JPS6036357B2 - 摩擦圧接方法 - Google Patents

摩擦圧接方法

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JPS6036357B2
JPS6036357B2 JP13411880A JP13411880A JPS6036357B2 JP S6036357 B2 JPS6036357 B2 JP S6036357B2 JP 13411880 A JP13411880 A JP 13411880A JP 13411880 A JP13411880 A JP 13411880A JP S6036357 B2 JPS6036357 B2 JP S6036357B2
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JP
Japan
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hole
abutting surface
abutting
friction
friction welding
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JP13411880A
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JPS5758989A (en
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保彦 松本
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この考案は、二つの部材を突ねせて加工しながら接触面
に回転運動を起させ、発生する摩擦熱を利用して行う摩
擦圧綾方法に関するものである。
摩擦圧鞍は、接合する2種の材料のうち低い融点あるい
は共晶点付近の温度に達して固相接合が行われるものと
推察され、接合面の配化被膜その他不純物をばりとして
粘性金属と共に熔接部から押し出し、均一良好な溶接部
を得られるので、同種、異種材料の接合に使用されてい
る。そして、この摩察圧接に採用される継手構造は、例
えば第1図に示すようなものがあった。
すなわち、管状部材1とこの管状部材1の端面に接合す
る蓋部村2とを加圧し、相対回転運動させ、その摩察熱
で圧接された状態である。この両部材1,2の接合部の
周囲に前述のばり3がでる。その一部は管状部材1の内
側にはみ出し、あるいは飛散したものが付着している。
管状部村1の外側にはみ出しあるいは付着しているばり
は、ここでは施盤等で切削され除去されている。このよ
うな継手構造が例えば複写機のローラ等に採用されると
き、複写機ローラはテフロンコーティング等の部品加工
工程での熱および複写機に使用時の熱の影響を受けると
ともに使用時に荷重を受けているため、長時間の使用で
熱サイクルおよび繰返し荷重で接合部が劣化し破断する
おそれがあった。
また、管状部村1の内側に飛散した付着したばり3が、
ローラ使用時あるし、は組付時に複写機内に落下し、ハ
ロゲンランプを始め、他の機器の損傷を招くおそれがあ
った。
そこで、この発明は、従釆摩擦圧援の継手構造の問題則
こ鑑みてなされたもので、突合せ方向と垂直な第1突合
せ面と穴部とが形成された第1部材と、該第1突合せ面
と対応した突合せ方向と垂直な第2突合せ面と前記穴部
に緩挿される突出部とが形成され、しかも、該突出部の
外周が先端の径から前記第2突合せ面に向って順次細蚤
に形成された第2部材とを突合せ押圧し、相対回転運動
により落着させる摩擦圧蚤方法とすることにより、上記
問題点を解決することを目的としている。
次に図面に基づいて説明する。
第2図および第3図は、この発明の方法を用いて摩擦圧
嬢構造体一実施例を示す図である。
すなわち、1川ま第1部材で、第1部材101こは、突
合せ方向と垂直な第1突合せ面11と第1突合せ面11
側に開放した穴部12が形成されている。一方、2川ま
第1部材10と圧接する第2部材で、第2部材20には
、第1部材10の第1突合せ面11と対応した突合せ方
向と垂直な第2突合せ面21と第1部材10の穴部12
に綾挿される突出部22とが形成されている。そして、
突出部22の外周は先端の径から第2突合せ面21に向
って順次紬径となっている。そこは第2突合せ面21と
テーパのついた外周とであたかも断面V型の環状溝22
aが形成されている。また、穴部12は、図示のように
第1部材10が中空で貫通孔となっている場合だけでな
く、中実で第1突合せ面11側に開放した凹部形状とな
っている場合も包含する。さらに、両部材10,20の
材料は、鋼、ステンレス、アルミニウム等の同種、異種
の組合せであってもよい。次に摩擦圧暖による接合につ
いて説明する。
第1部材10と第2部材20とを対向させて図示しない
溶接機にチャックし、適当な圧薮推力を加えつつ相対回
転運動を続ける。これにより第1および第2突合せ面1
1,21およびこれらの近傍が、摩擦熱によって塑性流
動を起こす圧後温度に達した際に圧接し、同時に両部材
10,20の相対運動を停止させる。このとき、突合せ
面11,21は固相接合されるとともに、溶融金属の一
部あるし、はばりが穴部12内に飛散することなく環状
溝22aへ流れ込んで第3図のような接合が完了する。
したがって、溶融金属はわずかに外側にも押し出される
が、内側に押し出された溶融金属は環状溝22a内に押
し込まれアンカー効果を発揮し強度が向上する。特に、
断面し型状の溝であるため、接合される両者が互いに近
づこう(抜けない)とする力が作用してより確実に接合
される。ために、異種材の圧援、特に融点の差が大きい
材料間の圧嬢にも効果を発揮する。圧接によって外部に
盛り上がった部分あるし、はばり‘まわずかで、切削除
去し、圧鞍前の径に加工された状態が第3図である。ま
た、突出部22が穴部12に入る程度の同軸度が突合せ
位置では要求される。第2部材201こ穿設されている
貫通孔23は、圧接あるいは使用時の熱で閉じ込められ
た空気の収縮、膨張を除去し、部品の変形を防止するた
めの孔である。
以上説明してきたように、この考案によれば、その構成
を突合せ方向と垂直な第1突合せ面と穴部とが形成され
た第1部材と、該第1突合せ面と対応した突合せ方向と
垂直な第2突合せ面と前記穴部に綾挿される突出部とが
形成され、しかも、該突出部の外周が先端の径から前記
第2突合せ面に向って順次細窪に形成された第2部材と
を突合せ押圧し、相対回転運動により溶着させる摩擦圧
嬢方法としたため、ばりが穴部内に飛散せず環状溝に流
れ込みアンカ効果を発揮し曲げ、ねじり、衝撃の各応力
に対抗する補助手段となり、接合部の強度を向上させる
ことができる。
また飛散したばりもないので、この部品の紐付あるいは
使用中においてもばりの落下等がなく使用機器の損傷を
招くことはない。環状溝を設けても先端部が小さく、材
料の使用は小あ〈、軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の摩擦圧接の継手構造の圧嬢状態を示す
部分的に欠載した正面図、第2図は本発明の摩擦圧薮方
法によって形成される継手構造を示す正面図、第3図は
本発明の摩擦圧鞍方法によって形成される継手構造の圧
鞍状態を示す部分的に欠教した正面図である。 10・・・・・・第1部材、11…・・・第1突合せ面
、12・・・・・・穴部、20・・・…第2部材、21
・・・・・・第2突合せ面、22・・・・・・突出部、
22a・・・…環状溝、23・・・・・・貫通孔。 第3図 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 突合せ方向と垂直な第1突合せ面と穴部とが形成さ
    れた第1部材と、該第1突合せ面と対応した突合せ方向
    と垂直な第2突合せ面と前記穴部に緩挿される突出部と
    が形成され、しかも該突出部の外周が先端の径から前記
    第2突合せ面に向つて順次細径に形成された第2部材と
    を突合せ押圧し、相対回転運動により溶着させる摩擦圧
    接方法。
JP13411880A 1980-09-26 1980-09-26 摩擦圧接方法 Expired JPS6036357B2 (ja)

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JPS5758989A JPS5758989A (en) 1982-04-09
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