JPS6246249Y2 - - Google Patents

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JPS6246249Y2
JPS6246249Y2 JP8350281U JP8350281U JPS6246249Y2 JP S6246249 Y2 JPS6246249 Y2 JP S6246249Y2 JP 8350281 U JP8350281 U JP 8350281U JP 8350281 U JP8350281 U JP 8350281U JP S6246249 Y2 JPS6246249 Y2 JP S6246249Y2
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JP
Japan
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yoke
laminated
core
rotor
stator
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JP8350281U
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JPS57195815U (ja
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転トランス(ブラシレス励磁装置)
の構造改良に関する。従来回転トランスの構成を
第1図、第2図について説明するに先づステータ
側は、ケーシング31の中に、予め別に巻回形成
されたステータコイル32を入れ、その両側から
鉄心ガイド33を前記ケーシング31の内径イン
ロー31Cに嵌合し、絶縁リング35を介して丸
抜き積層鉄心34が形成され両側からステータオ
サエ36で前記丸抜き積層鉄心34を前記鉄心ガ
イド33側え押えて締付けると同時にケーシング
31に固定している。そして前記鉄心ガイド33
に設けられた板コア積重ね用溝33aに前記ケー
シング31の中央切欠穴31bより板コアを嵌入
して積重ね、板コア積層ヨーク37が形成され、
その上にオサエフタ38が絶縁緩衝材39を介し
て前記切欠穴31bに蓋されている。次にロータ
側は、図示しないシヤフトに嵌合されるスパイダ
41に鉄心ガイド42を嵌装し絶縁リング46を
介して丸抜き積層鉄心45が形成され、両側から
ロータオサエ47で前記丸抜き積層鉄心45を前
記鉄心ガイド42側え押えて締付けると同時にス
パイダ41に固定している。そして前記鉄心ガイ
ド42に設けられた板コア積層ね用溝42aに板
コアが適当高さに積重ねられ、板コア積層ヨーク
43が形成されその外周に絶縁テープ等でバイン
ドが施されて後、コイルが巻回されロータコイル
48が形成されている。尚ステータ及びロータの
リード線32a及48aは各々前記丸抜き積層鉄
心34及び45のリード線用穴より引出されてい
る。以上のように従来の回転トランスは構成され
ている。 ところで上記従来の回転トランスは構成複雑に
して部品数多く原価が嵩む。又構造上、ケーシン
グにステータコイル、鉄心ガイド、丸抜き鉄心、
板コア積重ねと順次組込み、ロータ側もスパイダ
に鉄心ガイド、丸抜き鉄心、板コア積重ね、コイ
ル巻回の順に組立て行く、いわゆる直列的工程で
生産されるので製作日数が長くかかり、生産性向
上を阻害していた。更に又構造上、軸方向の通風
路が少ないため冷却効果がよくない。他に又ステ
ータ丸抜き積層鉄心及びステータオサエからケー
シングえ、或いはロータ丸抜き積層鉄心及びロー
タオサエからスパイダ、シヤフトえと漏洩磁束が
多いなど種々の問題があつた。 本考案は上記問題点に鑑み成されたもので構造
を簡単にして原価低減と生産性向上を図ると同時
に冷却効果が良く、且つ又、漏洩磁束の少ない回
転トランスを提係するにある。 以下に本考案の実施例について第3図、第4図
第5図を参照して説明する。先づステータ側、1
は環状のステータヨークホルダで、例えばエポキ
シ樹脂ガラス繊維積層板などの電気絶縁材より成
り、その内周放射方向に複数個のヨーク積重用溝
2aが設けられている。 そして、この左右二つのヨークホルダ1は、前
記ヨーク積重用溝2aの円周等分複数個所にセツ
トボルト7が貫通され、適当な軸方向の間隔をお
いて、ナツト8により、締付け保持される。
板コア積層ヨークで、前記ヨークホルダ1のヨー
ク積重用溝2aに電気鋼板を矩形に切断した板コ
アを竪に重ねて形成される。 3はステータコイルで、予め別にコイルを円筒
状に巻回して形成され、前記板コア積層ヨーク
の内周に嵌装される。は電動機鉄心などと同様
電気鋼板より丸環状にしかもその内外周放射方向
には複数の適当な巾と深さをもつた通風用スリツ
トが打抜かれた鉄心を前記板コア積層ヨーク
両端側の内周に積重ねて形成された丸抜き積層鉄
心である。 5はヨークセツタで、前記ヨークホルダ1と同
様の電気絶縁材より成り、前記板コア積層ヨーク
と丸抜き積層鉄心を密着させるため、第5図
に示す如く板コア積層ヨークの両端側角部に設
けた傾斜面S1に当接して、該板コア積層ヨーク
を丸抜き積層鉄心の外周側え押し付けるようテ
ーパT1を設けている。 6はステータオサエで、前記ヨークセツタ5と
共に前記、丸抜き積層鉄心の側面に密接して、
軸方向に貫通したセツトボルト7にナツト8を締
付けることによつて、ステータ全体を押えて支え
る。9はコイルスペーサで電気絶縁材より成り、
前記板コア積層ヨークのない空間を利用して、
円周略等分複数箇所のステータコイル3外周とス
テータヨークホルダ1内周との間に挿設されステ
ータコイル3を固定する。このように構成された
ステータ組立体は前記ステータオサエ6の外径を
ケーシング10の内径に嵌合してセツトされる。 次にロータ側について、21はロータヨークホ
ルダで、ステータヨークホルダと同様の電気絶縁
材より成り、外周放射方向に複数個のヨーク積重
用溝22aが設けられている。そしてこの左右二
つのヨークホルダ21は前記ヨーク積重用溝22
aの円周等分複数箇所にセツトボルト27が貫通
され、適当な軸方向の間隔をおいて、ナツト28
により締付け保持される。22は板コア積層ヨー
クで前記ヨークホルダ21のヨーク積重用溝22
aに、電気鋼板を矩形に切断した板コアを竪に重
ねて形成される。23はロータコイルで予め別に
コイルを円筒状に巻回して形成され、前記板コア
積層ヨーク22の外周に嵌装される。24は丸抜
き積層鉄心であり、電動機鉄心などと同様上記ス
テータ丸抜き鉄心と共に打抜かれしかもその外周
放射方向に複数の適当な巾と深さをもつた通風用
スリツトが同時に打抜かれ形成された鉄心を前記
板コア積層ヨーク22の両端側の外周に積重ねて
形成される。25はヨークセツタで前記ヨータホ
ルダ21と同様の電気絶縁材より成り、前記板コ
ア積層ヨーク22と丸抜き積層鉄心24を密着さ
せるため、第5図に示す如く板コア積層ヨーク
2の両端側角部に設けた傾斜面S2に当接して、該
板コア積層ヨーク22を丸抜き積層鉄心24の内
周側え押え付けるようテーパT2を設けている。
26はロータオサエで、前記ヨークセツタ25と
共に前記、丸抜き積層鉄心24の側面に密接し
て、軸方向に貫通したセツトボルト27にナツト
28を締付けることによつて、ロータ全体を押え
て支える。29はコイルスペーサで電気絶縁材よ
り成り、前記板コア積層ヨーク22のない空間を
利用して、円周略等分複数箇所のロータコイル2
3内周とロータヨークホルダ21外周との間に挿
設され、ロータコイル23を固定する。このよう
な構成のロータ組立体は前記ロータオサエ26の
内径にシヤフト20が嵌合され、図示しない軸受
によつて軸支されるものである。 以上のように構成された本考案による回転トラ
ンスは従来型に比し、次の如く効果を有する。 1 スパイダ、鉄心ガイド、オサエフタ等、多数
の機械加工部品を省略したので原価低減が成さ
れた。 2 ケーシングとステータ組立体、シヤフトとロ
ータ組立体の何れの各部品も並列的同時に製作
されて後一度に全組立をして完成されるので生
産性が向上した。 3 ロータ及びステータの両組立体において、板
コア積層ヨークのない空間、或いは、ロータヨ
ーク内周とシヤフト外周との空間、又、ステー
タヨーク外周とケーシング内周との空間には、
各々、ヨークセツタ及びオサエに設けられた風
孔を通じて、矢印の如く、軸方向に通風路が形
成されるので冷却効果が極めて高まつた。 4 ロータ及びステータ両組立体において、板コ
ア積層ヨークと丸抜き積層鉄心は、電気絶縁材
より成るヨークホルダとヨークセツタにより包
囲保持されているので、両鉄心間で形成される
磁気回路においての漏洩磁束は極めて少なく、
性能向上につながる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転トランスの縦断面図。第2
図は第1図のB−B矢視横断面図。第3図は本考
案による回転トランスの縦断面図。第4図は第3
図のA−A矢視横断面図。第5図は本考案による
回転トランスの一部ヨークセツタを説明するため
の断面図。 符号の説明、1……ステータヨータホルダ、
……ステータ板コア積層ヨーク、3……ステータ
コイル、……ステータ丸抜き積層鉄心、5……
ステータヨークセツタ、6……ステータオサエ、
7……ステータセツトボルト、8……ナツト、9
……ステータコイルスペーサ、10……ケーシン
グ、20……シヤフト、21……ロータヨータホ
ルダ、22……ロータ板コア積層ヨーク、23…
…ロータコイル、24……ロータ丸抜き積層鉄
心、25……ロータヨークセツタ、26……ロー
タオサエ、27……ロータセツトボルト、28…
…ナツト、29……ロータコイルスペーサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステータヨークホルダ1、該ヨークホルダ1の
    内周放射状に設けられた複数個のヨーク積重用溝
    2aに板コアを竪に重ねて構成される板コア積層
    ヨーク2、該ヨーク2の内周に嵌装されるステー
    タコイル3、該ステータコイル3の内側であり、
    前記板コア積層ヨーク2の両端の内周に丸抜き鉄
    心を積重ねて構成される丸抜き積層鉄心4、該丸
    抜き積層鉄心4を押えて締付けると同時に、前記
    板コア積層ヨーク2を丸抜き積層鉄心4に密着さ
    せるためのヨークセツタ5、該ヨークセツタ5の
    側面に密着して、ステータ全体を両側から締付け
    ると共に、その外径をケーシング10内径に嵌合
    するステータオサエ6、該ステータオサエ6と前
    記ヨークセツタ5とヨークホルダ1を軸方向に貫
    通して左右二つのヨークホルダ1の間隔を保持す
    ると同時に前記、丸抜き積層鉄心4とヨークセツ
    タ5とステータオサエ6を締付けてセツトするた
    めのセツトボルト7及びナツト8、前記ステータ
    コイル3の外周とヨークホルダ1の内周との間に
    挿設したコイルスペーサ9、より構成されるステ
    ータ組立体と、ロータヨークホルダ21、該ヨー
    クホルダ21の外周放射状に設けられた複数個の
    ヨーク積層用溝22aに板コアを竪に重ねて構成
    される板コア積層ヨーク22、該ヨーク22の外
    周に嵌装されるロータコイル23、該ロータコイ
    ル23の両側であり、前記板コア積層ヨーク22
    の両端の外周に丸抜き鉄心を積重ねて構成される
    丸抜き積層鉄心24、該丸抜き積層鉄心24を押
    えて締付けると同時に前記板コア積層ヨーク22
    を丸抜き積層鉄心24に密着させるためのヨーク
    セツタ25、該ヨークセツタ25の側面に密接し
    てロータを両側から締付けると共にその内径をシ
    ヤフト20に嵌合するロータオサエ26、該ロー
    タオサエ26と前記ヨークセツタ25とヨークホ
    ルダ21を軸方向に貫通して左右二つのヨークホ
    ルダ21の間隔を保持すると同時に前記丸抜き積
    層鉄心24とヨークセツタ25とロータオサエ2
    6を締付けてセツトするためのセツトボルト27
    及びナツト28、前記ロータコイル23の内周と
    ヨークホルダ21の外周との間に挿設したコイル
    スペーサ29、より構成されるロータ組立体と、
    から成る回転トランス。
JP8350281U 1981-06-05 1981-06-05 Expired JPS6246249Y2 (ja)

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JP8350281U JPS6246249Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05

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JPS57195815U JPS57195815U (ja) 1982-12-11
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