JPS6056970A - 2−アミノ−4−置換チアゾ−ルの製造方法 - Google Patents
2−アミノ−4−置換チアゾ−ルの製造方法Info
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- JPS6056970A JPS6056970A JP58165020A JP16502083A JPS6056970A JP S6056970 A JPS6056970 A JP S6056970A JP 58165020 A JP58165020 A JP 58165020A JP 16502083 A JP16502083 A JP 16502083A JP S6056970 A JPS6056970 A JP S6056970A
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- Japan
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- thiourea
- amino
- formula
- compound
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は農薬、医薬及び染料の中間体として、重要な化
合物である、2−アミノ−4−置換チアゾールの製造方
法に関する。
合物である、2−アミノ−4−置換チアゾールの製造方
法に関する。
更に詳しくは、脂肪族低級アルコール及び有機性塩基触
媒存在下に、チオ尿素と一般式CI)、1 x −CH,−C−R(I) 〔式(I)中Xは、塩素原子、臭素原子、ミ尖素原子を
表わし、Rは炭素数1〜6のアルキル基又はフェニル基
を表わす。〕 で示される、α−ハロゲノケトンとを反応させることを
特徴とする一般式(6)、 〔式(2)中Rは、式(I)と同じ〕 で示される2−アミノ−4−置換チアゾールの製造方法
に関する。
媒存在下に、チオ尿素と一般式CI)、1 x −CH,−C−R(I) 〔式(I)中Xは、塩素原子、臭素原子、ミ尖素原子を
表わし、Rは炭素数1〜6のアルキル基又はフェニル基
を表わす。〕 で示される、α−ハロゲノケトンとを反応させることを
特徴とする一般式(6)、 〔式(2)中Rは、式(I)と同じ〕 で示される2−アミノ−4−置換チアゾールの製造方法
に関する。
従来、2−アミノ−4−置換チアゾールy]l−製造す
る方法は、水を溶媒とした不均一反応系で、水酸化ナト
リウム又は水酸化カリウムを用いて、チオ尿素とα−ハ
ロゲノケトンとを反応させ、続いて有機溶媒で抽出し、
その後蒸留により、単離するという方法が採用されてい
た。その具体例として、2−アミノ−4−メチルチアゾ
ールの合成方法が、オルガニック、シンセシス・コレク
ティブポルニームIf (Organic 5ynth
eses″CoCo11ectiveVolu 233
1ページに記載されている。
る方法は、水を溶媒とした不均一反応系で、水酸化ナト
リウム又は水酸化カリウムを用いて、チオ尿素とα−ハ
ロゲノケトンとを反応させ、続いて有機溶媒で抽出し、
その後蒸留により、単離するという方法が採用されてい
た。その具体例として、2−アミノ−4−メチルチアゾ
ールの合成方法が、オルガニック、シンセシス・コレク
ティブポルニームIf (Organic 5ynth
eses″CoCo11ectiveVolu 233
1ページに記載されている。
しかし、この方法では理論収率が70〜75%と低く工
業的には不充分であると共に、有機溶媒による抽出、そ
して有機溶媒の留去という工業的には非常に面倒な操作
を含んでいる。特に抽出には、ジエチルエーテルなどの
、低沸点エーテル類を有機溶媒に用いているため、工業
的には採用し難い方法である。また本発明者らは、ジエ
チルエーテルの代りに工業的に使用出来るベンゼンを抽
出溶媒として用いてみたが、抽出能力が不足しており、
大量のベンゼンを使用しても完全な抽出は困難であった
。
業的には不充分であると共に、有機溶媒による抽出、そ
して有機溶媒の留去という工業的には非常に面倒な操作
を含んでいる。特に抽出には、ジエチルエーテルなどの
、低沸点エーテル類を有機溶媒に用いているため、工業
的には採用し難い方法である。また本発明者らは、ジエ
チルエーテルの代りに工業的に使用出来るベンゼンを抽
出溶媒として用いてみたが、抽出能力が不足しており、
大量のベンゼンを使用しても完全な抽出は困難であった
。
以上の様に従来より用いられていた製造方法は、工業化
のためには、多くの問題を含んでいた。
のためには、多くの問題を含んでいた。
そこで本発明者らは、鋭意検討の結果、本発明に到達し
たものであり、本発明を実施することにより、2−アミ
ノ−4−置換チアゾールの理論収率が8−5〜95%と
高くして得られると共に、反応液ンそのまま次の反応に
用いたり、または反応溶媒である脂肪族低級アルコール
を蒸留回収した後に残る結晶乞、水洗するだけで純度の
高い精2−アミ/−4−置換チアゾールを単離できるよ
うになった。
たものであり、本発明を実施することにより、2−アミ
ノ−4−置換チアゾールの理論収率が8−5〜95%と
高くして得られると共に、反応液ンそのまま次の反応に
用いたり、または反応溶媒である脂肪族低級アルコール
を蒸留回収した後に残る結晶乞、水洗するだけで純度の
高い精2−アミ/−4−置換チアゾールを単離できるよ
うになった。
たとえば、2−アミノ−4−置換iアリールは主にアゾ
分散染料、またはジスアゾ分散染料の中間体に用いらn
ているが、本発明で得られた2−アミノ−4−置換チア
ゾールは、アルコール溶媒に均一に溶解しているので、
反応液は反応溶液のまま用いて芳香族アミンのジアゾニ
ウム塩と反応させれば、ジアゾール環の5位にアゾ基を
有する2−アミノ−4−置換−5−アリールアゾチアゾ
ールを高純度で合成することが出来る。他方上記Org
% 5yntheses 記載の公知方法にて生成した
不均一な反応液を、このカップリングに用いると生成物
がタール状になりかつ純度が低くなる。
分散染料、またはジスアゾ分散染料の中間体に用いらn
ているが、本発明で得られた2−アミノ−4−置換チア
ゾールは、アルコール溶媒に均一に溶解しているので、
反応液は反応溶液のまま用いて芳香族アミンのジアゾニ
ウム塩と反応させれば、ジアゾール環の5位にアゾ基を
有する2−アミノ−4−置換−5−アリールアゾチアゾ
ールを高純度で合成することが出来る。他方上記Org
% 5yntheses 記載の公知方法にて生成した
不均一な反応液を、このカップリングに用いると生成物
がタール状になりかつ純度が低くなる。
これらを従来の方法と比較し、本発明の有利な点2表に
示すと以下のとおりである。
示すと以下のとおりである。
理論収率(%)70〜75% 85〜95%単離方法
抽出及び蒸留が 不要または水洗必要 のみで可 本発明に用いる脂肪族低級アルコールとしては、メタノ
ール、エタノール、n−プロパツール、tso−プロパ
ツール、n−ブタノール、1so−ブタノールなどが挙
げられ、有機性塩基としては、とリジン、ピペリジン、
モルホリン、ジメチルホルムアミド、トリエチルアミン
、ジエチルアミン、などの有機アミンが挙げられる。
抽出及び蒸留が 不要または水洗必要 のみで可 本発明に用いる脂肪族低級アルコールとしては、メタノ
ール、エタノール、n−プロパツール、tso−プロパ
ツール、n−ブタノール、1so−ブタノールなどが挙
げられ、有機性塩基としては、とリジン、ピペリジン、
モルホリン、ジメチルホルムアミド、トリエチルアミン
、ジエチルアミン、などの有機アミンが挙げられる。
ま1.Hd−ハロゲノケトンとしては、d−クロルアセ
トン、α−ブロムアセトン、d−ヨウドアセトン、1−
クロル−2−ブタノン、l−ブロム−2−ブタノン、1
−クロル−2−ペンタノン、1−クロル−2−ヘキサノ
ン、α−クロルアセトフエノン、σ−ブロムアセトフェ
ノン、などが挙げらむ、こむらはチアゾール環の4位に
導入する置換基により適宜選択される。
トン、α−ブロムアセトン、d−ヨウドアセトン、1−
クロル−2−ブタノン、l−ブロム−2−ブタノン、1
−クロル−2−ペンタノン、1−クロル−2−ヘキサノ
ン、α−クロルアセトフエノン、σ−ブロムアセトフェ
ノン、などが挙げらむ、こむらはチアゾール環の4位に
導入する置換基により適宜選択される。
これらの化合物は入手が容易であり、これらを用いて行
な5本発明方法の合成は、チオ尿素を脂肪族低級アルコ
ールに懸濁し、α−ハロゲノケトンを加え、その後2〜
5時間40〜80゛Cに保つ。
な5本発明方法の合成は、チオ尿素を脂肪族低級アルコ
ールに懸濁し、α−ハロゲノケトンを加え、その後2〜
5時間40〜80゛Cに保つ。
続いて、有機性塩基触媒を加え、40〜80°Cにて1
〜3時間反応ンすることにより、終了する0脂肪族像級
アルコールの使用量とじてを工、チオ尿素の1〜10重
量倍が好ましく、α−ハロゲノケトンの使用量は、チオ
尿素の08〜1.2モル比が好ましく、有機性塩基の使
用量は0.1〜1.0モル比が好ましい。
〜3時間反応ンすることにより、終了する0脂肪族像級
アルコールの使用量とじてを工、チオ尿素の1〜10重
量倍が好ましく、α−ハロゲノケトンの使用量は、チオ
尿素の08〜1.2モル比が好ましく、有機性塩基の使
用量は0.1〜1.0モル比が好ましい。
以上の様にして、合成した2−アミノ−4−置換チアゾ
ールは、反応液のまま体の工程に使用しても上記したよ
うに充分な純度を有している。しかし、単離な必要とす
れば20 sn Hg〜760龍Hgにおいて脂肪族ア
ルコールを留去した後、析出した結晶を水洗することに
より単離が出来る。
ールは、反応液のまま体の工程に使用しても上記したよ
うに充分な純度を有している。しかし、単離な必要とす
れば20 sn Hg〜760龍Hgにおいて脂肪族ア
ルコールを留去した後、析出した結晶を水洗することに
より単離が出来る。
次に、本発明を実施例によって更に詳しく説明するが、
本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定
されるものではない。
本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定
されるものではない。
実施例中、「部」とあるのは「重量部」!示し、「%」
とあるのは重量「%」を示す。
とあるのは重量「%」を示す。
〔実施例−1〕
メタノール100部に、チオ尿素38部を懸濁させ、モ
ノクロルアセトン46部を滴下すると発熱し、均一溶液
となった。60°Cで3時間保温した後、ピリジン27
部を加え、60’0で1時間保温し、2−アミ/−4−
メチルチアゾール54部を含む溶液を得た。収率95%
(チオ尿素基準)。
ノクロルアセトン46部を滴下すると発熱し、均一溶液
となった。60°Cで3時間保温した後、ピリジン27
部を加え、60’0で1時間保温し、2−アミ/−4−
メチルチアゾール54部を含む溶液を得た。収率95%
(チオ尿素基準)。
つぎにこの反応溶液に、アニリンのジアゾニウム塩を反
応させると、染料中間体である2−アミ/−4−メチル
−5−フェニルアゾチアゾール87部が得らj′した。
応させると、染料中間体である2−アミ/−4−メチル
−5−フェニルアゾチアゾール87部が得らj′した。
〔実施例−2〕
エタノール200部に、チオ尿素38部ン懸濁させ、1
−ブロム−2−ブタノン7゛5部を滴下すると発熱し均
一溶液となった。80℃で2時間保温した後、トリエチ
ルアミン20部を加え80℃′で3時間反応させ反応を
終了させた。
−ブロム−2−ブタノン7゛5部を滴下すると発熱し均
一溶液となった。80℃で2時間保温した後、トリエチ
ルアミン20部を加え80℃′で3時間反応させ反応を
終了させた。
ついで20 朋Hgの減圧下にエタノールを留去して、
析出した結晶なO’Qの冷水20部で水洗し、2−アミ
ノ−4−エチルチアゾール55部を得た。
析出した結晶なO’Qの冷水20部で水洗し、2−アミ
ノ−4−エチルチアゾール55部を得た。
収率85%(チオ尿素基準)。
〔実施例−3〕
イソプロパツール200部に、チオ尿素38部を懸濁さ
せ、α−ブロムアセトフェノン100部を徐々に加え、
90゛Oにて2時間保温した後、ピペリジン30部を加
え、90℃で5時間反応させ2−アミノ−4−フェニル
チアゾール79部を含む溶液ン得た。収率90%(チオ
尿素基準)。
せ、α−ブロムアセトフェノン100部を徐々に加え、
90゛Oにて2時間保温した後、ピペリジン30部を加
え、90℃で5時間反応させ2−アミノ−4−フェニル
チアゾール79部を含む溶液ン得た。収率90%(チオ
尿素基準)。
特許出願人
三井東圧化学株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式(I) x −CH,−C−R(I) 1 〔式(1)中、)(GX塩素、臭素、s大索原子を表わ
し、Rは炭素数1〜6のアルキル基またはフェニル基ン
表わす。〕 で示されるα−ハロゲノケトンと、チオ尿素とt反応さ
せて、一般式(6) 〔式(2)中、R1X式(0中のRと同じ。〕で示され
る2−アミノチアゾール類の製造法において、脂・肪族
低級アルコーノペ及び有機性塩濡触媒の存在下に反応さ
せることを特徴とする2−アミノ−4−置換チアゾール
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58165020A JPS6056970A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 2−アミノ−4−置換チアゾ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58165020A JPS6056970A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 2−アミノ−4−置換チアゾ−ルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6056970A true JPS6056970A (ja) | 1985-04-02 |
Family
ID=15804312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58165020A Pending JPS6056970A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 2−アミノ−4−置換チアゾ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056970A (ja) |
-
1983
- 1983-09-09 JP JP58165020A patent/JPS6056970A/ja active Pending
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