JPH0436211Y2 - - Google Patents

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JPH0436211Y2
JPH0436211Y2 JP1984126073U JP12607384U JPH0436211Y2 JP H0436211 Y2 JPH0436211 Y2 JP H0436211Y2 JP 1984126073 U JP1984126073 U JP 1984126073U JP 12607384 U JP12607384 U JP 12607384U JP H0436211 Y2 JPH0436211 Y2 JP H0436211Y2
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JP
Japan
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core
slot
iron core
sheet
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JP1984126073U
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はコンデンサ誘導電動機等の固定子鉄芯
に関する。
従来例の構成とその問題点 一般にコンデンサ誘導電動機等(以下電動機と
いう)は家電製品のフアンモータとして広く利用
されているが、この電動機に現在最も要求されて
いることは、近年の省エネルギー化の要請に沿つ
て効率を向上させることと、電動機固定子巻線の
組立作業の簡素化、自動化により電動機の価格を
下げることである。
従来、特に低価格の要求される電動機の固定子
鉄芯には、第6図に示すように継鉄部101とス
ロツト部102を分離し、スロツト部のエアーギ
ヤツプ側103には開口部を設けず、ボビン等に
巻いた巻線(図示せず)をスロツト部102の継
鉄側開口部104より挿入し、その後に継鉄部1
01をスロツト部102に圧入して磁気回路を形
成していた。この構成は、巻線作業が簡素化され
て電動機を低価格なものとすることができるが、
スロツト部102のエアーギヤツプ側103に開
口部を持たないために漏洩磁束が増大し、効率が
悪くなる問題点があつた。この種の鉄芯でスロツ
ト部102のエアーギヤツプ側103に開口部を
設けると効率が約10%改善されることが実験的に
明らかとなつている。
考案の目的 本考案は、これら従来の問題点に留意し低価格
性は維持しつつ効率の良い電動機の固定子鉄芯を
提供しようとするものである。
考案の構成 前記目的を達成するため、本考案は固定子をス
ロツト部鉄芯と、このスロツト部鉄芯の嵌合され
る継鉄部鉄芯に分割し、前記スロツト部鉄芯を、
欠除部により複数に分割して、分割片間に開口部
を形成した第1のコアーシートBと、前記欠除部
により分割されていない第2のコアーシートCと
を備え、積層される前記第1のコアーシートBの
両面に前記第2のコアーシートCを設け、クラン
プ手段により一体的に形成したものであり、スロ
ツト部エアーギヤツプ側の漏洩磁束の磁路を小さ
くして電動機の効率を向上するとともに、スロツ
ト部鉄芯を分割することによる電動機生産工程の
効率の低下を防止するようにしたものである。
実施例の説明 以下本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。第2図は電動機固定子鉄芯内施型の継鉄部の
コアーシートAを示し、第3図は電動機固定子鉄
芯のスロツト部の第1のコアーシートBを示し、
第4図は電動機固定子鉄芯のスロツト部の第2の
コアーシートCを示している。前記第1のコアー
シートBはエアーギヤツプ側203に欠除部20
5により分割され、分割片側に開口部をもち、第
2のコアーシートCはエアーギヤツプ側203に
欠除部205を持たない1ピース化されたコアー
シートとなつている。
前記第1のコアーシートBは多数枚積層され、
その両面に2枚の第2のコアーシートCを重ね、
さらに第5図に示したコアーシートB,Cに設け
た数箇所の突起206を凹部207に嵌め合わせ
てクランプしてスロツト部コアー202を構成し
ている。このスロツト部コアー202はコイルと
巻装したのち第1図に示すように電動機固定子鉄
芯の継鉄部201に圧入して組み合わされる上述
のような2種の形状の違う第1、第2のコアーシ
ートB,Cを選別積層してクランプすることは、
最近のオートクランプ方式の鉄芯製造装置におい
ては容易に可能である。
本実施例によるる電動機固定子鉄芯は上記のよ
うに構成されているので、巻線作業は従来例での
べたと同様ボビン等にほどこした巻線を電動機固
定子鉄芯スロツト部202に継鉄側の開口部20
4より挿入し、その後電動機固定子鉄芯継鉄部2
01を、スロツト部202に圧入すればよく、極
めて低価格の電動機を提供できる。すなわち、単
にスロツト部を分離したのみでは、その後にこの
スロツト部を何らかの方法にて正確にエアーギヤ
ツプを形成できる形に保持する必要があり、その
手間および精度の維持は大変に生産効率の低下と
なるが、本考案ではスロツト部鉄芯がクランプ手
段により一体的に形成されているので、その生産
工程は基本的に、従来のこの種のモータの加工工
程を維持することができる。また電動機鉄芯スロ
ツト部202のエアーギヤツプ側203は、開口
部205を持つコアーシートBで鉄芯長のほとん
どの部分が積層されているため従来のエアーギヤ
ツプ側に開口部を全く持つていない鉄芯に比較し
て洩れ磁束を大巾に少なくすることができ、した
がつて効率の向上を図ることができる。
考案の効果 上記の実施例の説明より明らかなるように本考
案によれば固定子をスロツト部鉄芯と、このスロ
ツト部鉄芯の嵌合される継鉄部鉄芯に分割し、ス
ロツト部鉄芯をエアーギヤツプ側に開口部を設け
たコアーシートを、前記開口部を設けていないコ
アーシートを用いて一体的に形成しているので、
巻線作業面においては、スロツト部鉄芯の継鉄部
側開口部より容易に巻線が挿入できると共に、ス
ロツト部鉄芯のエアーギヤツプ側にも開口部を有
するため磁束の洩れが少なく、電動機特性が向上
する。
また、スロツト部鉄芯を一体化するのに、スロ
ツト部鉄芯を構成するコアーシートと同一材質の
コアーシートを用いて一体化が可能であるので、
他の部材を用いて一体化するものに比較して加工
性が向上する効果のある電動機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の電動機固定子鉄芯
の斜視図、第2図は同電動機固定子鉄芯のコアー
シートAの平面図、第3図はコアーシートBの平
面図、第4図は同コアーシートCの平面図、第5
図は同オートクランプ部断面図、第6図は従来の
電動機固定子鉄芯の斜視図である。 201……継鉄部鉄芯、202……スロツト部
コアー、205……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定子をスロツト部鉄芯と、このスロツト部鉄芯
    の嵌合される継鉄部鉄芯に分割し、前記スロツト
    部鉄芯を、欠除部により複数に分割して、分割片
    間に開口部を形成した第1のコアーシートBと、
    前記欠除部により分割されていない第2のコアー
    シートCとを備え、積層される前記第1のコアー
    シートBの両面に前記第2のコアーシートCを設
    け、クランプ手段により一体的に形成した電動機
    の固定子鉄芯。
JP12607384U 1984-08-20 1984-08-20 電動機の固定子鉄芯 Granted JPS6141343U (ja)

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JP12607384U JPS6141343U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 電動機の固定子鉄芯

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JPS6141343U JPS6141343U (ja) 1986-03-15
JPH0436211Y2 true JPH0436211Y2 (ja) 1992-08-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271088A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Ckd Corp アウターロータ用固定子
JP2007116778A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Ckd Corp アウターロータ用固定子

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JPS4329856Y1 (ja) * 1966-07-12 1968-12-07
JPS5712378A (en) * 1980-05-27 1982-01-22 Hughes Aircraft Co Side lobe eliminating system
JPS57160341A (en) * 1981-03-26 1982-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd Laminated core for motor

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