JPS6057518B2 - 耐蝕性と耐水密着性に優れた表面処理鋼材 - Google Patents
耐蝕性と耐水密着性に優れた表面処理鋼材Info
- Publication number
- JPS6057518B2 JPS6057518B2 JP56110551A JP11055181A JPS6057518B2 JP S6057518 B2 JPS6057518 B2 JP S6057518B2 JP 56110551 A JP56110551 A JP 56110551A JP 11055181 A JP11055181 A JP 11055181A JP S6057518 B2 JPS6057518 B2 JP S6057518B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- corrosion resistance
- alloy
- treated steel
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/78—Pretreatment of the material to be coated
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D5/00—Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
- C25D5/10—Electroplating with more than one layer of the same or of different metals
- C25D5/12—Electroplating with more than one layer of the same or of different metals at least one layer being of nickel or chromium
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/922—Static electricity metal bleed-off metallic stock
- Y10S428/9335—Product by special process
- Y10S428/934—Electrical process
- Y10S428/935—Electroplating
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/12—All metal or with adjacent metals
- Y10T428/12493—Composite; i.e., plural, adjacent, spatially distinct metal components [e.g., layers, joint, etc.]
- Y10T428/12771—Transition metal-base component
- Y10T428/12785—Group IIB metal-base component
- Y10T428/12792—Zn-base component
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、耐蝕性と耐水密着性に優れた表面処理鋼材に
関するものである。
関するものである。
亜鉛めつき鋼板は、その耐蝕性が優れているため高腐蝕
環境下にさらされる部材に広く使用されている。
環境下にさらされる部材に広く使用されている。
近年自動車の防錆対策のため種々の亜鉛系めつき鋼板が
塗装され使用されるようになつた。
塗装され使用されるようになつた。
この場合、鋼板は少なくとも下塗りとしての電着塗装を
施こされて使用されるため亜鉛系めつき鋼板は、本来の
裸の耐蝕性のほかに電着塗装後の耐蝕性塗装密着性、特
に、温水浸漬後の密着性が重要となつてきている。また
、様々な環境下を走行する自動車の部材として、塗装が
ない、或いは、塗装が損傷を受けた場合ても、高い耐蝕
性を維持する本来の裸の耐蝕性=亜鉛めつき層自身の耐
蝕性に対する要求も益々厳しくなつている。
施こされて使用されるため亜鉛系めつき鋼板は、本来の
裸の耐蝕性のほかに電着塗装後の耐蝕性塗装密着性、特
に、温水浸漬後の密着性が重要となつてきている。また
、様々な環境下を走行する自動車の部材として、塗装が
ない、或いは、塗装が損傷を受けた場合ても、高い耐蝕
性を維持する本来の裸の耐蝕性=亜鉛めつき層自身の耐
蝕性に対する要求も益々厳しくなつている。
従つて、自動車用の亜鉛系めつき鋼板については、種々
の条件下(例えば、表面の疵の有無、或いは通常の大気
環境下や塩水環境下)における裸の耐蝕性および塗装後
の耐蝕性、さらに、塗膜と素地との密着性等の諸特性を
同時に満足させる必要がある。
の条件下(例えば、表面の疵の有無、或いは通常の大気
環境下や塩水環境下)における裸の耐蝕性および塗装後
の耐蝕性、さらに、塗膜と素地との密着性等の諸特性を
同時に満足させる必要がある。
従来の電気亜鉛めつき鋼板、溶融亜鉛めつき鋼板では、
この耐水密着性に難があつた。
この耐水密着性に難があつた。
また、合金溶融亜鉛めつき鋼板は耐水密着性は良好なも
のの、連続溶融めつきライン(CGL)において製造さ
れるため、加工性、めつき付着量の均一性、薄目付けへ
の対応等の面で電気亜鉛めつきに比べて劣つている。ま
た、電気めつきで亜鉛系合金めつき鋼板を製造する試み
は古くからあり、単層のZn−Ni系合金めつき或いは
Zn−Fe合金めつきは、耐蝕性合金めつきとしてよく
知られている技術である。このうち、Zn−Ni系合金
めつきは裸耐蝕性がZnめつきの5倍以上と優れている
ものの、塗装後の耐水密着性は冷間圧延鋼板に比べて劣
つている。また、後述する通り、本発明に係る耐蝕性と
耐水密着性に優れた表面処理鋼材以外の2層めつきタイ
プの鋼板も、耐水密着性は良いものの裸の耐蝕性が悪い
等上記諸特性を同時に満足しないという点では性能が劣
るものである。
のの、連続溶融めつきライン(CGL)において製造さ
れるため、加工性、めつき付着量の均一性、薄目付けへ
の対応等の面で電気亜鉛めつきに比べて劣つている。ま
た、電気めつきで亜鉛系合金めつき鋼板を製造する試み
は古くからあり、単層のZn−Ni系合金めつき或いは
Zn−Fe合金めつきは、耐蝕性合金めつきとしてよく
知られている技術である。このうち、Zn−Ni系合金
めつきは裸耐蝕性がZnめつきの5倍以上と優れている
ものの、塗装後の耐水密着性は冷間圧延鋼板に比べて劣
つている。また、後述する通り、本発明に係る耐蝕性と
耐水密着性に優れた表面処理鋼材以外の2層めつきタイ
プの鋼板も、耐水密着性は良いものの裸の耐蝕性が悪い
等上記諸特性を同時に満足しないという点では性能が劣
るものである。
本発明は上述した実情に鑑み、種々の耐蝕性および耐水
密着性が共に優れた表面処理鋼材を提供することを目的
としてなされたものである。
密着性が共に優れた表面処理鋼材を提供することを目的
としてなされたものである。
本発明に係る耐蝕性と耐水密着性に優れた表面処理鋼材
は、鋼基体上に第1層としてN1を7〜15%を含有す
るZn−N1合金電気めつき層を有し、その上に第2層
としてZnを40%未満含有するFe−Zn合金の電気
めつき層を有することを特徴としているものである。本
発明に係る耐蝕性と耐水密着性に優れた表面処理鋼材に
ついて以下詳細に説明する。
は、鋼基体上に第1層としてN1を7〜15%を含有す
るZn−N1合金電気めつき層を有し、その上に第2層
としてZnを40%未満含有するFe−Zn合金の電気
めつき層を有することを特徴としているものである。本
発明に係る耐蝕性と耐水密着性に優れた表面処理鋼材に
ついて以下詳細に説明する。
即ち、本発明に係る耐蝕性と耐水密着性に優れた表面処
理鋼材(以下、単に本発明に係る表面処理鋼材というこ
とがある。
理鋼材(以下、単に本発明に係る表面処理鋼材というこ
とがある。
)において、鋼基体上に第1層としてめつきされるZn
−Ni合金電気めつき層は、高耐蝕性を付与する上で不
可欠のものであり、Ni含有量は7〜15%(重量)の
範囲が適当であり、この範囲外では耐蝕性が劣化する。
なお、めつき層厚さは約10g/d以上とするのが望ま
しい。第2層はZnを40%未満含有するFe−Zn合
金電気めつき層てあり、密着性、特に、耐水密着性の改
善に極めて有効である。
−Ni合金電気めつき層は、高耐蝕性を付与する上で不
可欠のものであり、Ni含有量は7〜15%(重量)の
範囲が適当であり、この範囲外では耐蝕性が劣化する。
なお、めつき層厚さは約10g/d以上とするのが望ま
しい。第2層はZnを40%未満含有するFe−Zn合
金電気めつき層てあり、密着性、特に、耐水密着性の改
善に極めて有効である。
また、この第2層は上述の塗膜密着性を劣化させす、一
方、第2層の腐蝕電位が卑な方向に移行し、第1層との
電位差が減少することとなつて裸耐蝕性が良好となる。
このことをより詳細に説明すると、発明者が知見したと
ころによれば、この効果は他の第2層(表面層)/第1
層(下層)タイプの2層めつき鋼板には見られない本発
明に係る表面処理鋼材のZn−Fe/Zn−Ni2層め
つき鋼材の特異、かつ、重要な特性である。第1図にこ
の防蝕機構について模式的に示す.が、第1図aの段階
はFe−Znめつき層にはもともと点在するか或いは加
工による疵等が原因のピンホール4が存在した状態であ
り、1は第2層のFe−Zn合金電気めつき層、2は第
1層のZn−Ni合金電気めつき層、3は素地鋼板(鋼
基体)であ.る。
方、第2層の腐蝕電位が卑な方向に移行し、第1層との
電位差が減少することとなつて裸耐蝕性が良好となる。
このことをより詳細に説明すると、発明者が知見したと
ころによれば、この効果は他の第2層(表面層)/第1
層(下層)タイプの2層めつき鋼板には見られない本発
明に係る表面処理鋼材のZn−Fe/Zn−Ni2層め
つき鋼材の特異、かつ、重要な特性である。第1図にこ
の防蝕機構について模式的に示す.が、第1図aの段階
はFe−Znめつき層にはもともと点在するか或いは加
工による疵等が原因のピンホール4が存在した状態であ
り、1は第2層のFe−Zn合金電気めつき層、2は第
1層のZn−Ni合金電気めつき層、3は素地鋼板(鋼
基体)であ.る。
この状態では、2層めつきの自然電位は第1層のZn−
Ni合金電気めつき層2の電位に近い。次に腐蝕の進行
はこのピンホール部より生じるが、第1図bに示す通り
、第2層(表面層)のFe−Zn合金電気めつき層1か
らではなく、第1層(下層)のZn−Ni合金電気めつ
き層2から優先的に腐蝕されることにより進行する。こ
の理由は、第2層のFe−Zn合金電気めつき層1より
も第1層のZn−Ni合金電気めつき層2の電位が卑な
ためであり、これにより第2層のFe−Zn合金電気め
つき層1がカソードC1第1層のZn−Ni合金電気め
つき層2がアノードAとなるガルバニツクアクシヨンが
生じるためである。さらに腐蝕が進行=第1層のZn−
Ni合金電気めつき層2が腐蝕されると第1図Cの段階
に至り、第1層のZn−Ni合金電気めつき層2の電位
が第2層の(表面層)Fe−Zn合金電気めつき層1の
電位に接近或いは電位が逆転することによつ“て、上記
第1図bの段階におけるガルバニツクアクシヨンは停滞
するようになる。
Ni合金電気めつき層2の電位に近い。次に腐蝕の進行
はこのピンホール部より生じるが、第1図bに示す通り
、第2層(表面層)のFe−Zn合金電気めつき層1か
らではなく、第1層(下層)のZn−Ni合金電気めつ
き層2から優先的に腐蝕されることにより進行する。こ
の理由は、第2層のFe−Zn合金電気めつき層1より
も第1層のZn−Ni合金電気めつき層2の電位が卑な
ためであり、これにより第2層のFe−Zn合金電気め
つき層1がカソードC1第1層のZn−Ni合金電気め
つき層2がアノードAとなるガルバニツクアクシヨンが
生じるためである。さらに腐蝕が進行=第1層のZn−
Ni合金電気めつき層2が腐蝕されると第1図Cの段階
に至り、第1層のZn−Ni合金電気めつき層2の電位
が第2層の(表面層)Fe−Zn合金電気めつき層1の
電位に接近或いは電位が逆転することによつ“て、上記
第1図bの段階におけるガルバニツクアクシヨンは停滞
するようになる。
そして、次にカソードとアノードとが逆転し第2層(表
面層)のFe−Zn合金電気めつき層1のみが腐蝕され
るようになり、この状態は第1図dの段階に至り第2層
のFe−Zn合金電気めつき層1が消滅するまで続くこ
とになる。従つて、本発明に係る表面処理鋼材における
2層めつきは、他の2層めつき、即ち、第2層(表面層
)のめつき層が腐蝕消滅した後第1層(下層)のめつき
層で防蝕をはかるという単なる重防蝕の機構ではなく、
第2層と第1層の合金電気めつき層の電位の接近或いは
逆転によるガルバニツクアクシヨンの停滞を生じるため
、後述するように、他の2層めつきタイプに比して裸耐
蝕性が大幅に向上するものである。
面層)のFe−Zn合金電気めつき層1のみが腐蝕され
るようになり、この状態は第1図dの段階に至り第2層
のFe−Zn合金電気めつき層1が消滅するまで続くこ
とになる。従つて、本発明に係る表面処理鋼材における
2層めつきは、他の2層めつき、即ち、第2層(表面層
)のめつき層が腐蝕消滅した後第1層(下層)のめつき
層で防蝕をはかるという単なる重防蝕の機構ではなく、
第2層と第1層の合金電気めつき層の電位の接近或いは
逆転によるガルバニツクアクシヨンの停滞を生じるため
、後述するように、他の2層めつきタイプに比して裸耐
蝕性が大幅に向上するものである。
第2図に本発明に係る表面処理鋼材とZn−Niめつき
一層、冷間圧延鋼板のカップリング電流を測定した結果
を示し、上記に説明したような本発明に係る表面処理鋼
材の防蝕機構を裏付ける。
一層、冷間圧延鋼板のカップリング電流を測定した結果
を示し、上記に説明したような本発明に係る表面処理鋼
材の防蝕機構を裏付ける。
第2図において、◇はFe8O%を含有するFe−Zn
めつき層とNil2%を含有するZn−Niめつき層と
のカップリング電流の変化、Oは冷間圧延鋼板と本発明
に係る表面処理鋼材とのカップリング電流の変化、●は
比較例としてNlを12%含有するZn−Niめつき層
と冷間圧延鋼板とのカップリング電流の変化を夫々示し
ており、縦軸はカップリング電流(μA)、横軸は5%
NaCl水溶液に浸漬した時間を示している。各めつき
層の目付量は20g/イとし、各々の面積比は図示した
通りである。第2図から明らかな通り、◇の第2層のF
e−Zn合金電気めつき層と第1層のZn−N1合金電
気めつき層のカップリング電流は約4時間後(点線の箇
所)に逆転しており、Oの冷間圧延鋼板と◇の2層電気
めつき全体のカップリング電流は上記のカップリング電
流逆転後も安定して冷間圧延鋼板を防蝕する方向に流れ
、これに対し、●のZn一Niめつきと冷間圧延鋼板と
のカツプング電流は約11叫間後に逆転している。
めつき層とNil2%を含有するZn−Niめつき層と
のカップリング電流の変化、Oは冷間圧延鋼板と本発明
に係る表面処理鋼材とのカップリング電流の変化、●は
比較例としてNlを12%含有するZn−Niめつき層
と冷間圧延鋼板とのカップリング電流の変化を夫々示し
ており、縦軸はカップリング電流(μA)、横軸は5%
NaCl水溶液に浸漬した時間を示している。各めつき
層の目付量は20g/イとし、各々の面積比は図示した
通りである。第2図から明らかな通り、◇の第2層のF
e−Zn合金電気めつき層と第1層のZn−N1合金電
気めつき層のカップリング電流は約4時間後(点線の箇
所)に逆転しており、Oの冷間圧延鋼板と◇の2層電気
めつき全体のカップリング電流は上記のカップリング電
流逆転後も安定して冷間圧延鋼板を防蝕する方向に流れ
、これに対し、●のZn一Niめつきと冷間圧延鋼板と
のカツプング電流は約11叫間後に逆転している。
従つて、この結果から腐蝕の進行の初期には主として第
1層(下層)のZn−Ni合金電気めつき層が鋼材(素
地)を防蝕し、その後(カップリング電流逆転後)には
主として第2層のFe−Zn合金電気めつき層が第1層
のZn−Ni合金電気めつき層と共に鋼材(素地)を防
蝕するという本発明に係る表面処理鋼材の複合防蝕機構
が裏付けられることがわかる。
1層(下層)のZn−Ni合金電気めつき層が鋼材(素
地)を防蝕し、その後(カップリング電流逆転後)には
主として第2層のFe−Zn合金電気めつき層が第1層
のZn−Ni合金電気めつき層と共に鋼材(素地)を防
蝕するという本発明に係る表面処理鋼材の複合防蝕機構
が裏付けられることがわかる。
さらに、この現象は他の2層めつきタイプ、例えば、Z
n−Fe/Zn−Fe..Zn−Fe/Zn等の組合せ
では、そのめつき層の電位からみて生じ難く、これらの
2層めつきは必然的に上述したような単純な重防蝕とな
らざるを得ず、特に、裸耐蝕性の点で本発明に係る表面
処理鋼材よりも著しく劣るのである。
n−Fe/Zn−Fe..Zn−Fe/Zn等の組合せ
では、そのめつき層の電位からみて生じ難く、これらの
2層めつきは必然的に上述したような単純な重防蝕とな
らざるを得ず、特に、裸耐蝕性の点で本発明に係る表面
処理鋼材よりも著しく劣るのである。
なお、めつき層の厚さは、塗装前処理としての燐酸塩処
理時の溶解およびブレス加工時の金型しごきによるめつ
き厚の減少を考慮すると、約1g/イ以上が望ましい。
理時の溶解およびブレス加工時の金型しごきによるめつ
き厚の減少を考慮すると、約1g/イ以上が望ましい。
また、第2層のFe−Zn合金電気めつきにはその他第
3元素としてNilCO..Mnを少量(20%以下)
を含有させることもできる。本発明に係る耐蝕性と耐水
密着性に優れた表面処理鋼材の実施例を説明する。
3元素としてNilCO..Mnを少量(20%以下)
を含有させることもできる。本発明に係る耐蝕性と耐水
密着性に優れた表面処理鋼材の実施例を説明する。
実施例1
冷間圧延鋼板を常法により電解説脂、酸洗後次に説明す
る方法により、第1層のZn−Ni合金電気めつきを行
なつた。
る方法により、第1層のZn−Ni合金電気めつきを行
なつた。
(第1層Zn−Ni合金電気めつき)
めつき浴
硫酸亜鉛(ZnSO47H2O)200g/1硫酸ニッ
ケル(NiSO46H2O)300g/1浴のPHl.
5浴温60C 電流密度30A/dイ Zn−Ni合金めつきのNi含有量11%第1層のZn
−Ni合金電気めつきを行なつた鋼板は、水洗を行なつ
た後第2層のFe−Zn合金電気めつきを行なつた。
ケル(NiSO46H2O)300g/1浴のPHl.
5浴温60C 電流密度30A/dイ Zn−Ni合金めつきのNi含有量11%第1層のZn
−Ni合金電気めつきを行なつた鋼板は、水洗を行なつ
た後第2層のFe−Zn合金電気めつきを行なつた。
(第2層Fe−Zn合金電気めつき)
めつき浴
硫酸第1鉄(FeSO,7H2O)300g/1硫酸亜
鉛(ZnSO47H2O)15g/1硫酸アンモニウム
(NH4)2S04)30g/1浴のPI(2.0浴温
60℃ 電流密度30A/dイ Fe−Zn合金めつきのZn含有量26%上述の方法に
より得られた本発明に係る表面処,理鋼材および比較例
としての電気亜鉛めつき鋼板、合金化溶融亜鉛めつき鋼
板、Zn−Ni合金電気めつき鋼板の夫々について自動
車用塗装工程仕様に基いて燐酸塩処理(ディップ法)、
カチオン電着塗装、中塗り、水研ぎ、上塗りの工程によ
り塗装を行ない、試験に供した。
鉛(ZnSO47H2O)15g/1硫酸アンモニウム
(NH4)2S04)30g/1浴のPI(2.0浴温
60℃ 電流密度30A/dイ Fe−Zn合金めつきのZn含有量26%上述の方法に
より得られた本発明に係る表面処,理鋼材および比較例
としての電気亜鉛めつき鋼板、合金化溶融亜鉛めつき鋼
板、Zn−Ni合金電気めつき鋼板の夫々について自動
車用塗装工程仕様に基いて燐酸塩処理(ディップ法)、
カチオン電着塗装、中塗り、水研ぎ、上塗りの工程によ
り塗装を行ない、試験に供した。
第1表にその試験結果を示す。
この第1表から明らかなように、本発明に係る表面処理
鋼材は耐水密着性および塗装後の耐蝕性の何れについて
も優れており、従来より使用されているZn−Ni合金
電気めつき鋼板、亜鉛めつき鋼板或いは合金化溶融めつ
き鋼板に比べて優れた特性を有していることがわかる。
鋼材は耐水密着性および塗装後の耐蝕性の何れについて
も優れており、従来より使用されているZn−Ni合金
電気めつき鋼板、亜鉛めつき鋼板或いは合金化溶融めつ
き鋼板に比べて優れた特性を有していることがわかる。
この結果、本発明に係る表面処理鋼材が、塗膜の耐水密
着性と耐蝕性を機能的に分化せしめ、耐水密着性に優れ
たZnを40%未満含有するFe−Zn合金電気めつき
層と耐蝕性に優れたZn−Ni合金電気めつき層とを2
層にめつきすることによソー体化し、耐蝕性および耐水
密着性の両者に優れていることが明らかである。なお、
耐蝕性を分担する第1層(下層)として本発明に係る表
面処理鋼材のZn−Ni合金電気めつき層以外に、Fe
−Zn合金電気めつき層等種々のものがあり、これらと
の比較を第2表に示す。
着性と耐蝕性を機能的に分化せしめ、耐水密着性に優れ
たZnを40%未満含有するFe−Zn合金電気めつき
層と耐蝕性に優れたZn−Ni合金電気めつき層とを2
層にめつきすることによソー体化し、耐蝕性および耐水
密着性の両者に優れていることが明らかである。なお、
耐蝕性を分担する第1層(下層)として本発明に係る表
面処理鋼材のZn−Ni合金電気めつき層以外に、Fe
−Zn合金電気めつき層等種々のものがあり、これらと
の比較を第2表に示す。
第2表は比較例として本発明に係る表面処理鋼材のZn
−Ni合金電気めつき層以外のめつき層を第1層とし、
本発明に係る表面処理鋼材の第2層のめつき層と同じZ
nを40%未満含有するFe−Zn合金電気めつき層を
第2層とした場合の試験結果を示してある。この第2表
から明らかなように、耐水密着性は第1層のめつき層が
どのような種類であつても極めて優れた性能を示すが、
塗装後の耐蝕性は何れも比較例が本発明に係る表面処理
鋼材より劣つている。
−Ni合金電気めつき層以外のめつき層を第1層とし、
本発明に係る表面処理鋼材の第2層のめつき層と同じZ
nを40%未満含有するFe−Zn合金電気めつき層を
第2層とした場合の試験結果を示してある。この第2表
から明らかなように、耐水密着性は第1層のめつき層が
どのような種類であつても極めて優れた性能を示すが、
塗装後の耐蝕性は何れも比較例が本発明に係る表面処理
鋼材より劣つている。
この第2表から、塗装後の鋼板についても上述した本発
明に係る表面処理鋼材の第1層と第2層との相互作用に
よる防蝕機構が存在することを示唆するものであり、こ
の点からも本発明に係る表面処理鋼材が優れていること
がわかる。
明に係る表面処理鋼材の第1層と第2層との相互作用に
よる防蝕機構が存在することを示唆するものであり、こ
の点からも本発明に係る表面処理鋼材が優れていること
がわかる。
実施例2
実施例1と同じ方法によつて本発明に係る表面処理鋼材
における第1層および第2層の電気めつきを施し、比較
例としてZn−Fe/Zn−Fe2層めつきを施した後
、自動車用3コート塗装(80μ)を行ない、他の比較
例のめつき鋼板と共に塗装後の耐蝕性を大気暴露試験に
より評価した。
における第1層および第2層の電気めつきを施し、比較
例としてZn−Fe/Zn−Fe2層めつきを施した後
、自動車用3コート塗装(80μ)を行ない、他の比較
例のめつき鋼板と共に塗装後の耐蝕性を大気暴露試験に
より評価した。
結果を第3表に示す。
なお、大気暴露は海岸において1年間、毎週1回5%N
aCl水溶液を撒布しながら行ない、サンプルはクロス
カットを施し、クロスカット部の塗膜の膨れ幅によつて
評価した。
aCl水溶液を撒布しながら行ない、サンプルはクロス
カットを施し、クロスカット部の塗膜の膨れ幅によつて
評価した。
実施例3
実施例1と同じ方法により本発明に係る表面処理鋼材の
第1層と第2層の電気めつきを施し、また、比較例とし
てZn−Fe/Zn−Feの2層めつきを施しためつき
鋼板を作成し、他の比較例のめつき鋼板と共に、塗装の
ない裸の耐蝕性を試験した。
第1層と第2層の電気めつきを施し、また、比較例とし
てZn−Fe/Zn−Feの2層めつきを施しためつき
鋼板を作成し、他の比較例のめつき鋼板と共に、塗装の
ない裸の耐蝕性を試験した。
その結果も第3図a−dに示す。供試材およびめつき付
着量を第4表に示す。
着量を第4表に示す。
第4表に示す試験片を以下説明する試験条件により試験
を行ない、その評価は、試験片の最大侵蝕深さを測定し
て行なつた。試験条件 第3図a:塩水噴霧テスト(SST) 5%NaCl水溶液を噴霧しながら35℃の温度で20
日間保持する。
を行ない、その評価は、試験片の最大侵蝕深さを測定し
て行なつた。試験条件 第3図a:塩水噴霧テスト(SST) 5%NaCl水溶液を噴霧しながら35℃の温度で20
日間保持する。
第3図b:塩水噴霧テスト(SST)十湿潤テス
ト (WET)・・サイクルテスト塩水噴霧テストは
第3図aと同一であるが保持時間のみ6時間とし、その
95%相対湿度および50℃の湿潤空気中に18@間保
持する湿潤テストを行なう。
ト (WET)・・サイクルテスト塩水噴霧テストは
第3図aと同一であるが保持時間のみ6時間とし、その
95%相対湿度および50℃の湿潤空気中に18@間保
持する湿潤テストを行なう。
このサイクルを20回繰り返す。第3図c:浸漬テスト
(DIP)十湿潤テスト (WET)・・サイク
ルテスト5%NaCl水溶液(温度50℃)に6時間浸
漬後、第3図bと同一の湿潤テストを行なう。
(DIP)十湿潤テスト (WET)・・サイク
ルテスト5%NaCl水溶液(温度50℃)に6時間浸
漬後、第3図bと同一の湿潤テストを行なう。
このサイクルを2(2)繰り返す。第3図d:塩水噴霧
テスト(SST)十乾燥テス 卜・・サイクルテ
スト塩水噴霧テストは第3図aと同一のテスト後70℃
の温度の乾燥空気中に2時間保持する。
テスト(SST)十乾燥テス 卜・・サイクルテ
スト塩水噴霧テストは第3図aと同一のテスト後70℃
の温度の乾燥空気中に2時間保持する。
このサイクルを2(2)繰り返す。
この第3図a−dに示す結果から明らかであるが、本発
明に係る表面処理鋼材における第1層、第2層よりなる
2層の電気めつきは、同じタイプのZn−Fe/Zn−
Feの2層めつきに比較して、各種腐蝕促進試験におい
て何れも顕著に優れた結果を示していることがわかる。
明に係る表面処理鋼材における第1層、第2層よりなる
2層の電気めつきは、同じタイプのZn−Fe/Zn−
Feの2層めつきに比較して、各種腐蝕促進試験におい
て何れも顕著に優れた結果を示していることがわかる。
さらに、試験条件の厳しくなる第3図b−dにおける効
果の差が顕著であり、本発明に係る表面処理鋼材のめつ
き層より厚目付の合金化溶融めつき(GA)よりも裸耐
蝕性に優れていることは特筆すべき効果である。また、
耐蝕性試験の中でも最も厳しい実際の鋼板の使用中の条
件に近い大気暴露試験においても、本発明にる表面処理
鋼材が比較例に比して顕著に優れているとともに、厚目
付の合金化処理さ゛れた溶融亜鉛めつきと同等の耐蝕性
を有していることは、例えば、自動車等の内部部品だけ
ではなく外板に使用しても充分な耐久性を有することを
示している。
果の差が顕著であり、本発明に係る表面処理鋼材のめつ
き層より厚目付の合金化溶融めつき(GA)よりも裸耐
蝕性に優れていることは特筆すべき効果である。また、
耐蝕性試験の中でも最も厳しい実際の鋼板の使用中の条
件に近い大気暴露試験においても、本発明にる表面処理
鋼材が比較例に比して顕著に優れているとともに、厚目
付の合金化処理さ゛れた溶融亜鉛めつきと同等の耐蝕性
を有していることは、例えば、自動車等の内部部品だけ
ではなく外板に使用しても充分な耐久性を有することを
示している。
以上説明したように、本発明に係る耐蝕性と耐水密着性
に優れた表面処理鋼材は上記の構成を有しているもので
あるから、2層めつき鋼材として極めて優れたものであ
つて、自動車用防錆鋼板として従来片面防錆鋼板しか使
用できなかつた部位に対しても両面めつき鋼板として充
分に使用に耐えるばかりでなく、チッピングによる外面
からの腐蝕をも防止できる等工業的意義は非常に大きい
ものである。
に優れた表面処理鋼材は上記の構成を有しているもので
あるから、2層めつき鋼材として極めて優れたものであ
つて、自動車用防錆鋼板として従来片面防錆鋼板しか使
用できなかつた部位に対しても両面めつき鋼板として充
分に使用に耐えるばかりでなく、チッピングによる外面
からの腐蝕をも防止できる等工業的意義は非常に大きい
ものである。
第1図は本発明に係る耐蝕性の耐水密着性に優れた表面
処理鋼材の防蝕機構を示す模式図、第2図はFe−Zn
めつき層、Zn−Niめつき層、冷間圧延鋼板間のカッ
プリング電流の経時変化を示す説明図、第3図a−dは
腐蝕促進試験結果を示す説明図である。
処理鋼材の防蝕機構を示す模式図、第2図はFe−Zn
めつき層、Zn−Niめつき層、冷間圧延鋼板間のカッ
プリング電流の経時変化を示す説明図、第3図a−dは
腐蝕促進試験結果を示す説明図である。
Claims (1)
- 1 鋼基体上に第1層としてNiを7〜15%含有する
Zn−Ni合金電気めつき層を有し、その上に第2層と
してZnを40%未満含有するFe−Zn電気めつき層
を有することを特徴とする耐蝕性と耐水密着性に優れた
表面処理鋼材。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56110551A JPS6057518B2 (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | 耐蝕性と耐水密着性に優れた表面処理鋼材 |
US06/396,448 US4491623A (en) | 1981-07-14 | 1982-07-08 | Double-layer electroplated steel article with corrosion resistance after painting and wet adhesion of paint film |
CA000407137A CA1211409A (en) | 1981-07-14 | 1982-07-13 | Steel sheet electroplated with zinc-nickel alloy and iron layers |
DE3226239A DE3226239C2 (de) | 1981-07-14 | 1982-07-14 | Stahlblech mit elektroplattierten Doppelschichten |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56110551A JPS6057518B2 (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | 耐蝕性と耐水密着性に優れた表面処理鋼材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5811795A JPS5811795A (ja) | 1983-01-22 |
JPS6057518B2 true JPS6057518B2 (ja) | 1985-12-16 |
Family
ID=14538686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56110551A Expired JPS6057518B2 (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | 耐蝕性と耐水密着性に優れた表面処理鋼材 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4491623A (ja) |
JP (1) | JPS6057518B2 (ja) |
CA (1) | CA1211409A (ja) |
DE (1) | DE3226239C2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59211595A (ja) * | 1983-05-14 | 1984-11-30 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 複層鉄・亜鉛合金電気メツキ鋼板 |
JPH0610358B2 (ja) * | 1986-12-06 | 1994-02-09 | 日新製鋼株式会社 | 複層電気めつき鋼板 |
GB2212816B (en) * | 1987-11-26 | 1992-04-08 | Nippon Steel Corp | Zn-ni based composite electroplated material and multi-layer composite plated material |
US5316652A (en) * | 1990-10-08 | 1994-05-31 | Nkk Corporation | Method for manufacturing iron-zinc alloy plated steel sheet having two plating layers and excellent in electropaintability and pressformability |
JP2936718B2 (ja) * | 1990-11-30 | 1999-08-23 | 日本鋼管株式会社 | 電着塗装性および加工性に優れた、複数の鉄系合金めっき層を有する鉄系合金めっき鋼板の製造方法 |
US6102994A (en) * | 1997-03-20 | 2000-08-15 | Alliedsignal Inc. | Alumina-based hydrophilic antimicrobial coating |
US8515510B2 (en) * | 2009-03-31 | 2013-08-20 | Covidien Lp | Electroadhesive medical devices |
WO2012017674A1 (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-09 | 東洋鋼鈑株式会社 | 燃料蒸気への耐食性に優れたパイプ製造用鋼板、それを用いたパイプ及びパイプの製造方法 |
DE102012111066A1 (de) | 2012-11-16 | 2014-06-05 | Salzgitter Flachstahl Gmbh | Beschichtetes Stahlblech mit verbesserten Korrosionseigenschaften und Verfahren zur Herstellung eines solchen Bleches |
CN114544485B (zh) * | 2020-11-26 | 2024-01-30 | 沈阳化工研究院有限公司 | 一种金属重防腐涂层湿附着力的评价方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4937693A (ja) * | 1972-08-08 | 1974-04-08 | ||
JPS5573888A (en) * | 1978-11-22 | 1980-06-03 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | High corrosion resistant zinc-electroplated steel sheet with coating and non-coating |
JPS56133488A (en) * | 1980-03-24 | 1981-10-19 | Nippon Steel Corp | Plated steel material |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3078555A (en) * | 1961-01-23 | 1963-02-26 | Inland Steel Co | Method of coating a galvanized article with iron and article produced thereby |
US3420754A (en) * | 1965-03-12 | 1969-01-07 | Pittsburgh Steel Co | Electroplating a ductile zinc-nickel alloy onto strip steel |
DE2800258C2 (de) * | 1977-01-13 | 1982-11-11 | Oxy Metal Industries Corp., Detroit, Mich. | Gegenstand aus Eisen oder Stahl mit einem galvanisch aufgebrachten Doppelüberzug und ein Verfahren zur Erzeugung eines solchen Gegenstandes |
JPS56293A (en) * | 1979-06-18 | 1981-01-06 | Toyo Kohan Co Ltd | Production of dark color zinc electroplated steel plate |
JPS5937746B2 (ja) * | 1980-05-12 | 1984-09-11 | 川崎製鉄株式会社 | 表面処理鋼板およびその製造方法 |
-
1981
- 1981-07-14 JP JP56110551A patent/JPS6057518B2/ja not_active Expired
-
1982
- 1982-07-08 US US06/396,448 patent/US4491623A/en not_active Expired - Fee Related
- 1982-07-13 CA CA000407137A patent/CA1211409A/en not_active Expired
- 1982-07-14 DE DE3226239A patent/DE3226239C2/de not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4937693A (ja) * | 1972-08-08 | 1974-04-08 | ||
JPS5573888A (en) * | 1978-11-22 | 1980-06-03 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | High corrosion resistant zinc-electroplated steel sheet with coating and non-coating |
JPS56133488A (en) * | 1980-03-24 | 1981-10-19 | Nippon Steel Corp | Plated steel material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1211409A (en) | 1986-09-16 |
JPS5811795A (ja) | 1983-01-22 |
DE3226239C2 (de) | 1986-03-27 |
US4491623A (en) | 1985-01-01 |
DE3226239A1 (de) | 1983-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6057518B2 (ja) | 耐蝕性と耐水密着性に優れた表面処理鋼材 | |
JPS586995A (ja) | 加工後の密着性の優れた亜鉛−ニツケル合金めつき鋼板 | |
JPS6343479B2 (ja) | ||
JP2787365B2 (ja) | 有機薄膜の長期付着性並びにカチオン電着塗装性に優れた有機薄膜被覆型Cr含有亜鉛系複層型防錆鋼板及びその製造方法 | |
Hippensteel et al. | Outdoor Atmospheric Corrosion of Zinc and Cadmium Electrodeposited Coatings on Iron and Steel | |
JPS58204193A (ja) | 表面処理鋼板 | |
JPS627889A (ja) | 耐食性と塗装性にすぐれた亜鉛系メツキ鋼板 | |
JPH0768634B2 (ja) | 耐食性,塗装性能及び加工性に優れた亜鉛系メツキ鋼板 | |
KR950000909B1 (ko) | 복수의 도금층을 가진 가공성, 내식성 및 내수도료 밀착성이 우수한 전기 도금 강판 | |
JPS60131991A (ja) | Fe−P系めつき鋼板 | |
JPS6233314B2 (ja) | ||
Fountoulakis | Perforation resistance of precoated steels in an accelerated automotive test | |
JPS63265627A (ja) | 表面被覆鋼材およびその製造方法 | |
Kojima et al. | Properties of Zn-Fe alloy electroplated steel sheets | |
KR100241546B1 (ko) | 내식성이 우수한 자동차용 표면처리 강판 | |
JPS6240398A (ja) | 高耐食性二層めつき鋼板 | |
JPS5881991A (ja) | 塗装適合性にすぐれた片面亜鉛系電気メツキ鋼板 | |
JP2753666B2 (ja) | 電着塗装性にすぐれる樹脂塗装鋼板 | |
JPH07173687A (ja) | 耐食性に優れたZn−Cr複合めっき鋼板 | |
JPS6056088A (ja) | 耐塗膜剥離性に優れた表面処理鋼板 | |
KR930007927B1 (ko) | 고 내식성 이층합금도금강판 및 그 제조방법 | |
JPS58100691A (ja) | 高耐食性表面処理鋼板 | |
JPS6243000B2 (ja) | ||
JPS616296A (ja) | 高耐食積層メツキ鋼板 | |
JPH01162794A (ja) | 亜鉛−クロム−鉄族系電気めっき鋼板 |