JPS6055229B2 - パイプ材の接合方法 - Google Patents
パイプ材の接合方法Info
- Publication number
- JPS6055229B2 JPS6055229B2 JP7982481A JP7982481A JPS6055229B2 JP S6055229 B2 JPS6055229 B2 JP S6055229B2 JP 7982481 A JP7982481 A JP 7982481A JP 7982481 A JP7982481 A JP 7982481A JP S6055229 B2 JPS6055229 B2 JP S6055229B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- joined
- joint
- welding
- pipe materials
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
- B23K11/02—Pressure butt welding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、パイプ製家具例えばパイプ製椅子のパイプ
フレーム等の製作に際して、鋼製パイプをT字状等に接
合する方法に関するものである。
フレーム等の製作に際して、鋼製パイプをT字状等に接
合する方法に関するものである。
従来、上記のような場合のパイプの接合は、一方のパイ
プの端面を他方のパイプの外径に適合した凹弧状に成形
したのち、該パイプの周面に突き合わせて周縁を溶接し
たり、あるいはパイプ端の周壁を僅かに内方に断面円弧
状に押潰したのち、該パイプ端を他方のパイプ周面に突
き合わせてパット溶接を施すことにより行われていた。
しかしこれらの方法によるときは、接合強度に不安が残
り溶接肉盛りして強度を補わなければならないとか、溶
接部の仕上補修に手間がかかる等の欠点があつた。この
発明は、パット溶接による接合手法の独自の改善により
、従来法より一層速やかに確実な溶接を行い得て、優れ
た接合強度を得ることができる方法を提示しようとする
ものである。
プの端面を他方のパイプの外径に適合した凹弧状に成形
したのち、該パイプの周面に突き合わせて周縁を溶接し
たり、あるいはパイプ端の周壁を僅かに内方に断面円弧
状に押潰したのち、該パイプ端を他方のパイプ周面に突
き合わせてパット溶接を施すことにより行われていた。
しかしこれらの方法によるときは、接合強度に不安が残
り溶接肉盛りして強度を補わなければならないとか、溶
接部の仕上補修に手間がかかる等の欠点があつた。この
発明は、パット溶接による接合手法の独自の改善により
、従来法より一層速やかに確実な溶接を行い得て、優れ
た接合強度を得ることができる方法を提示しようとする
ものである。
而して、この発明は、互いに接合すべき少なくとも一方
のパイプの端部周壁を内方に断面円弧状に縮径させて開
口端を閉口せしめることによりはぼ球面状の接合部を形
成し、次いで該接合部を他方のパイプの接合部に突き合
わせてほぼ点接触状態にし、溶接電流を通じてパット溶
接することを特徴とするパイプ材の接合方法に係るもの
である。
のパイプの端部周壁を内方に断面円弧状に縮径させて開
口端を閉口せしめることによりはぼ球面状の接合部を形
成し、次いで該接合部を他方のパイプの接合部に突き合
わせてほぼ点接触状態にし、溶接電流を通じてパット溶
接することを特徴とするパイプ材の接合方法に係るもの
である。
図示実施例について説明すれば、先ず接合しようとする
一方のパイプA(第1図)の端部周壁2を内方に断面円
弧状に縮径させてその開口端を閉口せしめ、第2図に示
すようにほぼ球面状の接合部1を形成する。
一方のパイプA(第1図)の端部周壁2を内方に断面円
弧状に縮径させてその開口端を閉口せしめ、第2図に示
すようにほぼ球面状の接合部1を形成する。
この接合部の形成操作は、上記端部周壁2の外周面に摩
擦治具を当接せしめた状態でパイプAを回転子に保持し
て高速回転せしめ、上記摩擦治具との摩擦熱によつて周
壁2が所定温度に達したときに上記摩擦治具を動カルて
周壁2を内方に絞り込む如くなし、すぼまり状になつた
周壁端面を互いに溶着せしめることによつて行うのが有
利である。次に、上記球面状の接合部1を第3図に示す
よjうにこれを接合すべき他方のパイプBの周面に突き
合わせる。この突き合わせ状態において、接合部1は球
面状を呈していることによりパイプBとほぼ点接触の状
態となるから、次いでこれに溶接電流を通じる。すると
上記接触点に溶接電流が集i中して該接触点を速やかに
過熱溶融し、フラッシュが溶融飛散する。そしてこの接
触が絶えないようにしてフラッシュの溶融飛散を繰り返
し、その間に接合部全体の温度を充分に上げ、不純物が
介在しないようになつたとき強く加圧(アプセツ卜)し
てバイブA,Bを第4図および第5図に示す如く溶接す
る。3はこの溶接部を示す。
擦治具を当接せしめた状態でパイプAを回転子に保持し
て高速回転せしめ、上記摩擦治具との摩擦熱によつて周
壁2が所定温度に達したときに上記摩擦治具を動カルて
周壁2を内方に絞り込む如くなし、すぼまり状になつた
周壁端面を互いに溶着せしめることによつて行うのが有
利である。次に、上記球面状の接合部1を第3図に示す
よjうにこれを接合すべき他方のパイプBの周面に突き
合わせる。この突き合わせ状態において、接合部1は球
面状を呈していることによりパイプBとほぼ点接触の状
態となるから、次いでこれに溶接電流を通じる。すると
上記接触点に溶接電流が集i中して該接触点を速やかに
過熱溶融し、フラッシュが溶融飛散する。そしてこの接
触が絶えないようにしてフラッシュの溶融飛散を繰り返
し、その間に接合部全体の温度を充分に上げ、不純物が
介在しないようになつたとき強く加圧(アプセツ卜)し
てバイブA,Bを第4図および第5図に示す如く溶接す
る。3はこの溶接部を示す。
図示実施例は一方のバイブAを他方のバイブBの外周面
に突き合わせてT字状に接合する場合を示したが、2つ
のバイブ端を長さ方向に接合する場合にもこの発明は同
様に適用しうる。
に突き合わせてT字状に接合する場合を示したが、2つ
のバイブ端を長さ方向に接合する場合にもこの発明は同
様に適用しうる。
この場合、両バイブの接合端にいずれにも球面状接合部
を形成する。この発明は上述のように、バイブ材をパッ
ト溶接するに際し、一方のバイブの端部周壁を内方に断
面円弧状に縮径させて開口端を閉口せしめ、球面状の接
合部を形成して他方のバイブと突き合わせ接合するもの
であるから、両バイブが接合部においてほぼ点接触の状
態のもとでそこに溶接電流が流れ、一点に電力が集中す
るため非常に速やかにかつ確実に接合部の加熱が行われ
、アプセツトによつて両バイブを確実に接合せしめるこ
とができる。
を形成する。この発明は上述のように、バイブ材をパッ
ト溶接するに際し、一方のバイブの端部周壁を内方に断
面円弧状に縮径させて開口端を閉口せしめ、球面状の接
合部を形成して他方のバイブと突き合わせ接合するもの
であるから、両バイブが接合部においてほぼ点接触の状
態のもとでそこに溶接電流が流れ、一点に電力が集中す
るため非常に速やかにかつ確実に接合部の加熱が行われ
、アプセツトによつて両バイブを確実に接合せしめるこ
とができる。
従つて、接合の作業性を向上しつつ、確実な溶接により
接合強度を増大せしめることができる。また、接合すべ
きバイブ端の開口を閉じ合わせてから上記溶接を行うの
で、バイブの中空部内を完全密封状態に確実に保持でき
、従つて、溶接後、メッキや塗装等を施すために液槽に
浸漬したような場合にも、バイブ内に入るおそれが皆無
であり、従来のようにバイブに液抜き孔を別途加工する
というような手間も要しない。
接合強度を増大せしめることができる。また、接合すべ
きバイブ端の開口を閉じ合わせてから上記溶接を行うの
で、バイブの中空部内を完全密封状態に確実に保持でき
、従つて、溶接後、メッキや塗装等を施すために液槽に
浸漬したような場合にも、バイブ内に入るおそれが皆無
であり、従来のようにバイブに液抜き孔を別途加工する
というような手間も要しない。
図面はこの発明の実施態様を工程順に示すもので、第1
図は接合すべき一方のバイブ端部の未加工状態の一部破
砕側面図、第2図は同バイブの端部に接合部を加工した
状態の一部破砕側面図、第3図は2つのバイブを接合の
ために突き合わせた状態の側面図、第4図は接合後の状
態の側面図、第5図は第4図■−V線の断面図である。
図は接合すべき一方のバイブ端部の未加工状態の一部破
砕側面図、第2図は同バイブの端部に接合部を加工した
状態の一部破砕側面図、第3図は2つのバイブを接合の
ために突き合わせた状態の側面図、第4図は接合後の状
態の側面図、第5図は第4図■−V線の断面図である。
Claims (1)
- 1 互いに接合すべき少なくとも一方のパイプの端部周
壁を内方に断面円弧状に縮径させて開口端を閉口せしめ
ることによりほぼ球面状の接合部を形成し、次いで該接
合部を他方のパイプの接合部に突き合わせてほぼ点接触
状態にし、溶接電流を通じてバット溶接することを特徴
とするパイプ材の接合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7982481A JPS6055229B2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | パイプ材の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7982481A JPS6055229B2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | パイプ材の接合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57193283A JPS57193283A (en) | 1982-11-27 |
JPS6055229B2 true JPS6055229B2 (ja) | 1985-12-04 |
Family
ID=13700952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7982481A Expired JPS6055229B2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | パイプ材の接合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6055229B2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-25 JP JP7982481A patent/JPS6055229B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57193283A (en) | 1982-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3788928A (en) | Method of forming a lap joint between tubular articles of thermoplastic material | |
JPH1128581A (ja) | 摩擦撹拌接合による継手の形成方法 | |
JP6505364B2 (ja) | 摩擦攪拌接合方法 | |
JP2000042762A (ja) | 摩擦撹拌接合法 | |
JP2002248582A (ja) | 摩擦攪拌接合方法 | |
JP3825140B2 (ja) | 摩擦撹拌接合法 | |
JPS5829617A (ja) | 架橋ポリエチレンパイプの溶接方法 | |
JP4768170B2 (ja) | レーザ溶接方法 | |
JPS6055229B2 (ja) | パイプ材の接合方法 | |
JPH0432695A (ja) | ヒートパイプの封止方法 | |
JPH1133750A (ja) | 摩擦撹拌接合用ツール及び同ツールを用いた継手の形成方法 | |
JP3652833B2 (ja) | トラス材の製造方法 | |
JPS6036357B2 (ja) | 摩擦圧接方法 | |
JPS5820389A (ja) | パイプの摩擦溶接継手構造 | |
JPS6316874A (ja) | 鋼管のバツト溶接方法 | |
JPS6355399B2 (ja) | ||
JP2652586B2 (ja) | 溶接用フラックス入りワイヤのバット溶接方法 | |
JPS5828320A (ja) | プラスチツク管の接合方法 | |
JPS59127980A (ja) | 自転車体ヘツド部の製造方法と製造装置 | |
JPS626911B2 (ja) | ||
JPS6065990A (ja) | T管継手乃至回転管継手の製造方法 | |
JPS62144886A (ja) | 銅管とアルミニウム管の摩刷圧接による接続方法 | |
SU946844A1 (ru) | Способ дуговой сварки плавлением | |
JPS58125386A (ja) | 圧接方法 | |
JPH023680B2 (ja) |