JPS605736B2 - 大水深用擁壁の施工法 - Google Patents
大水深用擁壁の施工法Info
- Publication number
- JPS605736B2 JPS605736B2 JP7564078A JP7564078A JPS605736B2 JP S605736 B2 JPS605736 B2 JP S605736B2 JP 7564078 A JP7564078 A JP 7564078A JP 7564078 A JP7564078 A JP 7564078A JP S605736 B2 JPS605736 B2 JP S605736B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- retaining wall
- intermediate chamber
- constructed
- construction method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は大水深用擁壁の施工法に関するものである。
従来ケーソン工法を応用して施工される防波堤、岸壁等
の擁壁は施工設備、施工機械等の制約によってその高さ
が略20の以上にすることは困難とされており、出願人
は先にかかる問題点を解決する方法を特願昭52−10
090号において提示している。この発明は前記発明と
同様の目的をもって開発したもので、以下その詳細を図
示した実施例によって説明する。
の擁壁は施工設備、施工機械等の制約によってその高さ
が略20の以上にすることは困難とされており、出願人
は先にかかる問題点を解決する方法を特願昭52−10
090号において提示している。この発明は前記発明と
同様の目的をもって開発したもので、以下その詳細を図
示した実施例によって説明する。
先ず第1図乃至第9図の実施例においてはフローティン
グドックAを使用し、先ず鉄筋コンクリート造による擁
壁1の下部函体を建造する。この擬壁1はその両側に低
室2,2が形成され、中間室3の側壁は順次立上げて施
工する。所要の大きさまで函体が建造されるとフローテ
ィングドツクA内に注水して沈下させ函体を浮上させて
フローティングドックAから離脱曳航する。次いで函体
を所定の建造海域に曳航し、係留するとともに中間室3
,. 3の底部には中語コンクリート4を打設する。
グドックAを使用し、先ず鉄筋コンクリート造による擁
壁1の下部函体を建造する。この擬壁1はその両側に低
室2,2が形成され、中間室3の側壁は順次立上げて施
工する。所要の大きさまで函体が建造されるとフローテ
ィングドツクA内に注水して沈下させ函体を浮上させて
フローティングドックAから離脱曳航する。次いで函体
を所定の建造海域に曳航し、係留するとともに中間室3
,. 3の底部には中語コンクリート4を打設する。
さらに側壁をより高く立上げて擬壁1の上部函体を施工
する。以上の函体を雑石5、割石6等によって予め造成
されたマウンド上に設置する。
する。以上の函体を雑石5、割石6等によって予め造成
されたマウンド上に設置する。
すなわち低室2,2内には水ばりし、また中間室3内に
は砂等中語材7を充填し、函体をマウンド上に沈設する
。次いで中間室3の上部には上部コンクリート8を建造
して擁壁を完成する。
は砂等中語材7を充填し、函体をマウンド上に沈設する
。次いで中間室3の上部には上部コンクリート8を建造
して擁壁を完成する。
第10図乃至第16図に示す実施例においては前記実施
例の両側の低室2の頂板を省略したものでフローテイン
グドックA上において擁壁1の下部函体を建造し、次い
でフローティングドックAを注水沈下させて前記函体を
離脱曳航し、次いで中詰コンクリート4を打設し、かつ
中間室3,3の側壁をより高く立上げて施工し、マウン
ド上においては両側の低室2および中間室の双方に中詰
材7を充填し、低室2の頂板はその後設ける。
例の両側の低室2の頂板を省略したものでフローテイン
グドックA上において擁壁1の下部函体を建造し、次い
でフローティングドックAを注水沈下させて前記函体を
離脱曳航し、次いで中詰コンクリート4を打設し、かつ
中間室3,3の側壁をより高く立上げて施工し、マウン
ド上においては両側の低室2および中間室の双方に中詰
材7を充填し、低室2の頂板はその後設ける。
その他の施工は前記実施例と略同様である。この発明は
以上の構成からなり、麓大型のケーソンとなる擬壁であ
ってもその擁壁の下部函体のみをフローティングドツク
上において施工するのでフローティングドツクの施工能
力が小さいものでもよい。
以上の構成からなり、麓大型のケーソンとなる擬壁であ
ってもその擁壁の下部函体のみをフローティングドツク
上において施工するのでフローティングドツクの施工能
力が小さいものでもよい。
磯壁上部は函体を浮上させて係留した状態で施工できる
ので水中作業も少なくてすむ。擁壁はその両側に低室が
設けてあり全体の断面形状が逆T状をなすので施工過程
においてもまた施工後においても安定性がある。すなわ
ち、両側に低室を設けてあることにより、施工中は波浪
等の外力に対しても安定した状態で浮力調整が行なえ、
施工後は水を注水したり中詰村を充填することによりマ
ウンド上に安定した状態で設置できる。また施工過程に
おいて中間室の底に中詰コンクリートを打設することに
より、より安定性が向上する。さらにその断面形状から
中語材を節約でき施工能率が著しく向上する。
ので水中作業も少なくてすむ。擁壁はその両側に低室が
設けてあり全体の断面形状が逆T状をなすので施工過程
においてもまた施工後においても安定性がある。すなわ
ち、両側に低室を設けてあることにより、施工中は波浪
等の外力に対しても安定した状態で浮力調整が行なえ、
施工後は水を注水したり中詰村を充填することによりマ
ウンド上に安定した状態で設置できる。また施工過程に
おいて中間室の底に中詰コンクリートを打設することに
より、より安定性が向上する。さらにその断面形状から
中語材を節約でき施工能率が著しく向上する。
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図、第6図、第
7図、第8図および第9図は第1実施例の施工順序に施
工の概要を示した断面図、第10図、第11図、第12
図、第13図、第14図および第15図は第2実施例の
同様断面図である。 1・・・・・・擁壁、2・…・・低室、3・・・・・・
中間室、4・・・・・・コンクリート、5・…・・雑石
、6…・・・割石、7・・・・・・充填材、8・…・・
上部コンクリート。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第10図 第9図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図
7図、第8図および第9図は第1実施例の施工順序に施
工の概要を示した断面図、第10図、第11図、第12
図、第13図、第14図および第15図は第2実施例の
同様断面図である。 1・・・・・・擁壁、2・…・・低室、3・・・・・・
中間室、4・・・・・・コンクリート、5・…・・雑石
、6…・・・割石、7・・・・・・充填材、8・…・・
上部コンクリート。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第10図 第9図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図
Claims (1)
- 1 フローテイングドツク上において、中間室の両側に
低室の形成される擁壁下部函体をコンクリート構造によ
つて所定高さまで建造し、次いでフローテイングドツク
を注水沈下させて前記函体と離脱させて曳航し、所定の
位置に係留し、前記中間室に中詰コンクリートを打設し
て函体を安定させるとともに中間室の側壁を順次上方へ
立上げるようにして擁壁上部函体を建造した後、据付位
置において前記中間室に中詰材を充填するとともに、両
側の低室には水を注水しまたは中詰材を充填してマウン
ド上に設置し、中間室上部に上部コンクリートを打設す
ることを特徴とする大水深用擁壁の施工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7564078A JPS605736B2 (ja) | 1978-06-22 | 1978-06-22 | 大水深用擁壁の施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7564078A JPS605736B2 (ja) | 1978-06-22 | 1978-06-22 | 大水深用擁壁の施工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS554411A JPS554411A (en) | 1980-01-12 |
JPS605736B2 true JPS605736B2 (ja) | 1985-02-13 |
Family
ID=13582038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7564078A Expired JPS605736B2 (ja) | 1978-06-22 | 1978-06-22 | 大水深用擁壁の施工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605736B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106906835A (zh) * | 2017-03-02 | 2017-06-30 | 中铁大桥局集团有限公司 | 一种深水沉井基础封底施工方法及封底混凝土检验装置 |
-
1978
- 1978-06-22 JP JP7564078A patent/JPS605736B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS554411A (en) | 1980-01-12 |
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