JPS5842056Y2 - 超音波による霧化装置 - Google Patents

超音波による霧化装置

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Publication number
JPS5842056Y2
JPS5842056Y2 JP15749678U JP15749678U JPS5842056Y2 JP S5842056 Y2 JPS5842056 Y2 JP S5842056Y2 JP 15749678 U JP15749678 U JP 15749678U JP 15749678 U JP15749678 U JP 15749678U JP S5842056 Y2 JPS5842056 Y2 JP S5842056Y2
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JP
Japan
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vibrator
ultrasonic
electrostrictive
hole
ultrasonic waves
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Expired
Application number
JP15749678U
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English (en)
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JPS5576068U (ja
Inventor
拡昭 大谷
Original Assignee
日本プロセンサ−株式会社
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Publication date
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  • Air Humidification (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、超音波による霧化装置に関するもので、さら
に詳しくは、電歪振動子の効率向上を図ったものである
一般に、霧化装置における超音波発生用の円板状の電歪
振動子1は、両極面に高周波電圧を与えると、第1図に
示すように、ノーダルポイント2を支点として振動子1
の面に対して垂直方向に歪曲し、その振動を空気または
水に伝達して超音波の伝達が行なわれる。
この場合、ノーダルポイント2を境にして振動子1の中
央部分3で発生する超音波信号の位相と、周辺部分4で
発生する超音波信号の位相とでは、180°の位相差が
生じ、それぞれの超音波信号を互いに打消す作用をなし
、伝達能率を著しく低下させることとなっていた。
しかるに、周辺部分4で発生する超音波信号の位相を1
80°反転すれは沖央部分3で発生する超音波信号と同
位相となって効率を向上させることができる。
本考案はこのような点に鑑みてなされたもので、電歪振
動子の前面に、所定の間隙をもって、中央に孔を有する
ドーナツ状反射板を設けたものである。
電歪振動子と反射板との間隙dは、超音波信号の波長を
λとすると、d=1/4λ(2n−1)(nは正の整数
)であればよい。
以下本考案の一実施例を図面について説明する。
第3図において、5は容器本体で、この容器本体5の底
孔6に臨ませて超音波を発生する送波器7が設けられ、
また容器本体5の内部には、補給タンク8が設けられ、
その連通管9が容器本体5内に連通して水10の深さh
を一定に保持するようになっている。
さらに、容器本体5の一側には、発生した霧の送風ファ
ン11と、吐出口12が設けられている。
前記送波器7は、第2図に示すように、ゴム筒等からな
る支持体13の内側に、円板状の電歪振動子1が設けら
れ、この電歪振動子1の超音波放射面に臨ませて所定の
間隙dをもって、中央に孔14を有するドーナツ状の耐
水性金属からなる反射板15が設けられている。
この反射板15と振動子1との間の間隙dは、周辺部分
4における超音波信号の位相が180°反転するように
すればよいから、超音波の波長をλとすると、 d=1/4λ(2n−1)(nは正の整数)となる。
なお、16は高周波電圧の発振器で、この発振器16は
、前記振動子1の全表面から裏面周縁までと、裏面との
それぞれの導電性メッキ部に接続されている。
つぎに本考案の作用を説明する。
発振器16の高周波電圧が電歪振動子1に印加されると
、この振動子1は、振動を開始し、所定の周波数の超音
波が発生する。
振動子1の中央部分3で発生した超音波信号は、反射板
15の孔14を通りそのまま直進する。
これに対し、振動子1の周辺部分4で発生した超音波信
号は、反射板15で一旦反射した後、振動子1の中央部
分3で反射され、したがって、この信号は、前記中央部
分の信号と同位相となって、反射板15の孔14から直
進する。
このようにして互いに打消し合う作用が可及的に少くな
くなる。
具体的数値をもって示すと、高周波発振周波数f=1.
65MHzとすると、水中での超音波の伝搬速度は15
00 m/ Sであるから波長 となる。
したがって、振動子1と反射板15との間隙d =1/
4X0.91(2n−1)とり、n=1,2,3・・・
・・・とすると、d =0.23.0.68.1.14
.1.59.2.05・・・・・・となる。
電歪振動子1の直径が20mm、反射板15の孔14の
直径が10mmのときの実験によれば、d=1.14m
mのとき最も良い結果が得られた。
これは、間隙dが短いときは、周辺部分4からの信号が
何回も反射して減衰し、また、間隙dが長いときは、反
射せずに直接反射板15の孔14がら漏れ出てしまうか
らであると思われる。
したがって、間隙dと反射板15の孔14の直径は、発
振周波数等の違いに応じて種々実験して最適値を設定す
べきである。
本考案は上述のように構成したので、電歪振動板1の超
音波エネルギーを非常にや率よく利用でき、しかも電力
消費も少く、さらに構造が簡単で安価に提供できるもの
である。
ちなみに、反射板15を用いない場合の霧化量は、0.
21/時であったものが、反射板15を用いると、0.
31/時となり、実に50%の効率向上となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、電歪振動子の振動状態を示す説明図、第2図
は、本考案による送波器の断面図、第3図は、本考案に
よる霧化装置の一実施例を示す断面図である。 1・・・・・・電歪振動子、2・・・・・・ノーダルポ
イント、3・・・・・・中央部分、4・・・・・・周辺
部分、5・・・・・・容器本体、7・・・・・・送波器
、10・・・・・・水、14・・・・・・孔、15・・
・・・・反射板、16・・・・・・高周波発振器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円板状の電歪振動子1に、高周波電圧を印加して電歪効
    果により超音波を発生せしめ、この超音波によってこの
    振動子1に接触した水を霧化するようにしたものにおい
    て、この振動子1の超音波放射面に、間隔dをもって中
    央に孔14を有するドーナツ状反射板を設け、前記間隔
    dを発振する超音波の波長をλとしたときd−λ/4(
    2n= ]) (nは正の整数)に設定してなることを
    特徴とする超音波による霧化装置。
JP15749678U 1978-11-15 1978-11-15 超音波による霧化装置 Expired JPS5842056Y2 (ja)

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JP15749678U JPS5842056Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15 超音波による霧化装置

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JP15749678U JPS5842056Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15 超音波による霧化装置

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JPS5576068U JPS5576068U (ja) 1980-05-26
JPS5842056Y2 true JPS5842056Y2 (ja) 1983-09-22

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JP15749678U Expired JPS5842056Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15 超音波による霧化装置

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