JPS6052460A - 折帖印刷物を小束計数区分機へ給送する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は輪転機で印刷された折帖印刷物を、小束計数区
分機に送るに当って、輪転機のスピードを落とすことな
く、同スピードより処理速度の遅い同区分機へ連続的に
合理的に送らんとする折帖印刷物を小束計数区分機へ給
送する方法に関するものである。

輪転機の能力は、最高毎時１５万部であり、これよりの
送り速度は毎秒１４〜１８部位となる。

この速さで送シ出されてくる新聞は、１部２４頁の朝刊
の場合これを１００部１束とする。これが標準束である
。（この１００部を２５部毎に計数区分し反対向きに４
回積み重ね１束と干る。） 大部数を発刊する一般紙の場合はこの標準束が圧倒的に
多いが、これに対し、産業新聞など全国に発送される専
問紙の場合は、１束１００部未満の中゛間束、さらに１
束１５部以下の小束が非常に多い。

そして、とくに、この小束の場合は、計数区分機におい
て計数の上、その束を作って同機より、次の工程の包装
機へ排出する時、その計数する部数が少ない反面、束数
が多いため、約１秒ずつかかる排出の延べ時間が長くな
る。しだがって全体としてその処理スピードは輪転機の
スピードより遅くなる。

ところが輪転機のスピードをこれに合わせて落すことは
理に反するので、輪転機のスピードはそのままとして小
束計数区分をするＫは、小束計数区分機へはその処理ス
ピードに合わせて新聞を間欠的に送り、残余の新聞は中
間束あるいは標準束計数区分機へ流すようにせざるを得
ない。

この場合小束計数区分機では、間欠的に流れてくる折帖
印刷物を処りすることになるので、その処理を連続的に
することが難しく、断続的になり、非能率となる。

本発明はこのような問題を解決せんとするものであって
、輪転機のスピードを変えることなく、シかも小束計数
区分機では殆んど連続運転と同様に運転できるように、
搬送経路に工夫をなしだものであって、 折帖印刷物を輪転機と同スピードの高速で小束計数区分
機の搬送路に送り、回路がほぼ満配になると同時に回路
を小束計数区分機と同スピードの低速に切替えるととも
に、前記高速の折帖印刷物を標準束計数区分機の方へ送
り、　Ｉ前記の低速の折帖印刷物の後端が所定位置に設
けられたセンサーを通過する時、その信号で、高速の折
帖印刷物を再び小束計数区分機の方へ送り、これと同時
に低速で移行している回路の複数の搬送キャリヤーを初
めのものから先方のものへ順次高速に切替え、これでこ
の高速の行列の先端を前に移行している低速の行列の後
端に追いフカ為せるようにしたものである。

その構成を図面について説明する。

鎮１図において、 （２）はギヤ側の脱荷、（３）は標準束計数区分機でこ
れらは本発明と直接関係はない。

（１）はヘッド側脱荷、（プ）は行列分離装置、（８）
は方向切替装置である。

同切替装置（８）より新聞の行列は、搬送キーｉｕヤー
（９）を経て中間あるいは標準束計数区分機（４）に到
る経路、あるいは、同切替装置（８）より搬送キヤ＋ｒ
−ｗ−Ｏｏ）Ｏｌ）Ｃ１２）−−−−（ｘｌ　ｆｉＺで
貯ｍ移送装置（６）より小束計数区分、１；ゆ（５）に
到る経路へ送られる。（６′）は同製置（６）の導入プ
ーリーである。

筑２図において、 行列分離装置（ブ）を先ず説明する。

この装置は・行列を、搬送キャリヤー（ｌｏ）より搬送
キャリヤー（９）へ（あるいはその逆）切換えんとすゐ
時、前後行列間に一定の間隔′を形成せしめ、後で説明
するセンサーの作動とか行列の方向切替の作動を明確に
なさんとす石ものである。

ワイヤコード（３４）はプーリー（３３′）、ドラム（
３１）、駆動プーリー（３９）：駆動ブーＩＪ−（４ユ
）に掛けられている。

ワイヤコード（４５）は、導入プーリー（２２）、ドラ
ム（３１）の下部外周、プーリー（３３）の上部外周を
経てブー＋７−（４６）、プーリー（４７）に掛は渡す
。

ワイヤコード（４９）は排出プーリー（３７）プーリー
（４８）ブー＋ｊ−（４６）を経てプーリー（３３）の
下部外周よりドラム（３１）の上部外周へ掛は渡す。

導入プーリー（２２）排出プーリー（３１）の各軸にス
プロケット（５１（５２”ｌを、　ドラム（３１）の軸
（３ｏ）プーリー（３３）の＠（３２）にスプロケット
（５３）（５３）を、プーリー（４８）プーリー（４）
）軸にスプロケット（５４）（５４）をそれぞれ両端に
取付けこれらにローラーチェン（５５）（ｓ５）ヲ掛は
渡す。

ブーＩＪ−（３３”）ノ軸（３２＋）、ドラム（３１）
の軸（３ｏ）、プーリー（３３）のＭ（３２）は移動枠
（３５）に軸架され、この３者は一体的に左右に移動す
みことかできる。

排出プーリー（３７）駆動プーリー（３９）駆動プーリ
ー（４１）を停止せしめると、ワイヤコード（４９）は
停止するが、導入ブーＩＪ−（２２）は引続き駆動され
てい為ので、ブー＋Ｉ−（ｓ３）は右方に移動され移動
枠（３５）は右方へ移行する。すなわちプーリー（３３
）とプーリー（３３′）とドラム（３１）は２点鎖線で
示すようにＳの距離を平行に右行し、これによって形成
された増加した経路２Ｂの中に、新聞はピッチを変える
ことなくそれ丈は余分に収容される。そして２Ｓの長さ
は進行方向の新聞の一枚の長さより若干長い。

方向で替装置（８）を説明する。

行列分離装置（７）と方向切替装置（８）との間には搬
送キャリヤー（７１）がある。

駆動軸（６１）を支点とする揺動アーム（′７３）の先
端に従動プーリー（）４）を設け、駆動軸（６１）のプ
ーリー（６２）との間にワイヤコード（′７５）を掛は
渡す。

駆動軸（６３）を支点とする揺動アーム（７６）の先端
に従動プーリー（１７′７’）を設け、駆動軸（６３）
のプーリー（６４）と従動プーリー（グア）との間にワ
イヤコード（７Ｂ）を掛は渡す。

（８１）（ｌ−ｉ両揺動アーム（＋７３）（７６）を連
結するリンクであわ、（）９）（ｓｏ）はそのビン軸で
あんがビンｗ８０）［＋１ｙり（８１）の長孔（８１′
）に嵌装し、これは’ｔｒＺＩ）行列の厚みの大小に対
応せしめろ。

揺動アーム（１３）には突片（８２）を設けこれにエヤ
ーシリンダー（８４）を枢着す石。このエヤーシリンダ
ー（８４）の作動で揺動アーム（７３）と揺動アーム（
１６）はともに上下揺動する。

筆４図において、各搬送キャリヤー（１０）〜（１１）
に共通した駆動装置について説明する。

（ＩＩＮは高速運動軸で、その駆動力は、電磁クラッチ
（ｌ１３）ベベルギヤ（１１５）（ｌｌ’７）を介して
、駆動軸（９１）を回転しプーリー（９２’ｌ　ｉ駆動
する。

また、ベベルギヤ（ｌ１１）と同軸のスプロケット（１
１９）と中１”、Ｊ３スプロヶッ）　（１２１）（１２
１）にチェノ（１２２）を掛は渡し、このチェノ（１２
２）の駆動でスプロケット（１２３）を回転し、ブー１
ｌ−（９４）の駆動軸（９３）が駆動され石。

（ｌ１２）Ｉｉ低速駆動軸で、前記と全く同一の機構で
プーリー（９２）とプーリー（９４）を低速、駆動する
。

筑１図において（１Ｂ）（１９）、また第２図において
（８５）（８６）（１２５）はセンサーである。

その作用を説明する。

第５図は簡略にその作動を示しだもので、これに基き説
明する。

同図（ａ）は、新聞を、行列分離装置（ワ）より方向切
替装置（８）を経て搬送キャリヤー（１０）（１１）・
・・・によって小束計数区分機（５）の方へ、輪転機と
同速の高速で移送している状態であり０ 行列の先端Ｈがセンサー（１８）に達すると、その信号
で排出ブーＩＪ−（３’７）　（鎮２図参照）が停止し
、プーリー（１０）より前方の新聞は、高速で前進させ
るがζそれより後方の新聞は停止させられ分離される。

この停止は、排出ブー＋１−（３’７”ｌが停止するこ
とによりドラム（３１）の上下の近辺での一時的の保留
に相当する時間なされる。すなわち、前方の行列の最後
の新聞はＴであり、その新聞の後尾はＴ１である。

この後尾ＴＩがセンサー（８５）を通過すると、同図（
ｂ）で示すように、その信号で方向切替装置（８）のエ
ヤーシリンダー（８４）が作動し、新聞の経路は同図（
ｂ）および第２図で示されるように、搬送キャリヤー（
マ１）より搬送キャリヤー（９）の方に切替えられる。

これと同時に搬送キャリヤー（１０）〜（１１）は全て
高速より低速に切替えられ、先端Ｈより後端Ｔ１までの
行列は一様に低速で搬送され、小束計数区分機（５）へ
送られる。

そして分離された行列の先端Ｈ１は、前の行列の後端Ｔ
１より空間Ｏをおいて搬送キャリヤー（９）に高速で向
うことＫなる。

搬送キャリヤー（９）で高速に搬送される行列は標準束
計数区分機（４）で標準あるいは中間の計数区分がなさ
れる。

前記した低速の行列の後端Ｔ′が第５図（ｃ）で示すよ
うにセンサー（１９）を通過すると、その信号ズ槍をタ
イマー（図示路）を経由して図示のＭに相当する分だけ
遅延させて発信し排出ブー＋］−（３ｙ）を再び停止さ
せて２度目の行列の分離を行う。

そして標準束計数区分機（４）へ高速で移送してしる行
列の後端Ｔ１がセンサー（８６）を通過すると（筑６図
（ｄ））、その信号でエヤーシリンダー（８４）を再び
作動し新聞の経路を元の搬送キャリヤー（ｌｏ）（ｘｘ
）−−・拳の方に切替える。

そうすると、小束計数区分機（５）へ低速で送られてい
る行列の後端Ｔ・に対し２度目に分離された高速の行列
の先端Ｈ１が追いかける状態となる。

この場合搬送キャリヤー（１ｏ）〜（１７）は初めの搬
送キャリヤー（１０）から、２度目の高速の行列に合わ
せ順次高速に切替えて行く。

その先端Ｈ１がセンサー〔１８〕に達した時、この時点
は先端Ｈ１が前の行列の後端Ｔｅに殆んど追い付いた時
点であるが（第６図（ｅ　）　）、そのセンサー（１８
）の信号で３度目の行列分離がなされる。

センサー（１９）の位置は、２度目に分離された高速の
行列の先端Ｈ１が搬送キャリヤー（１０’）〜（１７）
を順次高速に切替えることによって、貯溜移送装置（６
）の導入ブーＩＪ−（６’）の附近で、丁度前方の行列
の後端Ｔ１に追いつけるように予め設定してもよく、ま
た第５図（Ｃ）に示すように、低速で進む行列の後端Ｔ
１を早目に検出しこの信号はタイマーを経由させて発信
させることにより、小束計数区分機（５）のスピードを
上昇させたい場合、または輪転機のスピードが低下した
場合には、タイマーにより遅延時間を調節して対応させ
ろことができるので、実用面ではより有効であわ。

その効果を説明すわ。

本発明は高速で輪転機から送られてくる新聞などの折帖
印刷物の行列を、処理スピードの遅い小束計数区分機と
処理スピードの高速な標準束計数区分機へ分配給送する
に当）小束計数区分機へは殆んど連続的に送り連続運転
を合理的に可能にしたものであって、とくに小束の占め
る比率の大きい新聞社などにとっては省力化の面でその
効果が大である。

【図面の簡単な説明】

鎮１図は本発明方法を実施する装置の正面図、第ヤーの
駆動装置の斜視図、筑５図（ａ）〜（θ）は本装置の作
動を順次説明する図面である。 ４・・・・標準束計数区分機　５・・・・小束計数区分
機　８・・・方向切替装置　１０−＋＋１７．．．．搬
送キャリヤー１９−−−−センｙ−ＴＩ・・・・低速行
列の後端　Ｈ”・・・・高速行列の先端

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の搬送キャリヤーよりなる小束計数区分機への搬送
   路へ、輪転機のスピードと同様の高速をもって折帖印刷
   物を送り込み、同搬送路がほぼ満配になると同時に、こ
   れを低速に切替えるとともに、方向切替装置を作動せし
   めて、後続の高速で送り込まれる折帖印刷物を標準束計
   数区分機への高速の搬送路に送り込み、前記低速で移行
   する行列の後端が所定位置に設けられたセンサーを通過
   した時、または適当な時間遅延させた後にその信号で、
   再度方向切替装置を作動せしめ、高速で送られてくる折
   帖印刷物を小束計数区分機への搬送キャリヤーへ送ると
   同時に、この複数個よりなる低速の搬送キャリヤーを初
   めのものから順次前方へと高速に切替え、これによりこ
   の高速の行列の先端を、前に移行している低速の行列の
   後端に追いつかせるようにした折帖印刷物を小束計数区
   分機へ給送する方法。