JPS605468A - 回転記録媒体再生装置 - Google Patents

回転記録媒体再生装置

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JPS605468A
JPS605468A JP58112290A JP11229083A JPS605468A JP S605468 A JPS605468 A JP S605468A JP 58112290 A JP58112290 A JP 58112290A JP 11229083 A JP11229083 A JP 11229083A JP S605468 A JPS605468 A JP S605468A
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signal
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recorded
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program
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平田 渥美
Kenji Kaneko
金子 憲司
Toyotaka Machida
豊隆 町田
Shunichi Shichijo
俊一 七條
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Nippon Victor KK
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Victor Company of Japan Ltd
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    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B5/00Electrically-operated educational appliances
    • G09B5/06Electrically-operated educational appliances with both visual and audible presentation of the material to be studied
    • G09B5/065Combinations of audio and video presentations, e.g. videotapes, videodiscs, television systems

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転記録媒体再生装置に係り、特に映像信号及
び音声信号と共に、コンピュータ等の判断機能を持った
外部は器の制御プログラム信号が記録された円盤状回転
記録媒体(以下「ディスク」という)を再生し、上記外
部機器との間で所謂対話形式の再生を行ない得る回転記
録媒体再生装置に関する。
従来技術 ディスクに記録されている情報信号をより有効に活用す
るために、ディスク再生装置の外部に判断機能を持った
機器、例えばパーソナルコンピュータを接続し、パーソ
ナルコンピュータによりディスク再生装置などを制御す
ることが従来より行なわれいる。例えば、映像信号及び
音声信号が幾何学的形状の変化として螺旋状又は同心固
状トラックに記録されているビデオディスクを再生する
場合は、所位対話形式でビデオディスクを再生すること
ができ、ビデオディスクを教育、ゲームその他広範囲の
用途に倶し得る。またオーディオレコードディスク再生
装置に対してパーソナルコンピュータを接続した場合は
、オーディオレコードディスクの再生音と同時に、パー
ソナルコンピュータで発生した該再生音と関連のある画
像をモニター表示することができ、この画像により再生
音のより一層変化のある聴取をさせることができる。
発明が解決しようとする問題点 ここで、パーソナルコンピュータによりディスク再生装
置を制御したり、ディスク再生信号と関連のある情報を
パーソナルコンピュータにより発生させるためには、当
然のことながらパーソナルコンピューターに制御プログ
ラムをロードする必要があり、しかもその制御プログラ
ムは使用をするパーソナルコンピュータのインタープリ
タあるいはモニター等の種類に適合した所定の言語形式
で書かれている必要がある。このため、従来はディスク
の情報内容(ディスクの種類)に応じた数の制御プログ
ラムが必要であることは勿論のこと、同一種類のディス
クに対しても、使用をすることが予定されるパーソナル
コンピュータに定められている所定の言語で書かれた制
御プログラムが用意されているディスクしか再生できな
かった。
また前記ビデオディスクには制御プログラムが記録され
ていなかったので、制御プログラムは別途用意しておか
なければならず、従ってビデオディスクの種類を多く持
つほど、それに対応した数の制御プログラムを別途保管
する必要があり、保管に場所をとる等の問題点があった
。更に従来のパーンナルコンピュータによりビデオディ
スク再生装置を制御する方法は、パーソナルコンピュー
タからの情報がビデオディスク再生装置へ供給されるだ
けであり、パーソナルコンピュータはビデオディスク再
生装置の状態を検出することができなかった。
他方、前記オーディオレコードディスクの中には、本出
願人等が例えば特願昭57−160327号で提案した
如く、制御プログラムがディスクの内周部分に記録され
ているのものもある。しかるに、このオーディオレコー
ドディスクに記録されている制御プログラムは、音声信
号記録トラックとは区別された別のトラックに記録され
ているので、音声信号の記録容量が制御プログラム記憶
分だけ減ることとなり、また全て制御プログラムをパー
ソナルコンピュータにロードしてからでないと、所望の
動作ができなかった。従って、パーソナルコンピュータ
により発生された画像と、オーディオレコードディスク
の再生音とを夫々同時に楽しむためには、上記の既記録
制御プログラムの再生時間は持つ必要があり、音声信号
の再生開始までに時間がかかつていた。更に、パーツナ
ルコンピュータは上記の既記針制御プログラムをすべて
一度に記憶する必要があるので、記憶容量が大きくなり
、また更にオーディオレコードディスク再生装置に対し
てはパーソナルコンピュータは何の制御ももしておらず
対話形式の制御はできなかった。
また更に、パーソナルコンピュータと外部記憶装置とし
てのフロッピーディスクとを用いて、所謂アドベンチャ
ーゲームと呼称されるゲームを行なうゲーム装置も従来
あったが、このものはアニメーション的な画像しか再生
できず、また1枚の静止画を得るために4kバイト程度
の容量が必要であるので、片面単密度のミニフロッピー
で例えば40枚の静止画しか再生できず、更に制御プロ
グラムも必要であった。
そこで、本発明は映象信号と共に記録される音声信号に
時系列的に合成して又は音声信号に代えて制御プログラ
ムを限られた帯域内で記録されたディスクを再生するこ
とにより、上記の諸問題点を悉く解決し得るディスクの
再生装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、回転記録媒体を再生する装置の外部に接続さ
れる判断機能を持つコンピュータ等の機器の入出力制御
コマンド及びその内部処理コマンドと該再生装置の制御
コマントとよりなり、少なくともプログラム制御型実行
文及びダイレクト実行文で書かれており、かつ、該プロ
グラム制御型実行文及び該ダイレクト実行文の該外部機
器での実行優先順位をつける該ダイレクト実行文を有す
る制御プログラムが、映像信号の水平走査周期の自然数
倍の期間を周期とする基準クロックに基づいてセルフク
ロック可能な変調方式で変調されると共に音声信号帯域
に帯域制限された被変調波信号であって、該被変調波信
号が略1フィールドの期間単位で音声信号に代えて、又
は音声信号に時系列的に合成されて映像信号ち共に水平
同期信号に同期して螺旋状又は同心円状の同じトラック
に記録されてなる回転記録媒体の既記録信号をピックア
ップ再生素子によりピックアップ再生する再生手段と、
該再生手段よりの再生信号中より該被変調波信号を復調
するデコーダと、該デコーダの出力信号より前記制御プ
ログラム信号を生成する手段と、生成された制御プログ
ラム信号と再生装置の内部状態及び再生トラック位置を
示すアドレス情報を前記外部機器に伝送する一方該外部
機器より制御コマンドが供給されるインターフェース手
段と、該制御コマンドにより少なくとも該ピックアップ
再生素子の再生トラック位置制御を行なう手段とよりな
り、同一の該制御プログラム信号列を選択的にに実行す
る該外部機器との間で対話形式の再生を行なうよう構成
したものであり、以下その一実施例について説明する。
実施例 本発明になるディスク再生装置について説明するに先立
ら、まず本発明により再生すべきディスクの信号記録系
及びディスクのトラックパターンの一例について説明す
る。第1図は本発明装置で再生するディスクに記録され
るべき制御プログラム等の作成方法の概略の一例を示す
。同図に示す如く、シナリオ1に基づいて映像信号はテ
レビジョンカメラ2により発生されて更に編集されてV
TR3により磁気テープに記録される。またシナリオ1
に基づく音声信号はマイクロホン4により発生されて更
に編集されてテープレコーダ5に記録される。更にシナ
リオ1に基づいて上記の映像信号及び音声信号の発生と
は夫々独立に高級言語によるプログラム制御型実行文、
ダイレクト実行文及びデータ文で書かれたコントロール
プログラムが作成されると共にリンケージプログラムが
作成される。なお、このプログラム作成にあたって、ジ
ャンプ系命令のアドレス指定はラベルで行ない、また画
面座標指定(例えばローケート、ライトベン命令など)
はX座標、Y座標をパーセント表現とする。これは、パ
ーソナルコンピュータ等の画面の大ささが機種によって
相違するため、どのような機種のパーソナルコンピュー
タを使用しても、でさるだけ意図した画面位置に画像を
表示させるためである。
このコントロールプログラムはエディタコンパイラ6に
より本発明特有の中間言語に翻訳された後、シミュレー
タデバッガ7により、中間言語に翻訳されたコントロー
ルプログラムに基づくシミュレーションを行なってその
プログラムの誤りを検出及び診断し、誤りがある場合は
高級言語で作成したコントロールプログラムを修正し、
それを再びエディタコンパイラ6を通して再度シニュレ
ーションをする。このようにして、中間言語で書かれた
コントロールプログラムが作成される。しかる後に、こ
のコントロールプログラムは、ラベルテーブル8を参照
して、ラベル間の間隔(挿入すべき場面(シーン)間の
間隔)や順番などを考慮して、サブルーチンの実行文位
置なとも勘案して再度修正され、最終的に所定の時間的
位置に挿入され、制御プログラムが作成される。
一方、VTR3で再生された映像信号及びテープレコー
ダ5で再生された音声信号は、後述する所定の信号処理
を受けると共に、トラックナンバスやタイムコード(タ
イムアドレス)客のアドレス信号を付加される。また上
記の制御プログラムの原情報データは第1図にリンケー
ジエディタで示すブロックにおいて、以下に訂述する処
理を受ける。
すなわち、制御プログラムの原情報データブロック長は
、可変長であるが、これを6nバイト(nは自然数)で
示される固定長のデータブロックにあてはめる。例えば
原情報データブロック長が6バイト以下のときは6バイ
ト、49ビット以上24バイト以下のときは24バイト
、24バイトよりも大で48バイト以下のときは48バ
イト、48バイトよりも大で96バイト以下のときは9
6バイトのブロック長に夫々あてはめられる。また原情
報データ長があてはめられた固定長のデータブロックの
長さよりも短いときは残りのデータ長にはダミーデータ
が挿入される。これは後述のデータ並べ換えを行なうた
めである。
ここで、制御プログラムは後述するディスク再生装置の
制御コマンドと、そのサブコンド(例えばビデオ特殊効
果)と、ディスク再生装置の外部に接続される判定機構
をもったパーソナルコンピュータ、ゲーム装置等の機器
(入力装置も含む)の入出力コントロールコマンドと、
更にその機器の内部処理コマンド(例えば代入文、演算
,乱数,サブルーチンスタック等)とよりなり、前記し
た如く、プログラム制御型実行文、ダイレクト実行文及
びデータ文(ただし、データ文はない場合もあり得る)
で書かれている。
上記のプログラム制御型実行文は複数のコマンド列から
なるプログラムパッケージの形となっており、それらの
コマンド列がコンピュータ内にすべて格納された後に実
行される実行文である。また上記のダイレクト実行文は
、単独のコマンドで成り立っており、コンピュータに入
力後格納されることなく即実行される実行文である。更
に、データ文は数字,文字の各データ、コンピュータ処
理のためのデータなどからなる。
本発明再生装置は、外部機器の上記プログラム制御型実
行文,ダイレフト実行文の実行(あるいは、再生装置の
外部機器に対するプログラム制御型実行文、ダイレクト
実行文の伝送)に優先順位をつける点に特徴を有するも
のであり、これにより、後述する如く、同一制御プログ
ラム信号列の選択的実行が行なえるものである。すなわ
ち、ダイレクト実行文の中で、プログラム制御型実行文
及びダイレクト実行文の実行優先順位を行なうものとし
て、次表に示す如きコマンドを設ける。
表1 外部機器は後述する如く、表1の”RUN”命令実行後
は(1)プログラム制御型実行文の実行が終了するか、
(2)表1の”BERAK”命令による実行中断が行な
われるか、のいずれかの場合でない限り、入来する他の
プログラム制御型実行文及びダィレクト実行文を無視す
るものとする。このような外部機器での実行優先順つけ
るダイレクト実行文を有するダイレクト実行文、プログ
ラム制御型実行文、更には必要に応じてデータ文で書か
れた制御プログラムが、後述するディスク10に電気信
号の形態で記録される。
上記の制御プログラムの情報データは前記した如く、6
0バイト(nは自然数)で示される固定長のデータブロ
ツクにあCはめられた後、6バイト単位で分割される。
この6バイトの各分割データの頭初位置、インフォーメ
ーションヘッダー1パイトが夫々付加される。第2図は
分割されこGバイトの情報データD0〜D5の先頭にH
Eで示す1バイトのヘッダーが付加されていることを示
す。次に、上記の7バイトのデータHE、D0〜D5の
夫々は上位4ビツトと下位4ビツトとに夫々分けられ、
上位4ピツトの各情報ビットの次に3ビットの誤り訂正
符号と1ビットのバリティとが夫々付加される。下位4
ビツトの各情報ビットも同様に3ビットの誤り訂正符号
と1ピットのパリブイとが夫々付加される。第3図は上
記した上位4ピット又は下位4ビツトの情報ピットb1
〜b4と、3ビットの誤り訂正符号b5〜b7と、パリ
ティビットb7とよりなるデータ公正を示す。
第3図に示り各ピットb1〜b8の値は例えば第4図に
示す如くに選定される。このように、第2図に示す構成
の各1バイトの情報データが上位4ビットと下位4ビッ
トについて夫々第3図に示す如く4ビツトのブーニック
ビットb5〜b8が付加されることによつて、結周第2
図に示す構成のブロックは第5図に示す如く14バイト
で構成されることになる。第5図中、HEu、HEは第
2図にHEで示すヘッダーの上位4ビットと下位4ピッ
トとを夫々示し、同様にD0〜D5の添字Uは第2図に
示す原情報データD0〜D5のL位4ビットであること
を示す、添字Lは下位4ビットであることを示す。また
第5図中、Hはその直前の4ビットの情報データの誤り
を検出し、かつ、訂正する4ビットチェックビットを示
す。
次に、第5図に示す14バイトのデータは、再生時のバ
ースト誤りに対する影響をできるだけ小さくするために
、データの並べ換え(所謂スクランブル、あるいはイン
ターリーブ)が行なわれる。
第5図に示す14バイトのデータを1バイト毎に区切り
第6図(A)に示す如き番号をつけるものとすると、こ
れらのデータは同図(B)に示す如くに並べ換えられる
。しかる後に、14バイトのデータの前にデータの始り
を示すために1パイトのフレーミングコードが付加され
る。このフレーミングコード1バイトへとスクランブル
後のプログラム情報14バイトとからなる計15バイト
の信号は、1ビツトの伝送期間が2H(ただし、Hは水
平走査期間)とされ、かつ、第7図に示り如く、記録映
像信号がNTSC方式の場合は、走査線番号第21H目
から第260H目まで(第284H目から第523H目
まで)の計240Hの期間に亘って出力され、更に後述
するセルフクロック可能な変調方式で変調された後、第
1図に示すカッティング装置9によりディスク10上に
音声信号に例えば時系列的に合成されて記録される。
このように、制御プログラムは原情報データが6バイト
毎に分割されてそれがフレーミングコード1バイトを含
めて計15バイトで略1フィールドの期間毎に記録され
るが、第7図にG1及びG2で夫々示す計22.5Hの
期間には伝送されない。
これは後述する再生装置のピックアップ再生素子が、垂
直帰線消去期間内の例えば第11日目(又は第274日
目)付近で強制的にトラック変更されて特殊再生を行な
る場合にも確実に制御プログラム信号が再生できるよう
にするためである。
次に信号記録系について更に詳細に説明するに、第8図
は本発明装置により再生すべきディスクの信号記録系の
一例のブロック系統図を示す。同図中、15は制御プロ
グラム発生装置で、第1図乃至第7図と共に説明した方
法により前記制御プログラムが電気信号の形態とされた
制御プログラム信号を第7図に示1如きタイミングで発
生出力する。またカラー映像信号源16からは列えばN
TSC方式カラー映像信号が発生出力され、音声信号源
17及び18からは夫々第1、第2チャンネルの音声信
号が夫々発生出力される。制御プログラム発生装置15
より取り出された制御プログラム信号は、第9図(B)
に示す如く、NRZ(ノン・リターン・ツウ・ゼロ)信
号であり、そのままでは信号記録再生に適さないので、
変調器19によりセルフクロツク可能な変調方式、例え
ばFM(フリケンシイ・モジュレーション;バイフェー
ズ・スペース変調)方式により変調されて第9図(C)
に示す如き信号とされる。
変調器19は同期信号分離回路27よりの第9図(A)
に示す水平同期信号fHを例えば1/2分周し、この1
/2分周出力を基準クロックとしてパイフェーズ・スペ
ース変調をかけ、第9図(C)に示す如く、NRZ信号
のデータが「1」のときは周期1Hで交互に反転し、デ
ータ「0」のときは周期2Hで反転するにうな被変調波
信号を出力する。この被変調波信号をNRZ信号に比し
直流成分が少なく、またクロック成分を多く含んでおり
記録再生に適しており、低域フィルタ20により音声信
号帯域に帯域制限されると共に約1H程度遅延されて第
9図(D)に示す如き略正弦波状の波形とされる。この
低域フィルタ20の出力信号は第9図(A)、(D)か
ら明らかなように、そのピーク値の位相と水土同期信号
の位相とが夫々略対応した如くになり、従って後述のデ
ィスク再生装置においては、その信号からクロック成分
を再生せずとも、水平同期信号の再生出力を用いてデー
タを復調することができる。
低域フィルタ20より上記の如く帯域制限及び遅延され
て取り出された制御プログラム信号は、切換回路21に
供給される。切換回路21は制御プログラム信号を選択
出力し、制御プログラム信号が発生出力されない期間は
音声信号源18よりの第2チャンネルの音声信号を選択
出力する。
従って、切換回路21の出力信号は制御プログラム信号
に、その制御プログラム信号が発生出力されない期間に
のみ第2チャンネルの音声信号が助系列的に合成された
信号となる。
切換回路21の出力信号は周波数変調器23に供給され
、ここで例えば3.73MHz±75kHzの被周波数
変調波fA2とされて混合器33に供給される。一方、
周波数変調器22からは第1チヤンネルの音声信号で周
波数変調された例えば3.43MHz±75kHzの被
周波数変調波fA1が取り出されて混合器33に供給さ
れる。
他方、カラー映像信号源16より取り出されたNTSC
方式カラー映像信号は、クシ形フィルタ24及び25に
夫々供給される。クシ形フィルタ24は、後述の2.5
6MHzに低減変換された搬送色信号を帯域共用多重す
るために、2MHz以上の帯域でクシ形フィルタ動作を
行ない、その出力である分離した輝度信号を低減フィル
タ26に供給する。低域フィルタ26は輝度信号の上限
周波数を約3MHzに帯域制限する。また、上記クシ形
フィルタ25より帯域3.58MHz±500kHzの
搬送色信号が取り出され、色副搬送波発生器28及び色
信号変換回路29の人々の入力となる。色副搬送波発生
器28は周知の方法により低域フィルタ26の出力輝度
信号より同期信号分離回路27で分離された同期信号か
らつくられるパーストゲートパルスと搬送色信号中のカ
ラーバースト信号から、搬送色信号の色副搬送波周波数
に等しい周波数fsc(NTSC方式カラー映像信号で
は3.579545MHz)の連続波を発生する。一方
、色信号変換回路29は、色副搬送波発生器28よりの
連続波の周波数を12/7にし、この信号と入力搬送色
信号とをビート変換して(5/7)xfscの色副搬送
波同波数の低域変換された搬送色信号を出力する。
この低域変換された搬送色信号は、上記低域フィルタ2
6よりの帯域制限された輝度信号と混合器30で帯域共
用多重され、プリエンファシス回路31で適当なプリエ
ンファシスがかけられた後、混合器33に提供される。
また色副搬送波発生器28より取り出された色副搬送波
周波数fscに等しい連続波は、同期信号分離回路27
で分離された同期信号と共に参照信号発生回路36に供
給される。参照信号発生回路36は、記録原盤の1回転
期間に等しい4フィールド期間は、周波数(1/5)f
scでバースト状の第1の参照信号fp1を発生し、次
の4フィールド期間は周波数(1/7)fscでバース
ト状の第2の参照信号fp2を発生することを4フイー
ルド期間毎に交互に繰り返してその発生した参照信号を
出力端子38へ出力すると共に、参照信号fp1及びf
p2の切換接続部分に対応して例えば周波数(1/13
)fscの参照信号fp3を約3H期間発生して混合器
35へ供給する。第10図(A)は記録すべき映像信号
から分離した垂直帰線消去期間付近の水平同期信号及び
垂直同期信号を夫々示し、上記参照信号fp3は第10
図(C)に承り如く垂直同期信号に略対応した期間発生
され、また第1.第2の参照信号fp1、fp2は、第
10図(D)に示す如く1H周期で発生される。
第10図(B)はチャプタアドレス信号Ac、タイムア
ドレス信号AT及びトラックナンバーアドレス信号AN
が、同図(A)の波形上部に示す走査線番号の第17H
目、第18H目及び第20H目の各1H期間内に伝送さ
れることを示し、これらのアドレス信号は第8図に示す
入力端子32より混合器33に供給される。ここで、チ
ャプタ録プログラムの順番で示すアドレス信号、タイム
アドレス信号Arは通算の時間で示すアドレス信号、更
にトラックナンバーアドレス信号ANはディスク一回転
宛形成されるトラックを参照信号fp3記録位置を始点
として1本とするときのトラック本数を示すアドレス信
号であり、これらのアドレス信号はいずれも29ビット
で構成されている。
第11図は上記トラックナンバーアドレス信号ANの信
号フォーマットの一例を示す。同図中、SYNCで示す
第1ビット目から第4ビット目までには固定パターンの
同期信号が配置され、次の2ビットにはライン識別コー
ドが配置され、更に次の2ビットには音声識別コードが
配置される。
ライン識別コードはこのアドレス信号が伝送される走査
線番号を識別させるためのコードで、音声識別コードは
記録音声信号の種別(例えばステレオ、モノラル、バイ
リンガル等)を示すコードである。更に第9ビット目か
ら第28ビット目までの計20ビットにはトラック番号
を示すコードが配置され、最後の1ビットがパリティピ
ットとされている。ここで、トラック番号を示すコード
は、第11図に40a〜4Ocで示す各4ピットがトラ
ック番号の万、千、百、十及び一の桁の数値を16進法
で表わす構成とされている。しかして、トラック本数は
片面当り最大60分の記録ができるディスクの場合、最
大54000本である。従って、40aで示14ビット
の値の最大値は16進法で「5」であり、これは2進数
では「0101」であるから、40aで示り4ビットの
最上位ビット、すなわちトラックナンバーアドレス信号
の第9ビット目(第11図に斜線を付して示す)は常に
「0」であることがわかる。
そこで、本実施例ではこの第9ビツト目の1ビットを制
御プログラム信号の記録の有無の判別のために使用し、
この1ビツトが「1」のときは走査線番号第21H目(
第284H目)から240Hの期間に亘って制御プログ
ラム信号が記録されることを示すコードとして用いる。
上記の如くにして混合器33に供給された書信号はここ
で多重された後、第8図に示す周波数変調器34により
周波数変調された後、更に混合器35に供給される。こ
れにより、混合35からは周波数変調器34の出力被周
波数変調波信号と参照信号fp3との混合信号と取り出
され出力端子37へ出力される。
第12図は記録信号の周波数スペクトラムの一例を示す
。■は周波数変調された輝度信号の2.3MHzの搬送
波偏移周波数帯域を示しており、「aはシンクチップに
相当する6.1MHzの周波数、fbはペデスタルに相
当する6.6MHzの周波数、fcはホワイトピークに
相当する7.9MHzの周波数数を示す。またIIL、
IIUは周波数変調された輝度信号の下側波帯、上側波
帯を示し、IIIL、IIIUは被周波数変調波fA1
、fA2を更に周波数変調し信号の下側波帯、上側波帯
を示す。IVはfA1.fA2の搬送波3.43MHz
.3.73MHzを示す。前記した如く、バイフェーズ
・スペース変調された制御プログラム信号は、第2チャ
ンネルの音声信号に時系列的に合成されて3.73MH
zの搬送波を周波数変調し、更にこれにり得られた被周
波数変調波fA2で所定の搬送波を周波数変調した信号
形態で記録される。
更に第12図中、Vは色信号変換回路29より取り出さ
れる低域変換搬送色信号の周波数帯域を示す。またこの
低域変換送色信号が周波数変調器34により周波数変調
されることによって生じた第1側波帯はVIL、VIU
で、また第2側波帯はVIL、VIIUで夫々示される
。第12図中、実線で表わした周波数スペクトラムがデ
ィスクに記録される信号の周波数スペクトラムを示す。
なお、参照信号fp1、fp2及びfp3は帯域Vll
lLの下側の空いている周波数帯に位置する。
参照信号fρ1〜fp3と情報信号の占有帯域を夫々分
離することは、同一の再生釦で再生する必要性からであ
る。
第8図に示1出力端子37.38から取り出された情報
信号、参照信号は、レーザー光を用いた公知のカッティ
ング装置ににす、第1.第2の被変調レーザー光に変換
され、円盤状記憶原盤上の感光剤に1/2トラックピッ
プ程度互いに離間して同時に集束せしめられる。この記
録原盤を公知の現像工程を通して、更にこれより公知の
製盤工程により電極機能を持ち、かつ、針案内溝の形成
されていない第13図に示す如きトラツクパターンを有
するディスクが製作される。
第13図において、ディスク41は螺旋状のトラックT
に出力端子37より取り出された映像信号、音声信号、
アドレス信号及び制御プログラム信号よりなる情報信号
に被周波数波変信号とされてその情報内容に応じてビッ
トを断続的に形成されて記録されている。第13図に実
線で示す1本の連続する螺旋状トラックTのうちディス
ク41の各回転分に相当するトラックをt1、t2,t
3.・・・として示す。各トラックは平坦面に情報信号
のビットを形成されてなり、針案内溝は形成されていな
い。このトラックにつき、1水平走査期間(1H)毎に
水平帰線消去期間相当位置に、その長手方向上両側に夫
々第1の参照信号fp1のピット、第2の参照信号fp
2のビットを形成されている。
そして、相隣るトラックの中心線間の中間位置には上記
参照信号fp1、fp2のピットのう1ういずれか一方
のみが形成されており、しかも一のトラックに対し参照
信号fp1、fp2が記録される側はトラック毎に入れ
かわる。即し第13図中、参照信号gp1のトラックは
破線で、参照信号fp2のトラックは一点鎖線で示して
ある。
v1、v2、v3、・・・は各フィールドの垂直同期信
号の位置を示す。また、各トラックt1、t12、t3
.・・・の始端位置、即ち参照信号fp1とfp2とが
切り換わる位置v1、v5.v9.・・・には第3の参
照信号fp3が例えば前記した如く約3日期間記録され
ている。
またディスク41はその1回転期間が映像信号の例えば
4フイールド期間に等しく、垂直帰線消去期間が第13
図にa、b、c及びdに示す範囲内のトラックt1、t
2、t3,・・・に記録されている。
このように、本発明において再生されるべきデイスクに
記録される制御プログラムは、映像信号及び音声信号と
完全に1対1の対応を持った時系列で記録されるため、
後述するディスク再生装置の外部に接続される判断機能
を持つたパーソナルコンピュータ等の機器は、この制御
プログラムの全てを保存する必要はなく、制御プログラ
ムが新たに再生される都度ロードされ、既にロードされ
ている制御プログラムに対して、新規、部分消去、追加
等の動作を行なうことが可能となり、よってメモリ容量
が少なくて済む。なお、制御プログラムは各トラックに
分散して逐次記録されており、前記した如く、制御プロ
グラムが記録されていない部分には第2チャンネルの音
声信号が記録される。
また制御プログラムは、所定の中間言語で書かれており
、後述する如く、バーソナルコンピュータ等の外部機器
にその中間言語をその外部機器に定められている所定の
言語形式に変換するディスク言語インタープリタを用意
することにより、その外部機器との対話が可能となる。
すなわら、ディスクの種類に応じた数の制御プログラム
が必要となるが、ディスク言語インタープリタを再生時
に使用をすることが予定される外部機器の言語形式の全
種類に応じた種類用意することにより、同一種類のディ
スクの制御プログラムは一種類のみでよく、従来に比し
ソフトウエア開発の負担を減らすことができる。
更に制御プログラムは第2チャンネルの音声信号伝送路
を利用して映像信号等と同じトラックに記録されるので
、第1チャンネルの音声信号及び映像信号に関しては制
御プログラムを記録しない従来のディスクと同一の記録
容量で記録することができ、それらの記録容量に制約を
与えることもない。
次に、本発明になるディスク再生装置について説明する
。第14図は本発明になるディスク再生装置と他の外部
機器との接続の状態の一実施例を示し、また第15図は
本発明になるディスク再生装置と外部機器との制御プロ
グラムの再生系の一実施例を示す。両図中、同一構成部
分には同一符号を付してある。第14図において、ビデ
オディスクプレーヤ43はインターフェースボックス4
4との間でローカルコマンドが双方向に伝送される一方
、再生信号が特殊効果を得るためのビデオ/オーディオ
プロセッサ45に供給される。更に、インターフェース
ボックス44とビデオ/オーディオプロセッサ45及び
文字・音声発生器46との間でローカルコマンドが伝送
される構成とされている。本明細書ではビデオディスク
プレ−ヤ43、インターフェースボックス44、ビデオ
/オーディオプロセッサ45及び文字・音声発生器46
からなる構成をディスク再生装置47というものとする
。なお、ビデオ/オーディオプロセッサ45及び文字・
音声発生器46は必ずしもなくてもよい。またインター
フェースボックス44は例えばRS232C等の双方向
通信可能な標準インターフェースを備えることとする。
第14図において、ディスク再生装置47内のインタフ
ェースボックス44と、判断機能を持った外部機器48
(例えばパーソナルコンピュータ49、ゲーム装置50
など)との間で再生制御プログラムに基づく各種コマン
ドが双方向に伝送され、また外部機器48により発生さ
れた映像信号及び音声信号がビデオ/オーディオプロセ
ッサ45を介してテレビジョン受像機51に供給され得
る。更にテレビジョンカメラ52により撮像して得られ
た映像信号と収音された音声信号とは夫々ビデオ/オー
ディオプロセッサ45を介してテプレビジョン受像機5
1に供給できるよう接続されている。
更には、第15図に示す如く、例えばパーソナルコンピ
ュータ49内のスピーカ53で発音される音声信号は必
要に応じてスイッチ55.56により切換えられてアン
プ57を介してスピーカ58、59へ供給されたり、同
様にブラウン管54で表示される映像信号はテレビジョ
ン受像機51で表示される。
ディスク再生装置47と外部機器48との信号接続は、
直列データ転送の中で最も一般的で、このコンピュータ
にし接続でき、またその名称からその構成が一義的にわ
かるものとして、本実施例ではRS232Cインターフ
ェースとしている。
このRS232Cインターフェースは国際電信電話諮問
委員会(CCITT)の勧告を受けて、米国の電子工業
連盟(EIA)が決めた規格である。
本実施例では第16図に示す如く、インターフェースボ
ックス44内のRS232Cインターフェース回路60
のコネクタの25個の各ピンのうち、(2)、(3)、
(4)、(5)、(6)、(7)、(8)及び(20)
で示す2番3番、4番、5番、6番、7番、8番及び2
0番ピンには、次のような信号が出力又は入力される。
2番ピンからはビデオディスクプレーヤ43からの再生
データと内部状態アドレス情報などが出力されて外部機
器48へ送信される。また3番ピンには外部機器48か
らビデオディスクプレーヤ43に対する制御コマンドが
入来する。更に4番、5番、6番、8番及び20番ピン
の信号は本来モデム制御又はモデム状態を判別するため
の信号であるが、本実施例では4番及び5番ピンを用い
てビデオディスクプレーヤ43から外部機器48に対す
る送信動作を制御する。4番ピンが正極性のときにビデ
オディスクプレーヤ43から外部機器48に対しての送
信開始要求が行なわれる。これに対して外部は器48が
受信動作可能な場合はビデオディスクプレーヤ43に対
して5番ピンを正極性にする。この条件が満たされたと
きにビデオディスクプレーヤ43から外部機器48に対
して2番ピンを用いて送信信号が出力される。
6番、8番及び20番ピンを用いてビデオディスクプレ
ーヤ43の受信動作の制御を行なう。ビデオディスクプ
レーヤ43が受信可能な状態にあるときには20番ピン
を正極性にする。これに対して外部機器48が送信可能
な状態にある場合は6番及び8番ピンが正極性とされる
。この条件が満たされたときにビデオディスクプレーヤ
43に対して外部機器48から制御コマンドが3番ピン
に入来する。更に7番ピンは信号用アースである。
次に再生時の手順及び各部の動作について説明する。ま
ず、外部様器48が例えばパーソナルコンピュータ49
であるものとすると、カセットテープ、フロッピーディ
スク等の外部記憶装置に予め記憶されているディスク言
語インタープリタをパーソナルコンピュータ49にロー
ドする。このディスク言語インタープリタは、ディスク
41の再生制御プログラム命令を、パーソナルコンピュ
ータ49に適合した機械コード命令に通訳するルーチン
で、ディスク41の機種によらず、一種類のパーソナル
コンピュータ49に対しては一種類で済む。このことは
、パーソナルコンピュータ49に適合したディスク言語
インタープリターが記憶されている外部記憶装置を一種
類だけ用意することにより、あらゆる種類(情報内容)
のディススク41らの制御プログラムをパーソナルコン
ピュータ49で解読することができることが勿論のこと
、ディスク41に記録する制御プログラムは所定の一種
類の中間言語のみで表記することができることを意味し
、従来の如く互いに異なる各メーカーのパーソナルコン
ピュータ49に対応した古語で夫々表記する必要がない
。なお、上記のデイスク言語インタープリタは、パーソ
ナルコンピュータ49の処理速度の制約からできるだけ
速く処理できるよう、マシン語で表記される。
次に使用層がビデオディスクプレーヤ43にディスク4
1を装着すると、ビデオディスクプレーヤ43は自動的
に再生状態に入る。これにより、ビデオディスクプレー
ヤ43は、例えば900rpmで回転するディスク41
上を摺動する再生層(図示せず)に設けられた電極とデ
ィスク41との間に形成される静電容量が既記緑信号ビ
ットの有無に応じで変化することを検出し、これを電気
信号に変換した後FM変調し、更にこれを公知の信号処
理を行なって映像信号、音声信号等を復調する。
また、再生針は前記参照信号fp1、fp2の再生出力
を包絡線検波後にスイッチ回路を通しく差動増幅器に供
給し、これにより得たトラッキング誤差信号により、第
13図に示したトラックTとのトラックずれが無くなる
ようにトラッキング制御される。
なお、再生針が前記参照信号fp3を再生した時、又は
特殊再生時等において再生針が再生トラックを強制的に
変更せしめられた時(ただし、fp3再生時を除く)に
は、上記スイッチ回路がそれまでの状態から切換えられ
、差動増幅器の第1の入力端子には再生トラックの外周
側から再生した参照信号fp1又はfp2の検波出力が
常に供給され、かつ、差動増幅器の第2の入力端子には
再生トラックの内周側から再生した参照信号fp2又は
fp1の検波出力が常に供給されるよう構成されている
。これは、第13図に示したように一のトラックに対し
対象信号fp1、fp2の記録位置が参照信号fp3記
録位置を境目にしてトラック毎に入れかわるからである
また、これと同時に音声の第2チャンネルに間欠的に記
録されている制御プログラム信号は、第15図に示す如
く、ディスク41の再生垂直同期信号、再生水平同期信
号、更には再生アドレス信号と共にインターフェースボ
ックス44内のデコーグ61に供給される。デコーダ6
1はマイクロコンピュータで構成された場合は第17図
に示すフローチャートに従って動作を行なう。すなわち
、垂直同期信号の入来の有無の検出を行ない(ステップ
73)、垂直同期信号が入来したときは変数A、B、C
を夫々クリアすると同時に水平同期信号の数をカウント
して(ステップ74)、走査線番号の第21H目(第2
84H目)を検出する(ステップ75)。これは前記し
た如く、制御プログラム信号の計15バイトは走査線番
号の第21H目(第284H目)から計240Hの期間
に記録されているからである。
次に水平同期信号が入来したときこれを検出し(ステッ
プ76)、変数C=B,B=Aとすると共にAを第21
H目(第284H目)のデータの値(「0」又は「1」
)とする(ステップ77)。
次に再び水平同期信号が入来するか否かを検出し(ステ
ップ78)、水平同期信号が入来したときは変数A、B
、Cの値を夫々第22H目(第285H目)の再生デー
タ、A、Bの各値に変更する(ステップ79)。ここで
、再生制御プログラム信号のデータは第9図(D)に示
す如き信号を波形整形して得た矩形波であり、その論理
「0」又は「1」のレベルと再生水平同期信号とが夫々
位相同期しており、連続する3つの水平同期信号位相の
サンプリング出力が同一値であることはなく、連続する
2つの水平走査期のサンプリング出力が同一値であると
きは論理「0」、異なるときは論理「1」であることは
第9図(A)、(D)からも明らかである。
そこで、デコーダ61はA,B及びCの変数の値がすべ
て同一か否かを判定し(ステップ30)、同一のときに
はエラーであると判断し(ステップ81)、同一でない
ときはAとBの2つの変数の値が一致するか否か判定し
(ステップ82)、同一であるときはデータが「0」で
あり、また同一でないときはデータは「1」であること
を検出する(スラップ83、84)。以下1ブロック終
了するまで上記と同様の動作を繰り返す(ステップ85
)。
上記の動作を行なうデコーダ61は第18図に示す如く
、ディジタル回路で構成することもできる。同図中、入
力端子86にはディスク41の再生制御プログラム信号
が入来し、コンパレータ87により波形整形されてDフ
リップフロップ88のデータ入力端子に印加される。D
フリップフロップ88、89及び90は3段縦続接続さ
れている。入力端子91には再生水平同期信号が入来し
、カウンタ93により計数される。カウンタ93は入力
端子92よりの再生垂直同期信号によりリセットされ、
走査線番号第21H目(第284H目)で信号を出力し
、フリップフロップ94をセットし、AND回路95を
「開」状態とする。またフリップフロップ94は垂直同
期信号によりリセットされる。従って、Dフリップフロ
ップ88〜90の各クロック端子には、走査線番号第2
1H目(第284H目)から垂直同期信号が入来するま
での期間、再生水平同期信号がクロックパルスとして印
加される。これにより、3Hのサンプリング出力がすべ
て同一値のときは、排他的論的論理和回路96及びNO
R回路98を通して出力端子99にエラー信号が出力さ
れ、2Hのサンプリング出力が夫々同一値のときは排他
的論理和回路97を通して出力端子100にデータ「0
」である旨の信号が出力され、2Hのサンプリング出力
が異なる値のときはデータ「1」である旨の信号が出力
端子100へ出力される。
再び第15図に戻って説明するに、デコーダ61により
上記した如く復調されたデータはバッファメモリ62を
通してエラー訂正、フォーマッイング回路63に供給さ
れ、ここで第4図にb5〜b8で示すチェックビットを
用い公知の方法により誤り検出、誤り訂正がなされた後
、第6図(B)に示す如き配列のデータが同図(A)に
示す如くもとの順序に並べ変えられた後、バッファメモ
リ66に一時記憶される。他方、ディスク41から再生
されたアドレス信号A1、AN、Acは、ビデオディス
クプレーヤ43で発生されたステータス及びクロックと
共にバッファメモリ64、フォーマティング回路65を
夫々通して所定の伝送速度で伝送されるべくバッファメ
モリ66に一時記憶される。なお、上記ステータスは例
えば25ビツトからなり、ディスク41の記録情報信号
の内容(例えば映像信号のテレビジョン方式、音声信号
の種別など)やディスクの再生盤面、表示モード、再生
針の位置情報、プレイングモードなどを示す。
バッファメモリ66に記憶された各種信号は、RS23
2Cインターフェース回路60を介してパーソナルコン
ピュータ49のRS232Cインタルフェース回路67
に接続される。パーソナルコンピュータ49内には前記
した如く第15図に68で示す如くディスク言語インタ
ープリタがロードされており、インターフェース回路6
7に入来した信号はこれによりパーソナルコンピュータ
49に適合した言語に翻訳され、その入出力コマンドや
内部処理コマンドとなる。これにより、パーソナルコン
ピュータ49のスピーカ53やブラウン管54に所要の
音が発音され、また画像が表示される。入来したコマン
ドがキーボード70,ジョイスティック71,又はライ
トペン72からの情報を要求する場合は、それに応じて
使用者が操作をするとI/Oコントロール部69により
スピーカ53、ブラウン管54に供給される信号がその
操作に対応して制御せしめられる一方、ディスク再生装
置を制御するコマンドが発生されてRS232Cインタ
ーフェース回路67、60を通してインターフェースボ
ックス44内に供給される。
ここで、ディスク41に記録されている制御プログラム
信号が再生されてから、その再生制御プログラム信号に
よるコマンドがパーソナルコンピュ−タ49に供給され
、更にパーソナルコンピュータ49からビデオディスク
プレーヤ43に送信されたコマンドに基づいてビデオデ
ィスクプレーヤ43で実際に動作が行なわれるまでの時
間は、例えば7フィールド期間程度もある。そのため、
制御プログラム信号は、そのプログラムに基づく所定の
動作を実行すべきディスク41上の位置よりも先行した
位置に記録されていることは当然であるが、更にここで
は所定のプログラムが再生された場合は、パーソナルコ
ンピュータ49からビデオディスクプレーヤ43に対し
て送信されるコマンドを先送りしてバッファメモリ66
にスタックしておき、ディスク41からの再生アドレス
情報がそのコマンドのアドレスと一致するか否かを監視
し、両者が一致したときに、そのコマンドの意味に従っ
た所定の動作をビデオディスクプレーヤ43に行なわせ
るようにすることができるものである。この場合は、所
定値の再生アドレス情報が得られる1フイールド期間で
所定の信号処理を行なって、次のフィールドから上記コ
マンドに基づく動作をビデオディスクプレーヤ43に行
なわれることができるから、時間遅れは僅か1フイール
ドで済む。
上記のパーソナルコンピュータ49からビデオディスク
プレーヤ43に対して送信されたプレーコントロールコ
マンドに基づき、ビデオディスクプレーヤ43は再生針
を所定トラック位置へ高速で移送したり(リーチ動作)
、ステイルモーション再生したり、あるいは一定時間ノ
ーマル再生してから所定チャプタ番号のプログラムの頭
出し再生を行なう、等々の動作を行なう。
このようにして、ビデオディスクプレーヤ43によりデ
ィスク41の既記録映像信号及び既記録音声信号を再生
して得た画像及び音声をテレビジョン受像機51等で表
示しながら、これと同時にディスク41の既記縁制御プ
ログラムを再生することができ、ディスク再生装置47
と外部機器48との間で双方向のコマンド伝送ができ、
対話形式の再生ができる。
ところで、いまディスク41から再生された制御プログ
ラム信号列が、第19図に示り如く、ダィレクト実行文
”LOAD”→プログラム制御型実行文→ダイレクト実
行文”RUN”の順序で再生されたものとすると、プロ
グラム制御型実行文Aがパーソナルコンピュータ49に
ロードされた後、その実行が開始されることになる。こ
の状態において、再生針がディスク41上の第20図に
示す如き制御プログラム信号列が配意記録されているト
ラック部分を順方向再生したものとすると、第20図に
承り制御プログラム信号列は図中、上から順番に、”C
ONTINUE”→“BRFAK”→”APPEND”
→プログラム制御型実行文B→”CONTINUE″の
順序で再生される。上記の各コマンド(ダイレクト実行
文)は前記表1に示した内容の実行をパーソナルコンピ
ュータ49に行なわせるから、パーソナルコンピュータ
49はプログラム制御型実行文Aの実行途中で、コマン
ド”BREAK”によってその実行を中断した後、プロ
グラム制御型実行文Bをプログラム制御型実行文Aに結
合し、しかる後にコマンド“CONTINUE”の再生
によって、プログラム制御型実行文Aを先に中断した所
からその実行を再開する。そしてプログラム制御型実行
文Aの実行終了後にプログラム制御型実行文Bの実行が
行なわれることになる。
他方、パーソナルコンピュータ49がプログラム制御型
実行Aへの実行途中で、第20図に示す制御プログラム
信号列記録トラック部分を逆方向再生したものとすると
、制御プログラム信号列は第20図の下から上り向へ順
番に再生されることとなる。しかし、パーソナルコンピ
ュータ49は前記した如く、プログラム制御型実行文の
実行後はその実行が終了するか、”BREAK”命令に
より実行中断が行なわれない限り、入来する他のプログ
ラム制御型実行文及びダイレクト実行文を無視するよう
に優先順位がつけられているから、”C0NTINUE
”,”APPEND”のダイレクト実行文とプログラム
制御型実行文Bの再生期間中はこれを無視して引続きプ
ログラム制御型実行文Aへの実行を継続しており、再生
された”BREAK”命令が入来した時点でその実行を
中断するも、次には”CONTINUE”命令を再生さ
れるから、再びそのままの状態でプログラム制御型実行
文Aの実行を再開することになる。従って、逆方向再生
時には、順方向再生時とは異なり、プログラム制御型実
行文Bは実行されることはない。
同様に、第21図に示す如き制御プログラム信号列記録
トラック部分を順方向再生した場合は、同図の上から下
方向へ順番に制御プログラム信号列が再生されるから、
ダイレクト実行文”OP1”及び”OP2”のうら、“
OPI”のみが実行されるが、”OP2”は実行されな
いことがわかる。
これに対し、逆方向再生した場合は、第21図の下から
上方向へ順番に制御プログラム信号列が再生されるから
、ダイレクト実行文“OP2”のみか実行され、ダイレ
クト実行文“OP1”は実行されないことがわかる。こ
のように、同一の制御プログラム信号列記録トラック部
分を再生した場合であっても、その再生方向の相違によ
って異なつだ制御プログラム信号の実行が行われること
になる(制御プログラム信号が選択的に実行される。)
また、第22図に示り如く、一回転当り4フイールドの
割合で映像信号、音声信号及び制御プログラム信号が記
録されているディスクにおいて、順次の1フイールド期
間(厳密には第7図と共に説明した所定の240H期間
)F1、F2、・・・、F16に、第23図の左側より
2番目の縦方向の欄に図示する如き制御プログラム信号
が夫々記録されているものとすると、標準再生(順方向
の1倍速再生)、2倍速再生、3倍速再生、5倍速再生
のときには、夫々第23図の丸印で示したフィールド期
間が矢印で示す順序で順次に再生される(例えば順方向
の5倍速再生時には、F1→F6→F11→F16の順
序で再生される。)。なお、第23図中”OP1”〜”
OP5”はダイレクト実行文を夫々示す。
従つて、例えば順方向の3倍速再生時には、第23図か
らもわかるように、1フィールド期間−4に記録されて
いる“BREAK”命令が再生されることにより、プロ
グラム制御型実行文のこれまでの実行が中断され、次の
1フィールド期間F5に記録されているダイレクト実行
文が再生されることによりそのダイレクト実行文”OP
2”が即実行に移され、しかる後に再生針は第22図に
V0〜V3で示した4箇所の垂直帰線消去期間記録位置
のうち、V1で示す垂直帰線消去期間内の垂直同期信号
直後で、かつ、前記アドレス信号Ac、AT及びANが
再生される直前の位置(例えば水平走査線番号第11H
目又は第274H目)で内周側に強制的に1トラックピ
ッチ分移送されて1フイールド期間F10の既記緑信号
を再生するため、”CONTINUE”命令が再生され
、これによりパーソナルコンピュータ49はそれまで中
断していたプログラム制御型実行文の実行を再開する。
次に再生公1は次の1フイールド期間F11を再生した
後、第22図の垂直帰線消去期間記録位置V3内の上記
所定位置で内周側に1トラックピッチ分トラック変更を
行なってフィールド期間F16を再生する。しかして、
フィールド期間F11、F16から夫々再生されたダイ
レクト実行文”OP5”及び”CONT1NUE”は無
視され、上記のプログラム制御型実行文が引続き実行さ
れる。なお、フィールド期間F4から再生された“BR
EAK”命令がパーソナルコンピュータ49に入来した
時に、プログラム制御型実行文が既に終了している場合
もあり、よってその場合は、ダイレクト実行文”OP2
”のみか実行されることになる。このように、順方向の
3倍速再生時には、少なくともダイレクト実行文”OP
2”が実行される。
また、逆方向の1倍速再生時にt、第23図かられかる
にうに、再生釦はフィールド期間F15,F16を順次
に再生した後、第22図の垂直帰線消去期間記録位置V
0内の所定位置で外周方向に1トラックピッチ分強制的
に移送されてフィールド期間F13を再生した後、次の
1フィールド下期間F14を再生し、更に垂直帰線消去
期間記録位置V2内の所定位置で外周方向に1トラック
ピップ分強制的に移送されてフィールド期間F11を再
生し、以下上記と同様にして、V0、V2で示す垂直帰
線消去期間位置を再生する毎に1トラックピッチ分外周
方向へ強制的に移送される。なお、逆方向再生時にも、
ディスクは順方向再生時と同一方向に回転されているか
ら、制御プログラム信号列の再生順序は順方向再生時と
逆になるが、1フイールド期間における制御プログラム
はすべて正しい順序で再生されることになる。
これにより、上記の逆方向再生時には、パーソナルコン
ピュータ49はフィールド期間F15で再生された“B
REAK”命令によってプログラム制御型実行文が実行
を終了していない場合はその実行を中断し、しかる後に
フィールド期間F16ぐ再生された”CONTINUE
″命令によってそのままの状態でその実行文の実行を再
開し、F13、F14、F11の各フィールド期間より
順次に再生された“CONTINUE”命令及びダイレ
クト実行文”OP5”は無視し、フィールド期間F12
より再生された”BREAK”命令によって実行を中断
し、次の1フイールド期間F9から再生されたダイレク
ト実行文”OP4”を即実行し、次の1フイールド期間
F10から再生された”CONTINUE”命令によっ
て中断していたプログラム制御型実行文の実行を再開す
る。
更にF7→F8→F5→F6→F3→F4→F1→F2
なるフィールド期間順序で順次に再生される制御プログ
ラム信号のうち、次の“BREAK”命令が再生される
フィールド期間E6の次のフィールド期間F33から再
生されたダイレクト実行文“OP1”が即実行される。
以上の順方向3倍速再生時、逆方向1倍速再生時に実行
されるダイレクト実行文、更には標準再生(順方向の1
倍速再生)時、順方向の2倍速再生時、順方向の5倍速
再生時において実行されるダイレクト実行文は、第23
図の場合についてまとめると、次表に示す如くになる。
表2 表2からわかるように、同一制御ププログラム信号列が
記録されているトラック部分(フィールド期間F1〜F
16)を再生した場合であっても、その再生方向の相違
によって実行されるダイレクト実行文が異なることは勿
論のこと、同一方向再生の場合であっても、標準再生と
特殊再生(2倍速再生、3倍速再生、5倍速再生)とで
は実行されるダイレクト実行文が異なる、また特殊再生
同士の場合も、倍速比(再生速度)の相違によって実行
されるダイレクト実行文が異なる。このように、同一の
制御プログラム信号列は再生方向、再生速度の相違によ
って選択的に実行されることになる。
なお、前記表1に示したダイレクト実行文のうち、”D
FLETE”命令は例えばプログラム制御型実行文の実
行が終了した後に伝送され、上記プログラム制御型実行
文中の指定したコマンド列部分を消去する。この場合は
その後の”APPEND”命令によって別のプログラム
制御型実行文を追加結合した後、”RUN”命令よって
新たなプログラム制御型実行文の実行を行なうなどの動
作を外部機器48に行なわせることができる。
また、データ文は”RUN”、”CONTINUE″命
令よりも時間的に後の位置で伝送される。
なお、第15図において、テレビジョン受像機51の画
面にはディスク41から再生された映像信号が表示され
るが、ビデオエフェクトなるコマンドによりパーソナル
コンピュータ49のブラウン管54で表示されるべき画
像を切換えて表示させることができ、あるいはブラウン
管54で表示される画像をディスク41の再生画像に重
ね合うせて同時に表示する(スーパーインポーズ)こと
しできる。更には、ビデオ/オーディオプロセッサ45
によりプレビジョン受像機51の画面を視数に分割し、
その分割両面の夫々にディスク41の再生画像、パーソ
ナルコンピュータ49の表示画像、及びテレビジョンカ
メラ52により撮像した画像を同時に表示させることも
できる。
応用例 なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、光ビームをディスク上に照射し、その反則光又は透過
光の光強度変化を検出して既記録信号が読取られるディ
スクにも適用でき、また音声チャンネルが1チャンネル
しかない場合にも適用することができる。更に制御プロ
グラム信号は第2チャンネルの音声信号に代えて単独で
間欠的に記録するようにしてもよい。なお、上記実施例
では外部機器48にディスク言語インタープリタをロー
ドしているが、モニター又はOSにより動作可能状態と
された外部機器48に接続することもできる。
また、実施例ではディスク41から再生された制御プロ
グラム信号はすべてパーソナルコンピュータ49等の外
部機48へ供給し、外部機器48側で実行を行なうか否
かの判断を行なうように説明したが、要は外部機器48
の前記プログラム制御型実行文及びダイレクト実行文の
実行優先順位をつければよく、よって再生装置47側に
判断機能を持たせ、外部機器48に対する”RUN”命
令の伝送後は外部□器48より伝送要求を受りない限り
、”BREAK”命令以外のダイレクト実行文及びプロ
グラム制御型実行文の伝送を行なわせず、外部機器48
が実行をすべき実行文のみを再生装置47自身が選択し
て再生装置47より外部機器48へ供給するようにして
もよい。
効果 上述の如く、本発明によれば、少なくともプログラム制
御型実行文及びダイレクト実行文で書かれた制御プログ
ラムを、映像信号の水平走査周期の2倍(又はその他の
自然数倍)の期間を周期とする基準クロックに基づいて
セルフクロック可能な変調方式(例えばパイフェーズ・
スペース変調)で変調されると共に音声信号帯域に帯域
制限された信号形態として単独で、又は音声信号に時系
列的に合成して記録された回転記録媒体を再生するよう
にしたので、次のような数々の特長を有するものである
(1)回転記録媒体から既記録映像信号と既記録音声信
号を同時に鮮明に再生できると同時に、同じトラックカ
から制御プログラム信号を再生して逐次処理できると共
に、制御プログラム信号は略1フイールド単位で再生さ
れるので、特殊再生時には制御プログラム信号の非記録
位置でピックアップ再生素子(例えば再生針)を強制的
にトラック変更走査することができ、よって完全な形で
制御プログラム信号を再生することができる。
(2)制御プログラムが映像信号及び音声信号と完全に
1対1の対応を持った時系列で記録された回転記録媒体
を再生するから、外部機器は制御プログラムの全てを保
存する必要はなく、制御プログラムが新たに再生される
都度ロードされ、既にロードされている制御プログラム
に対して、新規、部分消去、追加舌の動作を行なうこと
が可能となり、よって外部機器のメモリ容重が少なくて
済む。
(3)ディスク言語インタープリタを再生時に使用を覆
る外部機器の言語形式に応じた一の種類のものを用意す
るだけで、所定の一種類の言語形式で書かれた制御プロ
グラムが記録されているディスクを再生でき、再生をす
るディスクに記録されている制御プログラムの言語形式
が外部機器に適合するものであるか否かを識別する必要
が全くない。
(4)制御プログラム信号は水平同期信号位相に同期し
たセルフクロック可能な変調方式(特にパイフェーズ・
スペース変調方式)で変調された被変調波信号形態で再
生されるから、再生水平同期信号を用いて復調すること
ができ、クロック再生回路等が不要にでき回路構成が簡
単にできる。
(5)ディスク言語インタープリタはマシン語で表記さ
れるので、処理速度を比較的速くできると共に、あらゆ
る種類の外部機器と接続することができる。
(6)制御プログラム信号は、外部機器からディスク再
生装置へ送信されるコマンドのうち、再生アドレス情報
と一致したときディスク再生装置に所定の動作を実行す
るコマンドを要求し、これをディスク再生装置内でスタ
ックできるので、この場合は制御プログラム信号が再生
されてからディスク再生装置で所定の動作を実行するま
での時間遅れを小にできる。
(7)制御プログラムの原データは固定長のプロック単
位にあてはめられて伝送されるので、可変長データとし
て伝送する場合に比し、簡単な回路構成で解読すること
ができる。
(8)制御プログラム信号はプログラム制御型実行文及
びダイレクト実行文の実行に優先順位をつりるダイレク
ト実行文を有しているから、同一制御プログラム信号列
を再生方向や再生速度の相違によって選択的に実行する
ことができ、よって、従来にないソフトウェアの応用が
でき、再生装置の制御機能を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置で再生するディスクに記録されるべ
き制御プログラム等の作成方法の概略の一例を示す図、
第2図、第3図及び第5図は人々制御プログラム信号の
作成過程におけるデータ構成の各個を示す図、第4図は
第3図の情報ビットと誤り訂正符号及びパリティの各値
の一例をまとめて示す図、第6図(A)、(B)はデー
タの並べ換えを説明する図、第7図は最小単位ブロック
の制御プログラム信号の構成並びにその伝送期間の一例
を示す図、第8図は本発明装置で再生すべぎディスクの
信号記録系の一例を示すブロック系統図、第9図(A)
〜(D)及び第10図(A)〜(D)は夫々第8図図示
ブロック系統の各部の動作を説明するタイムチャート、
第11図は制御プログラム信号の記録の有無を示すビッ
トがトラックナンバーアドレス信号中に含まれることを
示す図、第12図は本発明装置で再生すべきアイスクに
記録された信号の周波数スペクトフムの一例を示す図、
第13図は本発明により再生させる回転記録媒体のトラ
ックパターンの概略の一例を示す図、第14図は本発明
になるディスク再生装置図、第15図は本発明になるデ
ィスク再生装置と外部機器との制御プログラムの再生系
の一実施例を示す図、第16図はRS232Cインタ−
フェース回路の要部のピンの入出力信号を説明する図、
第17図は第15図中のデコーダをマイクロコンピュー
タで構成したときの一実施例を示すフロチャート、第1
8図は第15図中のデコーダをディジタル回路で構成し
たときの一実施例を示す回路図、第19図、第20図及
び第21図は夫々本発明装置で再生される各種実行文と
再生方向との各個を示す図、第22図は制御プログラム
信号が記録されているトラック位置の一例を示す図、第
23図は第22図のトラック位買に記録されている制御
プログラムと標準再生又は特殊再生時に実行される命令
とその順序の一例を示す図である。 1・・・シリリオ、10,41・・・円盤状回転記録媒
体(ディスク)、15・・・制御プログラム発生装置、
16・・・カラー映像信号源、17.18・・・音声信
号源、19・・・変調器、20,26・・・低域フィル
タ、22,23,34・・・周波数変調、27・・・同
期信号分離回路、29・・・色信号変換回路、32・・
・アドスス信号入力端子、36・・・参照信号発生回路
、43・・・ビデオディスクプレーヤ、44・・・イン
ターフェースボックス、47・・・ディスク再生装置、
48・・・判断機能を持った外部機器、49・・・パー
ソナルコンピュータ、60,67・・・RS232Cイ
ンターフェース回路、61・・・デコーダ、86・・・
再生制御プログラム信号入力端子、91・・・再生水平
同期信号入力端子、92・・・再生垂直同期信号入力端
子。 第1図 第2図 第3図 第4図 第13図 fPa 第14図 藺 第19図 第20図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転記録媒体を再生する装置の外部に接続される
    コンピューター等の判断機能を持った機器の入出力コマ
    ンド及びその内部処理コマンドと該再生装置の制御コマ
    ンドとよりなり、少なくともプログラム制御型実行文及
    びダイレクト実行文で書かれており、かつ、該プログラ
    ム制御型実行文及び該ダイレクト実行文の該外部機器で
    の実行優先順位をつける該ダイレクト実行文を有する制
    御プログラムが、映像信号の水平走査周期の自然数倍の
    期間を周期とする基準クロックに基づいてセルフクロッ
    ク可能な変調方式で変調されると共に音声信号帯域に帯
    域制限された被変調波信号であって、該被変調波信号が
    略1フイールドの期間単位で名声信号に代えて、又は音
    声信号に時系列的に合成されて映像信号と共に水平同期
    信号に同期して螺旋状又は同心円状の同じトラックに記
    録されてなる回転記録媒体の既記緑信号をピックアップ
    再生素子によりピックアップ再生する再生手段と、該再
    生手段にりの再生信号中より該被変調波信号を復調する
    デコーダと、該デコーダの出力信号より前記制御プログ
    ラム信号を生成する手段と、少なくとも該生成された制
    御プログラム信号を前記外部機器に伝送する一方該外部
    機器より制御コマンドが供給されるインターフェース手
    段と、該制御コマンドにより少なくとも該ピックアップ
    再生素子の再生トラック位置制御を行なう手段とよりな
    り、同一の該制御プログラム信号列を選択的に実行する
    該外部機器との間で対話形式の再生を行なうよう構成し
    たことを特徴とする回転記録媒体再生装置。
  2. (2)該制御プログラム信号は、ディスク言語インター
    プリタ又はモニター又はOSにより動作可能状態にある
    該外部機器にRS232Cインターフエース接続するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の回転記録媒
    体再生装置。
  3. (3)該再生手段により再生された該被変調波信号を、
    そのクロック成分を再生することなく再生映像信号中の
    水平同期信号を用いて該デコーダにより復調することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の回転
    記録媒体再生装置。
JP58112290A 1983-06-22 1983-06-22 回転記録媒体再生装置 Expired - Lifetime JPH061593B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2081590A1 (en) * 1970-03-27 1971-12-10 Synthelabo Derivs, antilipemic antichesterolemic - derivs, antilipemic anticholesteralemic
JPH04232656A (ja) * 1990-12-28 1992-08-20 Nec Home Electron Ltd マルチメディア情報の再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2081590A1 (en) * 1970-03-27 1971-12-10 Synthelabo Derivs, antilipemic antichesterolemic - derivs, antilipemic anticholesteralemic
JPH04232656A (ja) * 1990-12-28 1992-08-20 Nec Home Electron Ltd マルチメディア情報の再生装置

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