JPS5832617B2 - 超音波霧化装置 - Google Patents
超音波霧化装置Info
- Publication number
- JPS5832617B2 JPS5832617B2 JP7721476A JP7721476A JPS5832617B2 JP S5832617 B2 JPS5832617 B2 JP S5832617B2 JP 7721476 A JP7721476 A JP 7721476A JP 7721476 A JP7721476 A JP 7721476A JP S5832617 B2 JPS5832617 B2 JP S5832617B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric vibrator
- liquid
- vibration
- ultrasonic
- electrodes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Air Humidification (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は超音波霧化装置に関し、液体を簡単な構造の超
音波振動子によって効率良く霧化することを目的とする
。
音波振動子によって効率良く霧化することを目的とする
。
液体を効率良く霧化するには音響エネルギー密度の高い
部分を作ればよく、従来は球殻を円形に切り取った形状
の球殻状振動子を用いていたが、この球殻状振動子では
形状が複雑になるので製造が難しく振動子が高価なもの
になり、また液体からの保護も困難であった。
部分を作ればよく、従来は球殻を円形に切り取った形状
の球殻状振動子を用いていたが、この球殻状振動子では
形状が複雑になるので製造が難しく振動子が高価なもの
になり、また液体からの保護も困難であった。
また音響エネルギー密度を高めるために円板状の振動子
を大きくして指向性を鋭くするものも考えられるが、円
板状の薄い大きな振動子を作ることは上記と同様の欠点
を有するものである。
を大きくして指向性を鋭くするものも考えられるが、円
板状の薄い大きな振動子を作ることは上記と同様の欠点
を有するものである。
本発明は上記欠点を改良し、振動子の形状が簡単で製造
も容易にでき指向性を鋭くして効率良く液体を霧化でき
る超音波霧化装置を提供するものであり、以下本発明の
一実施例を図面とともに説明する。
も容易にでき指向性を鋭くして効率良く液体を霧化でき
る超音波霧化装置を提供するものであり、以下本発明の
一実施例を図面とともに説明する。
第1図に超音波霧化装置の断側面図を示し、容器1内に
水等の液体2が満たされており、この容器1の下面に電
気−音響変換部としての圧電振動子3が櫓り付けられて
いる。
水等の液体2が満たされており、この容器1の下面に電
気−音響変換部としての圧電振動子3が櫓り付けられて
いる。
上記圧電振動子3の振動により上記液体2の表面には、
音響エネルギー密度に相当する放射圧と直進流の効果に
よって生ずる隆起4が形成され、この隆起4の周面に霧
化の要因となる表面張力波5が形成され、この表面張力
波5から霧6が発生する。
音響エネルギー密度に相当する放射圧と直進流の効果に
よって生ずる隆起4が形成され、この隆起4の周面に霧
化の要因となる表面張力波5が形成され、この表面張力
波5から霧6が発生する。
第2図、第3図に上記圧電振動子3の平面図を示す。
円板状のセラミック等よりなる圧電振動子3は同心円状
に複数個のスリット7.8,9,10,11.12が形
成されている。
に複数個のスリット7.8,9,10,11.12が形
成されている。
さらに両面には電圧を印加するための電極13,14が
設づられている。
設づられている。
圧電振動子は厚み振動を行ない液体2ヘエネルギーを放
射する。
射する。
そして上記厚み振動は円の中心から同心円状に交互に外
方へ向って位相の反転した円が生ずる。
方へ向って位相の反転した円が生ずる。
つまり正位相と逆位相との円が交互に存在することにな
る。
る。
これは光工学の分野でいうフレネルの半波長帯と等しい
。
。
したがって上記スリット7.8,10,11,12を設
けていない平板状の圧電振動子の場合は、厚み振動を行
なうと正逆側位相の振動が生じるため、音響エネルギー
は集束位置で逆位相の振動と正位相の振動とが打ち消し
合って弱まることになる。
けていない平板状の圧電振動子の場合は、厚み振動を行
なうと正逆側位相の振動が生じるため、音響エネルギー
は集束位置で逆位相の振動と正位相の振動とが打ち消し
合って弱まることになる。
このため本発明は上記圧電振動子3の両面に付す電極1
3.14を複数個の円形とし、正位相の振動を生じる部
分のみに同心円状に設ける。
3.14を複数個の円形とし、正位相の振動を生じる部
分のみに同心円状に設ける。
圧電振動子3の逆位相を生じる部分には電極が付されて
おらず、また上記スリット7.8,9,10,11.1
2が同心円状に形成されている。
おらず、また上記スリット7.8,9,10,11.1
2が同心円状に形成されている。
つまりこのスリット7.8゜9.10,11.12は機
械的な絶縁を行った部分である。
械的な絶縁を行った部分である。
したがってこの圧電振動子3の電極に電圧を印加すると
圧電振動子3からは正位相のみの振動が得られ、液体2
の表面直下に大きな音響エネルギーの集束部分が形成さ
れるものである。
圧電振動子3からは正位相のみの振動が得られ、液体2
の表面直下に大きな音響エネルギーの集束部分が形成さ
れるものである。
このように本発明によれば圧電振動子の形状が簡単であ
り、かつ逆位相の振動の発生を防止して音響エネルギー
密度を高くすることができる。
り、かつ逆位相の振動の発生を防止して音響エネルギー
密度を高くすることができる。
第1図は本発明の一実施例における超音波霧化装置の断
側面図、第2図は同装置の超音波振動部の平面図、第3
図は第2図の断側面図である。 1・・・・・・容器、2・・・・・・液体、3・・・・
・・圧電振動子、6・・・・・・霧、?、8,9,10
,11.12・・・・・・スリット、13,14・・・
・・・電極。
側面図、第2図は同装置の超音波振動部の平面図、第3
図は第2図の断側面図である。 1・・・・・・容器、2・・・・・・液体、3・・・・
・・圧電振動子、6・・・・・・霧、?、8,9,10
,11.12・・・・・・スリット、13,14・・・
・・・電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 逆位相の振動を発生する部分のみを除去した厚み振
動を行なう圧電振動子を設け、上記圧電振動子の上記除
去した部分以外の両面に電極を付し、上記圧電振動子の
振動により液体を霧化することを特徴とする超音波霧化
装置。 2 逆位相の振動を発生する同心円状の部分にスリット
を設けた円板形の圧電振動子を設け、上記圧電振動子の
上記除去した部分以外の両面に円形の電極を付したこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の超音波霧化装
置。 3 圧電振動子を液体の入った容器底面に設け、上記圧
電振動子の振動により上記液体の表面を霧化することを
特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の超
音波霧化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7721476A JPS5832617B2 (ja) | 1976-06-29 | 1976-06-29 | 超音波霧化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7721476A JPS5832617B2 (ja) | 1976-06-29 | 1976-06-29 | 超音波霧化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS532709A JPS532709A (en) | 1978-01-11 |
JPS5832617B2 true JPS5832617B2 (ja) | 1983-07-14 |
Family
ID=13627574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7721476A Expired JPS5832617B2 (ja) | 1976-06-29 | 1976-06-29 | 超音波霧化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832617B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62224905A (ja) * | 1986-03-27 | 1987-10-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インダクタ素子 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0532094Y2 (ja) * | 1988-05-17 | 1993-08-18 |
-
1976
- 1976-06-29 JP JP7721476A patent/JPS5832617B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62224905A (ja) * | 1986-03-27 | 1987-10-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インダクタ素子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS532709A (en) | 1978-01-11 |
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