JPS6058613B2 - アナログ−デジタル変換器 - Google Patents

アナログ−デジタル変換器

Info

Publication number
JPS6058613B2
JPS6058613B2 JP49083141A JP8314174A JPS6058613B2 JP S6058613 B2 JPS6058613 B2 JP S6058613B2 JP 49083141 A JP49083141 A JP 49083141A JP 8314174 A JP8314174 A JP 8314174A JP S6058613 B2 JPS6058613 B2 JP S6058613B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
integrator
time
signal
output
digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP49083141A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5050853A (ja
Inventor
ウオウルド アイバ−
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Analog Devices Inc
Original Assignee
Analog Devices Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Analog Devices Inc filed Critical Analog Devices Inc
Publication of JPS5050853A publication Critical patent/JPS5050853A/ja
Publication of JPS6058613B2 publication Critical patent/JPS6058613B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/124Sampling or signal conditioning arrangements specially adapted for A/D converters
    • H03M1/129Means for adapting the input signal to the range the converter can handle, e.g. limiting, pre-scaling ; Out-of-range indication
    • H03M1/1295Clamping, i.e. adjusting the DC level of the input signal to a predetermined value
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/50Analogue/digital converters with intermediate conversion to time interval
    • H03M1/52Input signal integrated with linear return to datum

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアナログ−デジタル変換器に関し、更に詳しく
いえば非常に精確な変換を行うことができ、集積回路技
術を利用できるアナログ−デジタル変換技術に関する。
例えば高速デジタルコンピュータにより処理するため、
およびデジタル表示器を作動させるためなどに用いるよ
うに、アナログ測定量を対応するデジタル信号に変換す
るために種々のアナログ−デジタル変換器(以下A−D
変換器と記載する)が永年にわたつて使用されている。
いわゆる逐次近似形A−D変換器は特にデジタルコンピ
ュータとのインターフェースとして、広範囲に使用され
ている。また、アナログ信号の大きさに対応するデジタ
ルカウントを発生するために、クロックパルス・タイミ
ング装置を有するランプ信号積分器を使用する変煉器も
かなり使用されている。時にはシングルランプA−D変
換器とも呼ばれるそのような積分形A−D変換器の一例
においては、カウンタがクロックパルスをカウントして
いる間に、積分器の出力がアナログ信号に等しくなるま
で既知の基準信号が積分される。カウント数はアナログ
信号と既知の基準信号との比に等しく、したがつてアナ
ログ信号は容易に決定できる。各変換中に多重(連続)
積分ランプを実効する他の積分形A−D変換器もある。
例えば米国特許第305193鰻に示されているような
1つのA−D変換器では、未知のアナログ信号が積分器
の入力側に連続して加えられ、それとは逆極性の基準信
号が積分器の入力側に断続的に加えられてその積分器の
出力側に鋸歯状波(すなわちランプアップ、ランプダウ
ン)を発生させる。基準信号の印加を適切に制御すると
により、ランプアップ(Ramp−Up)とランプダウ
ン(Ramp−DOmn)の比を、既知基準信号から未
知アナログ信号の大きさを決定するために使用できる。
例えば米国特許第3316547号に示されているよう
な別のA−D変換器では、基準信号を加えることなしに
未知のアナログ信号が積分器の入力側に加えられ、クロ
ックカウントをフルスケールまで動作させることにより
決定される一定時間だけ積分器は動作させられる。次に
アナログ信号の積分器入力側への印加を停止し、逆極性
の基準信号を積分器の入力側に加えて、積分器を零レベ
ルすなわちスタートレベルまで一定のレートで徐々に戻
す。零レベルに達した時のカウンタのカウント数は、零
レベルに戻る?に要する時間を示し、それにより未知の
アナログ信号と既知基準信号との比を表す。米国特許第
3678506号に示されているような更に別のマルチ
ランプA−D変換器は、変換サイタルの終端て零レベル
を通過する時にある特定のランプレートを得るように、
3種類の連続するランプ勾配段階にわたつて動作する。
その他に一般的に使用される各種のA−D変換器もある
。これらについては、たとえばエイチ・エー●シユミツ
ト(H.A.Schmid)著1電子式アナログ−デジ
タル変換(ElectrOnicAnalOg/Dig
italCOnVerSiOrlS)Jll97昨パン
●ノストランド●ラインホールド(VanNOstra
ndRein−HOld)社発行、が参考になる。従来
のA−D変換器は各種の大きな欠点を有することが知ら
れている。
例えば、比較的確度の高い変換器は多くの用途にとつて
コストが高すぎる。安価な変換器は性能が低く、とくに
周囲温度の変化に伴う誤差のドリフトが存在する。ある
種の変換器では、デジタル形回路のようにはICチップ
で容易には作ることができないある種のアナログ形回路
が大きな割合を占めることが一因となつて■C製作には
不適当である。典型的な市販の変換器も、アナログ入力
信号の極性に依つて積分器がスタートレベルに対して正
と負の両方の向きにランプすなわち一定の割合で上昇ま
たは下降することができることを要するから、双極性入
力信号を取り扱うにはあまり適さない。零レベルにおけ
るこの不連続のために更に誤差が増し、かつ特殊な回路
も使用するので変換器のコストはその分だけ高くなる。
本発明の一実施例では、いくつかの望ましい特徴を有す
る積分形A−D変換器が得られる。
特に、有利な特徴は、A−D変換器の回路中に大きな正
味オフセット電圧誤差の存在する中で、電圧(又は電流
)からデジタルカウントへ非常に精確な変換を行うこと
である。本発明の1つの特徴によれば、正味オフセット
電圧のタイミングをとられたディジタル測定量を得るた
めに、積分器はまず最初に、基準信号の連続する上昇お
よび下降積分を備える予備的な条件づけサイクルを通じ
て作動される。
この予備的な条件づけサイクルの結果は、その後の信号
積分サイクルの間、例えば未知アナログ信号の積分時間
を制御することにより、積分動作を制御するために採用
される。
この原理を適用することによつて、従来の積分形A−D
変換器で通常遭遇する誤差を、零安定と、要求された場
合には利得安定度とに関してほぼなくすことができるこ
とが見出されている。本発明の別の特徴によれば、所定
の基準電圧レベル、例えばアース電位の一方の側でのみ
積分を行うように、積分器は作動される。
このA−D変換器の機能はいずれの極性の入力アナログ
信号に対しても同じであり、入力極性の検出と、それに
従つての変換回路の切換えとを行うために、何ら特殊な
装置を用意する必要はない。この一方の側でのみの積分
動作は、基準レベルに接近してそれに交わるランプは常
に同じ方向(すなわち極性)から同じ勾配で行われるよ
うなやり方で実行される。その同じ向きと勾配から零ラ
インすなわち基準レベルを積分器の出力が交差すると、
変換動作が開始される。このような構成によりA−D変
換器の構成要素の応答時間のばらつきに起因する誤差、
特にゼロクロス検出器としてのコンパレータの誤差が減
少する。一般的には、本発明は従来のA−D変換器の典
型的なアナログ形補償技術を使用するよりも、ある事象
の1タイミングョを制御することにより、潜存的な変換
誤差を補償する原理に基づいて処理するものである。
この事象のタイミングはデジタル的に決定される。周知
のようにアナログ技術と較べてデジタル技術の使用によ
り高精度を得ることがてきる。ここで開示する実施例は
、比較器の応答時間及び積分器の応答時間、すなわち、
積分器が1つの向きの直線ランプから逆の向きの直線ラ
ンプへ変化するのに要する時間の影響から大幅に解放す
る。従つて、本発明の目的は従来のA−D変換法におけ
る上記したような欠点を解消したり、少なくすることて
ある。
本発明の別の目的は高い性能を有し、妥当なコストて製
作できるA−D変換器を提供することである。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
ます、第1図を参照すると、本発明のA−D変換器の1
例は3つの主な動作要素を有する。
1番上には積分ユニットが破線で囲まれ〃部分10によ
り示される。
この積分ユニットは積分回路に信号を送るための適当な
スイッチング装置を含む。種々のスイッチがシーケンス
制御論理ユニット12からの信号により作動される。こ
のユニットは制御タイマユニット14と協動する。未知
アナログ信号Xが積分ユニット10の入力端子20に加
えられる。
シーケンス制御論理ユニット12の出力端子22には、
アナログ信号の大きさに数が対応するクロックパルス列
として出力デジタル信号が発生される。アナログ信号の
極性は隣接の出力端子24に現れる2進信号により示さ
れる。積分ユニット10は2つの演算増幅器Al,A2
を含み、増幅器A2は、入力抵抗R3と組合されて所望
のRC積分時定数を定めるコンデンサC1で構成される
負帰還回路のために、積分回路として機能する。
増幅器A2は出力ライン28に、増幅器の入力信号に比
例するランプレート(勾配)と、実効入力極性により決
定されるランプの向きとを有するランプ信号を発生する
このA−D変換器の全体の動作は、第2図に示すタイミ
ング図を参照するとよく理解できる。
第2図の1番上には正と負のアナログ信号の対応するデ
ジタル数への変換中の、積分回路26の出力電圧の波形
30を示す。変換サイクルの開始に先立つて、積分器の
出力ライン28は任意レベルEsの正電圧に保たれる。
この目的のために種々の手段を使用でき、一例として抵
抗R4が示されている。この抵抗R4の一方の端子はス
イッチ32を介して増幅器A2の出力側に接続されると
ともに、他方の端子は直列抵抗Rl,R2,R3を介し
て接地される。増幅器A2の非反転入力側には一定の正
基準電圧Eが加えられ、,反転入力側は抵抗R3とR4
との接・続点に接続されるから、増幅器A2の出力はE
よりも低い正の値Esに固定される。変換サイクルを開
始するために、従来の装置(図示せず)が作動されて、
スタート制御ライン40にスタートパルスSPが加えら
れる。
第3図・も参照して、このスタートパルスは初期設定装
置を作動させて、関連する制御回路フリップフロップ(
以TFFと書く)を所定の初期状態にリセット(又はセ
ット)し、変換サイクルを開始する。パルスSPによる
初期化てFF2〜FF7がリセノツトされ、FF9,F
FlOがセットされ、ゲートGl7/Gl8,G24/
G25により形成されるFFがリセットされる。ゲート
Gl7/Gl8がリセットされると、出力ラインHSは
低レベルに移行してスイッチ32を開き、ランプ動作を
行わせるために積分回路26を自由にする。
FF5とFF6もリセットされているから、ゲートGl
3は高レベル信号RSを発生して積分器の入力スイッチ
42を閉じ、基準電圧Eをバッファ増幅器A1の非反転
入力側に加える。増幅器A1の負入力側は等しい値の抵
抗R1とR2との接続点に接続されているから、その出
力電圧は2Eとなる。この電圧は入力抵抗R3を通じて
増幅器A2の負入力側に加えられるにの増幅器の正入力
側はEに保たれている。)。したがつて、第2図に示す
ように、増幅器A2の出力はEsから(上+e)に比例
するレートでランプダウン(すなわち負の向きへ)する
。ここにeは積分回路の正味のオフセット電圧である。
このランプダウンのことを1フェーズ0ョと呼ぶことに
する。再び第3図を参照して、ライン28に与えられる
積分器の出力信号は、比較器として構成されている増幅
器A3の正入力側に加えられる。
この増幅器の反入力側は接地される。積分器のランプダ
ウン信号がアース電位(第2図のEr)に達すると、比
較器A3は1スタート信号ョSSとして機能する比較信
号を発生し、スタート時刻RTOョに変換サイクルを開
始する。変換サイクルの最初の部分は予備条件づけシー
ケンスより成る。
この予備条件づけシーケンスでは、その時に積分回路2
6に存在する全オフセット誤差を確定する目的で、入力
としてのアナログ信号が加えられることなしに積分器2
6は連続する2つの期間の間動作させられる。より詳し
くい.えば、スタート信号SSがゲートGl2に加えら
れ、その高いレベルの出力はゲートGl4を介してFF
6に加えられてFF6をセットする。(ゲートG9とG
l6の出力はこの時には高レベルとならないことに注意
されたい。その理由は制御信号.−AとCがともに低レ
ベルだからである)。FF6がセットされると高レベル
の信号ムが発生される。この信号は増幅器Aの入力側を
接地するように、入力スイッチ50を閉じる。従つて、
この増幅器の出力は零となり、そのために積分増幅器A
・2は正味の正入力電圧Eを受けて、第2図に示すよう
な正(上昇)ランプを行わせる。この上昇ランプの勾配
はE+eに比例する。
この上昇ランプはK個のクロックパルスにより定められ
る一定時間中続けられる。グラフ30に示すようにこの
第1の条件づけ期間を1フェーズLと呼ぶことにする。
時刻T。
に続いてクロックパルス発生器16がK個のクロックパ
ルスを発生し終わると、制御タイマユニット14はタイ
ミング制御パルスTCPlを発生して、T1として示さ
れている時刻にフェーズ1の終りを示す。パルスTCP
lはライン52を介してFF2に加えられ、その出力を
高レベルノにさせる。この時にはFF3とFF4の出力
すなわち制御信号B,Cは低レベルのままである。制御
信号Aが低レベルから高レベルに移行するとFF6はリ
セットされ、出力小を低レベルにし、出力RSを高レベ
ルにする。従つて、積分器の入力・スイッチ50は開き
、入力スイッチ42が閉じて増幅器A1の正入力側に基
準電圧Eを与える。従つて回路の状態はフェーズ0の間
の状態に類似し、ラインン28に与えられる積分器の出
力は元の基準レベルErへ向かつてランプする、すなわ
゛ち一定の勾配で戻る。このランプ動作は(上+e)に
比例する勾配で行われる。このランプダウンの期間を1
フェーズ2ョと呼ぶことにする。制御ダイマユニツト1
4はスタート時刻T。の後のボ個のクロックパルスに対
応する時刻T2に、第2の制御パルスCP2を発生する
。オフセット誤差eが負だとすると、ライン28に予め
られる積分器の出力は、この時刻T2には基準電圧Er
に既に到達してしまつている。また、eが正だとすると
時亥!1T2では第2図に示すようにダウンランプはな
お基準レベルよりも上にあり、時刻T3で基準レベルに
達するまでランプを継続する。時刻T2とT3との間の
時間差(nクロックパルスが含まれる)は、正味のオフ
セット電圧eと後述する関係がある。時刻T2がT3の
前の場合にはnは正であり、時刻T2がT3より後の場
合にはnは負である。フェーズ2の間はゲートG8の出
力は低レベルとなり、ゲートGlOの出力は高レベルと
なる。
従つて、積分器の出力が基準レベルErに達すると、そ
の結果得られる比較信号はゲートG9の出力を高レベル
にさせる(ゲートGl2とGl6の出力は低レベルを保
つ)。ゲートG9の高レベル出力はFF5をセットし、
スイッチ信号XSを高レベルとし、スイッチ信号RSを
低レベルにする。そのためにスイッチ42が閉じられ、
スイッチ60が閉じられて未知アナログ信号xをバッフ
ァ増幅器A1の正入力側に加える。この増幅器A1の出
力は2Xとなり、この出力は入力抵抗R3を介して増幅
器A2の負入力側に加えられる。増幅器A2の正入力側
には基準電圧Eが加えられる。基準電圧EはXがフルス
ケールのときの電圧2Xよりも大きいように選ばれるか
ら、積分器26はE一2X+eに比例する割合でランプ
アップする。アナログ信号Xを積分するためのこのアッ
プランプ期間を1フェーズ3ョと呼ぶことにする。この
フェーズ3は時亥1rI′4でタイミングパノレスTC
P3が発生されるまで継続される。時刻T4における積
分器の出力レベルは信号の大きさを反映する。もしXが
零だとすると、時刻Lにおける積分器の出力レベルは、
基準電圧Eの大きさにより決定されるある中間値LO(
第2図のグラフ30)となる。xが正だとすると積分器
の出力レベルはLより低い値L1であり、Xが負だとす
ると積分器の出力レベルはL。より高い値L2である。
いずれの場合でも、積分器の出力レベルは基準レベルE
rに対して常に正である。基準レベルから離れる両方向
において積分を行うことを要さずに、双極性入力性能を
与えるのはこの性質である。いわゆる二重勾配型と呼ば
れるある一般的な従来のA−D変換器では、積分器はい
ずれの極性の入力信号すなわち双極性入力を取り扱うた
めに、基準レベルから離れるいずれかの向きにおいて選
択的に積分するように構成される。そのようなA−D変
換器ては、積分の終わりにおける積分器の出力は入力信
号の大きさに直接対応し、デジタル出力は(選択された
極性の)既知の基準信号を積分器の入力として使用して
、基準レベルへ戻るまでの積分時間(クロックパルス)
をカウントすることにより取り出すことができる。以上
の説明から、本発明の新規なA−D変換器は全く異なつ
た態様て機能することが明らかであろう。
この新規なA−D変換器では、いずれの極性の入力信号
も単一極性(単一方向)積分を行う特殊な構成の結果、
積分器の出力レベルLは信号Xの大きさには直接対応し
ない。積分器の出力レベルLはxに直接対応することは
ないが、それにもかかわらす出力レベルは信号xの大き
さ(及び極性)を表す信号成分を含み、この信号成分を
出力レベルLから容易に取り出して、以下に説明するよ
うなやり方で所望のデジタル出力を容易に取り出すこと
が見出されている。この目的のために、積分器26を上
+eに比例するランプレートで、すなわちフェーズ0及
び2の期間と同じレートで基準レベルにランプバック(
フェーズ4)させるために、積分器26は時刻T4で作
動される。
従来のA−D変換器のようにランプバックの間にクロッ
クパルスの数を単に測定することにより、またはランプ
バック時間とランプアップ時間との比をデジタル的に決
定することにより、所望のデジタル出力数は得られない
。その代わりに、本発明の更に別の特徴に従えば、時I
lllT2−T4に等しい時間T4−T5が定められ、
積分器の出力がErに交わる時刻T6と最後のタイミン
グパルスTCP,が発生される時刻T5との間に発生さ
れるクロックパルスの数Nをカウントすることによりデ
ジタル出力が取り出される。
クロックパルス数Nの極性(すなわち信号xの極性)は
それら2種類の事象のうちいずれかが先に発生するかに
より示される。T6がT5よりも先に生じたとするとN
は正であり、T5の後でT6が生じたとするとNは負で
ある。本発明の特に重要な特徴に従つて、A−D変換器
はこのデジタル数Nが、大きなオフセット誤差電圧eが
あるにもかわらず、アナログ信号Xの大きさの極めて正
確な表示を常に与えるように動作される。
一般的には、この結果は、フェーズ1と2において決定
される誤差信号nに従つて、信号Xが受ける(フェーズ
3)積分作用を制御することにより達成される。特に、
ここで説明している実施例では、これは直前のnの決定
に従つてフェーズ3の積分期間の長さを自動的に調節す
ることにより行われる。
ここで説明している実施例の1つの変形では、フェーズ
4の積分期間は、時亥!RrOから?クロックパルス後
である時刻T4においてタイミング制御パルスTCP3
を発生し、TOから駆クロツクパル″ス後である時刻T
5においてタイミング制御パルスTCP4を発生するよ
うに、制御タイマユニット14をプリセットすることに
よる簡単なやり方で制御される。従つて、そのような構
成により、スタート時刻T。に続く4つの等しい長さの
期間(1,■,■,■)を構成するものとして、完全な
変換動作を見ることができる。(しかし、最後の期間■
が終わつても入力信号xが負の場合には、変換動作を実
際に完了できないことに注意すべきである。)これらの
等間隔の4つの期間は、タイミング制御パルスTCP発
生器として、K個のクロックパルス毎に制御パルスを発
生する簡単なK分の1分周カウンタを使用することによ
り、極めて容易に発生できる。このような構成によつて
全ての期間1,■,■,■はプリセット(固定)される
から、フェーズ3の間の信号Xの積分時間はnの簡単な
引算関数であることは明らかである。
すなわち、信号Xはk−nに等しい期間だけ(Eととも
に)積分され、それによりnに従つて信号Xの積分期間
を自動的に調節する。そのようにして積分動作を自動的
に調節するとにより、零オフセット誤差を非常によい精
度で補償し、かつ利得オフセット誤差をも極めてよく補
償する。更に別の性能の改善、とくに利得安定度に関す
る改善は、期間1と■を固定させたまま、数nに従つて
期間■と■の長さを自動的に制御すことにより達成でき
る。
更に詳しくいえば、この改善は期間■と■の長さがKの
代わりに(K+n/2)クロックパルスに等しいように
、タイミング制御パルスTCP3とTCP4の発生を制
御することにより達成できる。そのような制御作用によ
り、A−D変換器の実効オフセット誤差の変化によりひ
き起される出力数Nのどのような変化も十分に減少させ
ることを示すことができる。
期間■と■をそのように制御するための装置の例を、変
換の最終フェーズを実行し、デジタルカウントNを発生
するために使用される回路装置例の説明とともに後に説
明する。本発明の実施例の説明に戻つて、タイミング制
一御パルスTCP2(時刻T2)は制御信号Bを高レベ
ルにし、次のタイミング制御パルスTCP3は制御信号
Cを高レベルにするから、信号A,B,Cはフェーズ3
の終わりには全て高レベルである。従つて、ゲートGl
lの出力は低レベルとなり、FF5をリセットしてスイ
ッチ信号XSをターンオフし、スイッチ信号RBをタン
−オンさせる。従つて積分器は再び向きを変え、勾配e
上でダウンランプ(フェーズ4)を開始する。制御信号
Cが高レベルであるから、ゲートG8の出力は高レベル
であり、ゲートGlOの出力は低レベルである。
従つて、積分器の出力が基準レベルErに達すると、ゲ
ートGl7とGl6の出力は高レベルとなる。これによ
りFF6とゲートGl4を介してセットされ、かつゲー
トGl7とGl8で形成されるFFもセットされ、従つ
て信号小とHSをターンオフして積分器の出力をその初
期状態Esに復旧させる。ゲートGl9の出力は、時刻
Tsでタイミング制御パルスTCP4が発生された時に
高レベルとなり、積分器の出力が基準レベルErを横切
つた時に比較器がその比較信号を発生した場合に、ゲー
トGl7の出力は高レベルとなる。
どちらが先にきてもゲートG2Oの出力は低レベルとな
る。ゲートGl7とGl9の出力がともに高レベルとな
ると、ゲートG2lの出力は低レベルとなる。ゲートG
2Oの出力はFF9のD入力側に加えられる。FF9は
クロックパルスの高レベルー低レベル遷移によりトリガ
される。従つて、FF9のO出力はゲートG2Oが低レ
ベルとなつた後の最初の負クロックパルスへの遷移によ
り高レベルとなり、それによりゲートG23を可能状態
にして、出力端子22に所望のデジタル数を表す一連の
クロックパルスを発生する。これらのクロックパルスは
、タイミング制御パルスTCP,と零交差比較信号(時
亥!IT6で生じる)の両者が発生させるまて継続され
る。この時に、FFlOのO出力は高レベルとなつてF
F9をゲートG22を介してリセットし、出力カウント
を終わらせる。この期間中に出力端子22に与えられる
クロックパルス数Nはxの大きさに対応する。アナログ
信号xの極性は、積分器の出力がタイミング制御パルス
TCP4の前または後にErを横切つたかに従つて、出
力端子24に示される。比較信号はゲートGl6を作動
させ、その高レベル出力はFF7を作動させて、制御信
号Aの状態を調べさせる(時刻T6で)。タイミング制
御パルスTCP4がまだ生じていないとすると、制御信
号Aは依然として高レベルであり、FF7の出力は高レ
ヴルとなつて正極性を示す。タイミング制御パルスTC
P4が既に生じているとすると、制御信号Aは低レベル
になつてしまつているだろうし、それに従つてFF7の
出力は低レベルとなり、負極性を示す。FF9とFFl
Oは比較器A3の非同期動作を同期させる作用をするこ
とに注意されたい。
正または負の全ての入力に対して、この回路は最後の桁
の半分の大きさで切り捨て、切り上げを行う。例えば1
I2L.SBよりも小さい入力に対して出力カウントは
生じない。入力がちようど1′2L.SBよりも大きい
とすると、1つの完全な出力パルスが生ずる。第5,6
図は正と負の入力に対する回路の動作を示す波形図であ
る。FFlOからの1変換完了ョ状態信号は、完全な出
力カウントパルス列が発生された後で起こる。変換の?
Bにおけるジッタをさせるために、クロックの位相は変
換の開始と同期させるべきである。
このために、ゲートG24/G25のFFはゲートGl
2の出力によリセットされて、クロックパルス発生器を
変換サイクルと同相で再スタートさせる。このFFは変
換の終わりに状態信号によつてリセットされる。第4図
は前記のようにタイミング制御パルスTCPl等を発生
するように構成された制御タイミングユニット14の回
路の詳細を示す。
このユニットは2つの従続接続のカウンタ70,72を
含む。カウンタ70は普通の2進カウンタである。カウ
ンタ72は都合の良い任意のコードでカウントでき、カ
ウント数がR又はR−1のいずれかの時には常に高レル
の出力を発生するために、対応するデコーダ74が設け
られる。カウンタ70と72がリセットされた状態から
スタートして、カウンタ72はカウンタ70が7個のク
ロックパルスをカウントするたびに、カウンタ70から
パルスを1個受ける。
従つて1カウントニRJは7×R個のクロックパルスご
とに高レベルとなる。1カウントニRョが高レベルとな
ると、ゲートG3の出力は高レベルとなつてゲートG4
の出力も高レベルにさせる。
これは、カウンタ70のクロック入力側における記号に
より示されているように、クロックパルスの高レベルか
ら低レベルへの遷移時に起こる。クロックパルスの次の
低レベルから高レベルへの遷移においては、FFlのQ
出力は高レベルとなつてTCPlパルスを発生し、ゲー
トG7を介してカウンタ70,72の両方をリセットす
る。
そのためにゲートG3,G4とFFlのD入力側から1
カウントニRJ信号が除去される。クロックパルスの次
の低レベルから高レベルへの遷移においては、FFlの
Q出力は低レベルとなり、カウントを再開できるように
する。
このように、更に別のRX7個のパルスの後でFFlは
タイミング制御パルスTCP2を発生する。この動作モ
ードでは、カウンタ70,72は簡単なK分の1分周カ
ウンタ(K=RX28)として動作することかは明らか
なであつて、前記した等しい長さの期間1,■を定める
。カウンタ70,72がこの動作モードを続けることが
許されるものとすると、更に2つの同一の期間■,■が
タイミング制御パルスTCP3,TCP4により定めら
れる。先に注意したように、そのような一様期間動作に
より行われる誤差の補正は全く良好てあり、このやり方
は比較的簡単な計数回路しか必要としないという利点を
有する。しかし、より優れた誤差補正を行うために、期
間■,■の長さを期間1と■との間に発生される誤差カ
ウントに従つて制御する。
このために、時刻T3において(即ち、積分器の出力が
Erに戻つた時刻)、比較器A3からの比較信号は、ゲ
ートG9から制御タイマユニット14に連なるライン7
8に1誤差ロードョ信号を発生させる。ここで第4図を
参照して、この信号はその低レベルから高レベルへの遷
移の時に誤差レジスタ80を作動させて、その時に2進
カウンタ70に含まれている数をレジスタ80にロード
させる。レジスタ80は、ライン82における制御信号
Bの状態によ”り示されるように、時刻T3における誤
差極性を示す付加的な2進ビットをPで受ける。時刻T
3の時に制御信号Bが高レベルだとすると誤差は正であ
り、カウンタ70からロードされる数はnとなる。
この数は誤差レジスタ80に口−ドされて1ビット下げ
られる。即ち、例えばカウンタ70の7はレジスタ80
内では7になり、以下同様である。従つて、カウンタ7
0内の数が2で割られるから、誤差レジスタ80内の数
はn′2になる。j この時には制御信号Bは両レベル
であから、ゲートG3はゲートG6の出力により動作不
能にされ、ゲートG1はゲートG5の出力により動作不
能にされる。
従つて、ゲートG1及びG3の何れもこれらの状態の下
で、タイミング制御パルスTCP3とTCP4を発生す
るためにFFlを制御するように作動されることはでき
ない。その代わりに、FFlの制御は同等正比較器84
の出力とデコーダ74からの1カウントニRJラインと
に応じてゲートG2により行われる。同等性比較器84
は誤差レジスタ80の内容(即ち数Nl2を、2進カウ
ンタ70内の数の下5桁のビットを構成するデジタル数
と比較する。
前記0誤差ロードョ信号の後で、カウンタ70はが−R
個のクロックパルスの範囲にわたつてカウントを続ける
。このカウント中にNl2に達するごとに1同等性ョ高
レベル信号が比較器84により発生器されるが、1カウ
ントニRJはそれらの時刻に高レベルではないから、ゲ
ートG2はオンされない。最終的には7×R個のクロッ
クパルスでカウントニRは高レベルとなる。
この時にカウンタ70の内容はキャリーが生じて零にな
り、従つて、比較器84からの同等性信号は低レベルで
ある。さらに別のNl2個のクロックパルスの後では、
カウンタ70内の数はNI2であり、1同等性ョ信号は
高レベルとなる。この高レベルの信号は高レベルの0カ
ウントニRョ信号とともにゲートG2をターンオンさせ
る。このためゲートG4の出力が高レベルになり、FF
lからタイミング制御パルスTCP3が発生され、カウ
ンタ70,72はリセットされる。そうすると次にこれ
らのカウンタは同一のシーケンスで動作してタイミング
制御パルスTCP4を発生する。従つて、この動作モー
ドではカウンタ70と72はクロック周波数をk+n′
2て割り、前記指定した要求に従つて期間■,■を発生
する。タイミング制御パルスTCP2が発生される前に
フェーズ2が完了される場合には、即ち積分器の出力が
期間■の終わる前にErに達したとする.と、誤差信号
nは負となる。
このような状態の下では期間■,■の長さは長くするよ
りも短くすべきである。そのような負誤差を補正するた
めに、論理回路はFFlのターンオフとタイミング制御
パルスTCP3,TCP,の発生にゲートG1を使用す
−るように構成される。ゲートG2及びゲートG3はこ
のモードでは動作を停止させられる。この場合にはライ
ン78にロード1誤差ロードョ信号が与えられる時に制
御信号Bはなお低レベル状態にあるから、誤差レジスタ
80にロードされるPビットは低レベルであり、ゲート
G5の出力は高レベルとなつてゲートG1の1つの入力
側に有する入力を与える。
ゲートG1の第2の入力側は2進カウンタ70の最上位
のビットMBS(t)の出力側に接続されているから、
64個のパルスの各カウントサイクル中の32個のクロ
ックパルスの後で、この入力側は高レベルとなる。ゲー
トG1の第3の入力側にはデコーダ74からの1力jウ
ントニR上のラインに接続される。このラインは、カウ
ンタ72がRカウントに達する前の最後の64個のクロ
ックパルスの期間に高レベルとなる。ゲートG1の第4
の入力側には制御信号Bが加えられる。この信号Bはタ
イミング制御パルスTCP2が生じた時に高レベルとな
り、第2の期間■を終わらせる。ゲートG1の第5の入
力側には比較器84から1同等性ョ信号が加えられる。
1誤差ロードョ信号によりレジスタ80にロードされる
数は、その時刻における実際の2進カウントである。
負の誤差に対しては正常な2進表記におけるこの数は実
際の誤差ではない。しかし、誤差レジスタ30にロード
される数は、2進の2の補数であると考えると、所望の
誤差信号を表すことに注意すべきである。この事実を利
用して制御回路は、7誤差ロードョ信号が発生した時点
で制御信号Bが低レベルあることによつて誤差が負であ
ると示された時に、レジスタ80にロードされた数と7
×Rのカウント数との差に等しいカウント数だけ、フル
カウントの完了前に先立つてタイミング制御パルスTC
P3を発生するように構成することができる。即ち、以
下の説明から明らかなように、これらの回路は(k−N
l2)分周カウンタとして機能する。例を示すために、
誤差レジスタ80に2進数11011がロードされたと
仮定する(第4図にこの数を括弧で囲んで示す)。
この数は、2の補数として考えて、−5である(従つて
零に達するには更に5カウントを必要とすることを示す
)。この数をロードした後で、カウンタは動作を続け、
7×Rのカウント(この時にタイミング制御パルスTC
P2が発生されて制御信号Bは高レベルとなる)を通過
し、次の期間■て再びカウントする。7×(R−1)ク
ロックパルスの後で、1カウントニR−1Jの出力ライ
ンは高レベルとなる。
更析には種々の時刻(TO,Tl等)と、前記した各種
の期間(時間)とを用いる。とくに第2図のグラフ30
に示されている時刻と時間を用いる。特有の時刻を要約
するために次のような定義を行う。 実際の変換が開始
される時刻 周期ΔtのクロックパルスをK1個カウン トしたタ
イミングカウンタにより定められ る時刻で、t=oか
らスタートする。
2K1のクロックパルスをカウントしたタイ ミングカ
ウンタにより定められる時刻で、t=0からスタートす
る。
息3し7\(′4111皿皿ノ轟?轟し 基準レベルErに(再び)達したことを比 較器が合
図する時刻。
2K1+K2個のクロックパルスがカウント されたこ
とをタイミングカウンタが合図す る時刻。
2K1+2K2個のクロックパルスがt=oか らカウ
ントされたことをタイミングカウン 夕が合図する時刻
第3及び最終の時間に対して基準レベルに 達した比
較器により合図される時刻。
注:時刻T3は時刻T2の前または後に起こり得る。
同様に時亥1jT′6は時刻T5の前または後に起こり
得る。従つて、正または負であり得るNとnは上記の時
刻の定義と第2図には正として示してある。変換は別々
の3種類の信号の逐次積分よりなる。
それらは である。
ここに、Eは基準電圧(または電流)、xは変換すべき
未知電圧(または電流)、eはさけることのできない回
路オフセット電圧(または雷f)である6
2K1e この式の積分を実行し、nに(1)式を代人し、N最も
簡単な場合としてK1=K2=Kとする、すなわちタイ
マカウンタが簡単なK分の1分割カウニ(3)式の右辺
の中かつこ内の各項を級数展関し、N=K?(1−α)
+?α2 ・・・・(5)8信号Vの積分より成る
フェーズ2が終わると次の式を書くことができる。この
式に先に定義したパラメータを代人すると、
r1) ※信号Vの積分より成る。
フェーズ4が終ると次の式を書くことができる。これに
先に定義したパラメータを代人すると次の式が得られる
″について解くと次式が得られる。
★ンタとすると、(2)式は次のようになる。
e/E=αと書くことにすると(3)式はこのA−D変
換器の性能は優秀ではあるが、次に示すように大幅に改
良できる。
ます最初に(1)式を級数展関することにより次式が得
られる。
ここにα=e/Eである。
(5)式について述べたことからnは次のように書ける
。したがつて、変換のフェーズ3の初めには誤差項nの
非常に良い測定値が得られ、αに起因するとなる。
前記したようにαを非常に小さくできるから、この式は
非常に良い近似で次のようになる。K2=K1(1+e
/E)=K1+Kle/Eとすることにより、この優れ
た結果が得られる。
(6)式に戻るとこれは次のようになることがわかる。
従つて、フェーズ2の終わりにnの評価を持つことによ
り、変換の残りの部分に対して(8)式に従つてタイマ
カウンタの分周比を修正できる。これにより以前の利得
誤差係数は、零オフセット誤差係数と同じレベル、つま
りα2のオーダーまで減少される。以上行つた数学的な
解析は適切な係数数の厳密に数学的な取扱いを表わすも
のであり、上記解析中で注意したようにある程度の近似
と仮定を必然的に基にすることを理解すべきである。
従つて、結果は変換器の特性の確実に現実的な表現を与
えるものと信じられるが、本発明のどのような具体例に
おいても、実際の性能は理論上の性能から外れてもよい
ことに注意すべきである。従つて、先の数学的解析は、
本発明を具体化したあらゆる形式の装置の全ての面での
必然的に完全な説明である、といういい方はここではし
ていない。それよりも、この解析は本発明の詳細な説明
したた実施例が動作する態様をよく理解することを可能
にする補足的な情報を提供することを目的とするもので
ある。以上本発明の詳細な説明したが、以下に本発明の
主な実施の態様を記載する。
3利得誤差を補正することが可能となる。
さて、(2)式を展関すると、 K2=(1+e/E)Klとしてこれを上式に代人する
と、この式にα=e/Eを代人すると、 の式を級数展関すると 号が前記積分器に加えられている時間の長さを調整する
ことにより制御されてなる方法。
(3)態様(1)に記載の方法において、前記測定サイ
クル中に前記未知信号を前記積分器に加えることより前
記積分器のランプアップが発生され、前記ランプバック
は積分器に基準信号を加えることにより行われ、(a)
前記測定サイクル中の基準への復帰と、(b)前記測定
サイクルのスタートに続く基準時間との間のクロックパ
ルス数に従つてデジタル出力信号が発生され、前記積分
動作は、前記予備変換サイクルの終わりに前記基準レベ
ルへの前記積分器出力の復帰に応答して、少なくとも一
部は前記測定サイクルのスタートにより制御され、前記
予備変換器のスタートにより制御され、前記予備変換サ
イクルの終わりに続く所定の長さの時間で前記測定期間
を終わらせてなる方法。
(4)態様(3)に記載の方法において、前記期間の長
さは前記よび変換サイクル中に発生される前記クロック
パルス時間により決定され、それにより積分動作はデジ
タル的に測定されるオフセット誤差に従つて前記アナロ
グ信号の積分の開始時刻と終了時刻との両方を調節する
ことにより制御されてなる方法。
(5)態様(3)に記載の方法において、測定サイクル
中の前記ランプアップの終了と前記基準時間の発生との
間の時間長を、前記予備変換サイクル中に定められたク
ロックパルス時間に従つて自動的に制御する過程を含ん
でなる方法。
(6)態様(3)に記載の方法において、前記予備変換
サイクル中のランプアップは一定の時間だけ前記積分器
に基準信号を加えることにより発生されてなる方法。
(7)測定サイクル中に未知アナログ信号と基準信号を
積分器に制御可能なように加えて、その積分器をまず最
初に基準レベルから離れる向きに次第に変化させ、それ
からその基準レベルへ向かつて戻るように次第に変化さ
せ、積分器の動作のタイミングをとるため、および前記
未知アナログ信号の制御の下に前記積分器が作動されて
いる期間中に累積された積分量により反映される前記未
知アナログ信号の大きさを示す時間測定値に従つてデジ
タル出力信号を発生するためのクロックパルス発生器も
含まれ、前記測定サイクルに先立つ予備変換サイクル中
に前記積分器を動作させる第1装置と、前記測定サイク
ル中に前記積分器を動作させる第2装置とを有し、前記
予備変換サイクルでは、(a)前記基準レベルの復帰時
刻と、(b)前記予備変換サイクルのスタート時刻との
間のクロックパルス時間により示されるオフセット誤差
のデジタル測定値を発生させるために、前記積分器の出
力を基準レベルから離れる向きに次第に変化させ、それ
から前記基準レベルへ向かつて次第に復帰させるように
、前記未知信号なしに前記基準信号が前記積分器に加え
られることを特徴とするアナログ−デジタル変換器。
′,)態様(7)に記載の装置において、前記未知信号
が前記積分器に加えられている時間の長さを調節すると
により、前記測定サイクル中の前記積分動作を制御する
ために前記クロックパルス時間に応答する装置を備えて
なる装置。
j)態様(7)に記載の装置において、前記積分器に前
記未知アナログ信号を加えることにより前記積分器のラ
ンプアップを生じさせ、かつ積分器に基準信号を加える
ことにより前記ランプバックを発生させるために前記測
定サイクル中に動作する装置と、前記予備変換サイクル
の終わつた時に前記積分器出力の基準レベルへの復帰に
応じて前記測定サイクルを開始させ、前記予備変換サイ
クルの終わりに続く所定の時間に前記測定時間を終わら
せることにより、少なくとも部分的に前記積分動作を制
御する装置とを更に備え、デジタル出力は(a)前記測
定サイクル中の基準への復帰と、(b)前記測定サイク
ルの開始にづく基準時間との間におけるクロックパルス
数に従つて発生されてなる装置。
0態様(9)に記載の装置において、前記予備変換サイ
クル中に発生される前記クロックパルス時間により前記
期間を決定し、それによりデジタル的に測定されるオフ
セット誤差に従つて前記アナログ信号の積分の開始時刻
と終了時刻とを調整することにより積分動作を制御する
装置を備えてなる装置。
D態様(9)に記載の装置において、測定サイクル中の
前記ランプアップの終わりと前記基準時刻の発生との間
の時間長自動的に制御するために前記クロックパルス時
間に応答する装置を備えてなる装置。
(12)態様(9)に記載の方法において、前記積分器
に一定時間だけ基準信号を加えることにより、前記予備
変換サイクル中にランプアンプを発生する装置を備えて
なる装置。
(13)積分器と、この積分器がある所定の時間だけ1
つの向きに一定の傾斜割合で基準レベルまでレベルを変
えられる1つの期間、およびその後に逆向きにその積分
器が一定の傾斜割合でレベルを変えられる他の1つの期
間の連続する2つの期間より成る動作サイクルの間開始
時から前記積分器を動作させる装置と、積分器の入力側
に所定の長さの第1期間中に1つの極性の基準信号を加
えるとともに所定時間だけ未知アナログ信号を加える装
置と、第2の期間中積分器に前記1つの極性とは逆極性
の基準信号を与えて前記基準レベルまで前記積分器を逆
向きに一定の傾斜割合でレベルを変化させる装置と、前
記積分器の出力側に結合されて積分器の出力が前記基準
レベルに戻つたときに比較信号を発生する比較器と、前
記第1期間の終りに続く所定の時刻にタイミング制御パ
ルスを発生するクロック装置と、このクロック装置に結
合されて前記比較器の出力により制御されて前記タイミ
ング制御パルスと前記比較信号の発生との間のクロック
パルスの数を表すデジタル出力信号を発生するデジタル
化装置とを備えることを特徴とするアナログ−デジタル
変換器。
(14)態様(13)に記載の装置において、前記基準
レベルから前記1つの向きにずれているレベルに前記積
分器の出力をセットするために前記開始時刻よりも前に
動作でき、前記逆向きで前記基準レベルへ向かつて前記
積分器をランプさせる装置を含む初期設定装置と、この
初期設定装置の動作に応答して前記積分器の出力が前記
基準レベルに達した時に前記比較器の出力に応答して開
始信号を発生し、前記A−D変換器のために開始時刻を
示す信号発生器と、前記動作サイクルの間前記A−D変
換器を作動させるために前記開始信号により動作できる
装置とを備えてなる装置。
(15)未知アナログ信号が積分回路に加えられて、そ
の積分回路をアナログ信号の大きさに関連するランプレ
ートで基準レベルから一定の速さで離れさせ、かつクロ
ックパルス発生器が作動される測定時間であつて、前記
クロックパルス発生器は作動により前記測定時間中に累
積された積分量に応答するデジタル信号を発生する前記
測定時間を含む測定サイクルの間変換器を作動させてな
る未知アナログ信号を対応する信号に変換する技術であ
つて、積分回路中のオフセットに起因する誤差の量を減
少させるための前記未知アナログ信号の印加前に積分回
路を動作させる方法において、前記積分回路の出力を基
準レベルから次第に遠ざけるために与えられた極性を持
つ基準信号を第1の準備期間の間前記積分器に与える過
程と、前記積分回路の出力を前記基準レベルへ戻すため
に前記与えられた極性とは逆の極性を持つ第2の基準信
号を前記第1の準備期間に続く第2の準備期間の間前記
積分回路に加える過程と、この後で前記積分回路の出力
の前記基準レベルへの復帰と前記第1の準備期間の終り
に続く所定期間の終りとの間の時間長に従つて前記積分
回路の積分動作を制御して、前記時間長により示される
オフセットの変化を補償するために前記測定サイクルの
間前記積分回路を動作させる過程とを備えることを特徴
とする積分回路を動作させる方法。
16)態様(15)に記載の方法において、前記測定サ
イクル中の前記積分動作は前記測定期間の長さを調節す
ることにより制御されてなる方法。
17)態様(15)に記載の方法において、前記第1お
よび第2の期間は予め設定された(固定)時間であり、
前記積分動作は前記積分回路出力の前記基準レベルへの
復帰に応答する前記測定期間の開始と、前記第2の予備
期間の終りに続く所定の長さの時間における前記測定期
間の終りとにより制御されてなる方法。
18)態様(17)に記載の方法において、前記所定の
長さの時間は、前記積分回路の前記基準レベルへの前記
復帰と、前記第1の期間の終りに続く前記所定時間の終
りとの間の時間長に従つて自動的に制御されてなる方法
19)少なくとも1つの基準信号と未知信号とを含む連
続する信号を受けて1つの極性領域内で基準レベルから
一定の勾配で上昇し、かつその基準レベルへの一定の勾
配で戻るようにされる積分器と、この積分器の出力側に
結合されて出力信号が基準レベルに戻る時刻を検出する
比較器と、時間間隔を測定して希望のデジタル数を発生
するためのクロックパルス装置、積分器とクロックパル
ス装置の動作を制御する制御回路装置と、変換動作中に
前記基準レベルへ戻る動作の終りに前記積分器の出力が
基準レベルに達した時に前記制御回路装置に制御論理信
号を加えるために前記比較器の出力側を前記制御回路装
置に結合するための装置とを有するアナログ−デジタル
変換器において、変換動作の前に動作して前記基準レベ
ルに対する一定勾配のレベル変化と同じ極性領域内で前
記基準レベルからずれている所定レベルに積分器の出力
をオフセットするように動作できる第1装置と、前記積
分器の出力を前記所定レベルから前記基準レベルへ向か
つて一定の勾配で変化させるためにスタート信号に応答
する第2装置と、変換動作を開始させるかめの装置を含
み、前記第2装置の制御の下に前記積分器の出力が基準
レベルに達した時に前記比較器の出力に応答する第3装
置とを備えることを特徴とするアナログ−デジタル変換
器。
(20)態様(19)に記載の装置において、前記第3
の装置は前記クロックパルス装置からのクロックパルス
のカウントを開始させる装置を含んでなる装置。
(21)態様(19)に記載の装置において、未知アナ
ログ信号を加えられることにより前記アップランプを行
わせ、かつ前記積分器に前記基準信号を加えることによ
り前記ダウンランプを行わせる装置が含まれてなる装置
(22)態様(21)に記載の装置において、前記第2
装置は前記積分器の出力を前記基準レベルへ向けて変換
動作中のダウンランプと同じランプレートでランプ動作
をさせるために、前記基準信号を前記積分器に加える装
置を有してなる装置。
(23)態様(19)に記載の装置において、前記第3
装置は、まず初めに装置内の正味の誤差を決定する目的
で積分器が連続する逆極性の基準信号によりランプアッ
プおよびランプバックされる予備変換サイクルを前記積
分器に行わせ、それから積分器が未知アナログ信号によ
つてランプアップされ、それから前記予備変換サイクル
中にランプバックを行わせるこめに積分器に加えられた
のと同じ基準信号により基準レベルヘランプバツクされ
るような変換サイクルの間前記積分器を動作させるため
の装置をそなえてなる装置。
(24)態様(23)に記載の装置において、前記第2
装置は前記同じ基準信号を前記積分器に加えてその積分
器を基準レベルに向けてランプさせる装置を含み、それ
により基準レベルへ向うランプバックは前記積分器の全
ての機能に対して常に同じレートであり、そのために比
較装置の応答時間にもとづく誤差を小さくしてなる装置
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の変換器の全体の構成を示すブロック図
、第2図は典型的な変換動作中に起こる種々の事象と信
号との時間関係を示すタイミング図、第3図はシーケン
ス制御論理ユニットの回路構成図、第4図は制御タイマ
ユニットの回路構成図、第5図及び第6図は出力カウン
トが発生される態様を示すタイミング図である。 なお図面に用いた符号において、10・・ ・・・・積
分ユニット、12・・ ・・・・シーケンス制御論理ユ
ニット、14・・・ ・・・制御タイマユニット、26
・・・・・積分回路、70,72・・ ・・カウンタ、
74・・・・・・デコーダ、83・・ ・・・・誤差レ
ジスタ、84・・・・同等性比較器、である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 測定サイクル中に未知のアナログ信号と基準信号と
    を制御して積分器に加え、この積分器の出力を基準レベ
    ルから1方向にランプさせ、次に再びこの基準レベルに
    ランプ・バックさせる手段と;クロックパルスによつて
    、前記積分器の動作をタイミング制御するとともに、前
    記未知のアナログ信号によつて前記積分器が作動されて
    いる期間に蓄積される積分量に対応して、未知のアナロ
    グ信号の大きさを、(a)前記積分器の出力が前記基準
    レベルに再び戻る時刻と、(b)時間測定の時間基準を
    与える一つの基準時刻との間に時間差の測定によつてデ
    ジタル出力信号として表すようにしたクロックパルス手
    段とを備えるアナログデジタル変換器において、前記積
    分器に前記未知のアナログ信号は加えないで、前記基準
    信号のみを加えて、前記測定サイクルに先立つて予備変
    換サイクルを行わせ、前記積分器の出力を前記基準レベ
    ルから1方向にランプさせ、次に再びこの基準レベルに
    ランプ・バックさせて、(1)前記積分器の出力が前記
    基準レベルに戻る時刻と、(2)この予備変換サイクル
    の開始に関連して時間測定のための時間基準を与える所
    定の基準時刻との間の時間差を前記クロックパルスによ
    るデジタル測定値でもつて表すようにした第1の手段と
    、前記測定サイクルにおいて、前記積分器に加えられる
    前記未知のアナログ信号と前記予備変換サイクルにおい
    て得られた前記デジタル測定値との双方に基づいて前記
    積分器の積分量を変更せしめることにより前記計測すべ
    き時間差を制御して、アナログ−デジタル変換器のオフ
    セット分によつて生じる前記デジタル出力信号中の誤差
    の量に対応させて前記デジタル出力信号の値を自動調整
    させる第2の手段とを具備することを特徴とするアナロ
    グ−デジタル変換器。
JP49083141A 1973-07-19 1974-07-19 アナログ−デジタル変換器 Expired JPS6058613B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US380690 1973-07-19
US380690A US3872466A (en) 1973-07-19 1973-07-19 Integrating analog-to-digital converter having digitally-derived offset error compensation and bipolar operation without zero discontinuity

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5050853A JPS5050853A (ja) 1975-05-07
JPS6058613B2 true JPS6058613B2 (ja) 1985-12-20

Family

ID=23502113

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP49083141A Expired JPS6058613B2 (ja) 1973-07-19 1974-07-19 アナログ−デジタル変換器
JP60127890A Granted JPS6116625A (ja) 1973-07-19 1985-06-12 アナログ‐デジタル変換器

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60127890A Granted JPS6116625A (ja) 1973-07-19 1985-06-12 アナログ‐デジタル変換器

Country Status (6)

Country Link
US (2) US3872466A (ja)
JP (2) JPS6058613B2 (ja)
CA (1) CA1025558A (ja)
DE (1) DE2434517A1 (ja)
FR (1) FR2238293B1 (ja)
GB (2) GB1470674A (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50143458A (ja) * 1974-04-16 1975-11-18
US3965467A (en) * 1974-08-12 1976-06-22 Raymond Frederick Monger Analog-to-digital converters
US4081800A (en) * 1974-10-24 1978-03-28 Tokyo Shibaura Electric Co., Ltd. Analog-to-digital converter
US4063236A (en) * 1974-10-24 1977-12-13 Tokyo Shibaura Electric Co., Ltd. Analog-digital converter
US4074257A (en) * 1975-06-30 1978-02-14 Motorola, Inc. Auto-polarity dual ramp analog to digital converter
GB1598783A (en) * 1977-03-12 1981-09-23 Tokyo Shibaura Electric Co Analogue-digital converter and conversion method
US4164733A (en) * 1977-04-29 1979-08-14 Siliconix Inc. Quantized feedback analog to digital converter with offset voltage compensation
JPS53141567A (en) * 1977-05-16 1978-12-09 Masaoki Ishikawa Integral ad converter
JPS5429552A (en) * 1977-08-09 1979-03-05 Masaoki Ishikawa Integral ad converter
NL7712273A (nl) * 1977-11-08 1979-05-10 Philips Nv Werkwijze en inrichting voor het automatisch ijken van een analoog-digitaal-omzetter.
JPS5451454A (en) * 1977-09-30 1979-04-23 Toshiba Corp Analog digital conversion unit
JPS54158846A (en) * 1978-06-06 1979-12-15 Nec Corp Analog-to-digital converter
JPS5815982B2 (ja) * 1978-06-30 1983-03-29 株式会社東芝 アナログ↓−デジタル変換回路
CH624484A5 (ja) * 1978-07-14 1981-07-31 Terraillon
US4229730A (en) * 1979-01-29 1980-10-21 Motorola, Inc. Modified dual-slope analog to digital converter
US4404545A (en) * 1979-02-13 1983-09-13 Sharp Kabushiki Kaisha Analog-to-digital converter of the dual slope type
US4337456A (en) * 1979-04-16 1982-06-29 Leeds & Northrup Company Analog to digital converter with offset error correction
JPS568075U (ja) * 1979-06-30 1981-01-23
US4288873A (en) * 1979-11-23 1981-09-08 International Standard Electric Corporation Analogue to digital converters
DE3611681A1 (de) 1986-04-08 1987-10-15 Bbc Brown Boveri & Cie Digitales messverfahren zur quasianalogen messwertanzeige
DE3906754A1 (de) * 1989-03-03 1990-09-13 Messerschmitt Boelkow Blohm Integrationsanordnung
GB2235344B (en) * 1989-08-24 1993-08-04 Schlumberger Technologies Ltd Analogue-to-digital converter
US5103230A (en) * 1991-04-02 1992-04-07 Burr-Brown Corporation Precision digitized current integration and measurement circuit
JP5508242B2 (ja) * 2010-12-06 2014-05-28 パナソニック株式会社 A/d変換器
KR20210046897A (ko) * 2019-10-18 2021-04-29 삼성전자주식회사 카운터 회로 및 그것을 포함하는 이미지 센서

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4848065A (ja) * 1971-10-20 1973-07-07

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3051939A (en) * 1957-05-08 1962-08-28 Daystrom Inc Analog-to-digital converter
US3316547A (en) * 1964-07-15 1967-04-25 Fairchild Camera Instr Co Integrating analog-to-digital converter
US3445839A (en) * 1965-01-14 1969-05-20 American Standard Inc Drift correction
US3475748A (en) * 1965-08-09 1969-10-28 Robert J Price Gain stabilization device
GB1190631A (en) 1966-10-21 1970-05-06 Gen Electric Error Correction Circuits for Analog Signal Processing.
US3500196A (en) * 1967-03-20 1970-03-10 Systron Donner Corp Digital voltage measuring instrument having a variable time base determined by a reference signal
GB1220091A (en) * 1967-10-27 1971-01-20 Solartron Electronic Group Improvements in ramp type analogue to digital converters
US3541320A (en) * 1968-08-07 1970-11-17 Gen Electric Drift compensation for integrating amplifiers
US3667055A (en) * 1969-06-03 1972-05-30 Iwatsu Electric Co Ltd Integrating network using at least one d-c amplifier
US3641563A (en) * 1970-02-25 1972-02-08 Litton Systems Inc Correction circuit for converters
US3710374A (en) * 1970-03-16 1973-01-09 Wester Instr Inc Dual-slope and analog-to-digital converter wherein two analog input signals are selectively integrated with respect to time
GB1350753A (ja) 1970-04-14 1974-04-24 Int Electronic Digital Voltmet
US3654560A (en) * 1970-06-26 1972-04-04 Keithley Instruments Drift compensated circuit
FR2129988B1 (ja) 1971-03-25 1974-09-27 Telemecanique Electrique
US3737893A (en) * 1971-04-06 1973-06-05 Ibm Bipolar conversion analog-to-digital converter
US3828347A (en) * 1973-05-24 1974-08-06 Singer Co Error correction for an integrating analog to digital converter

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4848065A (ja) * 1971-10-20 1973-07-07

Also Published As

Publication number Publication date
FR2238293B1 (ja) 1978-09-15
JPS6116625A (ja) 1986-01-24
DE2434517C2 (ja) 1988-01-14
CA1025558A (en) 1978-01-31
JPS5050853A (ja) 1975-05-07
USRE29992E (en) 1979-05-08
US3872466A (en) 1975-03-18
GB1470674A (en) 1977-04-21
FR2238293A1 (ja) 1975-02-14
GB1470673A (en) 1977-04-21
DE2434517A1 (de) 1975-03-06
JPS6219094B2 (ja) 1987-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6058613B2 (ja) アナログ−デジタル変換器
EP0313575B1 (en) Transmitter with vernier measurement
US4371868A (en) Method and device for the automatic calibration of an analog-to-digital converter
US4337456A (en) Analog to digital converter with offset error correction
US4195283A (en) Method for converting an analog voltage to a digital value free from conversion errors, and an integrating type analog-to-digital converter capable of eliminating conversion errors
CA1288138C (en) Clock-controlled pulse width modulator
JPS581568B2 (ja) アナログ・デジタル変換装置
WO1991020132A1 (en) Analog-to-digital converter
JPH0697744B2 (ja) 積分型アナログ/デジタル変換方法および装置
JPS5817728A (ja) 複合型アナログ・デイジタル変換器
SU1034010A1 (ru) Преобразователь врем -код
SU367389A1 (ru) Цифровой вольтметр действующего значения периодического напряжения произвольной формы
SU1107293A1 (ru) Формирователь сложной функции
JPH03282272A (ja) 線形遅延線を較正する方法及び装置
JPS5849047B2 (ja) 波形整形回路
SU1013869A1 (ru) Устройство дл формировани напр жени ,пропорционального логарифму интервала времени
SU1233026A1 (ru) Унифицированный цифровой влагомер
SU1486952A1 (ru) Устройство для преобразования в код сопротивлений регулирующих резисторов (5.7)
RU2028002C1 (ru) Устройство для измерения отношения аналоговых сигналов
SU1200200A1 (ru) Преобразователь отношени сопротивлений в частоту
SU1508249A1 (ru) Аналого-цифровой функциональный преобразователь
SU762167A1 (ru) Аналого-цифровой 1
SU1182414A1 (ru) Устройство дл выделени посто нной составл ющей переменного напр жени
SU1113813A1 (ru) Функциональный аналого-цифровой преобразователь
GB2120481A (en) Improvements in or relating to analogue to digital converters