JPS6029543B2 - 超音波霧化装置 - Google Patents
超音波霧化装置Info
- Publication number
- JPS6029543B2 JPS6029543B2 JP1918479A JP1918479A JPS6029543B2 JP S6029543 B2 JPS6029543 B2 JP S6029543B2 JP 1918479 A JP1918479 A JP 1918479A JP 1918479 A JP1918479 A JP 1918479A JP S6029543 B2 JPS6029543 B2 JP S6029543B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- ultrasonic
- diameter
- atomization
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B17/00—Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
- B05B17/04—Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods
- B05B17/06—Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations
- B05B17/0607—Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers
Landscapes
- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水や薬剤、燃料等を霧化する超音波霧化装置に
関し、その目的は製品による霧化量のバラツキを小さく
することにある。
関し、その目的は製品による霧化量のバラツキを小さく
することにある。
従来の超音波霧化装置においては、特開昭５３一１３４
２１７号公報に示されるように霧化効率を向上させる、
すなわち霧化量を増加させる点に主眼が置かれ、例えば
上記公開公報では第１図に示すようにパッキング上の上
口径もと第２の電極４の直径寸法ｄ，比を１＄対１４か
らＩＳ封１４に選定することにより、霧化効率が増加す
るようにしている。
２１７号公報に示されるように霧化効率を向上させる、
すなわち霧化量を増加させる点に主眼が置かれ、例えば
上記公開公報では第１図に示すようにパッキング上の上
口径もと第２の電極４の直径寸法ｄ，比を１＄対１４か
らＩＳ封１４に選定することにより、霧化効率が増加す
るようにしている。
しかし、この場合パッキング５は霧化室の底部１と超音
波振動子２および該パッキング５を保持するホルダー６
によって全面が締付け固定されるため、パッキング５の
上口径がある値以下になると超音波振動子２の振動が束
縛され、反って霧化効率が低下するという欠点を有して
いる。第１図で３は超音波振動子２の周綾部を含む上面
部に設けられた第１の電極、７はネジである。本発明は
上記のような従来の欠点を除去するとともに霧化量のバ
ラッキを著しく減少せしめる超音波霧化装置を提供せん
とするものである。
波振動子２および該パッキング５を保持するホルダー６
によって全面が締付け固定されるため、パッキング５の
上口径がある値以下になると超音波振動子２の振動が束
縛され、反って霧化効率が低下するという欠点を有して
いる。第１図で３は超音波振動子２の周綾部を含む上面
部に設けられた第１の電極、７はネジである。本発明は
上記のような従来の欠点を除去するとともに霧化量のバ
ラッキを著しく減少せしめる超音波霧化装置を提供せん
とするものである。
以下、本発明の一実施例について第２図とともに説明す
る。まず、霧化すべき液体を収容する霧化室の底部１１
に関口部が設けられており、この閉口部をふさぐように
円板状の超音波振動子１２が弾性材製のパッキング１５
を介して液密になるようホルダー１６およびネジ１７に
よって取付けられている。上記超音波振動子１２には霧
化室を臨む上面部および周緑部の一部または周縁部全部
に第１の電極１３が設けられており、また下面部に円状
の第２の電極１４が設けられている。この時、超音波振
動子１２の上面部の第１の電極１３の上にさらに該電極
のェロージョンによる損傷を防ぐために金属箔を接着す
るようにしてもよい。そして、超音波振動子１２はパッ
キング１５によりその周緑部を保持されており、また霧
化室の底部１１の閉口部蓬ｄ，４も超音波振動子１２の
周綾部のみを保持するようになっている。上記パッキン
グ１５の上口径ｄはは下口径ｄ，２より小さく、またこ
の下口径ｄ，２と霧化室の底部１１の関口部蓬ｄ，４は
ほぼ同じであり、パッキング１５の一部は液中に突出し
ている。この場合、この突出部１８は超音波振動子１２
の上面に接触せず、離れている。ここで、完全に離れて
いなくても超音波振動子１２の振動を束縛しない程度で
あればよい。第３図に示す第２の実施例ではパッキング
１５の突出部１８の強度を向上させるために、その部分
の厚みを増したものである。つぎに、本発明の効果を第
４図とともに説明する。
る。まず、霧化すべき液体を収容する霧化室の底部１１
に関口部が設けられており、この閉口部をふさぐように
円板状の超音波振動子１２が弾性材製のパッキング１５
を介して液密になるようホルダー１６およびネジ１７に
よって取付けられている。上記超音波振動子１２には霧
化室を臨む上面部および周緑部の一部または周縁部全部
に第１の電極１３が設けられており、また下面部に円状
の第２の電極１４が設けられている。この時、超音波振
動子１２の上面部の第１の電極１３の上にさらに該電極
のェロージョンによる損傷を防ぐために金属箔を接着す
るようにしてもよい。そして、超音波振動子１２はパッ
キング１５によりその周緑部を保持されており、また霧
化室の底部１１の閉口部蓬ｄ，４も超音波振動子１２の
周綾部のみを保持するようになっている。上記パッキン
グ１５の上口径ｄはは下口径ｄ，２より小さく、またこ
の下口径ｄ，２と霧化室の底部１１の関口部蓬ｄ，４は
ほぼ同じであり、パッキング１５の一部は液中に突出し
ている。この場合、この突出部１８は超音波振動子１２
の上面に接触せず、離れている。ここで、完全に離れて
いなくても超音波振動子１２の振動を束縛しない程度で
あればよい。第３図に示す第２の実施例ではパッキング
１５の突出部１８の強度を向上させるために、その部分
の厚みを増したものである。つぎに、本発明の効果を第
４図とともに説明する。
この第４図は直径２５肋、厚み１．２肋、第２の電極１
４の直径１５肋なる超音波振動子１２に２５Ｗの電力を
印放した場合の霧化量Ｍとそのバラツキ０を、パッキン
グ１５の上口径ｄ，３対第２の電極１４の直径ｄ・・の
比、Ｒ＝群鍛え剛定しがータを示す曲線図である。第４
図に示すようにパッキング１５の上口径封，３を下口径
封．２より小さくし、かつ超音波振動子１２の上方にお
いてパッキング１５の一部を液中に突出せしめることに
より、霧化量はＲ＝０．６〜１．３の範囲で低下せず、
さらにＲ＝０．６〜０．９２に選ぶことにより霧化量の
バラッキを著しく低減せしめることができる。これは超
音波振動子１２を単に周縁部のみで保持、固定している
ため、その振動を束縛せず霧化量が低下しないことによ
る。また、直径に比べて厚みの薄い円板状の超音波振動
子の場合、完全なピストン運動でなく拡がり振動を含む
振動をしているため、その拡がり振動の大きさが各超音
波振動子によって異なり、したがって放射超音波により
形成される液柱の大きさがばらついていたのが、パッキ
ング１５の上口径ｄ，３を下口径ｄ，２よりづ・さくし
、かつＲ＝０．６〜０．９２の範囲にすることにより、
超音波振動子１２の中心部のみによって平面波のみを放
射するため、液柱の形状が一定となり、したがって霧化
量のバラッキが４・さくなるものと考えられる。このよ
うに本発明の超音波霧化装置は構成されているものであ
り、霧化量のバラッキを小さくすることができる実用上
非常に有用なものである。
４の直径１５肋なる超音波振動子１２に２５Ｗの電力を
印放した場合の霧化量Ｍとそのバラツキ０を、パッキン
グ１５の上口径ｄ，３対第２の電極１４の直径ｄ・・の
比、Ｒ＝群鍛え剛定しがータを示す曲線図である。第４
図に示すようにパッキング１５の上口径封，３を下口径
封．２より小さくし、かつ超音波振動子１２の上方にお
いてパッキング１５の一部を液中に突出せしめることに
より、霧化量はＲ＝０．６〜１．３の範囲で低下せず、
さらにＲ＝０．６〜０．９２に選ぶことにより霧化量の
バラッキを著しく低減せしめることができる。これは超
音波振動子１２を単に周縁部のみで保持、固定している
ため、その振動を束縛せず霧化量が低下しないことによ
る。また、直径に比べて厚みの薄い円板状の超音波振動
子の場合、完全なピストン運動でなく拡がり振動を含む
振動をしているため、その拡がり振動の大きさが各超音
波振動子によって異なり、したがって放射超音波により
形成される液柱の大きさがばらついていたのが、パッキ
ング１５の上口径ｄ，３を下口径ｄ，２よりづ・さくし
、かつＲ＝０．６〜０．９２の範囲にすることにより、
超音波振動子１２の中心部のみによって平面波のみを放
射するため、液柱の形状が一定となり、したがって霧化
量のバラッキが４・さくなるものと考えられる。このよ
うに本発明の超音波霧化装置は構成されているものであ
り、霧化量のバラッキを小さくすることができる実用上
非常に有用なものである。
第１図は従来例における超音波霧化装置の要部断面図、
第２図および第３図はそれぞれ本発明に係る超音波霧化
装置の各実施例を示す要部断面図、第４図は本発明装置
におけるパッキングの上口径対第２の電極の直径寸法比
Ｒと霧化量Ｍおよびそのバラツキ。 との関係を示す曲線図である。１１・・…・霧化室の底
部、１２……超音波振動子、１３・・・・・・第１の電
極、１４・・・・・・第２の電極、１５・・・・・・パ
ッキングへ１８・・・・・・パッキングの一部（突出部
）、ｄ，．・・・・・・第２の電極の直径、ｄ，２・・
・・・・パッキングの下口径、ｄ，３…・・・パッキン
グの上口径。 第１図 第２図 第３図 第４図
第２図および第３図はそれぞれ本発明に係る超音波霧化
装置の各実施例を示す要部断面図、第４図は本発明装置
におけるパッキングの上口径対第２の電極の直径寸法比
Ｒと霧化量Ｍおよびそのバラツキ。 との関係を示す曲線図である。１１・・…・霧化室の底
部、１２……超音波振動子、１３・・・・・・第１の電
極、１４・・・・・・第２の電極、１５・・・・・・パ
ッキングへ１８・・・・・・パッキングの一部（突出部
）、ｄ，．・・・・・・第２の電極の直径、ｄ，２・・
・・・・パッキングの下口径、ｄ，３…・・・パッキン
グの上口径。 第１図 第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 底部に開口部を設けた霧化室と、この霧化室の開口
部に上面部が該霧化室内に臨み、かつ周縁部が弾性材製
のパツキングを介して液密に取付けられた円板状の超音
波振動子を有し、この超音波振動子の周縁部を含む上面
部に第１の電極および下面部に円状の第２の電極が設け
られており、上記超音波振動子からの超音波により上記
霧化室内の液体を霧化させる超音波霧化装置において、
上記パツキングの上口径が下口径より小さく、かつ上記
超音波振動子の上方において該パツキングの一部が液中
に突出してなる超音波霧化装置。 ２ パツキングの上口径対第２の電極の直径寸法比が、
（パツキングの上口径）／（第２の電極の直径）＝０．
６〜０．９２なる関係を有する特許請求の範囲第１項記
載の超音波霧化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1918479A JPS6029543B2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 超音波霧化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1918479A JPS6029543B2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 超音波霧化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55110843A JPS55110843A (en) | 1980-08-26 |
| JPS6029543B2 true JPS6029543B2 (ja) | 1985-07-11 |
Family
ID=11992242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1918479A Expired JPS6029543B2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 超音波霧化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029543B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0771653B2 (ja) * | 1990-12-28 | 1995-08-02 | ティーディーケイ株式会社 | 超音波液体霧化器 |
| EP0516565B1 (en) * | 1991-05-27 | 1996-04-24 | TDK Corporation | An ultrasonic wave nebulizer |
| CN107282359B (zh) * | 2017-08-14 | 2023-04-14 | 湖南嘉业达电子有限公司 | 一种压电陶瓷雾化片 |
-
1979
- 1979-02-20 JP JP1918479A patent/JPS6029543B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55110843A (en) | 1980-08-26 |
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