JPS6358965B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6358965B2
JPS6358965B2 JP58005236A JP523683A JPS6358965B2 JP S6358965 B2 JPS6358965 B2 JP S6358965B2 JP 58005236 A JP58005236 A JP 58005236A JP 523683 A JP523683 A JP 523683A JP S6358965 B2 JPS6358965 B2 JP S6358965B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caisson
caissons
breakwater
constructing
filled
Prior art date
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Application number
JP58005236A
Other languages
English (en)
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JPS59130905A (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP523683A priority Critical patent/JPS59130905A/ja
Publication of JPS59130905A publication Critical patent/JPS59130905A/ja
Publication of JPS6358965B2 publication Critical patent/JPS6358965B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B3/00Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
    • E02B3/04Structures or apparatus for, or methods of, protecting banks, coasts, or harbours
    • E02B3/06Moles; Piers; Quays; Quay walls; Groynes; Breakwaters ; Wave dissipating walls; Quay equipment

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Revetment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は防波堤の築造方法に関するものであ
る。
現在の防波堤築造には最大5000t程度のケーソ
ンが使用されている。このケーソンの基礎は海面
下20m程度、ケーソンの幅は25m程度である。こ
のようなケーソンよりも大きな物を製作、据付け
するには今迄の工法では限界にきており不可能で
ある。
即ち、1つのヤードで幅、長さ、高さの大きな
ケーソンを製作するには、フローテイングドツ
ク、或いは函台の巨大な物を必要とし、進水のた
めには大きな水深の場所を必要とする。又、深い
水深の所に防波堤を築造するには、多量の捨石が
必要である。従つて、現在の防波堤や岸壁のケー
ソンを据付ける場合は、殆ど据付けたケーソンの
天端が水面から出る物を据付けていた。
本発明の目的は防波堤の築造が予想される沿海
の深い水深の所に高く、幅の広い防波堤を築造す
ることにある。
本発明の防波堤の築造方法は、従来製作してい
た方形のケーソンの外側に突起部を設けた型のケ
ーソンを用い、このケーソンを据付ける時、各ケ
ーソンの突起部を噛み合せ、防波堤の強度を大き
くし、更に噛み合部に水中コンクリート及び中詰
材を詰めて、防波堤の強度を大きくし、このケー
ソンを据付ける時にケーソンの上に注水用パイ
プ、空気抜きパイプを設けた蓋を取付け、ケーソ
ンの重量を起重機船の吊能力に合うように調整し
ケーソンの重量に対して割合に小さな起重機船で
水中にて据付けられるようにし、各ケーソンの大
きさを変えたり、個数を変えたり、段数を変える
事により、防波堤の大きさを変え易いようにした
ことを特徴とする。
以下図面によつて本発明方法の実施例を説明す
る。
本発明においては先づ防波堤位置に、捨石1を
投入して、ケーソン据付区域を均す。
フローテイングドツク、或いは、陸上の函台で
従来の四角形のケーソンの前壁及び後壁を左右側
壁から外方に突出することによつて形成される突
起部2′を設け据付けた時に噛み合う形にした函
状のケーソン(H型ケーソン)2を製作して進水
せしめ、例えば第1図に示すようにこの上に注水
用パイプ3及び空気抜きパイプ4を設けた蓋5を
取り付ける。
このケーソン2を据付け位置に曳航して、起重
機船6で吊り、空気抜きパイプ4に付いているバ
ルブ7を開いてケーソン2内に注水用パイプ3に
より注水すると共に、ケーソン2の重量を、起重
機船6の吊能力に合つた重量にして、ケーソン2
を水中に沈下し、従来の方塊を据付ける方法でケ
ーソンの1段目を据付ける。
据付ける順序は、第2図イ,ロ,ハ,ニ,ホ,
ヘ,ト,チ,リ,ヌ,の順に噛み合せて行う。
1段目のケーソンが適当な数だけ据え付け終え
たら、ケーソン2内に砂等による中詰を行いケー
ソン2相互間の噛み合いにより形成された空間8
内に水中コンクリートを施工し、ケーソン2内及
びホとニ,ヌとリ位置のケーソン2間に形成され
る空間9内に石材等による中詰材を施工して、各
ケーソンの連結の強度を大きくする。
次に、2段目のケーソンの天端が、水上に出る
ケースでは第3図〜第5図に示すように従来のケ
ーソン据付け要領にて上下に据付け、上下のケー
ソンの前記空間8,9が互いに連通されるように
し、同じく第5図に示すように1段目のケーソン
据付後に施工した水中コンクリートの上部に連通
されるよう2段目のケーソンの空間8に水中コン
クリートを打設し、次いで2段目ケーソン内に砂
等による中詰材を施すと同時に第3図に示すよう
に1段目ケーソンの据付時に行つた空間9内に対
する石材等による中詰材の上部に連通されるよう
2段目のケーソンの空間9内に中詰材を施工し、
天端には、蓋コンクリート10を施工して、その
上に従来の方法で場所打コンクリート11を打設
する。上記工程で2段目ケーソンは底のないケー
ソンとすることもできる。
又、2段目のケーソンの天端が、水中に没する
ケースでは、1段目ケーソン据付け要領にて据付
け、水中コンクリート、中詰材を施工する。
尚、第3図に示すようにケーソン2を上下に積
重する場合、上部のケーソン2の底部に貫通孔1
2をあけておき、上部のケーソン2内に施工した
中詰材が下段のケーソン2内の中詰材と接続され
るようにして上下の結合を計つても良い。
又、各ケーソン2内の隔壁には施工上の都合で
通水孔または通気孔13を設けるのが好ましい。
更に、前記ケーソン相互間の空隙9は栗石によ
つて中詰するのが好ましい。
上記のように本発明によれば突起部2′を有す
るケーソン2が水平方向に噛み合され、上下方向
には水中コンクリート、中詰材の施工によつて強
固に結合された防波堤となし得るので、小さなケ
ーソンを複数個用いても強度的には充分な大断面
の防波堤を築造することができ、防波堤の幅にも
限界がなくケーソンの数により任意に変えること
ができ、防波堤の水中の高さもケーソンの段数を
変えるなどして容易に変えることができる。更
に、ケーソンが防波堤の大きさの割合に対して小
さくて済むのでケーソン製作場所が狭く、進水位
置が浅くても実現可能である。
又、ケーソンを据付ける時、ケーソンに蓋を設
け、ケーソンの浮力を利用するので、起重機船が
ケーソンの重量に対して小型でよく500t〜1000t
程度のケーソンは100t〜200t吊程度の起重機船で
据付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はケーソン設置状態説明図、第2図は設
置されたケーソンの横断平面図、第3図は第2図
のB−B線断面図、第4図は第2図のC−C線断
面図、第5図は第2図のD−D線断面図である。 1……捨石、2……ケーソン、2′……突起部、
3……注水用パイプ、4……空気抜きパイプ、5
……蓋、6……起重機船、7……バルブ、8,9
……空間、10……蓋コンクリート、11……場
所打コンクリート、12……貫通孔、13……通
水孔または通気孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 前壁及び後壁を左右側壁から外方に突出せし
    めて成る方形ケーソンを複数個、互いに隣接する
    方形ケーソンの前記前壁及び後壁の突出部が互い
    に前後に重なるよう組み合わせて海底に設置する
    工程と、互いに隣接するケーソン間に形成される
    空隙内に中詰を行う工程とより成ることを特徴と
    する防波堤の築造方法。 2 前記ケーソンが上下に多段に積重されている
    特許請求の範囲第1項記載の防波堤の築造方法。 3 前記ケーソン間の空隙に充填される中詰を栗
    石によつて行う特許請求の範囲第2項記載の防波
    堤の築造方法。 4 前記ケーソン間の空隙に充填される中詰を水
    中コンクリートによつて行う特許請求の範囲第1
    項記載の防波堤の築造方法。
JP523683A 1983-01-18 1983-01-18 防波堤の築造方法 Granted JPS59130905A (ja)

Priority Applications (1)

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JP523683A JPS59130905A (ja) 1983-01-18 1983-01-18 防波堤の築造方法

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JP523683A JPS59130905A (ja) 1983-01-18 1983-01-18 防波堤の築造方法

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Publication Number Publication Date
JPS59130905A JPS59130905A (ja) 1984-07-27
JPS6358965B2 true JPS6358965B2 (ja) 1988-11-17

Family

ID=11605556

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JP523683A Granted JPS59130905A (ja) 1983-01-18 1983-01-18 防波堤の築造方法

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Families Citing this family (5)

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FR2880367B1 (fr) * 2004-12-30 2008-10-10 Doris Engineering Digue portuaire artificielle
WO2017039254A1 (ko) * 2015-08-28 2017-03-09 한국해양과학기술원 오픈 셀 케이슨 구조물 및 시공 방법
KR102044966B1 (ko) * 2017-04-10 2019-11-15 한국해양과학기술원 오픈 셀 케이슨 구조물 및 시공 방법
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JPS52142814A (en) * 1976-05-24 1977-11-29 Obayashi Gumi Kk Sinking and burying construction of concrete block caisson
JPS56128829A (en) * 1980-03-15 1981-10-08 Penta Ocean Constr Co Ltd Formation for large size caisson

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS59130905A (ja) 1984-07-27

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