JPS6054641A - 可塑性素材の押込み方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （利用分野ン 本発明は、比較的流動性の少ない可塑性素材の供給装置
に関し、特に、固練シの餡などのような菓子素材金、菓
子生地に定量供給するための装置に関する。

（従来技術） 従来の製菓装置における生地や鋤などの素材供給装置と
しては、ホッパーの下部にスクリュー機構を設けておき
、スクリューの回転によりホッパーからの排出ｗｈうよ
うＫするものが用いられているが、上記したような素材
は、ホッパーの中でブリッジ、現象を起しやすく、スク
リューに安定した状態で供給することがむつかしい本の
である。　□そこで、本出願人は、さきに、特公昭５６
−９８８５号公報に示される押込装Ｆｉｔ開発し、菓子
の生地のような累月の定量排出のために用いている。し
かしながら、上記した従来例においては、菓子パンの生
地のようなものをホッパーから連続的に供給する点では
非常に有効に用い得るものではあるが、固練シの餡など
のような素材を間けつ的に一定量ずつ定量供給するため
に用いることには、若干の難点を有している。

（目的） 本発明は、ホッパー内に投入された可塑性の素材を、ホ
ッパー内でブリッジ現象音発生しないようにして、揺動
板で下方に移送し、さらに、ギヤポンプによって適正な
圧力を付加しながら下方に押し込むことにより、ホッパ
ーの下部に設けたノズルよ多連続的に、あるいは間けつ
的に排出させ得るようにすること全目的とする。

（構成） 本発明は、ホッパーの上部に一対の揺動板を設けるとと
もに、揺動板の下部に一対のローターによシ構成された
ギヤポンプを設けて、揺動板が可塑性素材を分割してロ
ーター部に移送し、さらに、ギヤポンプにより可塑性素
材に一定の圧力を付加するようにして下方に押圧し、ホ
ッパーの下部に設けた排出部から排出し得るようにする
。

そして、ホッパー下部の排出部は、単にノズルを設けて
おき、該ノズルからギヤポンプで押圧することにより連
続的に排出するか、または、ノズル部分にロータリーパ
ルプ等の足蓋排出装置全付加しておき、可塑性素材を一
定量ずつ間けつ的に供給できるようにしているのである
。

（実施例） 本発明装置のホッパー１は、上方に開口部を有し、一対
の揺動板９を揺動可能に設けている上部分２と、ギヤポ
ンプ１５全収容している中央部分３および、下部分４と
から構成されており、さらに、下部分４の下部にはノズ
ル６が設けられている。

ホッパー１の上部分２に設けられている揺動板９ｉｊ、
外側の端部に横方向に貫通する長孔１０を設けていて、
との長孔１０に両端をホッパーの壁に固定した固定軸１
１が貫通している。また、揺動板９の内側の端は、円板
１２の突出軸１３に係合していて、円板１２がモータ１
４［よル回転されることによって、第３図のｍＡで示さ
れるように内側の端部が揺動運動を行い、ホッパー１に
投入された可塑性素材を噛み取るようにして分割し、下
方へ移送する。

なお、ホッパーの上部分２には、その両側に鯵出部２′
ヲ形成しておき、揺動板９の揺動に際して、側端部分が
ホッパーに当らなりようにしている。

ホッパー１の中央部分に設けられるギヤポンプ１５は、
ホッパーに支承される軸１９に支持された一対のロータ
ー１６七、ローター１６の回転軌跡に沿って形成された
ホッパーの四部６′とからなる。

ローター１６は、その周辺に等角度で突出形成された、
ｌｋは円形断面の頭部をもつ翼１７と、翼１７の間に、
この頭部に対応して設けられる凹部１４とからなるもの
で、この２つのローター１６゜１６を並設し、矢印方向
に同期駆動を行うことにより、可塑性緊材全ホッパーの
凹部３′の側からローター１６の凹部１８に収容した状
態で下方に送り込む作用を行う。

ホッパー１の下部分４には、上部から下部に向けて次第
に絞った形状の室５を設けてあシ、ギヤポンプ１５によ
シ圧力を加えられながら押込まれル素材葡、次第に絞る
ようにして　ノズル６へ送り、ノズル６〃１らベルト８
等により移送される生地Ｚ上へと供給するようにしてい
る。

上記した例において、ノズル６から生地Ｚ上へ排出きれ
る素材は、ノズル６の断ｍｊの形状に応じて、太さと巾
が規定されるものであり、さらに、ベルト８の速！’ｔ
　１ｍ節することによっても、生地上への供給される素
材の厚さを調節することもできるようになっている。そ
して、素材が比較的流動性の少ないものであることから
、揺動板９とギヤポンプ１５の駆動を調整することによ
り、ノズル心からの排出量のａｌＩＪ節は容易に行い得
るとともに、前記押込春装置の駆動を停止すると、ノズ
ル６から素材が自然に滴下することもないのである。

第４図に示す実施例は、ホッパー１の下部分４′にロー
タリーバルブ２１と、シリンダー２８等を設け、累月奮
定量供給できるようにするものであ゛る。

この実施例において、ホッパー１の下部分４′には、下
方に向けて次第に絞った形状の室５′ケ設け、さらに、
その下方にロータリーパルプ２１の収容室２０を形成し
ている。ロータリーノ＜ルブ２１に、切欠部２２と、中
空の管状部２３を有（２、図示しない駆動装ばによシ回
動される。

収容室２０の側部に形成される側孔２４には、シリンダ
ー２８が連接されていて、このシリンダー２８内にはＯ
リング３０などによりシールを施されたピストン２９が
、ロッド３１、アーム６２によシ往復動されるようにし
て設けられている。

そして、シリンダー２８内には、ロータリーノくルブ２
１の切欠部２２盆介して室５′から素材全吸引し、パル
プ２１を回転させて管状部２３を側孔２４と排出孔２５
とが連通ずる状態にしたときに、ピスト７２９を押して
、素材を排出孔２５から排出させるのである。

排出孔２５に連接されているノズル２６け、その先端部
に接するようにピアノ線カッター２７が設けられてあり
、ノズル２６から押し出された素材金力ツタ−２７で切
断して、生地７上へ定量供給全行うようにする。

本発明において、ホッパー内に設けられる揺動板および
ギヤポンプを、エアーモータ等の負荷に応じて回転数の
変化するような駆動装置を用いて駆動することにより、
ホッパーの下部の室５内に押し込まれた素材の圧力が上
昇したときに、モータの回転速度を遅くしたシ、または
停止したシすることができ、圧力の上昇による素材の劣
化などの悪影響が生起されることを防止できるのである
。。

本発明における定量供給装置の動作において、さらに詳
しく説明すると、素材を大きい塊のままホッパー１に投
入して、押込み装置會作動させると、揺動板９がホッパ
ー１の上部の素材の塊を適当な大きさに分割するように
して、下方へ押し込み、ギヤポンプ１５へ供給する。そ
して、ギヤポンプ１５へ供給された素材は、ローター１
６の凹部１８に入り、ギヤポンプ１５の下部へと送られ
る。

したがって、ホッパー１の下方の室５内には、ギヤポン
プ１５によシ圧送された素材が一定の密度で存在するこ
とになるが、ノズル６または２６からの排出盆との関係
で、室５内の圧力が上昇して、ギヤポンプ１５にかかる
負荷が大きくなると、ローター１６を駆動するエアーモ
ータの回転数が低下しｆｃり、または、停止するように
なっている。

エアーモータは、揺動板９全駆動するモータ１４として
も用いられているものであるから、揺動板９とギヤポン
プ１５との間で、累月の圧力が増大したときにも、揺動
板９の駆動全調整するのでおる。

そして、ホッパー１の下部分４の室５内に一定の圧力で
押込まれた素材は、ノズル６から一定の速度で排出する
ことＫなり、生地７上には、所定の量の素材が連続的に
供給されることになるのである。

本発明の第２実施例においても、ロータリーバルブ２１
の上部の室５′内に一定の圧力で押込まれた素材は、第
４図に示されるように切欠部２２が室５′と側孔２４と
を連通させる状態で、ピストン２９を図の右方へ引くこ
とにより、シリンダー２８内に吸引される。次いで、ロ
ータリーパルプ２１を回転させ、管状部２５が側孔２４
と排出孔２５と全連通させる状態にして、ピストン２９
を図の左方へ押すと、シリンダー２８内の素材社、排出
孔２５全通シノズル２６から排出される。そして、）ズ
に２２から突出したままで残る素材全ピアノ線カッター
２７により切断して、生地７上へ落下させるのである。

また、上記した第２実施例に２いて、ノズル２６から排
出される素材の量は、ピストン２９が移動する長さによ
シ規定されることになるから、生地シート７上に供給す
る素材の址は容易に制御できるのである。さらに、シリ
ンダー２８に供給される素材も、室５′内で一定の圧力
の下に存在するので、ピストン２９を移動させることに
より、所定量を容易に吸引でき、それを排出するから、
上記したように、生地上には所定量ずつ間けっ的に供給
されることになる。

さらに、本発明装置Ｕ−，固練りの藺などのような素材
の供給装置として用いられる。ほかに、菓子等の生地や
、その他の比較的流動性の少ない可塑性の物質などの供
給装置として用いることも可能なものであシ、間けっ的
な供給や、連続的な供給を任意に選択して行うことがで
きるのである。

（効果） 本発明の装置は、上記したような構成全有するものであ
るから、大きな塊の状態でホッパー内に素材を投入して
も、揺動板にょシ小さく分割するようＫして下方へ移送
し、ホッパー内でのブリッジ現象の発生を防止できる。

さらに、揺動板とギヤポンプとＫよって、下方の室に一
定の圧力で素材を押込むことができるために、排出部か
らは正確に定量排出を行うことが可能となる。

したがって、素材に過剰な圧力を加えることがなく、品
質の劣化などを発生することも防止できるとともに、連
続的、または間けつ的に、固練りの鯖のような素材を供
給できるのである。

【図面の簡単な説明】 第１図は、本発明装置の縦断面図、第２図は、押込み装
置の斜視図、第３図は、押込み装置の動作を示す説明図
、第４図は、他の実施例を示す縦断面図である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ホッパーの上部に一対の揺動板を設けると共に
   １揺動板の下部に一対のローターによ多構成されたギヤ
   ポンプを設け、揺動板の揺動によシ可塑性素材の塊を分
   割しながらギヤポンプに移送し、該ギヤポンプにおける
   ローターの回転によって、更に下方へ押圧するようにし
   たことｆｔ％徴とする可塑性、素材の押込み方法。
2. （２）　ホッパーの上部に一対の揺動板を設けると共に
   、その下部に一対のローターよ多構成されたギヤポンプ
   を設けて可塑性素材を下方に押圧する装置を構成した半
   金特徴とする可塑性素材の押込み装置。　・
3. （３）揺動板及びギヤポンプのローターを、エアモータ
   等の負荷に応じて回転数の変化する駆動装置により駆動
   す＆ようにした事を特徴とする特許請求の範囲第２項記
   載の可塑性素材の押込み装置。
4. （４）揺動板は、外側の端部に巾方向へ貫通する長孔を
   設け、この長孔を介して固定軸に支持させ、中央側を円
   板に突設した軸に係止しておシ、円板の回転により、素
   材全下方に押し込むように動作するようにしたこと全特
   徴とする特許請求の範囲第２項記載の可塑性素材の押込
   み装置。