JPS605305Y2 - 温水ボイラ - Google Patents
温水ボイラInfo
- Publication number
- JPS605305Y2 JPS605305Y2 JP10284478U JP10284478U JPS605305Y2 JP S605305 Y2 JPS605305 Y2 JP S605305Y2 JP 10284478 U JP10284478 U JP 10284478U JP 10284478 U JP10284478 U JP 10284478U JP S605305 Y2 JPS605305 Y2 JP S605305Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- baffle
- diameter
- muffler ring
- muffler
- hot water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は温水ボイラーに関するものである。
従来のこの種のボイラーは第9図に示す通りであって、
ボイラ一本体Aの側面にバーナBが設けられており、バ
ーナBの先端は燃焼室Cに挿入されて、燃焼ガスはバッ
フル装置りとボイラーの内胴Eとの隙間を通って、燃焼
室蓋Fの中央に設けた排気口Gから排気筒へと排出され
る。
ボイラ一本体Aの側面にバーナBが設けられており、バ
ーナBの先端は燃焼室Cに挿入されて、燃焼ガスはバッ
フル装置りとボイラーの内胴Eとの隙間を通って、燃焼
室蓋Fの中央に設けた排気口Gから排気筒へと排出され
る。
ボイラーの内胴上の一部に複数個の略り形金具Hを溶接
し、金具Hを取付けた後の寸法をバッフル装置りの径よ
りは大きく、燃焼室蓋Fの径より小さくするとバッフル
装置りは金具Hによって懸架することができ、複数個の
バッフル装置りも保持される。
し、金具Hを取付けた後の寸法をバッフル装置りの径よ
りは大きく、燃焼室蓋Fの径より小さくするとバッフル
装置りは金具Hによって懸架することができ、複数個の
バッフル装置りも保持される。
そして燃焼室蓋F上に断熱材Jをのせ、排気口G周囲に
多孔板で作った円筒状の断熱材保持筒Kを設け、上部に
外装蓋りを被せ、この蓋りを外装板Mとねじ留めして、
バッフル装置りを保持していた。
多孔板で作った円筒状の断熱材保持筒Kを設け、上部に
外装蓋りを被せ、この蓋りを外装板Mとねじ留めして、
バッフル装置りを保持していた。
上記構成によれば、燃焼室蓋Fは断熱材Jを介して外装
蓋りによって上下方向を押えられるようになっているの
で、一般的な密度の断熱材では押えの働きをせず、バッ
フル装置り全体が燃焼室Cの内部で、運送時に動いたり
、着火時の圧力で動いたりして、断熱材Jがすり減った
り、金具Hや燃焼室蓋Fの端部が変形して、バッフル装
置りがボイラー■の缶壁に当ったり、落下したりする危
険性がある。
蓋りによって上下方向を押えられるようになっているの
で、一般的な密度の断熱材では押えの働きをせず、バッ
フル装置り全体が燃焼室Cの内部で、運送時に動いたり
、着火時の圧力で動いたりして、断熱材Jがすり減った
り、金具Hや燃焼室蓋Fの端部が変形して、バッフル装
置りがボイラー■の缶壁に当ったり、落下したりする危
険性がある。
さらに上記構成の場合、燃焼室蓋Fの排気口Gの内径は
、前記外装蓋の排気口Gに対向している煙突接続口Nの
径より小さくなっているので、煙突工事を簡易化するた
めに小径の煙突を使用する場合には、排気口Gの径は非
常に小さいものになって、安定燃焼、特に着火時の圧力
を逃がすためには好ましくなかった。
、前記外装蓋の排気口Gに対向している煙突接続口Nの
径より小さくなっているので、煙突工事を簡易化するた
めに小径の煙突を使用する場合には、排気口Gの径は非
常に小さいものになって、安定燃焼、特に着火時の圧力
を逃がすためには好ましくなかった。
逆に安定燃焼確保のために排気口Gの径を大きくすると
大きい径の煙突が必要になり工事費用が高くなるという
問題があった。
大きい径の煙突が必要になり工事費用が高くなるという
問題があった。
そこで本考案は上記従来の欠点を解消するものであり、
以下、その実施例を添付図面とともに説明する。
以下、その実施例を添付図面とともに説明する。
第1図〜第8図において、温水ボイラ本体1の側面にバ
ーナ2が設けられており、燃焼室3で発生した高温の燃
焼ガスは、バッフル装置4によって蛇行5させられ、熱
交換されながら上部に進んで、バッフルトップ6の中央
にあけた排気ロアから、排気ロアの外側に設けられたマ
フラリング8を通って、煙突接続口9から外部に排出さ
れる。
ーナ2が設けられており、燃焼室3で発生した高温の燃
焼ガスは、バッフル装置4によって蛇行5させられ、熱
交換されながら上部に進んで、バッフルトップ6の中央
にあけた排気ロアから、排気ロアの外側に設けられたマ
フラリング8を通って、煙突接続口9から外部に排出さ
れる。
缶体内胴10の内側上部に溶接された受金具11にバッ
フルトップ6をのせ、バッフルトップ6に設けた孔12
を通して、バッフル金具13をつり下げ、バッフル金具
13の他端が、バッフル14の一部に設けた孔15に引
っかかるようにして、バッフル14とバッフル金具13
を固定する。
フルトップ6をのせ、バッフルトップ6に設けた孔12
を通して、バッフル金具13をつり下げ、バッフル金具
13の他端が、バッフル14の一部に設けた孔15に引
っかかるようにして、バッフル14とバッフル金具13
を固定する。
16は缶体をおおう外装、17は缶体の上部を被うトッ
プで、トップ17とバッフルトップ6の間に排ガス通路
を形成するようにマフラリング8を設ける。
プで、トップ17とバッフルトップ6の間に排ガス通路
を形成するようにマフラリング8を設ける。
このマフラリング8は上部に段18をつけて、マフラリ
ング8上端の径より下端の径を大きくシ、マフラリング
8下端でバッフルトップ6を押えるように、前記排気ロ
アの外側にマフラリング8の下端がくるように腰マフラ
リング8の上部段押し部18をトップ17の煙突接続口
9の部分で押え、かつマフラリング8上端の径より、バ
ッフルトップ6の排気ロアの径を大きくしておく。
ング8上端の径より下端の径を大きくシ、マフラリング
8下端でバッフルトップ6を押えるように、前記排気ロ
アの外側にマフラリング8の下端がくるように腰マフラ
リング8の上部段押し部18をトップ17の煙突接続口
9の部分で押え、かつマフラリング8上端の径より、バ
ッフルトップ6の排気ロアの径を大きくしておく。
上下方向をトップ17とバッフルトップ6によって、円
周方向をマフラリング8と缶体によって囲われた位置に
断熱材19を内胴10とバッフルトップ6の隙間を密閉
する如く設ける。
周方向をマフラリング8と缶体によって囲われた位置に
断熱材19を内胴10とバッフルトップ6の隙間を密閉
する如く設ける。
上記構成によれば、バッフル装置はその上部のバッフル
トップ6がマフラリング8を介してトップ17によって
押えられるので、浮き上がったり動いたりすることがな
く、断熱材19のすり減り、バッフルトップ6の変形が
防止できる。
トップ6がマフラリング8を介してトップ17によって
押えられるので、浮き上がったり動いたりすることがな
く、断熱材19のすり減り、バッフルトップ6の変形が
防止できる。
従って長期にわたってバッフル装置4は円滑な熱交換作
用が発揮でき、また、燃焼に悪影響を及ぼすような不均
一な排ガスの流動抵抗の発生を防止できる。
用が発揮でき、また、燃焼に悪影響を及ぼすような不均
一な排ガスの流動抵抗の発生を防止できる。
さらにトップ17の煙突接続口9の内側に位置するマフ
ラリング8上端部の径より、バッフルトップ6の排気ロ
アの径が大きく、又自由に寸法がきめられるので、煙突
工事上の制限を受けることなく、燃焼を安定させるに適
した排気ロアの径にすることができる。
ラリング8上端部の径より、バッフルトップ6の排気ロ
アの径が大きく、又自由に寸法がきめられるので、煙突
工事上の制限を受けることなく、燃焼を安定させるに適
した排気ロアの径にすることができる。
このように本考案の温水ボイラーによれば、バッフル装
置の支持を強固に行うことが出来て、バッフル装置の振
動による変形を防止でき、さらに安定した燃焼が容易に
得られる。
置の支持を強固に行うことが出来て、バッフル装置の振
動による変形を防止でき、さらに安定した燃焼が容易に
得られる。
第3図に示すものは本考案の他の実施例を示すマフラリ
ングで、上端より下端の径が大きいテーパー状となって
おり、トップ、マフラリング、バッフルトップ各々の寸
法精度をよくすれば、第3図に示す形状でも十分本考案
の機能を果すことができる。
ングで、上端より下端の径が大きいテーパー状となって
おり、トップ、マフラリング、バッフルトップ各々の寸
法精度をよくすれば、第3図に示す形状でも十分本考案
の機能を果すことができる。
第1図は本考案の一実施例を示す温水ボイラの縦断面図
、第2図は同要部マフラリングの斜視図、第3図は回能
の実施例を示すマフラリングの斜視図、第4図はバッフ
ルにバッフルトップ、バッフル金具を組合せた状態の側
面図、第5図はバッフル金具のバッフルトップおよびバ
ッフルへの取付状態の断面図、第6図は同要部バッフル
の斜視図、第7図はバッフルトップの斜視図、第8図は
バッフル金具の斜視図、第9図は従来例のボイラーの縦
断面図である。 1・・・・・・本体、3・・・・・・燃焼室、4・・・
・・・バッフル装置、6・・・・・・・・・バッフルト
ップ、訃・・・・・マフラリング、10・・・・・・内
胴、13・・・・・・バッフル金具、17・・・・・・
トップ、19・・・・・・断熱材。
、第2図は同要部マフラリングの斜視図、第3図は回能
の実施例を示すマフラリングの斜視図、第4図はバッフ
ルにバッフルトップ、バッフル金具を組合せた状態の側
面図、第5図はバッフル金具のバッフルトップおよびバ
ッフルへの取付状態の断面図、第6図は同要部バッフル
の斜視図、第7図はバッフルトップの斜視図、第8図は
バッフル金具の斜視図、第9図は従来例のボイラーの縦
断面図である。 1・・・・・・本体、3・・・・・・燃焼室、4・・・
・・・バッフル装置、6・・・・・・・・・バッフルト
ップ、訃・・・・・マフラリング、10・・・・・・内
胴、13・・・・・・バッフル金具、17・・・・・・
トップ、19・・・・・・断熱材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 缶体内胴の上部に複数個の受は金具を設け、この受
は金具の上にバッフルトップをのせ、このバッフルトッ
プに一端を固定したバッフル金具を吊り下げ、バッフル
金具の他端にバッフルを固定し、前記缶体内胴をおおう
外装と、この外装の上部に設けたトップと、前記バッフ
ルトップに下端をのせ、上端を前記トップで押えられ、
バッフルトップとトップの間に排ガス通路を形成するマ
フラリングとを有し、上下方向を前記トップとバッフル
トップによって、周方向をマフラリングと缶体によって
囲われた位置に断熱材を内胴とバッフルトップの隙間を
密閉する如く設けた温水ボイラ。 2 前記マフラリング上部に段をつけ、マフラリング上
端の径より下端の径を大きくしてマフラリング下端でバ
ッフルトップを押える構成とし、前記マフラリングの上
部段部をトップの排気口を形成するフランジ部によって
押え、かつ、マフラリング上端の径より、バッフルトッ
プの排気口の径を大きくしたことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載の温水ボイラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10284478U JPS605305Y2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | 温水ボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10284478U JPS605305Y2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | 温水ボイラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5520073U JPS5520073U (ja) | 1980-02-08 |
JPS605305Y2 true JPS605305Y2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=29042804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10284478U Expired JPS605305Y2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | 温水ボイラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605305Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-25 JP JP10284478U patent/JPS605305Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5520073U (ja) | 1980-02-08 |
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