JPS6058531B2 - キユ−信号発生回路 - Google Patents

キユ−信号発生回路

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JPS6058531B2
JPS6058531B2 JP54056450A JP5645079A JPS6058531B2 JP S6058531 B2 JPS6058531 B2 JP S6058531B2 JP 54056450 A JP54056450 A JP 54056450A JP 5645079 A JP5645079 A JP 5645079A JP S6058531 B2 JPS6058531 B2 JP S6058531B2
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JP
Japan
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circuit
signal
clock signal
cue
signal generation
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JP54056450A
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English (en)
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JPS55150149A (en
Inventor
謙治 藤林
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS55150149A publication Critical patent/JPS55150149A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、テープレコーダのキュー信号発生回路に
係わり、特に、三角波状の信号をキュー信号として所定
時間発生することができ集積回路化に適するキュー信号
発生回路に関する。
従来、テープレコーダにおいては、早送りあるいは巻
戻しを行ないながら所望の録音箇所を捜し出すために、
キュー信号を音声信号とともに録音するということが行
なわれている。
従来のテープレコーダのキュー信号発生回路を第1図に
示し、その動作を説明する。テープレコーダの再生系は
説明の簡単のため省略されている。録音系において、マ
イクロフォン1からの音声信号が録音アンプ2で増幅さ
れ制御スイッチ3およびバイアストラップ回路4を介し
て、バイアス発振回路5からのバイアス電流とともに磁
気ヘッド6に供給されることにより録音が行なわれる。
そして、キュー信号発生用の操作スイッチ7が押される
と、キュー信号制御回路8は制御信号を発生して、制御
スイッチ3が開放され録音アンプ2から磁気ヘッド6へ
の信号が断たれるとともに、一定時間低周波発振回路9
を働かせ、正弦波の低周波信号が磁気ヘッド6に供給さ
れることにより、キュー信号が録音される。ここで、低
周波発振回路9の正弦波出力信号は数H2乃数十H2程
度の極低周波信号であり、通常のテープ走行では再生音
として聴きとれないようになつている。一方、録音箇所
の頭出しのためにテープを高速走行させると、上記正弦
波信号の周波数が再生される。たとえば、30H2のキ
ュー信号がw秒間、テープに録音されているものとする
。そして、このテープは早送り走行時には定速走行時の
2晧の速度で走行されるとすると、600H2のキュー
信号が0、鍬間再生されることになる。この600H2
のキュー信号を検出することで、所望の録音箇所の頭出
しが可能となる。 しカルながら、近年、テープレコー
ダにおいて機動性が重視されてきているため、回路の集
積化が計られており、ロジック回路、マイコン等により
テープ走行やアンプの動作の制御が行なわれるように構
成されている。
ここで、正弦波を発生させるためにわざわざ別に発振器
を設けることは、実装スペースや製造コストの点で不利
であり集積回路化に適さない。 この発明はそのような
事情に対処すべくなされたもので、キュー信号発生用の
発振回路を設ける必要がなく集積回路化に適したテープ
レコーダのキュー信号発生回路を提供することをその目
的とするものである。
以下、図面を参照してこの発明によるテープレコーダの
キュー信号発生回路の一実施例を説明する。
第2図はその電気的構成を示す回路図であり、説明の簡
単のためテープレコーダの再生系は省略されている。マ
イクロフォン11が録音アンプ12に接続されていて、
録音アンプ12の出力がバイアストラップ回路13を介
して磁気ヘッド14に供給されている。一方、水晶振動
子15にクロック信号発生回路16が接続され、クロッ
ク信号がロジック回路17のクロック端に供給されてい
る。ロジック回路17の制御端には、テープレコーダの
動作モードを選定するモード切換スイッチ18の各出力
端が接続されている。そして、ロジック回路17の出力
信号は、この切換スイッチ18の閉成状態に応じてプラ
ンジャ駆動回路19、モータ制御回路20およびバイア
ス発振回路21に選択的に供給されていて、これらのオ
ン・オフを制御している。バイアス発振回路21の出力
端はさらに、上記バイアストラップ回路13の出力端と
ともに磁気ヘッド14に接続されている。また、上記ク
ロック信号発生回路16から出力されたクロック信号が
分周器22を介してゲート回路23の被制御端に供給さ
れている。このゲート回路23の制御端には、カウンタ
24の制御信号出力端Qが接続されている。このカウン
タ24のリセット端Rにはキュー信号発生のための操作
スイッチ5が接続されている。上記ゲート回路.23の
出力信号はカウンタ24のクロック端CLlおよび、積
分回路26を介して、上記録音アンプ12の出力信号と
ともに、上記バイアストラップ回路13に供給されてい
る。ここで、図中一点鎖線で囲まれた部分は、集積回路
化された制.御ブロックである。次に、このように構成
されたキュー信号発生回路の動作を説明する。
まず、テープレコーダが録音モードであるとする。すな
わち、モード切換スイッチ18は録音モードスイッチR
ECのみが閉一成されている。これにより、ロジック回
路17はプランジャ駆動回路19をオフにし、モータ制
御回路20を制御してリール軸を定速回転させテープを
定速走行させ、バイアス発振回路21をオンにする。そ
して、マイクロフォン11で集められた音声信号が録音
アンプ12で増幅されバイアストラップ回路13を介し
て、バイアス発振回路21からのバイアス電流とともに
磁気ヘッド14に供給されてテープ上に録音される。そ
して、希望の録音箇所でキュー信号を入れる場合は、操
作スイッチ25を押すと、カウンタ24がリセットされ
る。
その時、カウンタ24の制御信号出力端Qからは制御信
号が出力され、このノ制御信号によつてゲート回路23
が開放される。ここで、クロック信号発生回路16は水
晶振動子15によつて決まるある一定周期のクロック信
号(パルス信号)を発生していて、このクロック信号が
分周器22により低周波数に分周されてゲート回路23
に供給されているので、ゲート回路23が開放されると
、ゲート回路23からクロック信号が積分回路26に供
給される。そして、このクロック信号が積分されて三角
波状信号とされ、バイアストラップ回路13を介して磁
気ヘッド14に供給されキュー信号としてテープ上に録
音される。そして、ゲート回路23が開放されると同時
にこの出力クロック信号がカウンタ24のクロック端C
Lに供給され、カウンタ24はカウント動作を開始する
。そして、カウント値があらかじめ定められた一定の値
に達すると、カウンタ24はゲート回路23に制御信号
を送り、ゲート回路23を閉じる。これにより、ゲート
回路23からクロック信号が出力されなくなり、キュー
信号の録音は、カウンタ24が一定の値をカウントする
一定時間で終了する。このようなテープレコーダにおけ
る録音再生特性を第3図A,bに示す。
第3図aに示すように周波数にかかわらず一定の値の信
号を録音すると、一般に、同図bに示すような周波数に
比例した再生出力が得られる。この再生出力特性の傾き
は6dB10ct(周波数が2倍になると再生出力はα
B上がる)である。点線は理想的なヘッドを用いた場合
の特性であり、実際には、実線のように高周波帯域にな
ると雑音等のため再生出力が低下してしまう。すなわち
、録音信号を微分した再生信号が出力される。従つて、
この発明によるキュー信号発生回路から得られる第4図
aに示すような三角波信号を録音した場合は、同図bに
示すようなパルス信号が再生されることになる。そのた
め、テープの高速走行中にこのキュー信号を検出する回
路は、ディジタル信号処理回路でよい。このような構成
によれば、アナログ回路は積分回路のみでよく、集積回
路化に適している。積分回路も簡単なCR式のローパス
フィルタで実現でき、1個の集積回路とわずかなCR部
品で、キュー信号発生回路を構成することができる。こ
こで、キュー信号として録音される三角波信号は正弦波
信号よりも、高調波が多く含まれているので、テープの
定速走行時にも再生されやすい。
しかし、一般にテープレコーダの再生系においては、イ
コライゼーシヨンを行なつて第3図bに示す高周波特性
の下降を平坦にした上で、低周波帯域をカットしている
ので、周波数を充分低くしておけば、テープが定速走行
中には、雑音となるキュー信号の高調波信号はほとんど
気にならないレベルでしか再生されず、実際上雑音とし
て聴きとれないので、問題はない。なお、クロック信号
発生回路は水晶振動子を使つたが、CR発振回路でも構
わず、また、テープレコーダの他の部分に使われている
クロック信号を分周して用いる回路でもよい。
以上説明したように、この発明によれば、クロック信号
を波形変換して低周波数の三角波状信号としてテープ上
に録音することにより、発振器を使わずにキュー信号が
発生でき、かつ、テープを高速走行中に所望の録音箇所
をディジタル信号処理で検出することができ、集積回路
化に適したテープレコーダのキュー信号発生回路を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテープレコーダのキュー信号発生回路の
回路図、第2図はこの発明によるキュー信号発生回路の
一実施例を示す回路図、第3図A,bl第4図A,bは
説明のための録音再生特性を示す図である。 11・・・マイクロフォン、12・・・録音アンプ、1
3・・・バイアストラップ、14・・・磁気ヘッド、1
6・・・クロック信号発生回路、17・・・ロジック回
路、21・・・バイアス発振回路、22・・・分周器、
23・・ゲート回路、24・・・カウンタ、25・・・
操作スイッチ、26・・・積分回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 テープレコーダの動作を制御するクロック信号を発
    生するクロック信号発生器と、前記クロック信号の周波
    数を分周する分周器と、前記分周器に接続されキュー信
    号発生用のスイッチの作動に応動して前記分周器の出力
    クロック信号を通過させ所定時間後にクロック信号の通
    過を禁止するゲート回路を通過したクロック信号を三角
    波状信号に波形変換して磁気ヘッドに供給する波形変換
    回路とを具備したことを特徴とするキュー信号発生回路
JP54056450A 1979-05-09 1979-05-09 キユ−信号発生回路 Expired JPS6058531B2 (ja)

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JPS55150149A JPS55150149A (en) 1980-11-21
JPS6058531B2 true JPS6058531B2 (ja) 1985-12-20

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ID=13027427

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JPH0233299Y2 (ja) * 1981-01-23 1990-09-07

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