JPS6052529A - メツキ鋼帯の連続製造方法とその装置 - Google Patents

メツキ鋼帯の連続製造方法とその装置

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JPS6052529A
JPS6052529A JP59103756A JP10375684A JPS6052529A JP S6052529 A JPS6052529 A JP S6052529A JP 59103756 A JP59103756 A JP 59103756A JP 10375684 A JP10375684 A JP 10375684A JP S6052529 A JPS6052529 A JP S6052529A
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strip
copper strip
plated steel
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シヤルル ブラン
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USINOR SA
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    • C21D9/52Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷延鋼帯にZn、 八lまたはZn−^1合金
の連続メッキを行う方法および装置に関する。
本発明は、これに限定されないが、特に、冷延鋼板のガ
ルバナイジング処理に関する。
従来の技術 現在実施されているガルバナイジング方法では、帯状の
冷延鋼板の連続なまし処理をする。この連続焼なまし処
理では、鋼帯を加熱、均熱し、Znメッキ浴の温度まで
冷却する。次いで銅帯は約460〜500℃の温度のI
n浴に浸漬されて、メッキされ、次いで、In浴から連
続的に取り出し、冷却してコイルに巻取る。
In浴から出たInメッキ層に各種の処理を行ない所望
の特性を与える。
In浴の出口で、金属は全体的に再結晶するが、焼なま
し処理の加熱均熱期間中に固溶した炭素はフェライト中
に過飽和固溶した状態に留まっている。この段階、メッ
キ鋼帯が5℃/秒以上の冷却速度で270℃以下まで冷
却されると、炭素の一部分は固溶したままで残る。フェ
ライト中の過飽和固溶炭素が存在すると、後に鋼板が冷
間変形を受けて生じた転位上に過飽和炭素が析出して、
時効に鋭敏となる。
変形後2ケ月以内に時効が生ずる場合はメツキライン上
で調質圧延の如き表面冷間加工パスを実施すると、鋼の
機械的特性が経時的に不安定となるので好ましくない。
実際、時効硬化は、表面加工パスで消滅した降伏点伸び
の再現を伴ない、そ結果、後工程の成型加工で塑性変形
が不均一に起り、形状不良や穴あきなどの欠陥が生ずる
こうした時効による欠陥を防止するために従来技術で採
用されている対策はコイルのまま長時間の焼なましを行
って過飽和炭素を析出させることである。しかしながら
、銅帯上のZn被覆が脆弱なPe−Zn合金に変化する
のを防止するため、焼なましは300 を以下の温度で
行う必要があり、同時に温度を十分に均一にし且つ炭素
の完全な析出のために長時間行う必要がある。こうした
従来技術では、250℃以−tzの温度に6時間保持し
て十分な品質が得られている。
こうした過時効処理を行ったメッキ鋼帯に時効性が生じ
ないようにするため、表面加工処理を行って降伏点伸び
を消滅させ、鋼表面に規則的な粗度を与えている。しか
しながら、連続的に実施することのできない過時効処理
は経費が高く、処理時間が長いという欠点がある。
発明が解ゞ しようとする問題点 本発明は上述した従来技術の問題を解決して、所望の機
械的特性を有するメッキ鋼板を連続的に製造することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明の1特徴に従うと、冷延鋼帯を加熱し、急冷する
熱処理を行い、460〜500℃の温度の溶融金属浴に
浸漬し、次いで冷却する工程を含むZn、A1又はそれ
らの合金層を冷延鋼帯に被覆する連続処理方法において
、浸漬被覆処理後に、430〜270℃の温度に少なく
とも2分間保持して銅帯の過時効処理を行なうことを特
徴とする上記メッキ鋼帯の連続製造方法が提供される。
本発明の1特徴に従うと、焼なまし処理では、加熱、均
熱後の冷却を5〜b 10〜b 度で行う。
更に本発明の他の特徴に従うと、過時効処理は430〜
330℃の温度範囲で行ない、その初期には鋼帯をガイ
ドロールで案内して螺旋状に走行せしめ、銅帯の一方の
面のみがガイドレールと接触するようにして行う。
過時効処理に付される銅帯は、その一方または双方の面
にZnXAlまたはそれらの合金の層をメッキされる。
銅帯の一方の面にのみ通常の厚みの被覆を有するときは
、銅帯の他方の面にのみガイドロールが接触するように
配置する。
本発明に従うと、鋼帯の供給手段と、加熱手段および冷
却手段を具える熱処理装置と、鋼帯の搬送手段を内臓す
るメッキ金属浴を保持する容器と銅帯を該浴から引き」
二げる手段と、銅帯を冷却後に貯蔵する場所の方向へ案
内する手段とを具備するZn、 AIまたはZn−A1
合金の連続メッキ装置であってメッキ浴の出側で、引き
上げる手段の後方に、少なくとも2分間430〜370
℃の温度にメッキされた銅帯を保持する過時効処理手段
を備え、該過時効処理手段内での銅帯の初期の走行の間
、銅帯の一方の面のみと接触するように配置されたガイ
ドロール(12〜19)が設けられていることを特徴と
する連続メッキ装置が提供される。
本発明の他の特徴に従うと、過時効処理手段内での銅帯
の第1の走行軌跡は螺旋状となるようにガイドローラを
配置し、処理手段の出口までの第2の走行軌跡はアコー
デオン状となるようにガイドロールを配置する。
本発明を添付の図面を参照して実施例により説明するが
、これらの実施例は本発明の単なる例示であって2本発
明の技術的範囲を制限するものではない。また、本発明
を連続Znメッキ方法を例として説明するが、本発明は
AIまたはZn−A1合金のメッキ方法にも適用できる
ことはいうまでもない。
冷延鋼帯が、第1図に示した熱サイクルに従っ9 4.
て、メツキライン状で連続焼なまし処理に付される。
この熱サイクルは次の如く構成されている。
−約20〜b ℃の温度まで極めて急速に加熱する。
−約5〜b の温度まで仕較的緩やかに加熱する。
−約20秒〜3分間、650〜850℃の温度に均熱保
持する。
一上記均熱温度から溶融Zn浴の人口温度、460〜5
00℃まで、5〜b ℃/秒以上の速度で急冷する。
一約1〜10秒間、Zn浴中に450℃で浸漬メッキす
る。
一後述する過時効連続処理を含むZnメッキ鋼帯0 の後冷却処理を行う。
Zn浴への入口前での急冷の後で過時効処理を行うと、
処理時間を可成り短縮化することができる。
約800℃から約470℃までの急冷での冷却速度が好
ましくは10℃/秒以上のときは、約430〜270℃
の温度に少なくとも2分間保持することによって完全な
過時効処理を行うこ左ができる。
しかしながら、上述した如きメッキ成品に対する熱処理
サイクルを行うと、Znを330℃以上の温度で長時間
保持する必要があり、このため、Zn被覆がガイドロー
ルと接触して付着したり、剥離する危険がある。
本発明の1特徴に従うとガイドロールと銅帯の配置を工
夫してこのような危険を少なくする。すなち、銅帯の温
度が330℃以上の部分では銅帯の一方の面のみがガイ
ドロールを接触するようにする。このようにして、銅帯
が330℃以上の温度の部分ではガイドロールと接触し
ない方の面のメッキ剥離の危険を完全に回避できる。
こきにうにしてガトロールとの接触を防止された方の表
面は、完全な表面状態を示して特に車体等の外装側とし
て用いる。
第1図には、本発明に従い過時効処理を行う場合の鋼帯
の熱サイクルと、過時効処理を行わない従来技術の冷却
の熱ザイクルとを示している。
本発明の方法は第2図に部分的に示した装置によって実
施される。
第2図に示す装置では、冷延鋼帯1は供給手段(図示せ
ず)により処理炉2内に送られる。この処理炉2内で、
銅帯は、ゾーン3での加熱をゾーン4での冷却からなる
焼なましを受ける。次いで、鋼帯1は、溶融Znの浴5
を収容する槽6内に連続的に浸漬されてメッキされる。
このメッキ槽には、Zn浴中に浸漬されたロール7等の
銅帯搬送手段を備えている。銅帯はZn浴5から垂直に
引きあげられ、ゾーン8で付着したznメッキ層のそれ
自体公知の処理を受け、ロール9によって過時効処理炉
10の方に案内される。Znメッキされた銅帯は入口か
ら過時効処理炉10に導入される。このとき銅帯1 温度は入口11の部分の温度、370℃に近い。過時効
処理炉10には、水平且つ互いに平行に配置された多数
のガイドロールが備わっている。鋼帯1はこの処理炉内
の入口IIからの第1の走行軌道としてガイドロール1
2.13.14.15および16上を走行し、この第1
の走行軌道では銅帯の一方の同一の面のみがガイドロー
ルと接触するにすぎない。銅帯がガイドロール16の位
置に達したとき、銅帯の温度は約330℃となり、Zn
メッキ浴を出てからそれまでガイドロールと接触しなか
った方の表面がガイドロールと接触するようになる。ロ
ール16以降は鋼帯はガイドロール17.18a〜18
d1および19a〜19c上をアコーデオン状の軌道を
描いて走行する。ロール1.8a−18dは処理炉の上
方に配置され、ロール19a〜19cは処理炉の下方に
配置される。銅帯は270℃の温度で出口20から出て
いき、50℃以下の温度まで冷却された後、圧延機(図
示せず)の方に送られる。
処理炉の温度は少なくとも入口で鋼帯の温度が370℃
となり、少なくとも出口で270℃となるよ2 うに調節されている。
過時効処理炉の長さはZn浴の出口から270℃以上の
温度の過時効処理ゾーンの終端の間の実効時間が少なく
なとも2分間、あるいは成型加工用の銅帯のメッキの場
合には2〜5分であるように設計されている。
以上の如く処理されたメッキ鋼帯は圧延機(図示せず)
に送られ、そこで降伏点伸びを消去されかつ所定の表面
粗度を与えられて、巻取られ、貯蔵される。
過時効処理炉のガイドロールの特徴は、その直径と銅帯
の厚さの比が800以上であり、銅帯の加工硬化を防止
している。
ガイドロールは好ましくは表面が研削された中空の鋼製
ロールであり、その粗度は細か<(0,5μm)、30
0〜500℃で酸化により光沢処理されている。
過時効ゾーンのガイドロールに施されかつ雰囲気酸化に
より自助的に維持される酸化処理によって酸化物の被覆
が形成される。この被覆面により、ロールの粗度が0,
5μm以下のとき鋼帯のくっつき又は剥離が防止される
Znメッキされた銅帯の一方の表面には通常の厚さのZ
nメッキ層が、他方の表面には付着したメッキ層を除去
することよって厚さの薄いPe−Zn合金の層が形成さ
れているとき、Fe−Zn合金の厚さの薄い表面の方を
ガイドロール9および過時効処理ゾーンのガトロール1
2〜15と接触させる。このようにすることによって螺
旋状の第1の走行軌道中は通常の厚さのZnメッキ層は
ガドロールと接触しない。
Fe−Zn合金の厚さの薄い被覆面を有する方の表面は
ガイドロールと接触してもそんししようしにくいので、
メッキ鋼帯の品質が損われることはない。
本発明の方法によって得られる技術的効果と特徴を明確
とするため、次の3つのメッキ処理を行った。
サイクル1は処理ラインの末期に1%の連続圧延を行っ
た過時効処理のない従来技術に相当する。
サイクル2は、バッチ式のコイルの状態で過時効処理を
行った従来技術のメッキ処理に相当する。
サイクル3は本発明の方法に相当する。
サイクル1 820℃での連続亜鉛メッキ、 冷却条件:820〜470℃を10℃/秒、430〜2
70℃を5℃/秒で冷却、 オンラインで1%の圧延、 サイクル2 820℃での連続亜鉛メッキ、 冷却条件=820〜470℃をlO℃/秒、430〜2
70℃を5℃/秒で冷却、 280℃で6時間で過時効処理、1%の圧延、サイクル
3 820℃での連続亜鉛メッキ、 冷却条件;820〜470℃を10℃/秒、430〜2
70℃を0.8℃/秒で冷却、オンラインで1%の圧延
、 5 上記の各処理で得られた成品の圧延後の機械的特性を第
1表に示す。すなわち、各機械的特性は、ライン出側の
出荷時の特性と、30℃で2ケ月間貯蔵後の特性とを対
比して示す。
第1表に示す如く、本発明の方法に従うサイクル3の処
理による成品では、サイクル2の処理に17 、。
6 よる成品と同等なほど2ケ月の貯蔵後の弾性限界の増大
が少ない。しかしながら、本発明の方法は連続処理であ
るのに対して、サイクル2の従来技術では連続処理がで
きない。
更に、サイクル3の処理による成品は、過時効処理を行
わないサイクル1の処理による成品と比較して降伏点伸
びの再出現がほとんどない。
【図面の簡単な説明】
第1図は連続亜鉛メッキを受ける銅帯の熱サイクルを示
すグラフである。 第2図は本発明の装置の一部分の概略図である。 (主な参照番号) 1:鋼帯、3:加熱ゾーン、4:冷却ゾーン5:Znメ
ッキ浴、10: 過時効処理炉出11ff人 ユニオン
 シデルルジイック ドユノール エ ド レスト ド
 ラ フランス(ニジノール) 代理人 弁理士 新居 正彦 8 手続補正書(自発) 昭和59年9月5日 特許庁長官殿 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 167−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1)冷延鋼帯を加熱し、急冷する熱処理を行い、46
    0〜500℃の温度の溶融金属浴に浸漬し、次いで冷却
    する工程を含むIn、 AI又はそれらの合金層を冷延
    鋼帯に被覆する連続処理方法において、浸漬被覆処理後
    に、430〜270℃の温度に少なくとも2分間保持し
    て銅帯の過時効処理を行なうことを特徴とする上記メッ
    キ鋼帯の連続製造方法。 (2)上記した銅帯の熱処理は、20〜b加熱速度で5
    50〜750℃の温度まで銅帯を急速加熱し、次いで5
    〜b の均熱温度まで銅帯を低速加熱し、この均熱温度で約2
    0秒〜3分間保持し、5〜b 度で該均熱温度からメッキ浴温度まで冷却することから
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のメッ
    キ鋼帯の連続製造方法。 (3)上記熱処理の最後の段階での均熱温度からメッキ
    温度までの冷却を10〜b うことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    記載のメッキ鋼帯の連続製造方法。 (4)冷却速度が10〜b する特許請求の範囲第3項記載のメッキ鋼帯の連続製造
    方法。 (5) l記過時効処理は、銅帯を螺旋状の軌跡に従っ
    て移動し、銅帯の同一面のみをガイドロールと接触させ
    て430〜330℃の温度で行うことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のメッキ鋼帯の連続製造方法。 (6)−上記の過時効処理をうける銅帯は、過時効処理
    ゾーンに於いて、一方の面が通常の厚みの亜鉛メッキ層
    を有し、他方の面が厚みの薄いPe−Zn合金のメッキ
    層を有し、この厚みの薄いメッキ層の方の面が案内ロー
    ルと接触することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
    至第6項のいずれかに記載のメッキ鋼帯の連続製造方法
    。 (7)鋼帯(1)の供給手段と、加熱手段(3)および
    冷却手段(4)を具える熱処理装置(2)と、鋼帯の搬
    送手段(7)を内臓するメッキ金属浴を保持する容器(
    6)と銅帯を該浴から引き上げる手段と、鋼帯を冷却後
    に貯蔵する場所の方向へ案内する手段とを具備するZn
    、^1またはZn−へ1合金の連続メッキ装置であって
    メッキ浴の出側で、引き上げる手段の後方に、少なくと
    も2分間、430〜370℃の温度にメッキされた鋼帯
    を保持する過時効処理手段OCを備え、該過時効処理手
    段α口内での銅帯の初期の走行の間、銅帯の一方の面の
    みと接触するように配置されたガイドロール(12〜1
    9)が設けられていることを特徴とする連続メッキ装置
    。 (8)該過時効処理手段内の銅帯の初期の走行の軌道は
    螺旋状になるようにガイドロールが配置され、次の走行
    軌道から出口まではアコーデオン状に配置されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の連続メッ
    キ装置。 (9)該過時効処理手段内のガイドロールの直径と鋼帯
    びの厚さの社が800以」二であることを特徴とする特
    許請求の範囲第7項に記載の連続メッキ装置。 Ofi 該過時効処理手段内のガイドロールは鋼製であ
    り、酸化物被覆を表面に有することを特徴とする特許請
    求の範囲第7項乃至第9項のいずれか1項記載の連続メ
    ッキ装置。
JP59103756A 1983-05-24 1984-05-24 メツキ鋼帯の連続製造方法とその装置 Pending JPS6052529A (ja)

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FR8308508 1983-05-24

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AT (1) ATE30744T1 (ja)
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