JPS605719Y2 - 回転電機の冷却装置 - Google Patents

回転電機の冷却装置

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JPS605719Y2
JPS605719Y2 JP5714879U JP5714879U JPS605719Y2 JP S605719 Y2 JPS605719 Y2 JP S605719Y2 JP 5714879 U JP5714879 U JP 5714879U JP 5714879 U JP5714879 U JP 5714879U JP S605719 Y2 JPS605719 Y2 JP S605719Y2
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JP
Japan
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coil
cooling
substrate
cooling device
rotating electrical
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JP5714879U
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English (en)
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JPS55158645U (ja
Inventor
信男 高井
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転電機の円筒形回転子のコイル端の冷却装置
に関するものである。
従来、回転電機の円筒形回転子においては、回転に伴う
遠心力によってコイル端が変形するのを防止するため、
通常、ガラスバインドテープ又はバインド線などにより
コイル端を巻回緊締している。
ところが高速回転機においては遠心力の増大に伴いコイ
ル端の緊締力を強くする必要があるため、ガラスバイン
ドテープの巻厚を増加して巻回しているので、その結果
、冷却風又は水素等の冷却ガス(以下、冷却気体という
)はコイル端の内周部より外周部へ通気せずコイル間に
おける冷却効果が低下し、コイル温度が上昇する欠点が
あった。
本考案は上記の従来の装置の欠点を除去することを目的
とするもので、コイル端のガラスバインドテープ積層部
を通過して、コイル端の内周部より外周部へ冷却気体が
通過できる冷却用部材をガラスバインドテープ等により
コイル端に巻回緊締した冷却装置を提供するものである
以下、本考案を図示する実施例について説明する。
第1実施例は第1図及び第2図示のように長方形の基板
1に2個の角形管2を固着するとともに、基板1に各角
形管2に通ずる貫通孔3を穿設する。
本実施例では角形管2を2個固着した例を図示している
が、固着する角形管の数は必ずしも2個に限らず、1個
ないしm個程度とする。
角形管2の周面に切り欠き4を削成し、ガラスバインド
テープ層がこの切り欠き4に食い込み、基板1及び角形
管2より成る冷却用部材が遠心力によって飛び出すのを
防止する。
なお、切り火き4は角形管の上部に左右それぞれ1箇所
に削成した例を図示しであるが、必ずしも1箇所に限ら
ず、適宜複数箇所に削成してもよい。
第2実施例は第3図及び第4図示のように、長方形の基
板5に1個の円管6を固着するとともに、基板5に円管
6に通ずる貫通孔7を穿設し、円管6の周面に切り欠き
8を削成した冷却用部材を図示している。
第1実施例と同様に、円管の固着数は1個ないしm個程
度とし、切り欠き8は冷却用部材の飛び出し防止用のも
ので削成個所は適宜複数個所とすることができる。
なお、上記各実施例では基板15の形状は長方形のもの
を示したが必ずしも長方形に限らず楕円形のものでもよ
い。
上記のような冷却用部材を第5図及び第6図示のように
、コイル端のコイル9の間隙に貫通孔が対応するように
載置し、ガラスバインドテープ10によってコイル端を
巻回緊締すれば、ガラスバインドテープ10は冷却用部
材の基板をコイル端に緊締するとともに切り欠きに食い
込み、冷却用部材をガラスバインドテープの積層ととも
に、コイル端に固く緊締する。
なお、11は鉄心、12は回転軸、13は送風用部材、
14は鉄心抑えである。
上記のように構成したコイル端は回転軸12の回転とと
もに回転し、冷却気体は第6図示のように、送風用部材
13により矢印aにて示すように通過するとともに、本
考案に係る冷却用部材により矢印すにて示すようにコイ
ル端の内周部より外周部に通過味その過程でコイルの発
生熱を吸収し、コイル端を冷却する作用をする。
以上述べたように本考案に係る回転電機の冷却装置によ
れば、簡単な構成の冷却用部材をコイル端にガラスバイ
ンドテープ等によって巻回緊締することによって、冷却
気体がコイル端の内周部より外周部へ通過しコイル間を
冷却するので、コイルの冷却効果を著しく向上すること
ができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案に係る回転電機の冷却装置の実施
例を示すもので、第1図は冷却用部材の第1実施例の平
面図、第2図は第1図の立面図、第3図は冷却用部材の
第2実施例の平面図、第4図は第3図の立面図、第5図
はコイル端に冷却用部材を載置した平面図、第6図は第
5図のA −A′断両立面図である。 1.5・・・・・・基板、2・・・・・・角形管、3,
7・・・・・・貫通孔、4,8・・・・・・切り欠き、
6・・・・・・円管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転電機の円筒形回転子のコイル端において、基板1,
    5に周面に切り欠き4,8を削成した角形管2又は円管
    6を固着するとともに、該基板1.5に該角形管2又は
    該円管6と通ずる貫通孔3.7を穿設した冷却用部材を
    、上記貫通孔3゜7がコイル9の間隙に対応するように
    載置し、コイル端を緊締するためのガラスバインドテー
    プ10又はバインド線により巻回緊締し、回転子鉄心の
    両端に設けた送風用部材13により冷却気体をコイル端
    の内周部より外周部に通気可能にしたことを特徴とする
    回転電機の冷却装置。
JP5714879U 1979-04-28 1979-04-28 回転電機の冷却装置 Expired JPS605719Y2 (ja)

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JP5714879U JPS605719Y2 (ja) 1979-04-28 1979-04-28 回転電機の冷却装置

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JPS55158645U JPS55158645U (ja) 1980-11-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2554429Y2 (ja) * 1990-10-09 1997-11-17 神鋼電機株式会社 円筒形交流発電機回転子巻線端部の冷却通風構造

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JPS55158645U (ja) 1980-11-14

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