JPS605356B2 - 圧電振動子 - Google Patents
圧電振動子Info
- Publication number
- JPS605356B2 JPS605356B2 JP7923676A JP7923676A JPS605356B2 JP S605356 B2 JPS605356 B2 JP S605356B2 JP 7923676 A JP7923676 A JP 7923676A JP 7923676 A JP7923676 A JP 7923676A JP S605356 B2 JPS605356 B2 JP S605356B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric vibrator
- vibrator
- disk
- wavelength band
- piezoelectric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は圧電振動子に関し、振動子の形状を簡単にして
製造を客易し、ェネルギ密度を高くすることを目的とす
る。
製造を客易し、ェネルギ密度を高くすることを目的とす
る。
液体の超音波による霧化において重要な点は、いかにし
て音響ェネルギ密度の高い部分を作るか、ということで
あった。
て音響ェネルギ密度の高い部分を作るか、ということで
あった。
従来では、効率良く液体の霧化を行なうために、球殻を
円形に切取った形の球殻形振動子を用いて音響ェネルギ
の集束を行なってきたが、球殻形振勤子では形状が複雑
になるので製造が難しく、振動子が高価なものになる。
円形に切取った形の球殻形振動子を用いて音響ェネルギ
の集束を行なってきたが、球殻形振勤子では形状が複雑
になるので製造が難しく、振動子が高価なものになる。
また、音響ェネルギ密度を高めるために円板形振勤子を
大きくして指向性を鋭くする方法が考えられるが、円板
状の薄い大きな振動子を作るということは前述と同じ欠
点を有する。本発明は、上記の様な従来の欠点を改良し
、問題点を鯛決すべく行なった。
大きくして指向性を鋭くする方法が考えられるが、円板
状の薄い大きな振動子を作るということは前述と同じ欠
点を有する。本発明は、上記の様な従来の欠点を改良し
、問題点を鯛決すべく行なった。
振動子の形状が簡単で、製造も容易にでき、指向性を鋭
くして効率よく霧化を行なう超音波霧化装置を提供する
ものである。以下図面により本発明の2つの実施例につ
いて説明する。
くして効率よく霧化を行なう超音波霧化装置を提供する
ものである。以下図面により本発明の2つの実施例につ
いて説明する。
第1図は、本発明に用いる超音波霧化装置の断側面図で
ある。
ある。
1は電気一音響変換部としての氏電振動子本体で水6を
満した容器5の底面に設けてある。
満した容器5の底面に設けてある。
2は水の表面においてェネルギ密度に相当する音波の放
射圧と直進流の効果によって生ずる隆起、3は霧化の要
因となる表面張力波、4は霧である。
射圧と直進流の効果によって生ずる隆起、3は霧化の要
因となる表面張力波、4は霧である。
つまり上記圧電振動子1に電圧が印加されると、超音波
振動が生じ、水6の表面直下に音響エネルギーが集中し
て、霧4を発生させるものである。このような装置は加
湿機等に適する。第2図に圧電振動子本体1の具体的な
一実施例を示す。圧電振動子本体1は一定厚さの金属ま
たは樹脂等よりなる円板7と、この円板7の表面に付し
た同心円状の圧電振動子8とよりなる。圧電振動子を厚
み縦振動を起こす周波数で駆動すると、ピストン運動に
近い振動を起こす。圧電振動子の中心軸上の点Pから前
記圧電振動子を見ると、振動子の各点から出た振動がP
点で干渉し、P点での音圧を決めている。点Pから前記
圧電振動子の中心までの距離と半波長づつ距離の異なる
同0円で境せられたフレネルの半波長帯から出た振動は
、一つおきに位相が一致して振動が強くなり、相隣る半
波長帯から出た振動は弱め合うことが知られている。そ
こで、中心の半波長帯に円板形圧電振動子を円板体に配
し、この半波長帯から一つおきの半波長帯にそれぞれ円
環形圧電振動子を配することにより、圧電振動子本体1
から生じた振動は、点Pでは同相のみであり、振動エネ
ルギー密度がきわめて高くなる。点Pが水面直下となる
よう水位を調整すれば、水6の表面直下に集中する音響
ェネルギ密度はきわめて高く効率の良い液体の霧化を行
なうことができる。しかも同D円状の振動子10,11
の大きさをかえれば音響ェネルギの集中位置を容易に可
変できる。次に第3図に圧電振動子本体1の他の−実施
例を示す。
振動が生じ、水6の表面直下に音響エネルギーが集中し
て、霧4を発生させるものである。このような装置は加
湿機等に適する。第2図に圧電振動子本体1の具体的な
一実施例を示す。圧電振動子本体1は一定厚さの金属ま
たは樹脂等よりなる円板7と、この円板7の表面に付し
た同心円状の圧電振動子8とよりなる。圧電振動子を厚
み縦振動を起こす周波数で駆動すると、ピストン運動に
近い振動を起こす。圧電振動子の中心軸上の点Pから前
記圧電振動子を見ると、振動子の各点から出た振動がP
点で干渉し、P点での音圧を決めている。点Pから前記
圧電振動子の中心までの距離と半波長づつ距離の異なる
同0円で境せられたフレネルの半波長帯から出た振動は
、一つおきに位相が一致して振動が強くなり、相隣る半
波長帯から出た振動は弱め合うことが知られている。そ
こで、中心の半波長帯に円板形圧電振動子を円板体に配
し、この半波長帯から一つおきの半波長帯にそれぞれ円
環形圧電振動子を配することにより、圧電振動子本体1
から生じた振動は、点Pでは同相のみであり、振動エネ
ルギー密度がきわめて高くなる。点Pが水面直下となる
よう水位を調整すれば、水6の表面直下に集中する音響
ェネルギ密度はきわめて高く効率の良い液体の霧化を行
なうことができる。しかも同D円状の振動子10,11
の大きさをかえれば音響ェネルギの集中位置を容易に可
変できる。次に第3図に圧電振動子本体1の他の−実施
例を示す。
この実施例は第2図に示した実施例における円板7を同
D円の階段状に形成したものである。つまり、一定厚さ
の金属あるいは金属を黍着した樹脂板により、同心円状
の段部17,18,19を有する支持体12を形成する
。さらに逆位相の振動部分のみを除去した円盤状の振動
子13、同○円状の環状の振動子14,15,16が上
記支持体12の各段部内面に付してある。上記円形の振
動子13、同心円状の振動子;4,15,16の大きさ
、および支持体12の各段部の高さX,,X2,X3を
変化させれば任意の指向性が得られ、高い音響エネルギ
ー密度が得られる。なおこの場合容器5の底面の一部を
高くしてこの圧電振動子本体が入るようにすればよい。
このように本発明によれば圧電振動子本体の形状が簡単
であり、製造が容易で安価に得られ、音響ェネルギ密度
を高くすることができる。しかも超音波霧化装置に用い
る際は圧電振動子の形状をかえることにより、音響ェネ
ルギを集中させる位置を変化させることができるもので
ある。
D円の階段状に形成したものである。つまり、一定厚さ
の金属あるいは金属を黍着した樹脂板により、同心円状
の段部17,18,19を有する支持体12を形成する
。さらに逆位相の振動部分のみを除去した円盤状の振動
子13、同○円状の環状の振動子14,15,16が上
記支持体12の各段部内面に付してある。上記円形の振
動子13、同心円状の振動子;4,15,16の大きさ
、および支持体12の各段部の高さX,,X2,X3を
変化させれば任意の指向性が得られ、高い音響エネルギ
ー密度が得られる。なおこの場合容器5の底面の一部を
高くしてこの圧電振動子本体が入るようにすればよい。
このように本発明によれば圧電振動子本体の形状が簡単
であり、製造が容易で安価に得られ、音響ェネルギ密度
を高くすることができる。しかも超音波霧化装置に用い
る際は圧電振動子の形状をかえることにより、音響ェネ
ルギを集中させる位置を変化させることができるもので
ある。
第1図は超音波霧化装置の断側面図、第2図は本発明の
一実施例における圧電振動子の断側面図、第3図は同他
の実施例における圧電振動子の断側面図である。 1・・・・・・圧電振動子本体、4・・・・・・霧、5
・…・・容器、6・…・・水、7・・・・・・円板、8
・・・・・・圧電振動子、9・・・・・・円盤状の振動
子、10,11・・・…同心円状の振動子、12・・・
・・・支持体、13・・・・・・円盤状の振動子、14
,15,16・・・・・・同0円状の振動子、17,1
8,19・・…・段部。 第1図 第2図 第3図
一実施例における圧電振動子の断側面図、第3図は同他
の実施例における圧電振動子の断側面図である。 1・・・・・・圧電振動子本体、4・・・・・・霧、5
・…・・容器、6・…・・水、7・・・・・・円板、8
・・・・・・圧電振動子、9・・・・・・円盤状の振動
子、10,11・・・…同心円状の振動子、12・・・
・・・支持体、13・・・・・・円盤状の振動子、14
,15,16・・・・・・同0円状の振動子、17,1
8,19・・…・段部。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 円板体表面の中心軸上の特定点から見て、円板体ま
での距離と半波長づつ距離の異なる板体表面の同心円で
境せられたフレネルの半波長帯において、中心部分に円
板形圧電振動子を配し、この半波長帯から一つおきの半
波長帯にそれぞれ円環形圧電振動子を配したことを特徴
とする圧電振動子。 2 円板体において、圧電振動子を配する部分に段差を
設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の圧
電振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7923676A JPS605356B2 (ja) | 1976-07-02 | 1976-07-02 | 圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7923676A JPS605356B2 (ja) | 1976-07-02 | 1976-07-02 | 圧電振動子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS535587A JPS535587A (en) | 1978-01-19 |
JPS605356B2 true JPS605356B2 (ja) | 1985-02-09 |
Family
ID=13684221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7923676A Expired JPS605356B2 (ja) | 1976-07-02 | 1976-07-02 | 圧電振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605356B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH046656U (ja) * | 1990-05-02 | 1992-01-22 | ||
JPH0449903Y2 (ja) * | 1989-11-30 | 1992-11-25 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4788982B2 (ja) * | 2009-07-13 | 2011-10-05 | 株式会社フコク | 超音波霧化装置 |
-
1976
- 1976-07-02 JP JP7923676A patent/JPS605356B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0449903Y2 (ja) * | 1989-11-30 | 1992-11-25 | ||
JPH046656U (ja) * | 1990-05-02 | 1992-01-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS535587A (en) | 1978-01-19 |
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