JPS6054976B2 - ハロゲン含有ポリマ−加硫用組成物 - Google Patents
ハロゲン含有ポリマ−加硫用組成物Info
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- JPS6054976B2 JPS6054976B2 JP10343483A JP10343483A JPS6054976B2 JP S6054976 B2 JPS6054976 B2 JP S6054976B2 JP 10343483 A JP10343483 A JP 10343483A JP 10343483 A JP10343483 A JP 10343483A JP S6054976 B2 JPS6054976 B2 JP S6054976B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はハロゲン含有ポリマー加硫用組成物に関する。
ポリクロロプレンャポリエピクロルヒドリン、エピクロ
ルヒドリン−エチレンオキサイド共重合体、含塩素アク
リルゴム、塩素化ポリエチレン、臭素化ブチルゴム、フ
ッ素ゴム、ポリ塩化ビニル等のハロゲン含有ポリマーは
、加硫されることにより耐熱性、耐油性、耐薬品性など
の物性に優れた材料となることが知られている。しかし
ながら該ポリマー中の炭素−ハロゲン結合が化学的に安
定であるため有効にこれを加硫することは従来困難とさ
れてきた。本出願人は、既に2、3−ジメルカプトピラ
ジンもしくは2、3−ジメルカプトキノキサリンまたは
これらの誘導体からなる加硫剤と受酸剤となる金属化合
物とによるハロゲン含有ポリマー加硫用組成物を提供し
たが(特公昭58−144B号公報及び特公昭58−1
446時公報に)その中で特に低反応性のハロゲン含有
ポリマーを加硫する際に有効な活性剤として特定の化合
物群を開示した。
ルヒドリン−エチレンオキサイド共重合体、含塩素アク
リルゴム、塩素化ポリエチレン、臭素化ブチルゴム、フ
ッ素ゴム、ポリ塩化ビニル等のハロゲン含有ポリマーは
、加硫されることにより耐熱性、耐油性、耐薬品性など
の物性に優れた材料となることが知られている。しかし
ながら該ポリマー中の炭素−ハロゲン結合が化学的に安
定であるため有効にこれを加硫することは従来困難とさ
れてきた。本出願人は、既に2、3−ジメルカプトピラ
ジンもしくは2、3−ジメルカプトキノキサリンまたは
これらの誘導体からなる加硫剤と受酸剤となる金属化合
物とによるハロゲン含有ポリマー加硫用組成物を提供し
たが(特公昭58−144B号公報及び特公昭58−1
446時公報に)その中で特に低反応性のハロゲン含有
ポリマーを加硫する際に有効な活性剤として特定の化合
物群を開示した。
しかしながら、昨今頓に云われる省エネルギー、生産性
の向上の観点から、更により迅速な加硫速度を有する組
成物の出現が望まれていた。本発明者らは、上記要望に
応えるべく研究を重ねた結果、上記先願明細書に開示さ
れている化合物群と較べて飛躍的に優れた活性剤を見出
したもので、極めて短時間に、しかも低温でも加硫せし
めることのできる加硫用組成物を得ることに成功したも
のである。
の向上の観点から、更により迅速な加硫速度を有する組
成物の出現が望まれていた。本発明者らは、上記要望に
応えるべく研究を重ねた結果、上記先願明細書に開示さ
れている化合物群と較べて飛躍的に優れた活性剤を見出
したもので、極めて短時間に、しかも低温でも加硫せし
めることのできる加硫用組成物を得ることに成功したも
のである。
すなわち、本発明は、次の(a)〜(d)各成分、(a
)ハロゲン含有ポリマー 10踵量部(b)2、3−ジ
メルカプトピラジンもしくは2、3−ジメルカプトキノ
キサリンまたはこれらのJ 誘導体 0.1〜1種量部
(c)第四級アンモニウム塩及び/又は第四級ホスホニ
ウム塩 0.1〜1瀘量部(d)受酸剤となる金属化合
物 0.1〜5踵量部を含むことを特徴とするハロゲン
含有ポリマー加夕硫用組成物である。
)ハロゲン含有ポリマー 10踵量部(b)2、3−ジ
メルカプトピラジンもしくは2、3−ジメルカプトキノ
キサリンまたはこれらのJ 誘導体 0.1〜1種量部
(c)第四級アンモニウム塩及び/又は第四級ホスホニ
ウム塩 0.1〜1瀘量部(d)受酸剤となる金属化合
物 0.1〜5踵量部を含むことを特徴とするハロゲン
含有ポリマー加夕硫用組成物である。
本発明の対象となるハロゲン含有ポリマーとしては、塩
素化ポリエチレン、塩素化エチレン−プロピレン共重合
体,塩素化エチレン−プロピレンー非共役ジエン三元共
重合体,クロルスルホン化ポリエチレン,ポリ塩化ビニ
ル,含塩素アクリルゴム,塩素化ブチルゴム,ポリクロ
ロプレン,ポリエピクロルヒドリン,エピクロルヒドリ
ンーアリルグリシジルエーテル共重合体,エピクロルヒ
ドリンーエチレンオキサイド共重合体,エピクロルヒド
リンーエチレンオキサイドーアリルグリシジルエーテル
三元共重合体等の塩素系ポリマー,ビニリデンフルオラ
イドとその他の共重合可能な含フッ素オレフィンとの共
重合体よりなるフッ素系ポリマー、例えばヘキサフルオ
ロプロペン,ペンタフルオロプロペン,トリフルオロエ
チレン,トリフルオロクロロエチレン,テトラフルオロ
エチレン,ビニルフルオライド,パーフルオロメチルビ
ニルエーテル,パーフルオロプロピルビニルエーテル等
の一種又は二種以上とビニリデンフルオライドとの共重
合体等が挙げられ、具体的にはビニリデンフルオライド
ーヘキサフルオロプロペンニ元共重合体,ビニリデンフ
ルオライドーテトラフルオロエチレンーヘキサフルオロ
プロペン三元共重合体等がある。
素化ポリエチレン、塩素化エチレン−プロピレン共重合
体,塩素化エチレン−プロピレンー非共役ジエン三元共
重合体,クロルスルホン化ポリエチレン,ポリ塩化ビニ
ル,含塩素アクリルゴム,塩素化ブチルゴム,ポリクロ
ロプレン,ポリエピクロルヒドリン,エピクロルヒドリ
ンーアリルグリシジルエーテル共重合体,エピクロルヒ
ドリンーエチレンオキサイド共重合体,エピクロルヒド
リンーエチレンオキサイドーアリルグリシジルエーテル
三元共重合体等の塩素系ポリマー,ビニリデンフルオラ
イドとその他の共重合可能な含フッ素オレフィンとの共
重合体よりなるフッ素系ポリマー、例えばヘキサフルオ
ロプロペン,ペンタフルオロプロペン,トリフルオロエ
チレン,トリフルオロクロロエチレン,テトラフルオロ
エチレン,ビニルフルオライド,パーフルオロメチルビ
ニルエーテル,パーフルオロプロピルビニルエーテル等
の一種又は二種以上とビニリデンフルオライドとの共重
合体等が挙げられ、具体的にはビニリデンフルオライド
ーヘキサフルオロプロペンニ元共重合体,ビニリデンフ
ルオライドーテトラフルオロエチレンーヘキサフルオロ
プロペン三元共重合体等がある。
また臭素系ポリマーとしては臭素化ブチルゴム等がある
。これらのポリマーは、単独でもよく、また二種以上が
ブレンドされたポリマー混合物でもよい。これらハロゲ
ン含有ポリマーに他種のポリマー、例えば含エポキシド
アクリルゴムの如きエポキシド含有ポリマーをブレンド
することができζる。
。これらのポリマーは、単独でもよく、また二種以上が
ブレンドされたポリマー混合物でもよい。これらハロゲ
ン含有ポリマーに他種のポリマー、例えば含エポキシド
アクリルゴムの如きエポキシド含有ポリマーをブレンド
することができζる。
本発明組成物の加硫剤である、2,3ージメルカプトピ
ラジンもしくは2,3ージメルカプトキノキサリン又は
これらの誘導体は、次の一般式(4)で表わされる化合
物である。
ラジンもしくは2,3ージメルカプトキノキサリン又は
これらの誘導体は、次の一般式(4)で表わされる化合
物である。
但し、上記一般式(4)において、Rl,R2は同一で
も異なつていてもよく、水素原子もしくは炭素数1〜8
のアルキル基を表わすか、またはRl,R2が結合して
、ハロゲン、ニトロ基、カルボキシル基、低級アルキル
基、低級アルコキシ基から選ばれる少くとも一つの置換
基を有することのあるベンゼン環を形成していてもよい
。
も異なつていてもよく、水素原子もしくは炭素数1〜8
のアルキル基を表わすか、またはRl,R2が結合して
、ハロゲン、ニトロ基、カルボキシル基、低級アルキル
基、低級アルコキシ基から選ばれる少くとも一つの置換
基を有することのあるベンゼン環を形成していてもよい
。
R3,R4は同一でも異なつていてもよく、水素原子、
アルカリ金属、−N7、 且 ,,,を表わすか、ま
たは゛R3,R4が互いに結合して〕C=0基を形成し
ていてもよい。
アルカリ金属、−N7、 且 ,,,を表わすか、ま
たは゛R3,R4が互いに結合して〕C=0基を形成し
ていてもよい。
この場合、R5,R6は同一でも異なつていてもよく、
水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、シクロアルキ
ル基、アリール基、アラルキル基を表わすか、またはR
5,R8が互に結合して複素6員環を形成していてもよ
い。またR7はアルキル基、シクロアルキル基、アルケ
ニル基、アリール基およびアラルキル基より選ばれる炭
素数1〜18の基を表わすか、または(R8、艮。Hも
しくは.]l?8J−を表わし、n=oもしくは1であ
り、n=1のときR8はアルキレン基、アルケニレン基
から選ばれる炭素数1〜8の基、又はシクロアルキレン
基、アリーレン基から選ばれる炭素数6〜12の基を表
わす。また上記498J−は同一分子内または別の2,
3ジメルカプトピラジンもしくは2,3ージメルカプト
キノキサリン又はこれらの誘導体のメルカプト基とエス
テル結合をなしていてもよい。
水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、シクロアルキ
ル基、アリール基、アラルキル基を表わすか、またはR
5,R8が互に結合して複素6員環を形成していてもよ
い。またR7はアルキル基、シクロアルキル基、アルケ
ニル基、アリール基およびアラルキル基より選ばれる炭
素数1〜18の基を表わすか、または(R8、艮。Hも
しくは.]l?8J−を表わし、n=oもしくは1であ
り、n=1のときR8はアルキレン基、アルケニレン基
から選ばれる炭素数1〜8の基、又はシクロアルキレン
基、アリーレン基から選ばれる炭素数6〜12の基を表
わす。また上記498J−は同一分子内または別の2,
3ジメルカプトピラジンもしくは2,3ージメルカプト
キノキサリン又はこれらの誘導体のメルカプト基とエス
テル結合をなしていてもよい。
一般式(4)で示される化合物の具体例としては、2,
3ージメルカプトピラジン、ピラジンー2,3ージチオ
カーボネート、5−メチルー2,3ージメルカプトピラ
ジン、5−エチルピラジンー2,3ージチオカーボネー
ト、5,6−ジメチルー2,3ージメルカプトピラジン
、5,6−ジメチルピラジンー2,3ージチオカーボネ
ート、N−メチルー3(2−メルカプトピラジル)スル
フエンアミド、N,Nージシクロヘキシルー3(5−エ
チルー2−メルカプトピラジル)スルフエンアミド、5
−イソプロピルー2−メルカプトピラジルー3−チオー
ルベンゾエート、5,6−ジメチルー2−メルカプトピ
ラジルー3−チオールセバケート、2,3ージメルカプ
トキノキサリン、 キノキサリンー2,3ージチオカーボネート、6−エチ
ルー2,3ージメルカプトキノキサリン〜 6−メチルキノキサリンー2,3ージチオカーボネート
、6,7−ジ(n−ブチル)−2,3ージメルカプトキ
ノキサリン、N,Nージシクロヘキシルー3(2−メル
カプトキノキサリル)スルフエンアミド、N−(n−ブ
チル)−3(6−メチルー2−メルカプトキノキサリル
)スルフエンアミド、6−イソプロピルー2−メルカプ
トキノキサリルー3−チオールアセテート、5,8−ジ
メチルー2−メルカプトキノキサリルー3−チオールベ
ンゾエート、6−イソブチルー2−メルカプトキノキサ
リルー3−チオールセバケート、6−ブロモー2,3ー
ジメルカプトキノキサリン〜 6−メトキシキノキサリンー2,3ージチオカーボネー
ト、6−ニトロー2,3ージメルカプトキノキサリン、
6−カルボキシキノキサリンー2,3ージチオカーボネ
ート、などが挙げられる。
3ージメルカプトピラジン、ピラジンー2,3ージチオ
カーボネート、5−メチルー2,3ージメルカプトピラ
ジン、5−エチルピラジンー2,3ージチオカーボネー
ト、5,6−ジメチルー2,3ージメルカプトピラジン
、5,6−ジメチルピラジンー2,3ージチオカーボネ
ート、N−メチルー3(2−メルカプトピラジル)スル
フエンアミド、N,Nージシクロヘキシルー3(5−エ
チルー2−メルカプトピラジル)スルフエンアミド、5
−イソプロピルー2−メルカプトピラジルー3−チオー
ルベンゾエート、5,6−ジメチルー2−メルカプトピ
ラジルー3−チオールセバケート、2,3ージメルカプ
トキノキサリン、 キノキサリンー2,3ージチオカーボネート、6−エチ
ルー2,3ージメルカプトキノキサリン〜 6−メチルキノキサリンー2,3ージチオカーボネート
、6,7−ジ(n−ブチル)−2,3ージメルカプトキ
ノキサリン、N,Nージシクロヘキシルー3(2−メル
カプトキノキサリル)スルフエンアミド、N−(n−ブ
チル)−3(6−メチルー2−メルカプトキノキサリル
)スルフエンアミド、6−イソプロピルー2−メルカプ
トキノキサリルー3−チオールアセテート、5,8−ジ
メチルー2−メルカプトキノキサリルー3−チオールベ
ンゾエート、6−イソブチルー2−メルカプトキノキサ
リルー3−チオールセバケート、6−ブロモー2,3ー
ジメルカプトキノキサリン〜 6−メトキシキノキサリンー2,3ージチオカーボネー
ト、6−ニトロー2,3ージメルカプトキノキサリン、
6−カルボキシキノキサリンー2,3ージチオカーボネ
ート、などが挙げられる。
本発明組成物中で使用される第四級アンモニウム塩また
は第四級ホスホニウム塩は下記一般式(1)又は(2)
で表わされる。
は第四級ホスホニウム塩は下記一般式(1)又は(2)
で表わされる。
〔上記一般式(1),(2)において、Qは窒素又はリ
ン原子であり、Xは原子価mのアニオンであり、各R1
は一価の有機基であつて、他のいずれのR1).L斤d
−1?」ζス、HlVL+思ナ?HAhn)Q1ふ丘日
1でQ原子を含む環式構造を形成することができ、直鎖
、分岐鎖又は環状であり、また飽和、不飽和又は芳香族
の炭素骨格連鎖を有することができ、しかもこの連鎖に
は炭素以外のヘテロ原子(例えば酸素、窒素又は硫黄)
が含まれていてもよく、更に本化合物の機能を妨げない
部分の置換がなされるか又はなされないものであり、そ
してR2は炭素数2乃至12(好ましくは2乃至8)の
二価の有機基である。
ン原子であり、Xは原子価mのアニオンであり、各R1
は一価の有機基であつて、他のいずれのR1).L斤d
−1?」ζス、HlVL+思ナ?HAhn)Q1ふ丘日
1でQ原子を含む環式構造を形成することができ、直鎖
、分岐鎖又は環状であり、また飽和、不飽和又は芳香族
の炭素骨格連鎖を有することができ、しかもこの連鎖に
は炭素以外のヘテロ原子(例えば酸素、窒素又は硫黄)
が含まれていてもよく、更に本化合物の機能を妨げない
部分の置換がなされるか又はなされないものであり、そ
してR2は炭素数2乃至12(好ましくは2乃至8)の
二価の有機基である。
〕上記一般式(1)又は(2)において、アニオンとし
て例えば、クロライド,ブロマイド,スルフェート,ビ
スルフエート,ナイトレート,ヒドロキシド,カーボネ
ート,パークロレート,トリフルオロメタンスルホネー
ト、アセテート,ベンゼンスルホネート,フエネート,
テトラフルオロボレート,ヘキサクロロホスフェート,
ヘキサフルオロホスフェート等が挙げられる。
て例えば、クロライド,ブロマイド,スルフェート,ビ
スルフエート,ナイトレート,ヒドロキシド,カーボネ
ート,パークロレート,トリフルオロメタンスルホネー
ト、アセテート,ベンゼンスルホネート,フエネート,
テトラフルオロボレート,ヘキサクロロホスフェート,
ヘキサフルオロホスフェート等が挙げられる。
上記式中、好ましいR1としてはアルキル,アルケニル
,シクロアルキル,フェニル又はそれ等の組合せであり
、R2はアルキレン,フェニレン又はフエニレンジアル
キレン等から選ばれる。
,シクロアルキル,フェニル又はそれ等の組合せであり
、R2はアルキレン,フェニレン又はフエニレンジアル
キレン等から選ばれる。
Rl,R2は本化合物の機能を妨げない置換基、例えば
ハロゲン,アルコキシ,アルキルチオ,フェニルチオ,
カルボアルコキシ,アセトキシ及びアセトアミドを含み
得る。代表的な第四級アンモニウム塩,第四級ホスホニ
ウム塩として次のものが例示され得る。(CH3)4N
+0H− ,(C4H9)4N+Cト ,(HOCH2
CH2)3N+CH3l− , HO一(C,H9)
3N+CH2CH2N+(C,H9)30H−,(C2
He.)3(C6H5)N+Br,(C8Hl,),(
CH=CHCH2)N+BF,−,(C,H,),(C
F3CH2)N+(SO42−)112,(C2H5)
2P+C1−,(C4H9)4P+Br−,(C6)(
5)4P+Cl−,(C2H3)3(Cl8H37)P
+Br,(C3H7)3(CyclO一C,Hll)P
+0H−,(C,鴇)3(CH2=CHCH2)P+C
l)(C6H6),(C6H5CH2)P+Cl−,(
C6Fり3(C6Hc,COCH2)P+Br−,(C
,Hl,),(CH3OCH2CH2)P+NO,)C
l→ (Ca■ )3PCH2C6H4(C,H5),
+Cl−, CH2P 本発明の受酸剤となる金属化合物としては、周期律表第
■族金族の酸化物,水酸化物,炭酸塩,カルボン酸塩,
ケイ酸塩,ホウ酸塩,亜燐酸塩,周期律表第■a族金属
の酸化物,塩基性炭酸塩,塩基性カルボン酸塩,塩基性
亜燐酸塩,塩基性亜硫酸塩,三塩基性硫酸塩などがある
。
ハロゲン,アルコキシ,アルキルチオ,フェニルチオ,
カルボアルコキシ,アセトキシ及びアセトアミドを含み
得る。代表的な第四級アンモニウム塩,第四級ホスホニ
ウム塩として次のものが例示され得る。(CH3)4N
+0H− ,(C4H9)4N+Cト ,(HOCH2
CH2)3N+CH3l− , HO一(C,H9)
3N+CH2CH2N+(C,H9)30H−,(C2
He.)3(C6H5)N+Br,(C8Hl,),(
CH=CHCH2)N+BF,−,(C,H,),(C
F3CH2)N+(SO42−)112,(C2H5)
2P+C1−,(C4H9)4P+Br−,(C6)(
5)4P+Cl−,(C2H3)3(Cl8H37)P
+Br,(C3H7)3(CyclO一C,Hll)P
+0H−,(C,鴇)3(CH2=CHCH2)P+C
l)(C6H6),(C6H5CH2)P+Cl−,(
C6Fり3(C6Hc,COCH2)P+Br−,(C
,Hl,),(CH3OCH2CH2)P+NO,)C
l→ (Ca■ )3PCH2C6H4(C,H5),
+Cl−, CH2P 本発明の受酸剤となる金属化合物としては、周期律表第
■族金族の酸化物,水酸化物,炭酸塩,カルボン酸塩,
ケイ酸塩,ホウ酸塩,亜燐酸塩,周期律表第■a族金属
の酸化物,塩基性炭酸塩,塩基性カルボン酸塩,塩基性
亜燐酸塩,塩基性亜硫酸塩,三塩基性硫酸塩などがある
。
具体的な例としては、マグネシア,水酸化マグネシウム
,水酸化バリウム,炭酸マグネシウム,炭酸バリウム,
生石灰,消石灰,炭酸カルシウム,ケイ酸カルシウム,
ステアリン酸カルシウム,ステアリン酸亜鉛,フタル酸
カルシウム,亜燐酸マグネシウム,亜燐酸カルシウム,
亜鉛華,酸化錫,りサージ,鉛丹,鉛白,二塩基性フタ
ル酸鉛,二塩基性炭酸鉛,ステアリン酸錫,塩基性亜燐
酸鉛,塩基性亜燐酸錫,塩基性亜硫酸鉛,三塩基性硫酸
鉛などを挙げることができる。本発明の加硫用組成物の
配合割合は、ポリマー10唾量部に対して、一般式(A
)て示される加硫剤0.1〜10重量部、好ましくは0
.2〜5重量部、一般式(1)又は(2)で示される第
四級アンモニウム塩及び/又は第四級ホスホニウム塩0
.1〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部と受酸
剤となる金属化合物0.1〜5睡量部、好ましくは0.
5〜3鍾量部の範囲が適当である。
,水酸化バリウム,炭酸マグネシウム,炭酸バリウム,
生石灰,消石灰,炭酸カルシウム,ケイ酸カルシウム,
ステアリン酸カルシウム,ステアリン酸亜鉛,フタル酸
カルシウム,亜燐酸マグネシウム,亜燐酸カルシウム,
亜鉛華,酸化錫,りサージ,鉛丹,鉛白,二塩基性フタ
ル酸鉛,二塩基性炭酸鉛,ステアリン酸錫,塩基性亜燐
酸鉛,塩基性亜燐酸錫,塩基性亜硫酸鉛,三塩基性硫酸
鉛などを挙げることができる。本発明の加硫用組成物の
配合割合は、ポリマー10唾量部に対して、一般式(A
)て示される加硫剤0.1〜10重量部、好ましくは0
.2〜5重量部、一般式(1)又は(2)で示される第
四級アンモニウム塩及び/又は第四級ホスホニウム塩0
.1〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部と受酸
剤となる金属化合物0.1〜5睡量部、好ましくは0.
5〜3鍾量部の範囲が適当である。
本発明組成物において、特に迅速な加硫速度を必要とす
るときは、更にポリオール類,チウラムスルフイド類,
ジチオカーバメート類,グライム類のうち一種又は二種
以上を添加することが有効である。
るときは、更にポリオール類,チウラムスルフイド類,
ジチオカーバメート類,グライム類のうち一種又は二種
以上を添加することが有効である。
この様な化合物の具体例としては、ジエチレングライコ
ール,ペンタエリスリトール,トリメチロールプロパン
,トリメチロールエタン,ソルビトール,テトラメチル
チウラムモノスルフィド,テトラメチルチウラムジスル
フイド,テトラエチルチウラムジスルフイド,ジペンタ
メチレンチウラムテトラスルフイド,ジエチルジチオカ
ルバミン酸テルル,ジブチルジチオカルバミン酸ニッケ
ル,ピペコリルジチオカルバミン酸ピペコリン,ポリエ
チレングリコール等を挙げることが出来る。これらの化
合物の配合量は、ポリマー10踵量部に対して0.1〜
10重量部、特に好ましくは0.1〜6重量部である。
本発明組成物には、上記の他に当該技術分野において通
常行なわれるように各種の配合剤、例えば充填剤、補強
剤、可塑剤、加工助剤、老化防止剤、顔料、難燃剤など
を任意に配合することができる。
ール,ペンタエリスリトール,トリメチロールプロパン
,トリメチロールエタン,ソルビトール,テトラメチル
チウラムモノスルフィド,テトラメチルチウラムジスル
フイド,テトラエチルチウラムジスルフイド,ジペンタ
メチレンチウラムテトラスルフイド,ジエチルジチオカ
ルバミン酸テルル,ジブチルジチオカルバミン酸ニッケ
ル,ピペコリルジチオカルバミン酸ピペコリン,ポリエ
チレングリコール等を挙げることが出来る。これらの化
合物の配合量は、ポリマー10踵量部に対して0.1〜
10重量部、特に好ましくは0.1〜6重量部である。
本発明組成物には、上記の他に当該技術分野において通
常行なわれるように各種の配合剤、例えば充填剤、補強
剤、可塑剤、加工助剤、老化防止剤、顔料、難燃剤など
を任意に配合することができる。
本発明組成物の配合方法としては、従来ポリマー加工分
野において利用されている任意の手段、例えばミキシン
グロール、パンバリーミキサー、各種二ーダー類などが
利用できる。
野において利用されている任意の手段、例えばミキシン
グロール、パンバリーミキサー、各種二ーダー類などが
利用できる。
上記混合された組成物は、通常100〜200℃で0.
1〜300分間加熱することによつて加硫物とすること
ができる。
1〜300分間加熱することによつて加硫物とすること
ができる。
加硫成形の方法としては、金型による加圧成型、射出成
形、スチーム缶、エアーバスあるいは赤外線、マイクロ
ウェーブなどによる加熱など任意の方法が利用できる。
以下、実施例によつて本発明を説明する。
形、スチーム缶、エアーバスあるいは赤外線、マイクロ
ウェーブなどによる加熱など任意の方法が利用できる。
以下、実施例によつて本発明を説明する。
実施例1〜10、比較例1
第1表に示す各配合物を60〜70℃゜のオープンロー
ルで混練し、シート化したものを金型に入れ、実施例1
〜4及び比較例1については155℃で10分間加圧成
形し、実施例5〜10については1550Cで3紛間加
圧成形した。
ルで混練し、シート化したものを金型に入れ、実施例1
〜4及び比較例1については155℃で10分間加圧成
形し、実施例5〜10については1550Cで3紛間加
圧成形した。
得られた各加硫物について物性試験を行ない、その結果
を第2表に示した。また、実施例1、および比較例1の
配合物の加硫曲線をJSR型キユラストメーターを用い
て、振巾角3を、温度155℃で測定し、その結果を第
1図に示した。
を第2表に示した。また、実施例1、および比較例1の
配合物の加硫曲線をJSR型キユラストメーターを用い
て、振巾角3を、温度155℃で測定し、その結果を第
1図に示した。
尚、比較例1は前記先願明細書に開示している促進剤を
配合した組成物である。
配合した組成物である。
第1図は実施例1及び比較例1の加硫曲線である。
Claims (1)
- 1 (a)ハロゲン含有ポリマー100重量部(b)2
、3−ジメルカプトピラジン若しくは2、3−ジメルカ
プトキノキサリン又はこれらの誘導体0.1〜10重量
部(c)第四級アンモニウム塩及び/又は第四級ホスホ
ニウム塩0.1〜10重量部(d)受酸剤となる金属化
合物0.1〜50重量部上記(a)〜(d)各成分を含
むことを特徴とするハロゲン含有ポリマー加硫用組成物
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343483A JPS6054976B2 (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | ハロゲン含有ポリマ−加硫用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343483A JPS6054976B2 (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | ハロゲン含有ポリマ−加硫用組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59227946A JPS59227946A (ja) | 1984-12-21 |
JPS6054976B2 true JPS6054976B2 (ja) | 1985-12-03 |
Family
ID=14353928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10343483A Expired JPS6054976B2 (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | ハロゲン含有ポリマ−加硫用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6054976B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6240573U (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-11 | ||
JPH02122366U (ja) * | 1989-03-22 | 1990-10-05 | ||
JPH0330876U (ja) * | 1989-08-03 | 1991-03-26 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0781035B2 (ja) * | 1986-06-27 | 1995-08-30 | 豊田合成株式会社 | クロロプレンゴム配合物 |
US4745147A (en) * | 1986-10-24 | 1988-05-17 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Vulcanizable chlorinated polyethylene compositions |
AU619483B2 (en) * | 1987-09-28 | 1992-01-30 | Zeon Chemicals U.S.A. Inc | No-post-cure method of curing polyacrylate polymers |
EP0657499B1 (en) * | 1993-12-09 | 1998-07-08 | Daiso Co., Ltd. | Vulcanizable epichlorohydrin polymer composition |
DE102005055649B4 (de) | 2004-11-24 | 2018-01-11 | Osaka Soda Co., Ltd. | Zusammensetzung für Gummi und Vulkanisationsprodukt |
JP6349749B2 (ja) * | 2014-01-31 | 2018-07-04 | 東ソー株式会社 | クロロスルホン化ポリオレフィン組成物 |
-
1983
- 1983-06-09 JP JP10343483A patent/JPS6054976B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6240573U (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-11 | ||
JPH02122366U (ja) * | 1989-03-22 | 1990-10-05 | ||
JPH0330876U (ja) * | 1989-08-03 | 1991-03-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59227946A (ja) | 1984-12-21 |
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