JPS605845Y2 - マニキユア用穂先調整中栓 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案はマニキュア用穂先調整中栓に係る。

従来のマニキュア容器は、キャップ頂壁の内面から筆を
垂設させ、キャップ周壁を容器体口頚部へ嵌合させたと
き、筆穂が容器体内のマニキュア液中に浸され、又キャ
ップを外し上方へ引きあげることで、筆が取出されてキ
ャップを柄として筆穂に付着するマニキュア液を塗布す
ることが出来るよう設けてあった。

しかし該従来例の場合は、その筆穂に付着する液量が多
すぎ、そのため容器体口縁に筆穂を押しつけてその付着
液量を適量とするために、該操作を多数回繰返すうちに
容器体口縁に付着した液が口部外面を伝わって垂れ、容
器体外面を汚す欠点があった。

本案中栓は、マニキュア容器の口部に嵌合させておくこ
とで、上記欠点を除去しようとするもので、以下図面に
ついて説明する。

１はマニキュア用容器体で、２はその口頚部である。

該口頚部外面にはキャップ螺合用ねじ３を周設させる。

該口頚部には、本案に係る中栓４が嵌合させである。

該中栓は容器体口頚部の内面に嵌合させる周壁５を有し
、該周壁上端には容器休日頂面に係合させる外向きフラ
ンジ６が付設させである。

又周壁内面には、中央部側を下方に垂設させた内向きフ
ランジ７が形成させてあり、周壁５上端内縁には適宜間
隔を介して周壁上端面の中心方向へ多数の突子８・・・
が突出させである。

上記内向きフランジは、マニキュア液塗布用の筆を容器
体内から取出す際にその筆穂を内向きフランジ孔７ａの
孔縁によって予め成る程度絞るためのものであり、周壁
上端内縁の突子８・・・はその筆穂を最終的に絞るため
のものである。

本案は上記構成とするものであり、外向きフランジ６を
容器体の口頚部へ係合させると共に周壁５を容器体内口
頚部の内面へ嵌合させるから、該中栓の嵌合は確実であ
り、該中栓の周壁内面には内向きフランジが設けである
から、又周壁上端内縁には上端面中心方向へ突出させて
多数突子８・・・が付設させであるから、その内向きフ
ランジの孔縁によって筆穂を予め絞り、更にその多数突
子によって絞るために、筆穂が含有するマニキュア液を
適量に絞ることが容易である。

又筆穂から絞られた液は内向きフランジが中央部側を下
方に垂設させて形成させであるから、容器体内に還流さ
れることとなって、内向きフランジ上面等に付着したま
）乾燥するようなこともない。

又このように、筆穂を絞ることで筆穂から流出した液は
、容器体口頚部の外面を伝わって流下しないから、従来
のように容器体外面がマニキュア液によって汚されるこ
ともない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本案中栓を嵌合させた容器体の半断面図、第
２図は、その中栓の平面図である。 １・・・・・・周壁、６・・・・・・外向きフランジ、
７・・・・・・内向きフランジ、８・・・・・・突子。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 ｉ 容器体口頚部の内面に嵌合させる周壁５と、■ 上
   記周壁上端に付設させた、容器休日頂面へ係合させるた
   めの外向きフランジ６と、 石 上記周壁の内面に、中央部側を下方に垂設させて形
   成させた内向きフランジ７と、 ｉｖ 上記周壁の上端内縁から、適宜間隔を介して上
   端面中心方向へ突出させた多数の突子８・・・と、 からなるマニキュア用穂先調整中栓。