JPS6052259B2 - マンホールの施工法 - Google Patents
マンホールの施工法Info
- Publication number
- JPS6052259B2 JPS6052259B2 JP52041707A JP4170777A JPS6052259B2 JP S6052259 B2 JPS6052259 B2 JP S6052259B2 JP 52041707 A JP52041707 A JP 52041707A JP 4170777 A JP4170777 A JP 4170777A JP S6052259 B2 JPS6052259 B2 JP S6052259B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- press
- fitting
- power casing
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は土中の地下坑、ケーブルなどの共同施設坑など
に通じるマンホールの施工に関するものである。
に通じるマンホールの施工に関するものである。
従来、マンホールのような竪坑を掘削する方法としては
P−Cウェルを連続して沈下せしめる方法或いは鉄筋コ
ンクリートウェルを継ぎ足して沈下する方法或いは深礎
にて掘削する方法或いはシートパイルを打ち込みこの囲
まれた中を掘削する方法などが公知であるが、これらの
方法においては、施工の準備に多くの時間を要すると共
に資材、機械類の多様化と施工時の騒音、振動に伴なう
近隣への迷惑が大きく、施工費も嵩むという問題があつ
た。
P−Cウェルを連続して沈下せしめる方法或いは鉄筋コ
ンクリートウェルを継ぎ足して沈下する方法或いは深礎
にて掘削する方法或いはシートパイルを打ち込みこの囲
まれた中を掘削する方法などが公知であるが、これらの
方法においては、施工の準備に多くの時間を要すると共
に資材、機械類の多様化と施工時の騒音、振動に伴なう
近隣への迷惑が大きく、施工費も嵩むという問題があつ
た。
本発明は斯かる点に鑑みて提案されるもので、施工が簡
単で騒音、振動が小さく、施工費の安いマンホールの施
工法を提案するのが目的である。
単で騒音、振動が小さく、施工費の安いマンホールの施
工法を提案するのが目的である。
以下図に基づいて本発明の施工法を説明する。先ず、第
1図に示すように所定のマンホール掘削地点1にチャッ
キング用の油圧シリンダーとこのチャッキング用の油圧
シリンダーを上下に往復運動する圧入用油圧シリンダー
を備えたパワーケーシングジャッキ2を据え付ける。・
次に所定の直径と長さから成る第1鋼管3をクレーン
にて吊り、前記パワーケーシングジャッキ2に据え付け
る。
1図に示すように所定のマンホール掘削地点1にチャッ
キング用の油圧シリンダーとこのチャッキング用の油圧
シリンダーを上下に往復運動する圧入用油圧シリンダー
を備えたパワーケーシングジャッキ2を据え付ける。・
次に所定の直径と長さから成る第1鋼管3をクレーン
にて吊り、前記パワーケーシングジャッキ2に据え付け
る。
この据え付け状態はパワーケーシングジャッキ2のチャ
ッキングシリンダーが鋼管3をその周囲からくわえた状
態である。なお、・パワーケーシングジャッキ2は反力
に対抗できるように地上に良く固定しておく必要がある
。第1鋼管3の据え付けが終了したならパワーケーシン
グジャッキ2の圧入用油圧シリンダーを駆動して鋼管3
を土中に圧入して行く。この圧入は徐々に行ない、必要
に応じて停止しながら鋼管3内から排土を行なう。
ッキングシリンダーが鋼管3をその周囲からくわえた状
態である。なお、・パワーケーシングジャッキ2は反力
に対抗できるように地上に良く固定しておく必要がある
。第1鋼管3の据え付けが終了したならパワーケーシン
グジャッキ2の圧入用油圧シリンダーを駆動して鋼管3
を土中に圧入して行く。この圧入は徐々に行ない、必要
に応じて停止しながら鋼管3内から排土を行なう。
次に第2図に示すように第1鋼管3が土中に圧入されて
残りがパワーケーシングジャッキ2上に少しあるときに
圧入を停止し、第3図に示すようにこの第1W4管3上
に第2鋼管4を溶接して継ぎ足し、再びパワーケーシン
グジャッキ2を駆動して第4図に示すように第2鋼管4
を圧入し、再び第5,6図に示すように第3鋼管5、第
4鋼管6を継ぎ足して土中に圧入し、所定の深さに到達
したところで圧入を止める。
残りがパワーケーシングジャッキ2上に少しあるときに
圧入を停止し、第3図に示すようにこの第1W4管3上
に第2鋼管4を溶接して継ぎ足し、再びパワーケーシン
グジャッキ2を駆動して第4図に示すように第2鋼管4
を圧入し、再び第5,6図に示すように第3鋼管5、第
4鋼管6を継ぎ足して土中に圧入し、所定の深さに到達
したところで圧入を止める。
上記のようにして土中に圧入した鋼管内からは良く排土
を行ない、次にその底部に第7図に示すようにコンクリ
ートを打設して底とする。
を行ない、次にその底部に第7図に示すようにコンクリ
ートを打設して底とする。
底の施工が終了したなら、地上から底に降りるための梯
子を取り付け、次に第1鋼管3の側壁に穴をあけ、この
穴から第7図に示すように下水坑aに向けて横坑bを掘
削し、この横坑bにより第1鋼管3(マンホール)と下
水坑aとを連絡する。
子を取り付け、次に第1鋼管3の側壁に穴をあけ、この
穴から第7図に示すように下水坑aに向けて横坑bを掘
削し、この横坑bにより第1鋼管3(マンホール)と下
水坑aとを連絡する。
なお、底コンクリートの打設は梯子の取り付け後に行な
つてもよい。
つてもよい。
又、横坑の掘削は底コンクリートの打設前に行なつても
よい。実施例は下水坑に通じるマンホールの施工例であ
るが、本発明に係るマンホールは各種ケーブルの共同坑
などの土中にあるその他の地下坑すべてに適用できる。
よい。実施例は下水坑に通じるマンホールの施工例であ
るが、本発明に係るマンホールは各種ケーブルの共同坑
などの土中にあるその他の地下坑すべてに適用できる。
次に、上記実施例においては第1鋼管3に穴をあけてか
ら横坑bを掘削しているが、第1鋼管3に穴をあけるた
めにはこの作業を鋼管内で行なう必要があり、作業がし
にくい問題もあるので、第1鋼管3にはあらかじめ横坑
bに通じる穴をあけておき、このを土中に圧入するよう
にしてもよい。
ら横坑bを掘削しているが、第1鋼管3に穴をあけるた
めにはこの作業を鋼管内で行なう必要があり、作業がし
にくい問題もあるので、第1鋼管3にはあらかじめ横坑
bに通じる穴をあけておき、このを土中に圧入するよう
にしてもよい。
本発明は以上のように鋼管を継ぎ足しながらこれをパワ
ーケーシングジャッキにて土中に圧入して竪坑を築き、
この竪坑と地下坑とを横坑で連絡してマンホールを横築
するようにした。
ーケーシングジャッキにて土中に圧入して竪坑を築き、
この竪坑と地下坑とを横坑で連絡してマンホールを横築
するようにした。
この結果、パワーケーシングジャッキについては騒音、
振動がなく、地上での作業は鋼管の継ぎ溶接が主となり
、作業性が大変良くなつて施工時間の短縮化と工費の低
減化を計ることができる。
振動がなく、地上での作業は鋼管の継ぎ溶接が主となり
、作業性が大変良くなつて施工時間の短縮化と工費の低
減化を計ることができる。
第1図乃至第7図は本発明に係るマンホールの施工法の
説明図である。 1・・・・・・パワーケーシングジャッキの据え付け地
点、2・・・・・・パワーケーシングジャッキ、3・・
・・・・第1鋼管、4・・・・・・第2鋼管、5・・・
・・・第3鋼管、6・・・・・・第4鋼管、a・・・・
・・下水坑、b・・・・・・横坑。
説明図である。 1・・・・・・パワーケーシングジャッキの据え付け地
点、2・・・・・・パワーケーシングジャッキ、3・・
・・・・第1鋼管、4・・・・・・第2鋼管、5・・・
・・・第3鋼管、6・・・・・・第4鋼管、a・・・・
・・下水坑、b・・・・・・横坑。
Claims (1)
- 1a 所定の位置にパワーケーシングジャッキを据え付
けてこのパワーケーシングジャッキにより所定の長さの
鋼管の後端を少しだけパワーケーシングジャッキ上に残
して土中に圧入する工程と、b 前記鋼管の圧入過程に
おいて一旦圧入を停止して適宜中掘りを行なう工程と、
c 前記圧入した鋼管と同径の鋼管を前記圧入した鋼管
の後端に溶接して再び圧入と中掘りを繰り返す工程と、
d 上記のようにして鋼管を継ぎ足しながら所定の深さ
に到達したところで鋼管の圧入を止め、次に鋼管内の排
土を完全に行ない、次に鋼管の底部にコンクリートを打
設して鋼管の底部にコンクリート底を形成する工程と、
e 鋼管内に梯子を取り付ける工程と、f 鋼管の底部
に近い側壁に穴をあけ、この穴から地下坑に向けて横坑
を掘削することによつて地下坑と鋼管内とを連通する工
程と、g から成るマンホールの施工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52041707A JPS6052259B2 (ja) | 1977-04-12 | 1977-04-12 | マンホールの施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52041707A JPS6052259B2 (ja) | 1977-04-12 | 1977-04-12 | マンホールの施工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53126706A JPS53126706A (en) | 1978-11-06 |
JPS6052259B2 true JPS6052259B2 (ja) | 1985-11-18 |
Family
ID=12615889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52041707A Expired JPS6052259B2 (ja) | 1977-04-12 | 1977-04-12 | マンホールの施工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6052259B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6183576U (ja) * | 1984-11-07 | 1986-06-02 | ||
JPS63154455U (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-11 | ||
JPH0513750Y2 (ja) * | 1985-11-21 | 1993-04-12 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59433A (ja) * | 1982-06-23 | 1984-01-05 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 鋼製マンホ−ル組体立とその施工方法 |
JPS6256573U (ja) * | 1985-09-26 | 1987-04-08 | ||
JPH05209417A (ja) * | 1992-01-29 | 1993-08-20 | Kajima Corp | 人孔築造工法 |
-
1977
- 1977-04-12 JP JP52041707A patent/JPS6052259B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6183576U (ja) * | 1984-11-07 | 1986-06-02 | ||
JPH0513750Y2 (ja) * | 1985-11-21 | 1993-04-12 | ||
JPS63154455U (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53126706A (en) | 1978-11-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6052259B2 (ja) | マンホールの施工法 | |
JP3870285B2 (ja) | 立坑の沈設構築工法 | |
JP3064258B2 (ja) | ケーシング立坑の構築方法 | |
JP2008013999A (ja) | 場所打ちコンクリート杭の築造方法 | |
JP3035490B2 (ja) | 縦穴構築方法及び装置 | |
JPS61250229A (ja) | 鋼矢板の圧入打込み工法及び装置 | |
CN1260424A (zh) | 振动沉管挖孔桩 | |
CN213062070U (zh) | 近距离布置综合管线和桩基的结构 | |
JP2003293378A (ja) | ケーソンの圧入装置及びケーソンの圧入方法 | |
JP6009294B2 (ja) | 鋼製円形ケーシングを用いたマンホール構築方法 | |
JP2001323463A (ja) | 摩擦杭用の中堀低排土低騒音低振動杭打機と杭打工法 | |
JPH03257280A (ja) | 立坑築造方法 | |
JPS5819836B2 (ja) | 大口径竪孔掘削工法 | |
JPH056606B2 (ja) | ||
JP3282978B2 (ja) | マンホール、マンホール躯体ブロック、マンホール築造工法及び地下構造物 | |
JPS6215688B2 (ja) | ||
CN118029394A (zh) | 一种一体化提升泵站基坑支护开挖的施工方法 | |
CN111809644A (zh) | 近距离布置综合管线和桩基的结构及其同时施工方法 | |
JP2022162718A (ja) | 杭打設用ケーシング及び杭打設工法 | |
JPS63114719A (ja) | 基礎用杭 | |
JP2935632B2 (ja) | 鋼管矢板壁構築工法 | |
JPS5820823A (ja) | 杭埋設無公害工法 | |
JPH02240395A (ja) | 立坑の構築方法 | |
JPS5910615A (ja) | H鋼杭埋設工法 | |
JP2827020B2 (ja) | 竪孔掘削工法 |