JPS605402Y2 - 利用者操作装置 - Google Patents

利用者操作装置

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JPS605402Y2
JPS605402Y2 JP1980191683U JP19168380U JPS605402Y2 JP S605402 Y2 JPS605402 Y2 JP S605402Y2 JP 1980191683 U JP1980191683 U JP 1980191683U JP 19168380 U JP19168380 U JP 19168380U JP S605402 Y2 JPS605402 Y2 JP S605402Y2
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JP1980191683U
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JPS57110651U (ja
Inventor
啓司 坂本
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オムロン株式会社
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、利用者の入力操作に応じて所定の処理をし
た後に物品を送出す利用者操作装置、たとえば現金自動
支払機、自動預金機、自動預金支払機等に関するもので
ある。
従来の現金自動支払機等においては、利用者がカード等
を挿入腰置数キーを操作する利用者操作部と現金、カー
ド、伝票等の物品を送出す物品送出部とが同一の面に設
けられていたので、利用者が所定の入力操作をした後に
現金の支払処理に処理ステップが移行したときには、主
制御部はタイミング的には次の利用者の入力操作を処理
することが可能であるが、利用者の位置関係から見て2
人の利用者を同時並行的に処理することは不可能であり
、1台の現金自動支払機あたりの一定時間処理可能件数
が主制御部の能力に比して少ないという欠点があった。
これらの欠点を解消するために、利用者操作部と物品送
出部とを別体に構成することも考えられるが、コスト高
になるうえ構成が複雑になるばかりでなく、利用者の操
作も繁雑になるという不具合が生じる。
そこでこの考案は、1個の筐体で現金の支払処理等と、
次の利用者の入力操作処理とを同時並行処理し、しかも
2人の利用者間の位置関係に抵抗を感じさせないように
して利用者の流れを円滑にした利用者操作装置を提供す
ることを目的とする。
この考案では、上記目的を遠戚するために、利用者操作
装置の利用者操作部と物品送出部とをそれぞれ互いにと
なり合う2つの面に設けるようにしている。
以下、この考案を現金自動支払機に適用した場合の一実
施例を第1図〜第6図を参照して説明する。
この実施例においては、利用者がカードを挿入した後暗
証番号を照合腰支払請求金額をキーインするまでを前処
理■(第5図にその動作を示す)センタとの交信、伝票
発行および紙幣放出までを後処理■(第6図にその動作
を示す)と呼ぶと、第3図に示すように前の利用者の後
処理■と次の利用者の前処理■とを同時並行的に処理す
るものである。
まず第5図の動作フローに従って前処理を説明すると、
最初の利用者1は、第1図において右側に設けられた利
用者操作部を有する接客面Aの前に立ち、カード挿入口
1よりカードを挿入し、操作案内表示器2の指示に従っ
て、置数キー、金額表示器等で構成される接客操作部3
より利用者が記憶している暗証番号を入力すると、マイ
クロプロセッサCPU、プログラムメモリROM、デー
タメモリRAM等で構成される主制御部5はカードデー
タを第4図に示すデータメモリRAMのエリアCにスト
アするとともに利用者が入力した暗証番号とカードに記
録されている秘密番号比較し、対応関係が存在しないと
きには取引不可としてカードをカード挿入口1より返却
する。
−力対応関係が存在すれば、次に操作案内表示器2は利
用者に接客操作部3より支払請求金額を入力させるべく
指示し、利用者が支払請求金額を入力すると、この金額
をデータメモリRAMのエリアbにストアするとともに
、エリアaの前処理完了フラグを1にセット(ON)す
る。
この前処理完了フラグは前処理と後処理の同期をとるた
めのものであり、利用者1の前処理が完了すると1にセ
ット(ON)され、後処理が開始されると0にリセット
(OFFIされて、この前処理完了フラグがOFFにな
ることによって前処理のフローは利用者2の入力操作に
移って行く。
したがって前処理のフローは前処理完了フラグがOFF
になるまで待期状態を維持し、利用者2の入力操作を受
けつけない。
このためには、操作案内表示器2によってその旨表示す
るのはもちろん、カード挿入口1のシャッタ(図示して
いない)を閉じてカードの挿入を禁止するようにすれば
よい。
そしてこの間に利用者1は矢印Cに示すように接客面A
から現金、カード、伝票から成る物品を送出す物品送出
部を有する接客面Bに移動し、利用者2が接客面Aの前
に位置する。
なお、現金自動支払機本体は複数の接客面を有する概略
多角柱の筐体であり接客面AとBとは互いにとなり合っ
て設けられている。
またこの実施例において利用者の入力操作とは、カード
挿入、暗証番号入力、支払請求金額入力を指す。
次に第6図の動作フローに従って後処理を説明すると、
主制御部5の後処理の処理動作は利用者1の前処理が完
了して前処理完了フラグがONになるまで待期している
前処理完了フラグがONになると、データメモリRAM
のエリアbにストアされている支払請求金額とエリアC
にストアされている口座番号等のカードデータをそれぞ
れエリアdとeとにストアしなおし、しかる後に前処理
完了フラグをOFFにする。
前処理完了フラグがOFFになることによって主制御部
5の前処理に対する処理動作は待期状態を解除され、前
処理の動作フローは上述と同様にして利用者2に対する
前処理を開始し、以後利用者2に対する前処理と利用者
1に対する後処理が同時並行処理されるのであるが、こ
のような同時並行処理はたとえば割込処理等のプログラ
ム制御を利用して主制御部2に行なわせればよく、これ
らは周知の技術であるので詳しい説明は省略する。
さて、後処理の動作については、エリアdおよびeにス
トアされているカードデータおよび支払請求金額にもと
づいてセンタへの送信電文を編集した後回線制御部12
、変復調装置13を介してセンタ(図示せず)に送信す
る。
センタでは利用者の口座番号にもとづいてセンタファイ
ルを検索し、センタファイルに記憶している残高にもと
づいて支払の可否を判定するとともに、支払可のときは
支払請求金額によって残高を更新する。
しかる後に電文を編集して支払の可否、カードデータ、
支払額、新残高等のデータを返送する。
現金自動支払機側では受信電文をエリアfにストアする
とともに、支払不可の場合は支払不可を利用者に報知す
る赤ランプ7を点灯させるとともにカードを物品送出部
4より放出する。
一方支払可の場合は、支払可を利用者に報知する緑ラン
プ8を点灯させるとともに、センタから受信した支払額
に相当する現金を現金放出器9で繰出し計数腰伝票に口
座番号、支払額、新残高等を伝票発行機10で印字し、
さらにインプリンタ11でカード上のエンボス文字を伝
票にインプリント記録スる。
しかる後に伝票、カード、現金を物品放出部4に放出す
る。
このようにして接客面Bの前で待っていた利用者1は放
出された物品を受けとることによって現金支払処理を完
了する。
一方この間に利用者2はカード挿入、暗証番号入力、支
払請求金額入力の各入力操作を終了しており、利用者1
が立ちさった後接客面B側に移動する。
以後同様に利用者2の後処理と利用者3に対する前処理
とが同時並行的に行なわれるのである。
つぎに、この考案を通帳を使用する自動預金機に適用し
た場合を示す他の実施例を第7図〜第11図を参照して
説明する。
この場合、利用者が通帳を挿入した後紙幣を一括挿入す
る入力操作までを前処理(第10図にその動作フローを
示す)と呼び、センタと交信、紙幣を収納、通帳に印字
、送出す段階を後処理(第11図にその動作フローを示
す)と呼び、前の利用者の後処理と次の利用者の前処理
とを同時並行的に処理するものである。
まず、最初の利用者は接客面りの前に立ち、操作案内表
示器20の指示に従って通帳を通帳挿入口21に挿入す
る。
そうすると通帳読取部22において通帳の磁気ストライ
プより口座番号等の通帳データを読取るとともに、光学
センサによって通帳の開ページおよび印字済行を読取る
そして読取データをチェックし、磁気ストライプの読取
ミス、開ページ誤まり等のエラーがあれば通帳を通帳挿
入口21に返却する。
読取データが正常であれば、利用者は入金する紙幣の束
を紙幣挿入口23に差込む。
一括挿入された紙幣を順次1枚ずつ繰出しながら紙幣読
取部24で読取り、真偽判別および金額の判別を行なう
偽紙幣、損傷紙幣等の読取り不良紙幣は紙幣移送部29
に設けられた第1の1時ストア部に一時スドアされた後
、読取完了時に紙幣挿入口23から返却される。
読取正常の紙幣は紙幣移送部29内の第2の1時ストア
部にストアされるとともにその金額が主制御部25に内
蔵されているデータメモリRAMのストアエリアh(第
9図参照)に次々と加算される。
そして紙幣挿入口23に差込まれたすべての紙幣を読取
完了したときエリアhにストアされている正常に読取っ
た紙幣の総額を金額表示器26に表示するとともに、第
1の1時ストア部に1時ストアされている不良紙幣を紙
幣挿入口23に返却する。
利用者は金額表示器26に表示されている入金金額を見
て、金額が正しければ入金ボタン27を押下し、正しく
なければ返却ボタン28を押下する。
返却ボタン28が押下されたときは第2の1時ストア部
に一時スドアされている紙幣も紙幣挿入口23に返却し
、通帳を通帳挿入口21より返却する。
一方入金ボタン27が押下されたときは、後処理用に紙
幣を紙幣移送部29が第2の1時ストア部から第3の1
時ストア部に移送するとともに、通帳を後処理のために
通帳読取部22から通帳印字部30に移送する。
これと同時に主制御部25はデータメモリRAMのエリ
アh、iにストアされている前処理用の入金金額、通帳
データ(口座番号等の磁気ストライプデータ、開ページ
データ、印字済行データ等)を後処理用のエリアj、k
にストアしなおす。
しかる後に主制御部25はエリアgの前処理完了フラグ
をONし、このフラグがOFFになるまで次の利用者に
対する前処理を開始することなく、前処理の動作フロー
を待期させる。
一方、第11図に示す後処理の動作フローは、前処理完
了フラグがONすることによって最初の利用者に対する
通帳記帳等の後処理を開始する。
まず前処理完了フラグgをOFFした後、データメモリ
RAMのエリアj、kにストアされている入金金額と通
帳データとを読出して送信電文を編集し、回線制御部3
1、変復調装置32を介してセンタに電文を伝送する。
この電文を受信したセンタではセンタファイルを検索し
て優限度額オーバー等を検査して入金可否の判定をし、
入金可のときは入金金額にもとづいて残高を増加更新す
る。
しかる後にセンタから入金可否、通帳データ、入金金額
、新残高、記帳データ等のデータから成る電文を返送す
る。
自動預金機側では受信電文を解読して、入金不可の場合
はこの旨を表示する赤ランプ34を点灯させるとともに
、紙幣移送部29の第3の1時ストア部にストアされて
いる紙幣と通帳印字部30に保持している通帳を接客面
Eに設けられている物品送出部33より返却する。
したがって接客面りでの入力操作を終わり、接客面Eに
回って待期していた最初の利用者は返却された通帳と紙
幣とを受は取ることができる。
入金可の場合はこの旨を表示する緑ランプ35を点灯さ
せるとともに、紙幣移送部29の第3の一時スドア部に
ストアされている紙幣を収納部に収納し、さらにセンタ
から受信しデータメモリRAMのエリア1にストアして
いる記帳データ(未記帳データおよび今回の入金取引デ
ータ)を通帳印字部30で通帳に印字した後、通帳を物
品送出部33より返却する。
もちろん、この場合も前述の例と同様に、最初の利用者
に対する記帳等の後処理と2番目の利用者の通帳挿入、
紙幣挿入等の入力操作による前処理とは主制御部25に
おいて同時並行的に処理されるものである。
以上、現金自動支払機、自動預金機を例にとって説明し
たが、この考案は現金自動預金支払機、両替機等にも適
用できる。
両替機の場合は被両替貨幣の挿入、両替金種、数量の選
択等の入力操作を行なう接客面と両替貨幣の放出を行な
う接客面とを別面に構成すればよい。
また前処理と後処理の関係は、それぞれの所要時間に応
じて、たとえばセンタとの交信を前処理の方に移すよう
にしてもよい。
さらに、利用者操作装置は必ずしも実施例に示す如く概
略4角柱の構造でなくとも、たとえば概略3角柱の構造
であってもよい。
以上のように、この考案によれば同一筐体内で利用者操
作部と物品送出部とをそれぞれ互いにとなり合う2つの
接客面に分離したので、前の利用者に対する物品送出処
理と後の利用者の入力操作処理とを、利用者に格別不便
を感じさせることなく、同時並行処理できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図〜第6
図は現金自動支払機の例であって第1図は外観図、第2
図はブロック図、第3図は同時並行処理動作を説明する
ためのタイムチャート、第4図はデータメモリのデータ
配置図、第5図は前処理の処理動作を示すフローチャー
ト、第6図は後処理の処理動作を示すフローチャート、
第7図〜第11図は自動預金機の例であって第7図は外
観図、第8図はブロック図、第9図はデータメモリのデ
ータ配置図、第10図は前処理の処理動作を示すフロー
チャート、第11図は後処理の処理動作を示すフローチ
ャートである。 1・・・・・・カード挿入口、2・・・・・・操作案内
表示器、3・・・・・・接客操作部、4・・・・・・物
品送出部、21・・・・・・通帳挿入口、23・・・・
・・紙幣挿入口、26・・・・・・金額表示器、27・
・・・・・入金ボタン、28・・・・・・返却ボタン、
33・・・・・・物品送出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 利用者の入力操作に応じて所定の処理をした後に物品を
    送出す利用者操作装置において、互いにとなり合う2つ
    の面に利用者操作部と物品送出部とをそれぞれ設け、前
    の利用者の入力操作にもとづく物品送出部への物品送出
    しと次の利用者の利用者操作部に対する入力操作とを並
    行処理し得るようにした利用者操作装置。
JP1980191683U 1980-12-26 1980-12-26 利用者操作装置 Expired JPS605402Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980191683U JPS605402Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26 利用者操作装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980191683U JPS605402Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26 利用者操作装置

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Publication Number Publication Date
JPS57110651U JPS57110651U (ja) 1982-07-08
JPS605402Y2 true JPS605402Y2 (ja) 1985-02-19

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JP1980191683U Expired JPS605402Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26 利用者操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7280022B2 (ja) * 2018-08-29 2023-05-23 富士通フロンテック株式会社 自動取引装置および取引処理プログラム

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JPS57110651U (ja) 1982-07-08

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