロンか
けが行えない欠点がある。
更に上記蓋板はベースからの熱伝導の低下をカバーする
ために熱伝導の良好なベースと同等の材料で構成するの
が一般的であり、前記のように気化室等に水を残したま
)放置すると蓋板自身も腐食が促進する等の欠点があっ
た。
本考案は上記の如き従来の欠点を解決すべく弾性を有し
、かつ耐食性材料よりなる蓋板をベースのかけ面側に着
脱自在に構成したものである。
以下添付図面により説明すると1はヒーター2を埋設し
気化室3およびその延長部にスチーム通路4を有したベ
ースで、アイロン掛は面側に溝部5を有しかつ耐腐食性
部材12との係止部a、 bおよびスチーム孔6を有し
た前記耐腐食性部材12の沈下防止のため段部Cを有し
ている。
7はベース蓋で前記気化室3およびスチーム通路4を覆
って取付けられる。
8はタンク9の下部にに取付けられた滴下ノズルで前記
ベース蓋7にパツキン10を介して取付けられ、上方に
設けられた開閉桿11によってタンク9の水の滴下を制
御される。
12はステンレス等で加工された耐腐食性部材で前記ベ
ース1の係止部a、 bと嵌合するように両端を曲げ加
工されており弾性を生かしてセットされる。
上記構成のものにおいてタンク9の水が滴下ノズル8を
通って気化室3に滴下すると、前記気化室3のX部およ
びスチーム通路4に至るまでに蒸気化し前記ベース1の
溝部5に送り出されるが、同時に水垢等も溝部に送り出
されるが、部材12が耐腐食性でかつ容易に外部より着
脱できるため使用者が手軽に掃除でき、キズもつきにく
い。
また溝部5はベース上面で外周と一体となっているため
ベース外周への熱伝導も殆んど従来品と変わりがない。
以上のように本考案は気化室にて発生した蒸気をベース
かけ面に分散して噴出するために例えばかけ面の周縁に
沿って略U字状に形成したスチーム通路の一部かもしく
は全部をかけ面側に開放し、この開口部に弾性を有し、
かつ耐食性材料よりなる蓋板を着脱自在に構成したもの
であり、この蓋板を取り外すことによりスチーム通路に
堆積した水垢等の除去が行え、しかもドライバー等の工
具も用いることなく極めて簡単に行える効果があり、長
期使用による取付けねじ等の焼付きにより取外し不能に
なることもなく、かけ面のフッソ樹脂皮膜を傷つけるこ
とも防ぐことができる。
さらに上記蓋板はスチーム通路のかけ面側に形成した開
口部と対向して設けているためかけ面の略中央部はヒー
タを埋設したベース部分で構成することができ、アイロ
ンかけに重要な中央部分の温度が低くなるといった従来
の欠点も解決することができ、しかも蓋板自身も耐食性
に優れたものである等その実用効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すスチームアイロンの一
部欠截断面図、第2図イは従来のスチームアイロンのベ
ース裏面図、第2図口は第2図イの[)−D’線におけ
る断面図、第3図は本考案の一実施例を示すスチームア
イロンのベースの平面図、第4図は同裏面図、第5図イ
は同断面図、第5図口、ハは第3図の13−B’線、C
−C’線における断面図、第6図は同スチームアイロン
の耐腐食性部材の斜視図である。 1・・・・・・ベース、2・・・・・・ヒーター 3・
・・・・・気化室、4・・・・・・スチーム通路、12
・・・・・・耐腐食性部材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ヒータを有するベースと、このベースに形成した
    気化室と、この気化室にて発生した蒸気を上記ベースの
    かけ面側より放出するためのスチーム通路と、このスチ
    ーム通路のベースかけ面側開口部に着脱自在な蓋板とを
    備え、上記蓋板は弾性を有する耐食性材料にて構威し、
    開口部の縁部と複数箇所にて嵌合するとともに、ベース
    のかけ面側に形成した段部によりかけ面と同一平面に支
    持することを特徴とするスチームアイロン。
  2. (2)上記蓋板はスチーム通路のかけ面に形成した開口
    部と対応して取付けた実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のスチームアイロン。
JP488880U 1980-01-19 1980-01-19 スチ−ムアイロン Expired JPS605915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP488880U JPS605915Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19 スチ−ムアイロン

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JP488880U JPS605915Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19 スチ−ムアイロン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56106200U JPS56106200U (ja) 1981-08-18
JPS605915Y2 true JPS605915Y2 (ja) 1985-02-23

Family

ID=29601568

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JP488880U Expired JPS605915Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19 スチ−ムアイロン

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JPS56106200U (ja) 1981-08-18

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