JPS605349B2 - 銅パイプヒーターの表面処理方法 - Google Patents
銅パイプヒーターの表面処理方法Info
- Publication number
- JPS605349B2 JPS605349B2 JP9128277A JP9128277A JPS605349B2 JP S605349 B2 JPS605349 B2 JP S605349B2 JP 9128277 A JP9128277 A JP 9128277A JP 9128277 A JP9128277 A JP 9128277A JP S605349 B2 JPS605349 B2 JP S605349B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe heater
- surface treatment
- pipe
- heater
- treatment method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は銅パイプヒーターの表面処理方法、詳しくは耐
蝕性皮膜をパイプヒーターに施す表面処理方法に関する
ものである。
蝕性皮膜をパイプヒーターに施す表面処理方法に関する
ものである。
従来これら銅材使用パイプヒーターの表面処理としては
ニッケルメッキ、クロムメッキ、スズメッキの電気メッ
キが広く使用されていた。
ニッケルメッキ、クロムメッキ、スズメッキの電気メッ
キが広く使用されていた。
これらのメッキは、工程上複雑で、均一なメッキ層を作
ることが非常に困難である。また、多くの電気メッキの
場合ピンホールがある。従来はこれらメッキ層の確保お
よびピンホールの除去のため必要以上にメッキを施して
いた。本発明は、上述の従来方法の欠点を除去し得る鋼
材パイプヒーターの表面処理方法を得ることを目的とし
たもので、パイプヒーターの表面に酸化鋼の酸化皮膜を
形成しないで、耐熱塗料を塗布して、パイプヒーターの
自己発熱により塗料を乾燥させることを特徴とする鋼材
パイプヒーターの表面処理方法を要旨とするものである
。
ることが非常に困難である。また、多くの電気メッキの
場合ピンホールがある。従来はこれらメッキ層の確保お
よびピンホールの除去のため必要以上にメッキを施して
いた。本発明は、上述の従来方法の欠点を除去し得る鋼
材パイプヒーターの表面処理方法を得ることを目的とし
たもので、パイプヒーターの表面に酸化鋼の酸化皮膜を
形成しないで、耐熱塗料を塗布して、パイプヒーターの
自己発熱により塗料を乾燥させることを特徴とする鋼材
パイプヒーターの表面処理方法を要旨とするものである
。
本発明にあっては、パイプヒーターの鋼材表面のCび○
、Cび02等のような酸化銅の酸化皮膜を酸洗い、また
はフキソジン処理等の方法を用いて除去し、本発明の表
面処理方法を施すことにより、鋼材パイプヒーターの表
面の塗装膜は鋼材表面にしっかりと付着され、したがっ
てパイプヒーター表面は一層強固となり且つ耐蝕性を増
すとができる。
、Cび02等のような酸化銅の酸化皮膜を酸洗い、また
はフキソジン処理等の方法を用いて除去し、本発明の表
面処理方法を施すことにより、鋼材パイプヒーターの表
面の塗装膜は鋼材表面にしっかりと付着され、したがっ
てパイプヒーター表面は一層強固となり且つ耐蝕性を増
すとができる。
またヒーターに通電を行ないヒーターの自己発熱よって
塗料を乾燥させることにより従来塗装に必要とされてい
た乾燥炉が不要となる。次に本発明の実施例を示すと次
の通りである。
塗料を乾燥させることにより従来塗装に必要とされてい
た乾燥炉が不要となる。次に本発明の実施例を示すと次
の通りである。
(1)湯にてパイプ表面の異物を洗い流し、(0)表面
の油脂をトリクレンまたはクロロセン等で洗う。(m)
酸洗いまたはスキンジン処理等にて酸化銅を除去し、(
W)乾燥空気吹付けパイプの乾燥を行ない、(V)乾燥
されたパイプを損梓脱泡された塗料槽に数秒間浸潰し、
(町)塗料槽より取り出してパイプ内に設けられたヒー
ターに10〜20分間通電しヒーターの自己発熱によっ
てパイプ表面に施した塗料を乾燥させるものである。
の油脂をトリクレンまたはクロロセン等で洗う。(m)
酸洗いまたはスキンジン処理等にて酸化銅を除去し、(
W)乾燥空気吹付けパイプの乾燥を行ない、(V)乾燥
されたパイプを損梓脱泡された塗料槽に数秒間浸潰し、
(町)塗料槽より取り出してパイプ内に設けられたヒー
ターに10〜20分間通電しヒーターの自己発熱によっ
てパイプ表面に施した塗料を乾燥させるものである。
このように(1)から(町)に至る順に処理すればよい
が、パイプ表面に当初から酸化銅が付着していないとき
には脱酸化皮膜処理を施す必要がないのは当然である。
が、パイプ表面に当初から酸化銅が付着していないとき
には脱酸化皮膜処理を施す必要がないのは当然である。
上述のように処理によりコーティングされた耐熱塗料の
塗装膜厚は20〜30仏である。またピンホールも生じ
ない。したがって、脱酸化皮膜処理により耐熱塗料の付
着を良好にし、かつヒーターへの通電により前記塗料の
乾燥を行なうので、乾燥炉が不用であるか、または簡単
なものでよく、大がかりな装置、設備が不用となる。
塗装膜厚は20〜30仏である。またピンホールも生じ
ない。したがって、脱酸化皮膜処理により耐熱塗料の付
着を良好にし、かつヒーターへの通電により前記塗料の
乾燥を行なうので、乾燥炉が不用であるか、または簡単
なものでよく、大がかりな装置、設備が不用となる。
本発明の鋼パイプヒーターの表面処理方法は上記したよ
うに、必要に応じて脱酸化皮膜処理を施したパイプヒー
ター表面に耐熱塗料を塗布し、次にパイプヒーターへの
通電による自己発熱により耐熱塗料を乾燥させたことを
特徴としたものであるため、従来のメッキ処理に比べて
、製造が簡単で、耐蝕性の秀れたパイプヒーターが製造
できるとともに、ヒーターへの通電により乾燥を行なう
ため簡単な工程にて製造可能なとより大がかりな装置が
不用となる等の効果を有する。
うに、必要に応じて脱酸化皮膜処理を施したパイプヒー
ター表面に耐熱塗料を塗布し、次にパイプヒーターへの
通電による自己発熱により耐熱塗料を乾燥させたことを
特徴としたものであるため、従来のメッキ処理に比べて
、製造が簡単で、耐蝕性の秀れたパイプヒーターが製造
できるとともに、ヒーターへの通電により乾燥を行なう
ため簡単な工程にて製造可能なとより大がかりな装置が
不用となる等の効果を有する。
Claims (1)
- 1 必要に応じて脱酸化皮膜処理を施したパイプヒータ
ー表面に耐熱塗料を塗布し、次にパイプヒーターへの通
電による自己発熱により耐熱塗料を乾燥させることを特
徴とする銅パイプヒーターの表面処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9128277A JPS605349B2 (ja) | 1977-07-28 | 1977-07-28 | 銅パイプヒーターの表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9128277A JPS605349B2 (ja) | 1977-07-28 | 1977-07-28 | 銅パイプヒーターの表面処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5425946A JPS5425946A (en) | 1979-02-27 |
JPS605349B2 true JPS605349B2 (ja) | 1985-02-09 |
Family
ID=14022093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9128277A Expired JPS605349B2 (ja) | 1977-07-28 | 1977-07-28 | 銅パイプヒーターの表面処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605349B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63112937A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-18 | 日本牧場設備株式会社 | パイプライン式乳牛搾乳装置 |
-
1977
- 1977-07-28 JP JP9128277A patent/JPS605349B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63112937A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-18 | 日本牧場設備株式会社 | パイプライン式乳牛搾乳装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5425946A (en) | 1979-02-27 |
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