JPS6055680A - ジヨセフソン集積回路 - Google Patents
ジヨセフソン集積回路Info
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- JPS6055680A JPS6055680A JP58163218A JP16321883A JPS6055680A JP S6055680 A JPS6055680 A JP S6055680A JP 58163218 A JP58163218 A JP 58163218A JP 16321883 A JP16321883 A JP 16321883A JP S6055680 A JPS6055680 A JP S6055680A
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- Japan
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- film
- integrated circuit
- josephson integrated
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- josephson
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- Pending
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- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、極低温で使用するジョセフソン集積回路に係
シ、特に回路の冷却効率全改善した高集積化に好適なジ
ョセフソン集積回路の構造に関する。
シ、特に回路の冷却効率全改善した高集積化に好適なジ
ョセフソン集積回路の構造に関する。
従来のジョセフソン集積回路は、厚さ0.3〜0.5m
の絶縁物基板上に作製され、回路全体は厚さ500〜2
0001mの絶縁物より成る保護膜におおわれていた。
の絶縁物基板上に作製され、回路全体は厚さ500〜2
0001mの絶縁物より成る保護膜におおわれていた。
ジョセフソン集積回路では、主にAuI”2hるいはM
O等で構成される薄膜抵抗体において発熱が生じ、その
大きさは1mWZcrlの程度に達する。この発熱は局
所的とは言え、大きな値である。従来のジョセフソン集
積回路では、これらの熱は主に基板及び保護膜中全伝播
し、液体1(eなどの冷媒によって吸収されている。熱
の伝播は、例えば保護膜中では膜面に垂直方向が主であ
り、従って熱交換は主に発熱部分の直上に限られる。こ
のため、回路中に発熱の大小などの差による温度分布が
生じ、ジョセフソン接合素子の特性、あるいは抵抗体の
抵抗値が見かけ上ばらつき、また液体)1eが核沸騰を
起こして気泡が生じ冷却の効率が低下して、正常な回路
動作を害するという問題があった。
O等で構成される薄膜抵抗体において発熱が生じ、その
大きさは1mWZcrlの程度に達する。この発熱は局
所的とは言え、大きな値である。従来のジョセフソン集
積回路では、これらの熱は主に基板及び保護膜中全伝播
し、液体1(eなどの冷媒によって吸収されている。熱
の伝播は、例えば保護膜中では膜面に垂直方向が主であ
り、従って熱交換は主に発熱部分の直上に限られる。こ
のため、回路中に発熱の大小などの差による温度分布が
生じ、ジョセフソン接合素子の特性、あるいは抵抗体の
抵抗値が見かけ上ばらつき、また液体)1eが核沸騰を
起こして気泡が生じ冷却の効率が低下して、正常な回路
動作を害するという問題があった。
本発明の目的は、ジョセフソン集積回路の冷却方法を改
善すること、具体的には回路の保護膜の構造及び材料を
改善することにより、安定な動作の得られる高集積度の
ジョセフソン集積回路を提供することにある。
善すること、具体的には回路の保護膜の構造及び材料を
改善することにより、安定な動作の得られる高集積度の
ジョセフソン集積回路を提供することにある。
上記目的を達成するだめの本発明の特徴は、従来技術の
欠点であった回路の保護膜を通しての熱伝播及び熱交換
効率の悪さを改善するために、従来は絶縁物のみによっ
て構成されていた保護膜の最上部又は中間部分に金属層
を設けたことにある。
欠点であった回路の保護膜を通しての熱伝播及び熱交換
効率の悪さを改善するために、従来は絶縁物のみによっ
て構成されていた保護膜の最上部又は中間部分に金属層
を設けたことにある。
以下、本発明を実施例に従って詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例によるジョセフソン集積回路の
一部分である。厚さ0.4 mのSi基板1を1100
Cで熱酸化して表面に厚さ700 nmのSiO2層2
を形成した。次いでマグネトワンスバッタリング法によ
シ厚さ約300 nmのNb膜より成るグランドプレー
ン3を形成した。Arイオンエツチング法によってグラ
ンドプレーン3を加工し、次いで厚さ約300 nmの
絶縁膜を形成する。抵抗体4としてMOを約1501m
R,Fスパッタリング法により堆積させたのち、Arイ
オンエツチング法で加工した。ついで′厚さ約200n
mのNb薄膜よ構成る下部電極5、厚さ約250nmの
SiO膜よ構成シジョセフソン接合の面積を決める開口
部を有する層間絶縁膜6、厚さ約4nmのNbzOs
より成るトンネル障壁層7、厚さ約5QQnmのPb−
In5%合金ヨシ成ル構成電極8、を形成した。StO
及びPb−In5チ合金の薄膜はそれぞれ抵抗加熱法に
よって成膜し、リフトオフ法によシ加工した。次にこの
回路の全面に約500 nmの5io9と約300nm
のAtl0の2層膜よ構成る保護膜を設けた。以上によ
シ本発明のジョセフソン集積回路を実現することができ
た。このジョセフソン集積回路を液体1(eに浸して冷
却し、回路の動作を行ったところ、仮にSiO膜面内に
は熱の分布があってもA/、膜中を熱が伝播することか
ら、液体1(eとの界面においてはHeが核沸騰を引き
起こす0.5〜0.8mW/cJよシも小さい熱の集中
におさえることができるため、LSIチップ上に)le
の気泡が生じて、熱交換効率を低下させるようなことは
−切なかったばかりでなく、LSIチップ全体の温度分
布を小さくできるため、ジョセフソン接合素子および抵
抗体の特性ばらつきを抑えることができ、安定な動作を
実現することができた。また本実施例では2層の保護膜
を回路の全面に設けたが、特に発熱の大きい回路部分に
限定しても、冷却効率を十分に改善することができた。
一部分である。厚さ0.4 mのSi基板1を1100
Cで熱酸化して表面に厚さ700 nmのSiO2層2
を形成した。次いでマグネトワンスバッタリング法によ
シ厚さ約300 nmのNb膜より成るグランドプレー
ン3を形成した。Arイオンエツチング法によってグラ
ンドプレーン3を加工し、次いで厚さ約300 nmの
絶縁膜を形成する。抵抗体4としてMOを約1501m
R,Fスパッタリング法により堆積させたのち、Arイ
オンエツチング法で加工した。ついで′厚さ約200n
mのNb薄膜よ構成る下部電極5、厚さ約250nmの
SiO膜よ構成シジョセフソン接合の面積を決める開口
部を有する層間絶縁膜6、厚さ約4nmのNbzOs
より成るトンネル障壁層7、厚さ約5QQnmのPb−
In5%合金ヨシ成ル構成電極8、を形成した。StO
及びPb−In5チ合金の薄膜はそれぞれ抵抗加熱法に
よって成膜し、リフトオフ法によシ加工した。次にこの
回路の全面に約500 nmの5io9と約300nm
のAtl0の2層膜よ構成る保護膜を設けた。以上によ
シ本発明のジョセフソン集積回路を実現することができ
た。このジョセフソン集積回路を液体1(eに浸して冷
却し、回路の動作を行ったところ、仮にSiO膜面内に
は熱の分布があってもA/、膜中を熱が伝播することか
ら、液体1(eとの界面においてはHeが核沸騰を引き
起こす0.5〜0.8mW/cJよシも小さい熱の集中
におさえることができるため、LSIチップ上に)le
の気泡が生じて、熱交換効率を低下させるようなことは
−切なかったばかりでなく、LSIチップ全体の温度分
布を小さくできるため、ジョセフソン接合素子および抵
抗体の特性ばらつきを抑えることができ、安定な動作を
実現することができた。また本実施例では2層の保護膜
を回路の全面に設けたが、特に発熱の大きい回路部分に
限定しても、冷却効率を十分に改善することができた。
さらに保護膜に用いる金属層にはここで述べたAtの他
にC’ HA g * I ” +Nb、Pb合金等を
用いても同様の効果があったが、特にCuを用いた場合
には、上層に厚さ約3 Q nmのALIを蒸着するこ
とによって、耐食性が向上し、保護膜としての機能を高
めることができた。同様の目的で金属層の上層にさらに
絶縁物膜を設け3層構造の保護膜を行っても同じ効果が
得られた。
にC’ HA g * I ” +Nb、Pb合金等を
用いても同様の効果があったが、特にCuを用いた場合
には、上層に厚さ約3 Q nmのALIを蒸着するこ
とによって、耐食性が向上し、保護膜としての機能を高
めることができた。同様の目的で金属層の上層にさらに
絶縁物膜を設け3層構造の保護膜を行っても同じ効果が
得られた。
また第2図に示したごとく、2層構造の保護膜の金属層
にNb又はpb金合金を用いた場合には、これらの超電
導薄膜が磁気じゃへい膜としての機能をも有するため、
第1図においては用いていたブラングプレーン3を省略
することができる。
にNb又はpb金合金を用いた場合には、これらの超電
導薄膜が磁気じゃへい膜としての機能をも有するため、
第1図においては用いていたブラングプレーン3を省略
することができる。
なお、本実施例では、保護膜の絶縁物材料としてStO
を用いたが、8jO2,8j、Geを用いても同様の効
果を得た。さらにSiOの代わシにAt 20 s を
用いれば、At203 が極低温で大きな熱伝導率を有
するため、LSIの温度分布をさらに小さくすることが
できた。
を用いたが、8jO2,8j、Geを用いても同様の効
果を得た。さらにSiOの代わシにAt 20 s を
用いれば、At203 が極低温で大きな熱伝導率を有
するため、LSIの温度分布をさらに小さくすることが
できた。
以上述べた様に、本発明によれば従来技術の欠点を改善
して、安定に動作する高集積度のジョセフソン集積回路
を実現することができた。
して、安定に動作する高集積度のジョセフソン集積回路
を実現することができた。
本発明によれば、液体He等の冷媒に浸して使用するジ
ョセフソン集積回路において、発熱部分からの熱の伝播
効率を向上させることができ、従ってLSI全体の温度
分布を小さくシ、またLSI上で)leが核沸騰を起こ
さずに熱効換を行うことができる限度以上の熱の流れが
生じることも防止できるために、安定に動作する高集積
ジョセフソン集積回路を実現できる効果がある。
ョセフソン集積回路において、発熱部分からの熱の伝播
効率を向上させることができ、従ってLSI全体の温度
分布を小さくシ、またLSI上で)leが核沸騰を起こ
さずに熱効換を行うことができる限度以上の熱の流れが
生じることも防止できるために、安定に動作する高集積
ジョセフソン集積回路を実現できる効果がある。
第1図および第2図は、本発明の一実施例によるジョセ
フソン集積回路の一部を示す断面図である。 1・・・Si基板、2・・・S’02、a・・・グラン
ドプレー/、4・・・抵抗体、5・・・下部電極、6・
・・絶縁膜、700.トンネル障壁層、8・・・上部電
極、9・・・SiO。
フソン集積回路の一部を示す断面図である。 1・・・Si基板、2・・・S’02、a・・・グラン
ドプレー/、4・・・抵抗体、5・・・下部電極、6・
・・絶縁膜、700.トンネル障壁層、8・・・上部電
極、9・・・SiO。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、回路の全部又は一部分に、絶縁物あるいは半導体と
金属とから成る2層以上の多層膜で構成された保護膜を
設けたことを特徴とするジョセフソン集積回路。 2、特許請求の範囲第1項に記載のジョセフソン集積回
路において、上記保護膜を構成する金属は、A t+
C’ * A g T A ” t N b e P
b合金の群よシ選ばれた1つ以上の材料よ構成ることを
特徴とするジョセフソン集積回路。 3、特許請求の範囲第1項に記載のジョセフソン集積回
路において、上記保護膜を構成する絶縁物は、S lo
+ 8 ’02 、 A120Bの群よシ選ばれた材料
より成ることを特徴とするジョセフソン集積回路。 4、特許請求の範囲第1項に記載のジョセフソン集積回
路において、上記保護膜を構成する半導体は、Si又は
Geを主成分とすることを特徴セフンン集積回路におい
て、保護膜を構成する金属に超電導材料であるNb又は
pb金合金用い、これを接地して、磁気じゃへい膜の機
能を持たせたことを特徴とするジョセフソン集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58163218A JPS6055680A (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | ジヨセフソン集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58163218A JPS6055680A (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | ジヨセフソン集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6055680A true JPS6055680A (ja) | 1985-03-30 |
Family
ID=15769549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58163218A Pending JPS6055680A (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | ジヨセフソン集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6055680A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009127365A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 引戸 |
-
1983
- 1983-09-07 JP JP58163218A patent/JPS6055680A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009127365A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 引戸 |
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