JPS6058930A - ジヒドロミルセノ−ルの製造方法 - Google Patents

ジヒドロミルセノ−ルの製造方法

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Publication number
JPS6058930A
JPS6058930A JP58167166A JP16716683A JPS6058930A JP S6058930 A JPS6058930 A JP S6058930A JP 58167166 A JP58167166 A JP 58167166A JP 16716683 A JP16716683 A JP 16716683A JP S6058930 A JPS6058930 A JP S6058930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrochloric acid
mixture
dihydromyrcene
aqueous solution
dihydromyrcenol
Prior art date
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Pending
Application number
JP58167166A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Kasano
笠野 雅信
Yoshisumi Hiraga
平賀 義澄
Hiroyuki Okitsu
沖津 弘之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YASUHARA YUSHI KOGYO KK
Original Assignee
YASUHARA YUSHI KOGYO KK
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Publication date
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Publication of JPS6058930A publication Critical patent/JPS6058930A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、香料物質として有用なジヒドロミルセノール
の製造方法をこ関する。従来、ジヒドロミルセノールは
、触媒として塩化銅の存在下でジヒドロくルセノと塩化
水素ガスとを無水状態で反応させ加水分解して得る方法
(U、 S、 P、 、 3076839)、ジヒドロ
ミルセンを同量の氷酢酸に溶かし漢語1mfn1+n4
−riHLz右辻(H!Q P 9on9Ao*):z
ヒドロミルセンをギ酸をことかし、硫酸、ポリリン酸、
amm醋酸ようなプロトン酸、メチルスルボン酸、ペン
センスルホン酸、トルエンスルホン酸のようなアルキル
あるいはアリール置換酸、スルホン化ポリマーのような
酸性交換樹脂、三7ソ化ホウ素、四塩化ススのようなL
ewis酸とかきまぜる方法(B、 P、 、1160
896) 、ジクロルエタン又はベンセンCζ溶解した
モノクロル、ジクロル又はトリクロル酢酸溶液にジヒド
ロミルセンを溶解し、カチオン交換樹脂を助触媒として
攪拌して加水反応を行わせてジヒドロミルセノールを製
造する方法(特開昭50−13191.0)など種々の
方法が知られているが、これらはいづれも高純度のジヒ
ドロミルセンを用いて合成されている。しかしながらジ
ヒドロミルセンは、工業的にはα−ピネンあるいはβ−
ピネンを水添して得られるビナンの熱異性化Cζよって
得られ、通常はジヒドロミルセンのほかに1.2−ジメ
チル−3−イソプロベニルンクロベンクン、ビナンなど
を含んでおり、これらは沸点が近似し、精留による分離
も困難であり、高純度に精製すると高価なジヒドロミル
センとなる。又これらの混合物に塩化銅の存在下無水状
態で塩化水素ガスを吸収反応させ、得られた反応液を加
水分解させると、得られるジヒドロミルセノールの純度
が低く、精留によっても香料製品として要求される96
%以上の高純度なジヒドロミルセノールを得ることが困
難であり、しかも収率も低い。そこで、本発明者らはか
かる欠点を改良すへく鋭意研究した結果、例えばジヒド
ロミルセンと1.2−ジメチル−3−イソプロペニルシ
クロペンタン、ビナンなどを含んだビナンの熱異性化混
合物、すなわちジヒドロミルセンとその異性体との混合
物に、触媒として塩化銅を用い、塩酸水溶液の存在下に
塩化水素カスを吸収反応させることによって初めて精留
によって分離不可能なアルコールに対応するクロライド
を異性化させ、加水分解することによって分離可能なア
ルコール体にすることが出来ることを見い出し、本発明
に到達した。即ち、本発明の特徴は塩化水素ガスを吹込
んでジヒドロミルセンと反応させる工程と、精留によっ
て分離不可能なアルコールに相当するクロライドを異性
化する工程とを同時に行なえ、しかも高純度のジヒドロ
ミルセノールを単離することができる点にある。
本発明を実施するに当ってはビナンの熱異性化油をその
まま用いるが、勿論後の工程で回収される未反応のジヒ
ドロミルセンと共に用いることができる。
本発明を実施する場合、塩化水素カスの反応系への吹込
み温度は一20〜80℃の広範囲で行なうことができ、
好ましくは10〜4.0℃で行なうのがよい。塩化水素
ガスを吹込むに際して存在させる塩酸水溶液は、当初、
塩酸水溶液であってもよいし、又水であってもよく、後
者の場合には、この水は、塩化水素カス(ζよりて直ち
Cζ濃塩酸になり異性化触媒として作用する。塩酸水溶
液はジヒドロミルセンに対して5重量%〜50重量%、
好ましくは10〜20重量%にわたりて用いることがで
きる。5%以下では異性化が不十分であり、高純度のジ
ヒドロミルセノールを得ることができない。又50%以
上使用しても、その効果は殆ど同じであり、経済的では
ない。反応時間は塩化水素ガスの吹込みと後攪拌を含め
通常は35〜40時間必要である。反応後静置すると反
応液は有機層と塩酸水溶液層とに分離し、塩酸水溶液層
を分液し下層として取出し、回収して再使用することも
可能である。
上記塩化水素カスとの反応後、実施する加水分解は通常
行なわれる水酸化す1−リウム水溶液あるいは炭酸ナト
リウム水溶液などのアルカリ水溶液と還流下にはげしく
かきまぜることによって達成される。
以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳しく説明する。
しかし乍ら本発明は何もこれらの実施例に限定されるも
のではない。
実施例1 500mlのフラスコにジヒドロミルセン(glc純度
65%) 438 g、塩化銅0.69 g、水13.
8gを仕込み20〜25℃に保って塩化水素カスを40
時間に亘って攪拌下に吹込ノ1.だ。反応終了後下層の
塩酸を分離し、常法通り加水分解を行ない減圧下に精留
しジヒドロミルセノールを得た。カスクロマトグラフィ
ー純度は98%、収率は原料ジヒドロミルセンに対して
62重量%であった。
実施例2 509m1のフラスコにジヒドロミルセン(gle純度
65%)118g、塩化銅0.69g、塩酸13.8g
を仕込み20〜25℃に保って15時間に亘って塩化水
素ガスを吹込んだ後、さらに25時間かきまぜた。反応
終了後下層の塩酸を分離し、常法通り加水分解を行ない
減圧下に精留しジヒドロミルセノールを得た。ガスクロ
マI−グラフィー純度は98%、収率は原料ジヒドロミ
ルセンに対して63重N%であった。
実施例3 5QQmlのフラスコに実施例1で回収した未反応ジヒ
ドロミルセン(glc純度61%)118g、塩化銅0
.69g、塩酸11.8gを仕込み20〜25℃に保つ
て15時間に亘って塩化水素カスを吹込んだ後さらに2
5時間かきまぜた。反応終了後下層の塩酸を分離し、常
法通り加水分解を行ない減圧下に精留しジヒドロミルセ
ノールを得た。カスクロマトグラフィー純度は97%、
収率は原料ジヒドロミルセンに対して59重量%であっ
た。
比較例1 5QQ+nlのフラスコにジヒドロミルセン(glc純
度65%)138g、塩化銅0.69gを仕込み、20
〜25℃に保りて塩化水素ガスを15時間 に亘って吹
込んだ。反応終了後常法通り加水分解を行すいM圧下に
精留しジヒドロミルセノールヲ得た。得られたジヒドロ
ミルセノールはガスクロマトグラフィー純度94%で製
品とならない。
特許出願人 安原油脂工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ジヒドロミルセンと塩化水素よりジヒドロミル
    セノールを製造するに際し、触媒として塩化銅を使用し
    、塩酸水溶液の存在下にジヒドロミルセンとその異性体
    との混合物あるいはこれと未反応のジヒドロミルセンと
    を含む回収液との混合物に塩化水素ガスを吸収反応させ
    たのち加水分解させることを特徴とするジヒドロミルセ
    ノールの製造方り。
JP58167166A 1983-09-09 1983-09-09 ジヒドロミルセノ−ルの製造方法 Pending JPS6058930A (ja)

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JP58167166A JPS6058930A (ja) 1983-09-09 1983-09-09 ジヒドロミルセノ−ルの製造方法

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JP58167166A JPS6058930A (ja) 1983-09-09 1983-09-09 ジヒドロミルセノ−ルの製造方法

Publications (1)

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JPS6058930A true JPS6058930A (ja) 1985-04-05

Family

ID=15844636

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JP58167166A Pending JPS6058930A (ja) 1983-09-09 1983-09-09 ジヒドロミルセノ−ルの製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102617288A (zh) * 2012-03-09 2012-08-01 淮安市产品质量监督检验所 反应精馏连续化制备二氢月桂烯醇的方法

Cited By (1)

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