JPH1133750A - 摩擦撹拌接合用ツール及び同ツールを用いた継手の形成方法 - Google Patents

摩擦撹拌接合用ツール及び同ツールを用いた継手の形成方法

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JPH1133750A
JPH1133750A JP19608897A JP19608897A JPH1133750A JP H1133750 A JPH1133750 A JP H1133750A JP 19608897 A JP19608897 A JP 19608897A JP 19608897 A JP19608897 A JP 19608897A JP H1133750 A JPH1133750 A JP H1133750A
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    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
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    • B23K20/122Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
    • B23K20/1245Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding characterised by the apparatus
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦撹拌接合によってT継手を形成する。摩
擦撹拌用プローブに充分な強度をもたせながら両ワーク
のコーナー部の接合不良の発生を防止して、品質良好で
しっかりとした継手に形成する。 【解決手段】 プローブ3が、その先端から基端がわに
向けて径を大きくしていく円錐状部8と、該円錐状部8
の基端側に連設された径大な円柱状部9とを備えてい
る。このプローブ3を用いてT継手の摩擦撹拌接合を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦撹拌接合用ツ
ール、及び、同ツールを用いた継手、例えばアルミニウ
ム等の金属製構造材等のワークのT継手の形成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム等の金属製構造材の接合方
法として、摩擦撹拌接合法と称される接合法がある。
【0003】この摩擦撹拌接合法は、構造材同士を固相
接合させるもので、図4に示されるような回転子(1)
をツールとして用いる。この回転子(1)は、円柱状回
転子本体(2)の先端軸芯部に、この円柱状回転子本体
(2)よりも径小なピン状の摩擦撹拌用プローブ(3)
を同軸一体に突設させたもので、硬質で耐熱性に優れ
た、鋼などの材料にて製作されている。
【0004】接合は、図5に示されるように、この回転
子(1)を自軸回りで回転させながら、そのプローブ
(3)の先端を、ワーク(51)(52)の突き合わせ
境界部(53)に押付け状態に当接させ、その摩擦熱で
当接部分を軟化可塑化させる。そして、回転子(1)を
更にワーク(51)(52)に押し付けて、プローブ
(3)をワーク(51)(52)の肉厚方向に挿入させ
ていき、円柱状回転子本体(2)の先端のショルダー部
(4)をワーク(51)(52)に押付け状態に当接さ
せる。しかる後、その状態を維持しながら、回転子
(1)をワーク(51)(52)の突き合わせ境界部
(53)に沿って移動させていく。回転子(1)の通過
する突き合わせ境界部では、周辺の材料が、回転子
(1)の回転による摩擦熱で軟化撹拌され、かつ、円柱
状回転子本体(2)のショルダー(4)にて飛散を規制
されながらプローブ(3)の通過溝を埋めるように塑性
流動したのち、熱を急速に失って冷却固化される。こう
して、突き合わせ部(53)における材料の軟化、密着
変形、撹拌、冷却固化が回転子(1)の移動に伴って順
次繰り返されていき、突き合わせ部(53)においてワ
ーク(51)(52)同士が互いに一体化され、順次接
合(58)されていく。
【0005】この摩擦撹拌接合法は、材料を溶融させる
ことなく軟化状態でワーク(51)(52)同士を直接
接合させるものであり、溶接の場合のような熱影響等に
よる品質面での問題が発生せず、高品質で強固な接合部
(58)を形成できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
摩擦撹拌接合法では、溶接によれば隅肉溶接となるよう
なT継手形式の場合、直角な壁に囲まれたコーナー部に
対して斜め方向から回転子を作用させるのは実際上非常
に難しく、そのため、摩擦撹拌接合法による隅肉接合は
困難とされていた。これまで、摩擦撹拌接合法は、両ワ
ーク(51)(52)の側縁部同士をこれらワーク(5
1)(52)にわたって平坦となるように突き合わせて
接合する場合にしか用いられないものとされていたので
ある。
【0007】ところで、例えば上記のようなT継手の場
合、図3(イ)に示されるように、第1ワーク(55)
の一方の面に第2ワーク(56)をT字状に組み合わ
せ、第1ワーク(55)の背面側からプローブ(3)を
第2ワーク(56)の肉に及ぶように作用せしめて接合
を行うことが考えられる。
【0008】しかし、この方法では、プローブ(3)を
第1ワーク(55)の肉厚深さを越えて第2ワーク(5
6)の肉に及ぶように深く挿入しなければならず、プロ
ーブ(3)の長さをある程度長いものにしなければなら
ず、そうすると、直径も大きくして強度を確保しておく
必要がある。
【0009】このようにして、図3(ロ)に示すよう
に、プローブ(3)の直径が第2ワーク(56)の肉厚
を越えて大きいものとなったような場合、このプローブ
(3)を第2ワーク(56)の肉内まで挿入すると、図
3(ハ)に示されるように、第1ワーク(55)と第2
ワーク(56)との間の両コーナー部(C)(C)にお
いて第2ワーク(56)の塑性流動部が遠心力で側方に
飛び出し、接合不良を招いてしまう不都合を生じる。特
に、第2ワーク(56)の肉厚が薄いような場合には、
この問題は摩擦撹拌接合によるT継手の実現を妨げる大
きな要因となる。
【0010】本発明は、例えば、第1ワークの一方の面
に第2ワークを組み合わせ、第1ワークのもう一方の面
がわから摩擦撹拌用のプローブを第1ワークの肉を介し
て第2ワークの肉に及ぶように作用せしめるという新た
な接合方法の採用において、プローブに充分な強度をも
たせながら両ワークのコーナー部の接合不良の発生を防
止し、品質良好なしっかりとした接合品を製作すること
ができるようにして、摩擦撹拌接合法の適用範囲の拡大
を図っていくことを課題の一つとする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、回転子本体
の先端軸芯部に、該回転子本体よりも径小な摩擦撹拌用
プローブが一体に設けられた摩擦撹拌接合用ツールであ
って、前記撹拌用プローブが、その先端から基端がわに
向けて径を大きくしていく円錐状部を有することを特徴
とする摩擦撹拌接合用の回転ツールによって解決され
る。
【0012】即ち、例えば、第1ワークの一方の面に第
2ワークを組み合わせ、第1ワークのもう一方の面がわ
からこのツールを第1ワークの肉を介して第2ワークの
肉に挿入して摩擦撹拌接合を実施していく場合、プロー
ブはその先端部に円錐状部を有するから、プローブを、
両ワークのコーナー部から外方に突出させることなく、
第2ワークの肉内に深く挿入していくことができ、コー
ナー部に接合不良を生じさせることなく両ワークをしっ
かりと品質良く接合することができる。
【0013】しかも、円錐効果により、プローブの先端
部を深く第2ワークの肉内に深く挿入し得ながら、両ワ
ークの当接境界部に面積広くプローブを作用することが
できて、両ワークを強固に接合することができる。
【0014】また、プローブの先端部は円錐状部の先端
であり、その先端部をワークに対するセンター出しの目
印として用いることによって、センター出しを容易にか
つ能率良く行っていくことができる。
【0015】上記プローブは、この円錐状部と、円錐状
部の基端側に連設された、円錐状部よりも径大な円柱状
部とを備えることにより、その強度を増すことができ、
接合中のプローブの破壊を有効的に防止することができ
る。
【0016】上記ツールは、上記のように、第1ワーク
の一方の面に第2ワークを組み合わせ、第1ワークのも
う一方の面がわからツールを第2ワークの肉に及ぶよう
に作用せしめ、第1ワークと第2ワークとを摩擦撹拌接
合する場合に好適に用いることができ、それによって品
質良好な接合品を製作することができる。
【0017】特に、両腕となる第1ワークの一方の面に
脚となる第2ワークを組み合わせ、第1ワークのもう一
方の面がわから上記のツールを第2ワークの肉に及ぶよ
うに作用せしめ、第1ワークと第2ワークとを摩擦撹拌
接合することにより、これまで困難とされていたT継手
を品質良好に形成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0019】図1に示される実施形態は、摩擦撹拌接合
によりT継手を形成する場合のものである。即ち、
(6)は第1ワーク、(7)は第2ワークであり、両ワ
ーク(6)(7)は、アルミニウム製の平板材からな
り、両腕となる第1ワーク(6)の一方の面に脚となる
第2ワーク(7)を組み合わせてT字状となし、第1ワ
ーク(6)の背面がわからツールのプローブ(3)を第
2ワーク(7)の肉に及ぶように作用せしめ、両ワーク
(6)(7)を摩擦撹拌接合してT継手を形成する。
【0020】プローブ(3)は、その先端から基端がわ
に向けて径を大きくしていく円錐状部(8)を有すると
共に、該円錐状部(8)の基端側に径大な円柱状部
(9)が一体に連設されて構成されたものである。
【0021】円錐状部(8)は、錐面の傾斜角度aが3
0〜45°の範囲において設定されているのが好まし
い。30°を下回って小さいと、第2ワーク(7)の肉
内へのプローブ(3)の挿入深さが不足し、45°を下
回って大きいと両ワーク(6)(7)のコーナー部
(C)(C)において第2ワーク(7)の塑性流動部が
側方に飛び出してしまいやすくなることによる。円錐状
部(8)の直径Cは、第2ワーク(7)の肉厚t2 より
も幾らか大きいか、若干小さいか、ほぼ同等に設定され
る。接合中、円錐状部(8)の円錐傾斜面をできるだけ
両ワーク(6)(7)のコーナー部(C)に接近させ、
両ワーク(6)(7)の接合面積を大きくするためであ
る。
【0022】円柱状部(9)の直径Aは、プローブ
(3)の強度確保等の理由から、円錐状部(8)の直径
Cよりも大きく設計されるが、その場合、第2ワーク
(7)の板厚t2 の1〜2倍程度に設定しておくのが好
ましい。第2ワーク(7)の肉厚t2 が小さい場合には
板厚t2 の2倍程度、肉厚t2 が大きい場合には板厚t
2 の1倍程度に設定する。また、円柱状部(9)の長さ
Bは、第1ワーク(6)の板厚t1よりも1mm程度短
くしておくのがよい。接合中、円柱状部(9)が第1ワ
ーク(6)の肉内に納まるようにするためであり、ま
た、できる限り円柱状部の長さBを大きくしてプローブ
(3)の強度を高くするためである。
【0023】また、このプローブ(3)の外周面には、
円錐状部(8)と円柱状部(9)との両方において、ネ
ジ(3a)が形成されている。回転子(1)はネジ(3
a)の螺旋方向とは逆の方向に回転駆動されるものとな
されて、ワークの肉へのプローブ(3)の回転挿入中、
プローブ(3)をワークへの挿入方向とは逆の方向に付
勢し、その付勢力の反力にて肉を特にT継手用に効果的
に撹拌するものとなされている。なお、プローブ(3)
の外周面には、ネジ(3a)に替え、各種の溝や凹凸が
形成されたものであってもよい。また、ショルダー
(4)は、その外周縁からプローブ(3)側に向けてく
ぼんでいくように傾斜されている。
【0024】第1ワーク(6)と第2ワーク(7)との
接合は、次のようにして行う。まず、第1ワーク(6)
と第2ワーク(7)とを上記のようにT字状に組み合わ
せる。次いで、第1ワーク(6)の背後から、回転子
(1)を回転させながら、プローブ(3)を第1ワーク
(6)の肉を介して第2ワーク(7)の肉に及ぶように
挿入していく。
【0025】プローブ(3)は、図1(ロ)に示される
ように、その円錐状部(8)の傾斜面と、両ワーク
(6)(7)のコーナー部(C)との間隔距離Sが0.
1〜0.2mmとなるところまで深く挿入する。間隔距
離Sが0.1mmを下回ると、コーナー部(C)から第
2ワーク(7)の塑性流動部が飛び出してクラック等の
接合不良を生じさせる原因となり、また、0.2mmを
上回ると、両ワーク(6)(7)の接合面積が狭くなっ
てしまうことによる。このような挿入により、コーナー
部(C)(C)に接合不良を生じさせることなく、両ワ
ーク(6)(7)の接合面積を極限まで大きくできる。
【0026】プローブ(3)のこの挿入状態を維持しな
がら、回転子(1)を溝(6a)の長手方向に移動させ
ていく。これにより、第1ワーク(6)と第2ワーク
(7)との品質良好なT継手が形成される。
【0027】図2に示される第2実施形態は、両ワーク
(6)(7)をT字状ではなく、端部同士を重ね合わせ
て、その重ね合わせ部に摩擦撹拌接合を行っていく場合
のものである。コーナー部(C)に接合不良を生じさせ
ることなく、両ワーク(6)(7)をしっかりと接合し
得るなど、上記第1実施形態の場合の同様の効果が奏さ
れる。摩擦撹拌接合による重ね継手の形成を実現するこ
とができる。
【0028】以上に、本発明の実施形態を示したが、本
発明は、その技術思想を逸脱しない範囲で各種の変更を
なし得る。例えば、上記実施形態では、ワークとしてア
ルミニウム材を用いたが、その他の金属であってもよ
い。また、上記実施形態では、平板材同士の接合につい
て説明したが、平板材と骨材とでT字状、重ね状に接合
する場合など、広く各種の構造を形成する場合に適用さ
れてよい。また、本発明は、T継手、重ね継手の形成に
限られるものではなく、要は、第1ワークの一方の面に
第2ワークを組み合わせ、第1ワークのもう一方の面が
わから摩擦撹拌用のプローブを第1ワークの肉を介して
第2ワークの肉に及ぶように作用せしめる形式の接合に
広く適用され得るものである。また、本発明のツール
は、センター出しのメリットを有するものであり、従っ
て、各種組み合わせ形式の継手の形成に広く有効的に用
いられ得るものであることはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】上述の次第で、本発明の摩擦撹拌接合用
ツールは、撹拌用プローブが、その先端から基端がわに
向けて径を大きくしていく円錐状部を有するものである
から、例えば、第1ワークの一方の面に第2ワークを組
み合わせ、第1ワークのもう一方の面がわから摩擦撹拌
用のプローブを第1ワークの肉を介して第2ワークの肉
に及ぶように作用せしめるという新たな接合方法の採用
において、プローブを、両ワークのコーナー部から外方
に突出させることなく、第2ワークの肉内に深く挿入し
ていくことができ、プローブに充分な強度をもたせなが
ら両ワークのコーナー部の接合不良の発生を防止して、
品質良好なしっかりとした接合品を製作することがで
き、摩擦撹拌接合法の適用範囲を拡大することができ
る。
【0030】また、プローブは、円錐状部の基端側に径
大な円柱状部を連設させた構成とすることにより、その
強度を増して、接合中のプローブ破壊を有効的に防止す
ることができる。
【0031】また、上記ツールを、上記のように、第1
ワークの一方の面に第2ワークを組み合わせ、第1ワー
クのもう一方の面がわからツールを第2ワークの肉に及
ぶように作用せしめて、第1ワークと第2ワークとを摩
擦撹拌接合する場合に用いることにより、品質良好な接
合品を製作することができる。特に、両腕となる第1ワ
ークの一方の面に脚となる第2ワークを組み合わせ、第
1ワークのもう一方の面がわから上記のツールを第2ワ
ークの肉に及ぶように作用せしめ、第1ワークと第2ワ
ークとを摩擦撹拌接合することにより、これまで困難と
されていたT継手を品質良好に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示すもので、図(イ)は両ワー
クの組み合わせ状態を示す横断面図、図(ロ)はプロー
ブの挿入状態を示す横断面図である。
【図2】第1実施形態を示すもので、図(イ)は両ワー
クの組み合わせ状態を示す横断面図、図(ロ)はプロー
ブの挿入状態を示す横断面図である。
【図3】摩擦撹拌接合法によるT継手の新しい形成法を
示すもので、図(イ)ないし図(ハ)は接合前後のワー
クの断面図である。
【図4】摩擦撹拌接合に用いる回転子の一例を示すもの
で、図(イ)は側面図、図(ロ)は先端面図である。
【図5】従来の摩擦撹拌接合法を示すもので、図(イ)
は接合中のワークの横断面図、図(ロ)は平面図であ
る。
【符号の説明】
2…回転子本体 3…プローブ 6…第1ワーク 7…第2ワーク 8…円錐状部 9…円柱状部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子本体の先端軸芯部に、該回転子本
    体よりも径小な摩擦撹拌用プローブが一体に設けられた
    摩擦撹拌接合用ツールであって、 前記撹拌用プローブが、その先端から基端がわに向けて
    径を大きくしていく円錐状部を有することを特徴とする
    摩擦撹拌接合用の回転ツール。
  2. 【請求項2】 前記プローブは、前記円錐状部と、該円
    錐状部の基端側に連設された、円錐状部よりも径大な円
    柱状部とを備えている請求項1に記載の摩擦撹拌接合用
    の回転ツール。
  3. 【請求項3】 第1ワークの一方の面に第2ワークを組
    み合わせ、第1ワークのもう一方の面がわから請求項1
    のツールを第2ワークの肉に及ぶように作用せしめ、第
    1ワークと第2ワークとを摩擦撹拌接合することを特徴
    とする摩擦撹拌接合による継手の形成方法。
  4. 【請求項4】 両腕となる第1ワークの一方の面に脚と
    なる第2ワークを組み合わせ、第1ワークのもう一方の
    面がわから請求項1のツールを第2ワークの肉に及ぶよ
    うに作用せしめ、第1ワークと第2ワークとを摩擦撹拌
    接合することを特徴とする摩擦撹拌接合によるT継手の
    形成方法。
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