JPH0660478A - キュー信号記録装置 - Google Patents
キュー信号記録装置Info
- Publication number
- JPH0660478A JPH0660478A JP4206624A JP20662492A JPH0660478A JP H0660478 A JPH0660478 A JP H0660478A JP 4206624 A JP4206624 A JP 4206624A JP 20662492 A JP20662492 A JP 20662492A JP H0660478 A JPH0660478 A JP H0660478A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cue signal
- speed
- signal
- tape
- frequency
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、特殊再生時にもキュー信号
を記録することである。 【構成】 速度検出部3はテープ走行速度を検出し、分
周値計算部7を制御する。キュー信号発生回路はテープ
走行速度に応じてキュー信号の発生時間を変化させる。
可変逓倍回路6は前記分周値計算部7の分周値に応じて
キュー信号の周波数を変化させる。
を記録することである。 【構成】 速度検出部3はテープ走行速度を検出し、分
周値計算部7を制御する。キュー信号発生回路はテープ
走行速度に応じてキュー信号の発生時間を変化させる。
可変逓倍回路6は前記分周値計算部7の分周値に応じて
キュー信号の周波数を変化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はVTR等の磁気記録再生
装置におけるキュー信号記録装置に関する。
装置におけるキュー信号記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、VTRにおけるキュー信号の記録
再生方法としては、補助音声トラックに音声信号帯域の
周波数を有するキュー信号を時分割で記録し、前記補助
音声トラックからの再生信号とコントロール信号との周
波数を比較してキュー信号を検出する方法が特開平2−
289951号公報に記載されている。
再生方法としては、補助音声トラックに音声信号帯域の
周波数を有するキュー信号を時分割で記録し、前記補助
音声トラックからの再生信号とコントロール信号との周
波数を比較してキュー信号を検出する方法が特開平2−
289951号公報に記載されている。
【0003】上述の方法でキュー信号を記録する場合、
キュー信号の周波数に規定があるためテープが1倍速で
正方向に走行している時に限られていた。このため、特
殊再生時にはキュー信号を記録することはできなかっ
た。
キュー信号の周波数に規定があるためテープが1倍速で
正方向に走行している時に限られていた。このため、特
殊再生時にはキュー信号を記録することはできなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
み為されたものであり、キュー信号の記録をテープ速度
に関係なく可能としたキュー信号記録装置を提供するも
のである。
み為されたものであり、キュー信号の記録をテープ速度
に関係なく可能としたキュー信号記録装置を提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、テープの長手
方向に形成された補助音声トラックに音声信号帯域の周
波数を有するキュー信号を所定時間記録してなる磁気記
録再生装置において、テープの走行速度を検出する速度
検出手段を設け、テープ走行速度に応じてキュー信号の
周波数及び記録時間を変化させて記録することを特徴と
するキュー信号記録装置である。
方向に形成された補助音声トラックに音声信号帯域の周
波数を有するキュー信号を所定時間記録してなる磁気記
録再生装置において、テープの走行速度を検出する速度
検出手段を設け、テープ走行速度に応じてキュー信号の
周波数及び記録時間を変化させて記録することを特徴と
するキュー信号記録装置である。
【0006】
【作用】本発明では、テープ走行速度によらずテープ上
には一定の時間及び周波数のキュー信号が記録される。
には一定の時間及び周波数のキュー信号が記録される。
【0007】
【実施例】以下、図面に従い本発明を放送機器の規格で
あるSMPTE規格に基づくUNIHI−VTRに適用
した一実施例につき説明する。図1はUNIHI−VT
Rにおけるテープの記録パターンを示す図、図2は補助
音声トラックを示す図、図3は本実施例におけるキュー
信号記録装置の回路図である。
あるSMPTE規格に基づくUNIHI−VTRに適用
した一実施例につき説明する。図1はUNIHI−VT
Rにおけるテープの記録パターンを示す図、図2は補助
音声トラックを示す図、図3は本実施例におけるキュー
信号記録装置の回路図である。
【0008】まず、テープの記録パターンについて図1
に従い説明する。磁気テープTには回転ヘッドにより記
録される映像トラック20及びPCM音声トラック2
1、固定ヘッドにより記録される補助音声トラック2
2、コントロールトラック23及びタイムコードトラッ
ク24が形成されている。
に従い説明する。磁気テープTには回転ヘッドにより記
録される映像トラック20及びPCM音声トラック2
1、固定ヘッドにより記録される補助音声トラック2
2、コントロールトラック23及びタイムコードトラッ
ク24が形成されている。
【0009】コントロールトラック23には一定周波数
(ヘッドの回転周波数)のコントロール信号が記録さ
れ、再生時にトラッキング制御に利用される。
(ヘッドの回転周波数)のコントロール信号が記録さ
れ、再生時にトラッキング制御に利用される。
【0010】また、補助音声トラック22はモニタ用に
使用される。これとは別にPCM音声トラック21が形
成されているので補助音声トラック22の情報が少しぐ
らい欠落しても問題とはならない。そこで、UNIHI
−VTRでは図2に示すごとく補助音声トラック22に
音声信号以外に音声帯域周波数の3種類のキュー信号を
所定時間記録する。
使用される。これとは別にPCM音声トラック21が形
成されているので補助音声トラック22の情報が少しぐ
らい欠落しても問題とはならない。そこで、UNIHI
−VTRでは図2に示すごとく補助音声トラック22に
音声信号以外に音声帯域周波数の3種類のキュー信号を
所定時間記録する。
【0011】即ち、開始キュー信号は1秒間の無音期間
の後、0.8KHzの正弦波が1.5秒記録されたもの
である。また、終了キュー信号は1秒間の無音期間の
後、1.6KHzの正弦波が1.5秒記録されたもので
ある。さらに、ユーザーキュー信号は1秒間の無音期間
の後、2.4KHzの正弦波が1.5秒記録されたもの
である。このユーザーキュー信号はユーザーが任意の目
的に使用するものである。
の後、0.8KHzの正弦波が1.5秒記録されたもの
である。また、終了キュー信号は1秒間の無音期間の
後、1.6KHzの正弦波が1.5秒記録されたもので
ある。さらに、ユーザーキュー信号は1秒間の無音期間
の後、2.4KHzの正弦波が1.5秒記録されたもの
である。このユーザーキュー信号はユーザーが任意の目
的に使用するものである。
【0012】図3は本実施例装置の回路図を示し、コン
トロールヘッド1により読み出されたコントロール信号
はアンプ2で増幅され、速度検出部3に入力される。こ
の速度検出部3では現在のテープ速度が通常速度(1倍
速)の何倍であるかを検出する。即ち、コントロール信
号は1/30秒毎に記録されるパルスであるので、この
再生パルス間の時間を計れば何倍速かが判る。
トロールヘッド1により読み出されたコントロール信号
はアンプ2で増幅され、速度検出部3に入力される。こ
の速度検出部3では現在のテープ速度が通常速度(1倍
速)の何倍であるかを検出する。即ち、コントロール信
号は1/30秒毎に記録されるパルスであるので、この
再生パルス間の時間を計れば何倍速かが判る。
【0013】一方、シテムコントローラ4はテープ走行
方向に関する情報をキュー信号発生回路5へ送る。この
キュー信号発生回路5ではシテムコントローラ4からの
前記情報及び速度検出部3からの速度情報に基づき、正
弦波と無音の発生順序及びそれぞれの発生時間を決定し
て発生する。更に、この正弦波は後述する可変逓倍回路
6で周波数が逓倍される。この可変逓倍回路6は速度検
出部3からの速度情報及びシステムコントローラ4から
のキュー信号の種類に基づき分周器の分周値を計算する
分周値計算部7出力により制御される。
方向に関する情報をキュー信号発生回路5へ送る。この
キュー信号発生回路5ではシテムコントローラ4からの
前記情報及び速度検出部3からの速度情報に基づき、正
弦波と無音の発生順序及びそれぞれの発生時間を決定し
て発生する。更に、この正弦波は後述する可変逓倍回路
6で周波数が逓倍される。この可変逓倍回路6は速度検
出部3からの速度情報及びシステムコントローラ4から
のキュー信号の種類に基づき分周器の分周値を計算する
分周値計算部7出力により制御される。
【0014】従って、可変逓倍回路6出力は例えば、テ
ープが正方向に2倍速で走行しており、開始キュー信号
を記録する場合、まず、無音が0.5秒間発生した後、
1.6kHzの正弦波が0.75秒間発生する。また、
テープが逆方向に1/2倍速で走行しており、終了キュ
ー信号を記録する場合、まず、0.8kHzの正弦波が
3秒間発生し、次に無音が2秒間発生する。
ープが正方向に2倍速で走行しており、開始キュー信号
を記録する場合、まず、無音が0.5秒間発生した後、
1.6kHzの正弦波が0.75秒間発生する。また、
テープが逆方向に1/2倍速で走行しており、終了キュ
ー信号を記録する場合、まず、0.8kHzの正弦波が
3秒間発生し、次に無音が2秒間発生する。
【0015】そして、このキュー信号がアンプ8で増幅
され補助音声記録ヘッド9に供給される。
され補助音声記録ヘッド9に供給される。
【0016】このように本発明では、テープ走行速度に
よらずテープ上には一定の時間及び周波数のキュー信号
が記録される。
よらずテープ上には一定の時間及び周波数のキュー信号
が記録される。
【0017】次に、可変逓倍回路6の詳細を図4に示
す。この回路は位相比較器61、LPF62、Nf0で
発振するVCO63及び1/N分周器64とで構成され
るPLLと1/M分周器65より構成され、入力周波数
f0のキュー信号はVCOでN倍され、1/M分周器で
1/M倍されることによりN/Mf0となって出力され
る。従って、2つの可変分周器の分周値M、Nを前記分
周値計算部7から入力すれば任意の周波数のキュー信号
が得られることになる。
す。この回路は位相比較器61、LPF62、Nf0で
発振するVCO63及び1/N分周器64とで構成され
るPLLと1/M分周器65より構成され、入力周波数
f0のキュー信号はVCOでN倍され、1/M分周器で
1/M倍されることによりN/Mf0となって出力され
る。従って、2つの可変分周器の分周値M、Nを前記分
周値計算部7から入力すれば任意の周波数のキュー信号
が得られることになる。
【0018】尚、速度検出部での速度判別はコントロー
ル信号により行ったが、タイムコードトラックからのタ
イムコード信号の再生クロックに基づいてもよい。
ル信号により行ったが、タイムコードトラックからのタ
イムコード信号の再生クロックに基づいてもよい。
【0019】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、テープ走行
速度によらずテープ上には一定の時間及び周波数のキュ
ー信号が記録されるため特殊再生時にもキュー信号の記
録が可能となる。
速度によらずテープ上には一定の時間及び周波数のキュ
ー信号が記録されるため特殊再生時にもキュー信号の記
録が可能となる。
【図1】本発明を適用したUNIHI−VTRにおける
テープの記録パターンを示す図である。
テープの記録パターンを示す図である。
【図2】補助音声トラックを示す図である。
【図3】本実施例におけるキュー信号記録装置の回路図
である。
である。
【図4】可変逓倍回路の回路図である。
1 コントロールヘッド 3 速度検出部 4 システムコントローラ 5 キュー信号発生回路 6 可変逓倍回路 7 分周値計算部
Claims (2)
- 【請求項1】 テープの長手方向に形成された補助音声
トラックに音声信号帯域の周波数を有するキュー信号を
所定時間記録してなる磁気記録再生装置において、 テープの走行速度を検出する速度検出手段を設け、テー
プ走行速度に応じてキュー信号の周波数及び記録時間を
変化させて記録することを特徴とするキュー信号記録装
置。 - 【請求項2】 前記速度検出手段はコントロール信号若
しくはタイムコード信号に基づいてなる請求項1記載の
キュー信号記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4206624A JPH0660478A (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | キュー信号記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4206624A JPH0660478A (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | キュー信号記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660478A true JPH0660478A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16526460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4206624A Pending JPH0660478A (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | キュー信号記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0660478A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63198775A (ja) * | 1987-02-12 | 1988-08-17 | Aisin Seiki Co Ltd | 燃料圧力制御装置 |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP4206624A patent/JPH0660478A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63198775A (ja) * | 1987-02-12 | 1988-08-17 | Aisin Seiki Co Ltd | 燃料圧力制御装置 |
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