JPS6053253A - 多段変速装置 - Google Patents
多段変速装置Info
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- JPS6053253A JPS6053253A JP15872683A JP15872683A JPS6053253A JP S6053253 A JPS6053253 A JP S6053253A JP 15872683 A JP15872683 A JP 15872683A JP 15872683 A JP15872683 A JP 15872683A JP S6053253 A JPS6053253 A JP S6053253A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、自動車等の車両に使用するための多段変速装
置に関するもので、特に変速時間ご短か。 くし、迅速な変速が行なえるようにした多段変速装置に
関するものである。 変速装置としては、エンジン駆動力をクラッチを経て変
速装置に体達し、このクラッチにより駆動力を切断した
状態で所望ギアの選択を行なう通、1゜常の変速装置が
知られている。しかしながらこのような変速装置にあっ
ては、クラッチの断続動作及びギアの選択動作をいかに
早く行なっても、一旦動力伝達が停止Tる上に、クラッ
チ接続時には変速ショックを伴なってしまう。このため
、変速1゜の際の動力1バ達を停止させないようにしか
つ、変速装置において変速時に通常必要な変速同期機構
の同期容量を小さくすることにより、変速装置の小型化
・軽量化を因り車両の搭載に適した多段変速装置が提案
されている。このような構成の多段−14゜変速装置と
しては、例えば特開昭57−179457号公報に示さ
れるものがある。この変速装置は第1図に示すように、
エンジンlより変速装置に到るエンジン出力軸2が変速
装置の全体に亘って延在され、この出力軸のエンジン1
filに固定される・。 駆動板8と出力軸の先端側に同定される駆動板4との間
には、出力軸2と同軸上であって、かつ互いに独立して
回転自在に支承される2つの入力軸5.6が配置されて
いる。各々の入力軸5.6は夫々駆動板3.4から動力
の伝達を断続する夫々1・・の第1クラツチ7、第2ク
ラツチ8を有し、また、入力軸5,6は、回転自在に支
承されるギア9゜10.11及びギア12.18と、こ
れらギアひ各入力軸に接離可能Oこ駆動するギア選択装
置14゜15及びギア選択装置16とを有する0エンジ
ン1)出力軸2及び入力軸5.6と平行にして回転自在
に支持される副軸17には、各ギア9〜18と噛合する
ギア18,19,20,21.22と、変速機より出力
を取り出丁ファイナルギア28とが固定されており、ギ
ア9はアイドラギア24を介、1゜してギア18と噛合
°[る。このような構成の変速l装置では、例えば第1
速より第2速に変速する場合、まずギア10をギア選択
装置15により入力軸5に連結し、第1クラツチ7を接
続状態にして第1速段を選択した後、この第1速状態の
ままギ・1ア12をギア選択肢[16により入力軸6に
連結し、所定のタイミングで第1クラツチ7を遮断状態
にしながら、第2クラツチを接続することにより行なっ
ている。即ち、一方の入力軸上のギアより他方の入力軸
上のギアへ交互に第1及び第2の、、1クラツチを切換
えながら変速を行なうものである。 また、このような変速装置の他の例としては、第2図に
示されるものがある。エンジン80の出力軸に取り付け
られる駆動板81に対して夫々第1及び第2のクラッチ
82.88F介して互いOこj。 同軸上にかつ独立して回転自在に支持される入力軸84
.85が配置され、入力軸84は一体に固定されるギア
86,87.88及びギア選択装置89により接離可能
に支持されるギア40を有し、入力@[181iは一体
に固定されるギア41.42を、1゜有Tる。これら入
力軸84.85と平行に回転−1在に支承される副軸4
8には、ギア選択装置44により接離可能に支持され、
夫々入力軸34のギア86.87と噛合するギア45.
46、ギア選択装置47により接離可能に支持され夫々
入力軸535のギア41.42と噛合するギア48.4
9、及び一体に固定されるギア50が設けられ、さらに
副軸48の一端にはこの変速機より動力を取り出すファ
イナルギア51が固定されている。ギア選択装置44の
カップリングスリーブの外周にff、。 けられるギア52は、アイドラギア58を介してギア8
8と噛合することにより車両の後退時に使用される。こ
のような構成の変速装置の変速は、例えは第1速より第
2速への変速を行なう場合、まずギア選択装置44によ
りギア46を副軸48 、。 に連結し、第1クラツチ82を接続状態とすることによ
り第1速段を選択した後、この第1速状態のままギア4
8をギア選択肢M47により副軸48に連結し、所定の
タイミングにて第1クラツチ32を遮断状態にしながら
第2クラツチを接続状胛と−,,。 することにより行なっている。即ち、この場合も1一方
の入力軸のギアより他方の入力軸のギアへ、第1及び第
2のクラッチを切変えて変速を行なうものである。 これら変速装置では、いづれも次段の変速されへるべき
ギアへの変速は、他方の入力軸にて予め行なわれ極短時
間に同期が完了する必要はないためギア選択装置の同期
容量は前述した通常の変速装置よりも小さくてよく、こ
のため小型化・軽量化を図れるものである。 しかしながら、これらの従来の変速機にあっては、一方
の入力軸により動力伝達を行なう間に他方の入力軸に次
段変速ギアを連結する変速準備の後に変速を行なうよう
になっていたため、次にシフトアップかシフトダウンか
の判断がなされるマ1゜で変速準備を行なうことができ
ず、変速判断後変速準備をしてから変速動作を行なうた
め迅速な変速が行なえないという問題があった。また、
2つの入力軸での動力↑バ達は交互に行なうため、1段
飛んだ変速動作に際しては通常の変速機と同様に2.。 一旦動力1バ達を停止Tる必要が生じてしまうとい1う
問題があった。 本発明の目的は、1段飛びの変速も含め所定の変速タイ
ミングにて迅速かつ正確な変速を行なえる多段変速装置
を提供することにある。 本発明は、エンジン出力軸に第1クラツチを介して接離
可能に構成される第1主軸と、この第1主軸上に第1ギ
ア選択装置により固定又は解除可能なギアと、エンジン
出力軸に連結される第1遊星囚車装置と、第1遊星囚車
装置の出力部材に連1・)結される第2主軸と、エンジ
ン出力軸の回転数を直結又は変速に切換えて第2主軸に
伝達する第1遊星図車装置に設けられた第2クラツチ及
びブレーキ装置と、第2主軸上に第2のギア選択装置に
よa=定又は解除可能なギアと、第1主軸及び第112
主軸上のギアご変速装置の出力軸に連結する手段とを具
えるものであり、各変速段のうちシフトアップとシフト
ダウンの両方が考えられる中間変速段の変速ギアを、遊
星図車装置の出力部材に連結した第2主軸上に設け、第
2クラツチ及びプレ2.。 −キ装置により遊星−車装置を直結又は変速とに切換え
ることによりシフトダウン又はシフトアップの一方を行
ない、他方の変速は第1主軸側で行なうことを特徴とす
るものである。 以下、図面により本発明を詳述する。 第8図は、本発明による多段変速装置の一例の構成を示
T線図であり、前進4段後退1段の変速装置を示す。エ
ンジン出力軸60に第1クラツチ61を介して第1主軸
62を接離可能に連結する。 第1主軸の回りに第1速用駆動ギア68を回転臼l在に
支持すると共に、第1主軸の延長線上に変速機の出力軸
64を配設し、第1主軸62に設けた切換装置61!に
より駆動ギア68と出力軸との一方を第1主軸62に接
離可能に構成する。エンジン出力軸60を、第1主軸と
同軸上に外側に回転1自在に支持される入力軸66に結
合し、第1主軸の外側に同じく第2主軸67を回転自在
に支持する。入力軸66と第2主軸67の間に第1遊星
−車装置68を介装し、入力軸66を遊星間車装置68
の入力部材であるキャリア69に結合し、第2゜2主軸
67ご遊星間車装置の出力部材70に結合1Tる0遊星
内車装置68内においては、入力軸と同軸に回転可能に
サンギア71を支承し、サンギア71?ドラム72に結
合Tる。ドラム72の一端を第2クラツチ78ご介して
出力部材70と接へ離可能とする。サンギア71と同軸
上にリングギア74を設け、出力部材70に結合する。 またこれらサンギア71、リングギア74と同一平面内
にキャリア69に回転自在に支承される少なくとも8個
以上のプラネタリギア75を配置する。第102主軸6
7に後退用駆動ギア76及び第2速第8速共用の駆動ギ
ア77を固定する。第1及び第2の主軸132.67と
平行に離れて回転自在に支持される副軸78?配股し、
副軸78上に夫々ギア76.77と噛合Tる被駆動ギア
79.80を回1)転自在に支承し、ギア選択装置81
によりギア79.80の一方を副軸78に連結できるよ
うにする。ギア79はアイドラギア82を介してギア7
6と噛合Tる。また、副1Iq1178に被駆動ギア8
8.84をlI!lI定し、被駆動ギア88は駆動ギア
、1゜(81 68と噛合させ、被駆動ギア84は、出力軸に設置けた
ギア85と噛合させる。第1遊星歯車装置68のドラム
72の外方に、ドラム72の回転を制御Tるブレーキ装
置86を設ける。 このような構成の多段変速装置の動作を説明すへると、
第1及び第2クラッチ61.78を解除した車両の停止
位置より、ブレーキ装置86ご解除、切換装置65によ
りギア68を第1主軸62に連結し、ギア選択肢M81
はいづれのギアも選択せず中立位置に第1速段を形成T
る。ここで第1クラ団ツチ61を除々に接続状態とする
と、エンジン動力はエンジン出力軸60より順次第1ク
ラツチ61、第1主軸62、ギア切換装置65、ギア6
8、ギア88、副軸78、ギア84及びギア85ご経て
変速機の出力軸64に伝達する。ここ1.。 に次に選択されるべきは第2速段のみであるため、第2
速段選択の準備を完了しておく。即ち、ギア選択装置8
1によりギア80を除々に副軸78に連結する。これに
より副軸動力は、被駆動ギア80よりギア77、第2主
軸673通って遊星−車装。 置68の出力部材に伝達するが、遊星間車装置で1のど
の要素も固定されていないため、第2主軸は空回りする
だけである。また変速ショックも生じることはない。 次に所定の2速度速条件にて、第1クラツチ6トを除々
に切断状態にしながら第2クラツチ78を接続状態にす
る。従ってエンジン駆動力は、エンジン出力軸60より
順次入力軸66、キャリア69、プラネタリギアフ5、
サンギア71及びリングギア、ドラム72、第2クラツ
チ78、出力部材? (1((、第2主軸67、ギア7
7、ギア80、ギア選択装置81、副軸78、ギア84
及びギア85を経て出力軸64に伝達される。第2クラ
ツチ78が接続状態であるため、入力軸66と第2主軸
は一体に回転Tる。第2速段では1次に選択されるべき
)。 変速段としては、シフトアップのときの第8速段と、シ
フトダウンのときの第】速段とが考えられるが、これら
変速段への準備ご特に行なうことなく、すでに変速準備
が完了している。即ち、第1主軸には、第1速段用駆動
ギア68が選択された1、。 ままであるから、第1及び第2クラツチの切換え1のみ
でシフトダウンが可能となる。また第8速への変速は後
述のように第2クラツチ78の切換のみで行なえる。従
って所定の変速条件にて変速したいときは、瞬時に変速
が行なえる。第8速段へ、。 の変速は、第2クラツチ78を除々に解除状態にすると
共にブレーキ装置68によりドラム72を締結するよう
にしてサンギア71Ti:固定する0このため遊星図車
装M、68は入力軸66の回転数が増速され第2主軸6
7に伝達されることとなる。1.。 従ってエンジン動力はエンジン出力軸60より順次入力
軸66、キャリアtin、プラネタリギア75、リング
ギア74、出力部材70を経てギア77に伝達される。 ギア77以後の動力伝達経路は第2速段のそれと同一で
ある。即ち、第2クラツチの1゜作動、不作動の切換え
だけで第2速段と第8速段の選択が行なえることとなる
。第8速段のギア比は、第2速段のギア比に遊星歯車装
置行の瑠速分を乗じた値となる。第8速段では、次に変
速されるべき変速段は、lX2速股と第4速段であるが
、第一1゜(11) 2 m 19へのシフトダウンは前述したように準備子
する必要はない。従って第4速段への変速準備を行なう
。即ち、ギア切換装置u65により第1主軸に出力軸6
4を直結しておく。第1主軸はこれにより空転し出すが
変速ショックはない。 次いで、所定の変速条件にて、ブレーキ装置86を解除
しながら第1クラツチ61を除々に接続状態とする。エ
ンジン駆動力は、クラッチ61より順次第1主軸62、
ギア切換え装置65を経て出力軸64に伝達される。第
4速から次に選択子べ1.1き変速段は、第8速への変
速のみであり、かかる変速段はブレーキ装置68を締結
するだけで得られる。従ってこのシフトダウンも迅速に
行なえる。 後退時には、第1及び第2のクラッチ61.78さらに
ブレーキ装置68の全てを一旦解除した後、l(ギア選
択装置81によりギア79を副軸に連結した後第2クラ
ツチ73を除々に接続状態とTる。 エンジン動力は、第2主軸67より順次ギア76、ギア
82、ギア79と回転を反転されて副軸78上に伝達さ
れる。遊星歯車装置68を増速側とす、1゜(12) れば後退についても2速段が得られる。 以上の変速動作及び各段のギア比の例ご表1に示す。 表 1 以上の説明は1段毎に連続]ッた変速動作について説明
したが表より分るように、遊星歯車装置を介して連結す
る第2主軸には、連続する変速段の駆動ギアを配設でき
、第1主軸に配設した駆動ギアの変速段と、1盲2主1
に11に配設した駆動ギアの変、。 速段との間では、一方の駆動時に他方の変速準備1を行
なっておけるため、一段飛んだ変速段へ変速することが
可能である。例えば、第1速選択時に、遊星歯車装置6
8を等速側にして第2速のための変速準備を行なってい
ても、再度第2クラツチを−1解除し、ブレーキ装置8
6をドラム72に締結させ変速準備分行なえば、第1速
より第8速への変速ができる。同様に第4速段と第2速
段の変速もできる。 第4図は本発明による多段変速装置の他の例の1,1構
成を示す線図であり、前進8段後退1段の変速装置を示
す。エンジン88の出力軸89を変速装置内の全体に亘
って延在し、この出力軸89のエンジン88情に、クラ
ッチ90を先端側に第1クラツチ91を設ける。各クラ
ッチ90.91の間l。 で出力軸89と同軸上に回転自在に夫々第1主軸92及
び第2主軸98を設ける。また第2主軸98とクラッチ
90との間に第1の遊星歯車装置94′fr:設けると
共に、第1主軸92と第1クラツチ91との間に第2の
遊星歯車装置95を設ける。各々2,1第1及び第2の
遊星歯車装置94.95は、夫々1クラツチ90.91
の被駆動側を入力部材であるキャリア96.97に結合
され、夫々第2主軸93及び第1主軸02′?i:、出
力部4:498 、99に結合される。出力部材98.
90の主軸と反対側の@1に夫々リングギア100 、
1.01と夫々第2クラツチ102、クラッチ】03を
結合する。クラッチ90.91の抜駆IlO側部材に対
して外側に回転自在に夫々サンギア104,105を支
承すると共に、これらサンギアに夫々ドラム106,1
07.、。 ご固定し、さらにドラムをクラッチ102,108の駆
動側に接続Tる。ドラム106,107は夫々ブレーキ
装置1108.109によりその回転制御を行なわれる
。サンギア1(14,リングギア100の間及び、サン
ギア105.IJングギア 1101との間に、夫々少
なく共8個以上のプラネタリギア110 、1.11を
配役して互いに噛合させる。各プラネタリギアは、キャ
リア96 、97により回転自在に支持する。第1主軸
上に第1M・第2速共用の駆動ギア112及び第5速・
第6゜(15) 速共用の駆動ギア118を回転自在に支持すると1共に
、これらギア1.12,118’E=選択的に第1主軸
に連結するギア選択装置R,1141E−設ける。また
第2主軸98上にも、第3速・第4速共用の駆動ギア1
15、第7速・第8速共用の駆動ギア −。 116及び後退用の駆動ギア】17を回転自在に支持す
ると共に、第2主軸93上にギア115゜116を選択
的に第2主軸に連結するギア選択装置1]−8と、ギア
117を必要に応じて第2主軸に連結するギア選択装置
119とを設ける。これlllら第】及び第2主軸と平
行に離して回転自在に支持した副軸120を設け、副軸
120に、各駆動ギア112,118と噛合するように
被駆動ギア121.122を、各駆動ギア115.11
6と噛合するように被駆動ギア128,124F、駆、
。 動ギア117と噛合するように被駆動ギア125を夫々
固定する。被駆動ギア125はアイドラギア126を介
して駆動ギア117と噛合する。副軸120の一端にフ
ァイナルギア127分画定し、このギア127をデアレ
ンシャル装置128のり、。 (16) ングギア129に噛合させ、変速装置の出力軸 118
0により図示しない車両の駆動輪に動力伝達ができるよ
うに構成Tる〇 このような構成の多段変速装置の動作を説明する。第3
図に示1〜だ実riIi例ではif!;イu 4段であ
った。 ため1つの遊星歯車装置であったのに対し、本例では前
進の変速段数を8段とするために2つの遊星歯車装置を
具える。車両の停
置に関するもので、特に変速時間ご短か。 くし、迅速な変速が行なえるようにした多段変速装置に
関するものである。 変速装置としては、エンジン駆動力をクラッチを経て変
速装置に体達し、このクラッチにより駆動力を切断した
状態で所望ギアの選択を行なう通、1゜常の変速装置が
知られている。しかしながらこのような変速装置にあっ
ては、クラッチの断続動作及びギアの選択動作をいかに
早く行なっても、一旦動力伝達が停止Tる上に、クラッ
チ接続時には変速ショックを伴なってしまう。このため
、変速1゜の際の動力1バ達を停止させないようにしか
つ、変速装置において変速時に通常必要な変速同期機構
の同期容量を小さくすることにより、変速装置の小型化
・軽量化を因り車両の搭載に適した多段変速装置が提案
されている。このような構成の多段−14゜変速装置と
しては、例えば特開昭57−179457号公報に示さ
れるものがある。この変速装置は第1図に示すように、
エンジンlより変速装置に到るエンジン出力軸2が変速
装置の全体に亘って延在され、この出力軸のエンジン1
filに固定される・。 駆動板8と出力軸の先端側に同定される駆動板4との間
には、出力軸2と同軸上であって、かつ互いに独立して
回転自在に支承される2つの入力軸5.6が配置されて
いる。各々の入力軸5.6は夫々駆動板3.4から動力
の伝達を断続する夫々1・・の第1クラツチ7、第2ク
ラツチ8を有し、また、入力軸5,6は、回転自在に支
承されるギア9゜10.11及びギア12.18と、こ
れらギアひ各入力軸に接離可能Oこ駆動するギア選択装
置14゜15及びギア選択装置16とを有する0エンジ
ン1)出力軸2及び入力軸5.6と平行にして回転自在
に支持される副軸17には、各ギア9〜18と噛合する
ギア18,19,20,21.22と、変速機より出力
を取り出丁ファイナルギア28とが固定されており、ギ
ア9はアイドラギア24を介、1゜してギア18と噛合
°[る。このような構成の変速l装置では、例えば第1
速より第2速に変速する場合、まずギア10をギア選択
装置15により入力軸5に連結し、第1クラツチ7を接
続状態にして第1速段を選択した後、この第1速状態の
ままギ・1ア12をギア選択肢[16により入力軸6に
連結し、所定のタイミングで第1クラツチ7を遮断状態
にしながら、第2クラツチを接続することにより行なっ
ている。即ち、一方の入力軸上のギアより他方の入力軸
上のギアへ交互に第1及び第2の、、1クラツチを切換
えながら変速を行なうものである。 また、このような変速装置の他の例としては、第2図に
示されるものがある。エンジン80の出力軸に取り付け
られる駆動板81に対して夫々第1及び第2のクラッチ
82.88F介して互いOこj。 同軸上にかつ独立して回転自在に支持される入力軸84
.85が配置され、入力軸84は一体に固定されるギア
86,87.88及びギア選択装置89により接離可能
に支持されるギア40を有し、入力@[181iは一体
に固定されるギア41.42を、1゜有Tる。これら入
力軸84.85と平行に回転−1在に支承される副軸4
8には、ギア選択装置44により接離可能に支持され、
夫々入力軸34のギア86.87と噛合するギア45.
46、ギア選択装置47により接離可能に支持され夫々
入力軸535のギア41.42と噛合するギア48.4
9、及び一体に固定されるギア50が設けられ、さらに
副軸48の一端にはこの変速機より動力を取り出すファ
イナルギア51が固定されている。ギア選択装置44の
カップリングスリーブの外周にff、。 けられるギア52は、アイドラギア58を介してギア8
8と噛合することにより車両の後退時に使用される。こ
のような構成の変速装置の変速は、例えは第1速より第
2速への変速を行なう場合、まずギア選択装置44によ
りギア46を副軸48 、。 に連結し、第1クラツチ82を接続状態とすることによ
り第1速段を選択した後、この第1速状態のままギア4
8をギア選択肢M47により副軸48に連結し、所定の
タイミングにて第1クラツチ32を遮断状態にしながら
第2クラツチを接続状胛と−,,。 することにより行なっている。即ち、この場合も1一方
の入力軸のギアより他方の入力軸のギアへ、第1及び第
2のクラッチを切変えて変速を行なうものである。 これら変速装置では、いづれも次段の変速されへるべき
ギアへの変速は、他方の入力軸にて予め行なわれ極短時
間に同期が完了する必要はないためギア選択装置の同期
容量は前述した通常の変速装置よりも小さくてよく、こ
のため小型化・軽量化を図れるものである。 しかしながら、これらの従来の変速機にあっては、一方
の入力軸により動力伝達を行なう間に他方の入力軸に次
段変速ギアを連結する変速準備の後に変速を行なうよう
になっていたため、次にシフトアップかシフトダウンか
の判断がなされるマ1゜で変速準備を行なうことができ
ず、変速判断後変速準備をしてから変速動作を行なうた
め迅速な変速が行なえないという問題があった。また、
2つの入力軸での動力↑バ達は交互に行なうため、1段
飛んだ変速動作に際しては通常の変速機と同様に2.。 一旦動力1バ達を停止Tる必要が生じてしまうとい1う
問題があった。 本発明の目的は、1段飛びの変速も含め所定の変速タイ
ミングにて迅速かつ正確な変速を行なえる多段変速装置
を提供することにある。 本発明は、エンジン出力軸に第1クラツチを介して接離
可能に構成される第1主軸と、この第1主軸上に第1ギ
ア選択装置により固定又は解除可能なギアと、エンジン
出力軸に連結される第1遊星囚車装置と、第1遊星囚車
装置の出力部材に連1・)結される第2主軸と、エンジ
ン出力軸の回転数を直結又は変速に切換えて第2主軸に
伝達する第1遊星図車装置に設けられた第2クラツチ及
びブレーキ装置と、第2主軸上に第2のギア選択装置に
よa=定又は解除可能なギアと、第1主軸及び第112
主軸上のギアご変速装置の出力軸に連結する手段とを具
えるものであり、各変速段のうちシフトアップとシフト
ダウンの両方が考えられる中間変速段の変速ギアを、遊
星図車装置の出力部材に連結した第2主軸上に設け、第
2クラツチ及びプレ2.。 −キ装置により遊星−車装置を直結又は変速とに切換え
ることによりシフトダウン又はシフトアップの一方を行
ない、他方の変速は第1主軸側で行なうことを特徴とす
るものである。 以下、図面により本発明を詳述する。 第8図は、本発明による多段変速装置の一例の構成を示
T線図であり、前進4段後退1段の変速装置を示す。エ
ンジン出力軸60に第1クラツチ61を介して第1主軸
62を接離可能に連結する。 第1主軸の回りに第1速用駆動ギア68を回転臼l在に
支持すると共に、第1主軸の延長線上に変速機の出力軸
64を配設し、第1主軸62に設けた切換装置61!に
より駆動ギア68と出力軸との一方を第1主軸62に接
離可能に構成する。エンジン出力軸60を、第1主軸と
同軸上に外側に回転1自在に支持される入力軸66に結
合し、第1主軸の外側に同じく第2主軸67を回転自在
に支持する。入力軸66と第2主軸67の間に第1遊星
−車装置68を介装し、入力軸66を遊星間車装置68
の入力部材であるキャリア69に結合し、第2゜2主軸
67ご遊星間車装置の出力部材70に結合1Tる0遊星
内車装置68内においては、入力軸と同軸に回転可能に
サンギア71を支承し、サンギア71?ドラム72に結
合Tる。ドラム72の一端を第2クラツチ78ご介して
出力部材70と接へ離可能とする。サンギア71と同軸
上にリングギア74を設け、出力部材70に結合する。 またこれらサンギア71、リングギア74と同一平面内
にキャリア69に回転自在に支承される少なくとも8個
以上のプラネタリギア75を配置する。第102主軸6
7に後退用駆動ギア76及び第2速第8速共用の駆動ギ
ア77を固定する。第1及び第2の主軸132.67と
平行に離れて回転自在に支持される副軸78?配股し、
副軸78上に夫々ギア76.77と噛合Tる被駆動ギア
79.80を回1)転自在に支承し、ギア選択装置81
によりギア79.80の一方を副軸78に連結できるよ
うにする。ギア79はアイドラギア82を介してギア7
6と噛合Tる。また、副1Iq1178に被駆動ギア8
8.84をlI!lI定し、被駆動ギア88は駆動ギア
、1゜(81 68と噛合させ、被駆動ギア84は、出力軸に設置けた
ギア85と噛合させる。第1遊星歯車装置68のドラム
72の外方に、ドラム72の回転を制御Tるブレーキ装
置86を設ける。 このような構成の多段変速装置の動作を説明すへると、
第1及び第2クラッチ61.78を解除した車両の停止
位置より、ブレーキ装置86ご解除、切換装置65によ
りギア68を第1主軸62に連結し、ギア選択肢M81
はいづれのギアも選択せず中立位置に第1速段を形成T
る。ここで第1クラ団ツチ61を除々に接続状態とする
と、エンジン動力はエンジン出力軸60より順次第1ク
ラツチ61、第1主軸62、ギア切換装置65、ギア6
8、ギア88、副軸78、ギア84及びギア85ご経て
変速機の出力軸64に伝達する。ここ1.。 に次に選択されるべきは第2速段のみであるため、第2
速段選択の準備を完了しておく。即ち、ギア選択装置8
1によりギア80を除々に副軸78に連結する。これに
より副軸動力は、被駆動ギア80よりギア77、第2主
軸673通って遊星−車装。 置68の出力部材に伝達するが、遊星間車装置で1のど
の要素も固定されていないため、第2主軸は空回りする
だけである。また変速ショックも生じることはない。 次に所定の2速度速条件にて、第1クラツチ6トを除々
に切断状態にしながら第2クラツチ78を接続状態にす
る。従ってエンジン駆動力は、エンジン出力軸60より
順次入力軸66、キャリア69、プラネタリギアフ5、
サンギア71及びリングギア、ドラム72、第2クラツ
チ78、出力部材? (1((、第2主軸67、ギア7
7、ギア80、ギア選択装置81、副軸78、ギア84
及びギア85を経て出力軸64に伝達される。第2クラ
ツチ78が接続状態であるため、入力軸66と第2主軸
は一体に回転Tる。第2速段では1次に選択されるべき
)。 変速段としては、シフトアップのときの第8速段と、シ
フトダウンのときの第】速段とが考えられるが、これら
変速段への準備ご特に行なうことなく、すでに変速準備
が完了している。即ち、第1主軸には、第1速段用駆動
ギア68が選択された1、。 ままであるから、第1及び第2クラツチの切換え1のみ
でシフトダウンが可能となる。また第8速への変速は後
述のように第2クラツチ78の切換のみで行なえる。従
って所定の変速条件にて変速したいときは、瞬時に変速
が行なえる。第8速段へ、。 の変速は、第2クラツチ78を除々に解除状態にすると
共にブレーキ装置68によりドラム72を締結するよう
にしてサンギア71Ti:固定する0このため遊星図車
装M、68は入力軸66の回転数が増速され第2主軸6
7に伝達されることとなる。1.。 従ってエンジン動力はエンジン出力軸60より順次入力
軸66、キャリアtin、プラネタリギア75、リング
ギア74、出力部材70を経てギア77に伝達される。 ギア77以後の動力伝達経路は第2速段のそれと同一で
ある。即ち、第2クラツチの1゜作動、不作動の切換え
だけで第2速段と第8速段の選択が行なえることとなる
。第8速段のギア比は、第2速段のギア比に遊星歯車装
置行の瑠速分を乗じた値となる。第8速段では、次に変
速されるべき変速段は、lX2速股と第4速段であるが
、第一1゜(11) 2 m 19へのシフトダウンは前述したように準備子
する必要はない。従って第4速段への変速準備を行なう
。即ち、ギア切換装置u65により第1主軸に出力軸6
4を直結しておく。第1主軸はこれにより空転し出すが
変速ショックはない。 次いで、所定の変速条件にて、ブレーキ装置86を解除
しながら第1クラツチ61を除々に接続状態とする。エ
ンジン駆動力は、クラッチ61より順次第1主軸62、
ギア切換え装置65を経て出力軸64に伝達される。第
4速から次に選択子べ1.1き変速段は、第8速への変
速のみであり、かかる変速段はブレーキ装置68を締結
するだけで得られる。従ってこのシフトダウンも迅速に
行なえる。 後退時には、第1及び第2のクラッチ61.78さらに
ブレーキ装置68の全てを一旦解除した後、l(ギア選
択装置81によりギア79を副軸に連結した後第2クラ
ツチ73を除々に接続状態とTる。 エンジン動力は、第2主軸67より順次ギア76、ギア
82、ギア79と回転を反転されて副軸78上に伝達さ
れる。遊星歯車装置68を増速側とす、1゜(12) れば後退についても2速段が得られる。 以上の変速動作及び各段のギア比の例ご表1に示す。 表 1 以上の説明は1段毎に連続]ッた変速動作について説明
したが表より分るように、遊星歯車装置を介して連結す
る第2主軸には、連続する変速段の駆動ギアを配設でき
、第1主軸に配設した駆動ギアの変速段と、1盲2主1
に11に配設した駆動ギアの変、。 速段との間では、一方の駆動時に他方の変速準備1を行
なっておけるため、一段飛んだ変速段へ変速することが
可能である。例えば、第1速選択時に、遊星歯車装置6
8を等速側にして第2速のための変速準備を行なってい
ても、再度第2クラツチを−1解除し、ブレーキ装置8
6をドラム72に締結させ変速準備分行なえば、第1速
より第8速への変速ができる。同様に第4速段と第2速
段の変速もできる。 第4図は本発明による多段変速装置の他の例の1,1構
成を示す線図であり、前進8段後退1段の変速装置を示
す。エンジン88の出力軸89を変速装置内の全体に亘
って延在し、この出力軸89のエンジン88情に、クラ
ッチ90を先端側に第1クラツチ91を設ける。各クラ
ッチ90.91の間l。 で出力軸89と同軸上に回転自在に夫々第1主軸92及
び第2主軸98を設ける。また第2主軸98とクラッチ
90との間に第1の遊星歯車装置94′fr:設けると
共に、第1主軸92と第1クラツチ91との間に第2の
遊星歯車装置95を設ける。各々2,1第1及び第2の
遊星歯車装置94.95は、夫々1クラツチ90.91
の被駆動側を入力部材であるキャリア96.97に結合
され、夫々第2主軸93及び第1主軸02′?i:、出
力部4:498 、99に結合される。出力部材98.
90の主軸と反対側の@1に夫々リングギア100 、
1.01と夫々第2クラツチ102、クラッチ】03を
結合する。クラッチ90.91の抜駆IlO側部材に対
して外側に回転自在に夫々サンギア104,105を支
承すると共に、これらサンギアに夫々ドラム106,1
07.、。 ご固定し、さらにドラムをクラッチ102,108の駆
動側に接続Tる。ドラム106,107は夫々ブレーキ
装置1108.109によりその回転制御を行なわれる
。サンギア1(14,リングギア100の間及び、サン
ギア105.IJングギア 1101との間に、夫々少
なく共8個以上のプラネタリギア110 、1.11を
配役して互いに噛合させる。各プラネタリギアは、キャ
リア96 、97により回転自在に支持する。第1主軸
上に第1M・第2速共用の駆動ギア112及び第5速・
第6゜(15) 速共用の駆動ギア118を回転自在に支持すると1共に
、これらギア1.12,118’E=選択的に第1主軸
に連結するギア選択装置R,1141E−設ける。また
第2主軸98上にも、第3速・第4速共用の駆動ギア1
15、第7速・第8速共用の駆動ギア −。 116及び後退用の駆動ギア】17を回転自在に支持す
ると共に、第2主軸93上にギア115゜116を選択
的に第2主軸に連結するギア選択装置1]−8と、ギア
117を必要に応じて第2主軸に連結するギア選択装置
119とを設ける。これlllら第】及び第2主軸と平
行に離して回転自在に支持した副軸120を設け、副軸
120に、各駆動ギア112,118と噛合するように
被駆動ギア121.122を、各駆動ギア115.11
6と噛合するように被駆動ギア128,124F、駆、
。 動ギア117と噛合するように被駆動ギア125を夫々
固定する。被駆動ギア125はアイドラギア126を介
して駆動ギア117と噛合する。副軸120の一端にフ
ァイナルギア127分画定し、このギア127をデアレ
ンシャル装置128のり、。 (16) ングギア129に噛合させ、変速装置の出力軸 118
0により図示しない車両の駆動輪に動力伝達ができるよ
うに構成Tる〇 このような構成の多段変速装置の動作を説明する。第3
図に示1〜だ実riIi例ではif!;イu 4段であ
った。 ため1つの遊星歯車装置であったのに対し、本例では前
進の変速段数を8段とするために2つの遊星歯車装置を
具える。車両の停
【F−、より発進するには、まずクラ
ッチ90,91,102,103を解除状態に17だ車
両の停止状態より、第2遊星歯1.。 車装置95のクラッチ108を接続状態、ブレーキ装R
109を)すv除状頭にして第2遊星歯車装置95を等
速側に切換え、ギア選択装置114によりギア1122
第1主軸92に連結して第1M段を選択しギア選択装置
118によりギア115を1第2主軸98に連結した後
、第1クラツチ91を除々に接続する。エンジン駆動力
は出力軸89より順次第1クラッチ91%キャリア97
、プラネタリギア111、サンギア105及びリングギ
ア101、出力部材イ)9、fE1主軸92、ギア選択
装置114、ギア112、ギア121、副軸1201、
ギア127及びギア1292経てデファレンシャルギア
装jW128より車両の駆動輪に伝送する。 この第1速選択時には、次に変速すべき変速段は第2速
段のみである。第1速段より第2速段への−。 変速は、第2遊星歯車装置95を増速側に切換えること
のみで行なえるため第1速段のときに第2速段への変速
準備動作は全く必要ない。即ち、クラッチ】08を遮断
状態にすると共にブレーキ装置109にてドラム107
な締結して、エンジンlll出力軸の回転数を増速しで
第1主軸に伝達させれば、第2速段な瞬時に選択できる
。第2速段から考えられる変速は、シフトダウンとして
の第2速段とシフトアップとしての第8速段である。シ
フトダウンは、第2遊星歯車装置を等速側にすれば1゜
よく、シフトアップは第2主軸上に第8速駆動ギアをす
でに連結しであるため、次段への変速準備としては、第
2クラツチ102を接続状態に、ブレーキ装置108を
解除状態にするだけでよい。 所定の8速変速タイミングにて、第1クラッチ91−。 を除々に遮断状態にすると共にクラッチ9oを接1続状
態にすれはよい。エンジン動力は、エンジン出力軸89
より順次クラッチ90.キャリア96、プラネタリギア
11O、ザンギア104及びリングギア100、出力部
材118、IHr 2主軸98、ギ−。 ア選択装置118、ギア1]5及びギア128栄通って
副側lへ伝達1−る0この第8速段のときは、次段への
変速準備を行なう必要はない。即ち第2速段へのシフト
ダウンはクラッチ90.91を交互に切換えるだけでよ
く、第4速へのシフトアラ1.1プは第1遊星歯車装N
942増速側に切換えればよいからである。従って所定
の第4速変速タイミングにより、第2クラツチ102i
解除すると共にブレーキ装置108にてドラム106を
締結し、瞬時に変速を行なう。エンジン動力は、順次キ
ャl。 リア96、プラネタリギア11.0. リングギア10
0、出力部材98を経て増速され第2主軸98に伝達す
る。第4連段のときの変速準備として、ギア選択装置1
14によりギア118を第2主軸98に連結し、ブレー
キ装置θ1()9及びクラッチ108.、。 、 19 ) を解除状態にしておく。シフトダウンは第1遊星1歯車
装置94の等速への切換えで瞬時に行なえる。 シフトアップはクラッチ90ii断状態に、第1クラツ
チ91及びクラッチ10.9を接続状態に交互に切換え
ることにより行なう。エンジン動力は−。 第2遊星歯車装置内を等速状態にて第1主軸に伝達Tる
。第6速、第7速、第8速への夫々の変速も同様に瞬時
に行なうことができる。 後退時には、ギア選択装置119によりギア117を第
2主軸に連結し、エンジン動力を第21.1主軸より順
次ギア117、アイドラギア126゜ギア125を経て
副軸120に伝達Tる。 以上の変速動作を表2にまとめて示す。 (20) 〇− 馴 −ト 塙 費 11i1 16 4 10 膿 to co t。 % Φ −s −+ FI +−1−−F4 s s
+ + P−1s l−1−雫 −ト ト ト ト ト
トトト ト 費 費 W 晋 晋 費 W 費 費 寸 F−I P−I S F−11−1−S +−
1s −−s F−1s s ++ +−を−ト ト
ト ト ト ト ト ト 聾晋費費°N−W聾費 キO 一 匍 00 ト 寮 へり 1h ロ 0 0 勾 へH 光 さ 悦 1 パ 情 00 ト Iへへ ゞ0 0 0 0 凶も 昧 へ lh rs ぺ〇 −も ○ ○ ○ ○ 味 へ も ヘロ lh Q) 00 000 へ 本例についても、1段飛びの変速を行なえる01軸との
間では任意の組合せの変速動作を行なうことができる。 なお、第8図及び第4図に従って説明した実施例はいず
れも遊星歯車装置を直結と増速とで用いるものであった
が、遊星歯車装置を直結と減速とで用いる他の構成も、
上述した実施例と同様に構成し得る。 以上の説明から明らかなように、本発明による多段変速
装置では、エンジン出力軸に第1クラツチを介して第1
主軸?設けると共に、エンジン出力軸に第1遊星歯車装
置を連結し、この遊星歯車装置aの出力部材に第2主軸
を連結し、遊星歯車装置−。 置をブレーキ装置及び第2クラツチにより直結と変速と
に切換えて第2主軸上で連続する2つの変速段を得、他
方第1主軸にも駆動されている変速段と連続する変速段
を予じめ設定する変速準備を行なえるよう構成したため
、所定の変速タイミン4.。 グにより迅速かつ6mi実に変速動作を行なうことが1
できる効果がある。また1段飛んだ変速も行なえる。さ
らに多くの変速段を可能にしつつも、変速準備を行なう
ギア選択装置vlには同期機構を必要としないか、又は
必要としても同期容量の小さいも)のでよく、特に軸方
向の寸法を含め小型・e量の多段変速装置にでなる利点
もある。
ッチ90,91,102,103を解除状態に17だ車
両の停止状態より、第2遊星歯1.。 車装置95のクラッチ108を接続状態、ブレーキ装R
109を)すv除状頭にして第2遊星歯車装置95を等
速側に切換え、ギア選択装置114によりギア1122
第1主軸92に連結して第1M段を選択しギア選択装置
118によりギア115を1第2主軸98に連結した後
、第1クラツチ91を除々に接続する。エンジン駆動力
は出力軸89より順次第1クラッチ91%キャリア97
、プラネタリギア111、サンギア105及びリングギ
ア101、出力部材イ)9、fE1主軸92、ギア選択
装置114、ギア112、ギア121、副軸1201、
ギア127及びギア1292経てデファレンシャルギア
装jW128より車両の駆動輪に伝送する。 この第1速選択時には、次に変速すべき変速段は第2速
段のみである。第1速段より第2速段への−。 変速は、第2遊星歯車装置95を増速側に切換えること
のみで行なえるため第1速段のときに第2速段への変速
準備動作は全く必要ない。即ち、クラッチ】08を遮断
状態にすると共にブレーキ装置109にてドラム107
な締結して、エンジンlll出力軸の回転数を増速しで
第1主軸に伝達させれば、第2速段な瞬時に選択できる
。第2速段から考えられる変速は、シフトダウンとして
の第2速段とシフトアップとしての第8速段である。シ
フトダウンは、第2遊星歯車装置を等速側にすれば1゜
よく、シフトアップは第2主軸上に第8速駆動ギアをす
でに連結しであるため、次段への変速準備としては、第
2クラツチ102を接続状態に、ブレーキ装置108を
解除状態にするだけでよい。 所定の8速変速タイミングにて、第1クラッチ91−。 を除々に遮断状態にすると共にクラッチ9oを接1続状
態にすれはよい。エンジン動力は、エンジン出力軸89
より順次クラッチ90.キャリア96、プラネタリギア
11O、ザンギア104及びリングギア100、出力部
材118、IHr 2主軸98、ギ−。 ア選択装置118、ギア1]5及びギア128栄通って
副側lへ伝達1−る0この第8速段のときは、次段への
変速準備を行なう必要はない。即ち第2速段へのシフト
ダウンはクラッチ90.91を交互に切換えるだけでよ
く、第4速へのシフトアラ1.1プは第1遊星歯車装N
942増速側に切換えればよいからである。従って所定
の第4速変速タイミングにより、第2クラツチ102i
解除すると共にブレーキ装置108にてドラム106を
締結し、瞬時に変速を行なう。エンジン動力は、順次キ
ャl。 リア96、プラネタリギア11.0. リングギア10
0、出力部材98を経て増速され第2主軸98に伝達す
る。第4連段のときの変速準備として、ギア選択装置1
14によりギア118を第2主軸98に連結し、ブレー
キ装置θ1()9及びクラッチ108.、。 、 19 ) を解除状態にしておく。シフトダウンは第1遊星1歯車
装置94の等速への切換えで瞬時に行なえる。 シフトアップはクラッチ90ii断状態に、第1クラツ
チ91及びクラッチ10.9を接続状態に交互に切換え
ることにより行なう。エンジン動力は−。 第2遊星歯車装置内を等速状態にて第1主軸に伝達Tる
。第6速、第7速、第8速への夫々の変速も同様に瞬時
に行なうことができる。 後退時には、ギア選択装置119によりギア117を第
2主軸に連結し、エンジン動力を第21.1主軸より順
次ギア117、アイドラギア126゜ギア125を経て
副軸120に伝達Tる。 以上の変速動作を表2にまとめて示す。 (20) 〇− 馴 −ト 塙 費 11i1 16 4 10 膿 to co t。 % Φ −s −+ FI +−1−−F4 s s
+ + P−1s l−1−雫 −ト ト ト ト ト
トトト ト 費 費 W 晋 晋 費 W 費 費 寸 F−I P−I S F−11−1−S +−
1s −−s F−1s s ++ +−を−ト ト
ト ト ト ト ト ト 聾晋費費°N−W聾費 キO 一 匍 00 ト 寮 へり 1h ロ 0 0 勾 へH 光 さ 悦 1 パ 情 00 ト Iへへ ゞ0 0 0 0 凶も 昧 へ lh rs ぺ〇 −も ○ ○ ○ ○ 味 へ も ヘロ lh Q) 00 000 へ 本例についても、1段飛びの変速を行なえる01軸との
間では任意の組合せの変速動作を行なうことができる。 なお、第8図及び第4図に従って説明した実施例はいず
れも遊星歯車装置を直結と増速とで用いるものであった
が、遊星歯車装置を直結と減速とで用いる他の構成も、
上述した実施例と同様に構成し得る。 以上の説明から明らかなように、本発明による多段変速
装置では、エンジン出力軸に第1クラツチを介して第1
主軸?設けると共に、エンジン出力軸に第1遊星歯車装
置を連結し、この遊星歯車装置aの出力部材に第2主軸
を連結し、遊星歯車装置−。 置をブレーキ装置及び第2クラツチにより直結と変速と
に切換えて第2主軸上で連続する2つの変速段を得、他
方第1主軸にも駆動されている変速段と連続する変速段
を予じめ設定する変速準備を行なえるよう構成したため
、所定の変速タイミン4.。 グにより迅速かつ6mi実に変速動作を行なうことが1
できる効果がある。また1段飛んだ変速も行なえる。さ
らに多くの変速段を可能にしつつも、変速準備を行なう
ギア選択装置vlには同期機構を必要としないか、又は
必要としても同期容量の小さいも)のでよく、特に軸方
向の寸法を含め小型・e量の多段変速装置にでなる利点
もある。
第1図は従来の多段変速装置の一例を示す線図、第2図
は従来の多段変速装置の他の例を示す線111図、 第8図は本発明の多段変速装置の一例の構成を示T線図
、 第4図は本発明の多段変速装置aの他の例の構成2示す
線図である。 60.89・・・エンジン出力軸 61.01・・・第
1クラツチ62.92・・・第1主軸 68・・・第1
速用駆動ギア64・・・変速機の出力軸 65・・・切
換装置66・・・入力軸 67.98・・・第2主軸6
8.94・・・第1遊星歯車装置69,96.97・・
・キャリアー、。 と 28 ) 70.98.99・・・出力部イオ 71,104,1
05・・サンギア172.106.1(17・・・ドラ
ム 78,102・・・第2クラツチ74.100.1
01・・・リングギア75.110,11.1・・・プ
ラネタリギア76.117・・・後退用駆動ギア 77.112,113,115,116・・・駆動ギア
78.120・・・副軸 79.80,88.841・・・被駆動ギア81.11
.4,118.1.19・・・ギア選択装置86.12
6・・・アイドラギア 86.108.109・・・ブレーキ装置88・・・エ
ンジン 95・・・第2遊星歯車装置。 241 第1図 第2図
は従来の多段変速装置の他の例を示す線111図、 第8図は本発明の多段変速装置の一例の構成を示T線図
、 第4図は本発明の多段変速装置aの他の例の構成2示す
線図である。 60.89・・・エンジン出力軸 61.01・・・第
1クラツチ62.92・・・第1主軸 68・・・第1
速用駆動ギア64・・・変速機の出力軸 65・・・切
換装置66・・・入力軸 67.98・・・第2主軸6
8.94・・・第1遊星歯車装置69,96.97・・
・キャリアー、。 と 28 ) 70.98.99・・・出力部イオ 71,104,1
05・・サンギア172.106.1(17・・・ドラ
ム 78,102・・・第2クラツチ74.100.1
01・・・リングギア75.110,11.1・・・プ
ラネタリギア76.117・・・後退用駆動ギア 77.112,113,115,116・・・駆動ギア
78.120・・・副軸 79.80,88.841・・・被駆動ギア81.11
.4,118.1.19・・・ギア選択装置86.12
6・・・アイドラギア 86.108.109・・・ブレーキ装置88・・・エ
ンジン 95・・・第2遊星歯車装置。 241 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジン出力軸に第1クラツチを介して接離可能に
構成される第1主軸と、この第1主・。 軸上に第1ギア選択装置より同定又は解除可能なギアと
、エンジン出力軸に連結される第1遊M図屯装置と、第
1遊星−車装置の出力部材に連結される第2主軸と、エ
ンジン出力軸の回転数′fi:直結又は変速に切換えて
第2主1.。 軸に体達する第1遊星−車装置に設けられた第2クラツ
チ及びブレーキ装置と、第2主軸上に第2ギア選択装置
により固定又は解除可能なギアと、第1主軸及び第2主
軸上のギアを変速装置の出力軸に連結する手段とを具え
15ることを特徴とする多段変速装置。 l ifJ記第1クラッチと第1主軸との間にエンジン
出力軸の回転数を直結又は変速に切換えて伝達するクラ
ッチ及びブレーキ装置を設けた第2遊星困車装置Nを介
装したことを特徴と2.。 する特許請求の範囲第1項記載の多段変速装置Iη。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15872683A JPS6053253A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 多段変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15872683A JPS6053253A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 多段変速装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6053253A true JPS6053253A (ja) | 1985-03-26 |
Family
ID=15677990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15872683A Pending JPS6053253A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 多段変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6053253A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006522901A (ja) * | 2003-04-09 | 2006-10-05 | ドクトル インジエニエール ハー ツエー エフ ポルシエ アクチエンゲゼルシヤフト | 内燃機関用多段型手動式変速機 |
-
1983
- 1983-08-30 JP JP15872683A patent/JPS6053253A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006522901A (ja) * | 2003-04-09 | 2006-10-05 | ドクトル インジエニエール ハー ツエー エフ ポルシエ アクチエンゲゼルシヤフト | 内燃機関用多段型手動式変速機 |
JP4693767B2 (ja) * | 2003-04-09 | 2011-06-01 | ドクトル イング ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフト | 内燃機関用多段型手動式変速機 |
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