JPS6052023B2 - ステアリングの角度調整装置 - Google Patents

ステアリングの角度調整装置

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Publication number
JPS6052023B2
JPS6052023B2 JP10131879A JP10131879A JPS6052023B2 JP S6052023 B2 JPS6052023 B2 JP S6052023B2 JP 10131879 A JP10131879 A JP 10131879A JP 10131879 A JP10131879 A JP 10131879A JP S6052023 B2 JPS6052023 B2 JP S6052023B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
pin
shaft
handle
upper bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10131879A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5628050A (en
Inventor
増美 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP10131879A priority Critical patent/JPS6052023B2/ja
Publication of JPS5628050A publication Critical patent/JPS5628050A/ja
Publication of JPS6052023B2 publication Critical patent/JPS6052023B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は運転者の体格、姿勢に合つた位置にステアリ
ングホィールを角度調整するチルトと、乗降を容易にす
るためにステアリングホィールを上方へ逃がすチルトア
ウエイと、チルトアウエイ状態からドライビングポジシ
ョンに戻す際に調整し直す必要がないように元の位置を
記憶する、これら3つの機能を有するステアリングの角
度調整装置に関するものである。
従来も前記3つの機能を備えたステアリングのアウエ
イは提案されているが、これは構造、操作とも複雑であ
つた。
本発明は前記従来の欠点を解消するために提案された
もので、1個の操作ハンドルを操作するだけで、チルト
及びチルトアウエイが可能であり、かつ初期チルト設定
位置へステアリングハンドルを押し下げるだけ復帰でき
る機能を備えたステアリングの角度調整装置を提供せん
とするものである。
以下本発明の実施例を図面にて説明すると、第1図〜
第5図に於ける本発明の実施例を示す装置は、アッパー
ブラケット1に対して回動及び軸方向移動可能に支持さ
れると共に、スプリング2で第3図の左方に付勢されて
いるハンドルシャフト3に対し回動出来るラッチ4とブ
レークアウエイブラケツト5に固着され、前記アッパー
ブラケット1を枢着しているピボットピン6と、前記ハ
ンドルシャフト3に止ネジ7により固着され、前記ラッ
チ4の歯4aと噛合う歯Baを有するポール8とを主要
構成部材とし、ラッチ4とポール8の噛合い関係でチル
トし、ラッチ4と前記ブラケット5に固着された後述す
るピンとの係合解除でチルトアウエイするもので、チル
トアウエイしてもラッチ4とポール8の噛合い関係は解
除されることなく、初期チルト設定位置へ復帰でぎる(
記憶)ようになつている。
なおハンドル操作、即ちハンドルシャフト3に固定され
ている操作ハンドル9をチルトの場合は第3図の右方に
押し込み、チルトアウエイの場合は第1図の矢印方向に
回転させるものである。また前記歯4a18aにはテー
パを付けてガタ止め及び噛合いが容易に行なわれるよう
にしてある。前記ブレークアウエイブラケツト5はイン
ストルメントパネル10に摺動自在に固定されており、
アッパーブラケット1にはベアリングカバー11が固着
され、また該ベアリングカバー11内の図示しないベア
リングにはアッパーシャフト12が回転自在に支持され
ている。
アッパーシャフト12にはステアリングハンドル13が
固定されると共に、該アッパーシャフト12の下端は従
来公知のユニバーサルジョイント14を介してロアーシ
ヤフト15に連結されており、該ロアーシヤフト15の
他端はユニバーサルジョイント16を介してギヤボック
ス17に連結されている。18は衝撃吸収機能内蔵のチ
ューブ、19はカバーである。
20はブレークアウエイブラケツト5に固着されたピン
で、ラッチ4の下端部の切欠部がスプリング21の付勢
力により該ピン20と係合するようになつている。
スプリング21は一端はラッチ4に、他端はアッパーブ
ラケット1に夫々係合している。またハンドルシャフト
3を第4図の矢印方向に押し込むと、ラッチ4とボール
8の係合が外れるようになつており、ラッチ4とボール
8の係合が外れると、アッパーブラケット1とブレーー
クアウエイブラケツト5に夫々両端が連結されたスプリ
ング22により、アッパーブラケット1はハンドルシャ
フト3とボール8と共にピボットピン6を中心にして上
方向に回動する。またアッパーシャフト12もユニバー
サルジョイント14を.中心にして同方向に回動し、ラ
ッチ4もハンドルシャフト3が移動することにより、長
穴23を介しピン20を中心にして揺動する。次に作用
を説明する。
先ずチルトさせる場合には、操作ハンドル9を介してハ
ンドルシャフト3をスプリング2に抗して押し込むと、
ラッチ4の歯4aとボール8の歯8aの係合が外れる。
従つてアッパーブラケット1、ハンドルシャフト3及び
ボール8はスプリング22によりピボットピン6を中心
にして上方に回動し、同時にアッパーシャフト12及び
ステアリングホィール13も同方向にユニバーサルジョ
イント14を中心にして回動する。次いで適当な高さの
所で操作ハンドル9から手を放すと、ハンドルシャフト
3はスプリング2により元の位置に戻り、ボール8の歯
8aは適当な高さの位置でラッチ4の歯4aと噛合い、
そのチルトの位置が固定される。次にチルトアウエイの
場合には、操作ハンドルJ9を第1図の矢印方向に回動
させると、ラッチ4はボール8と噛合つたままハンドル
シャフト3を中心に、スプリング21に抗して回動し、
ラッチ4の切欠部とピン20との係合が解除される。従
つてアッパーブラケット1はピボットピン6を中−心に
して第2図に於いて反時計方向に回動し、同時にアッパ
ーブラケット12、ステアリングホィール13もユニバ
ーサルジョイント14を中心にして同方向に一体となつ
て回動する(チルトアウエイ)。次いで操作ハンドル9
から手を放すと、ラッチ4と操作ハンドル9はボール8
を介してスプリング21によつて元の角度(アッパーブ
ラケット1との角度関係は第2図の状態)に戻るが、ラ
ッチ4はアッパーブラケット1と共にチルトアウエイの
状態になつているので、ラッチ4の切欠部とピン20と
は係合しない。なお、この場合ラッチ4の歯4aとボー
ル8の歯8aの噛合い位置は変らない。次いでステアリ
ングホィール13を持つて下方に押し下げると、該ホィ
ール13と共にラッチ4もボール8との先の噛合い位置
が変ることなく下方に下り、ラッチ4の下端部斜面4b
が先ずピン20に当り、やがて該斜面4bがピン20か
ら外れると、ラッチ4はスプリング21によリピンン2
0方向に引張られているので、ピン20にラッチ4の切
欠部が係合し第2図の状態となる。
この場合ラッチ4とボール8はチルトアウエイ前の噛合
状態を保つたままであるので、ラッチ4の切欠部とピン
20が再係合した位置は、チルトアウエイ前のステアリ
ングホィール13の調整高さの位置であり、チルト位置
がラッチとボールとの噛合状態を介して記憶されていた
ことになる。以上詳細に説明した如く本発明は構成され
ているので、1つの操作ハンドルを操作するだけで極め
て簡単にステアリングハンドルのチルトと、チルトアウ
エイをすることができる。
即ち、操作ハンドルを付勢力に抗して押し込めば、ボー
ルとラッチの噛合いが外れてアッパーブラケットの上方
への回動を規制する手段が解除されるため、ステアリン
グホィールのチルトが可能になり、その適当位置で操作
ハンドルから手を放せば、適当位置のラッチの歯とボー
ルの歯が噛合つて適当なチルト位置にステアリングホィ
ールを固定することができる。はた操作ハンドルを回動
させると、ラッチとボールの噛合い位置はチルト調整そ
のままで、ラッチがその付勢力に抗して回動するため、
ラッチの切欠部とピンとの係合によるアッパーブラケッ
トの上方への回動を規制する手段が解除されるため、ア
ッパーブラケットを介してステアリングホィールが上方
にはね上り、チルトアウエイ状態になる。
しかしラッチとボールの噛合い位置は前記チルトの調整
高さのままであるので、操作ハンドルから手を放して該
ハンドルが回動復帰した状態で、ステアリングホィール
を押し下げるとラッチの斜面がブレークアウエイブラケ
ツトに固着されたピンに当接した後、該ピンとラッチの
切欠部が係合し、ステアリングホィールは以前のチルト
位置で固定される。以上の如く本発明によると、操作ハ
ンドルを操作してハンドルシャフトを回転させることに
より、ステアリングホィールがチルトアウエイされる。
しかも同じハンドルシャフトを押圧することにより、ス
テアリングホィールがチルトされる。−即ち、同じハン
ドルシャフトを回転成は押圧するという極めて簡単では
あるが、全く異なる操作で、ステアリングホィールをチ
ルト又はチルトアウエイできる。よつて、例え同一のハ
ンドルシャフトの利用であつたとしても、チルト操作と
チルトアウエイ操作の取り違えをするような欠点は全く
ない。従つてこのように操作ハンドルを押すか、回動す
るだけでチルト、チルトアウエイ状態に簡単にすること
ができ、しかもチルトアウエイ状態からステアリングホ
ィールを押し下げれば、以前のチルト状態に復帰固定さ
れる等記憶装置をも含んでおり、構造も簡単で操作も容
易である等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す角度調整装置を組込んで
なるステアリング装置の側面図、第2図は第1図のカバ
ーを取外して内部を詳細に示す拡大側面図、第3図は第
2図のA−A断面図、第4図は第2図のB−B断面図、
第5図は第2図のC〜C断面図である。 図の主要部分の説明1・・・・・・アッパーブラケット
、2・・・・・スプリング、3・・・・・ハンドルシャ
フト、4・・・・・・ラッチ、4a・・・・・・複数の
歯、4b・・斜面、5・・・・・ブレークアウエイブラ
ケツト、6・・・・・・ピボットピン、8・・・・・・
ボール、8a・・・・・・噛合い歯、9・・・・・・操
作ハンドル、12・・・・・・アッパーシャフト、13
・・・・・・ステアリングハンドル、14・・ユニバー
サルジョイント、15・・・・・・ロアーシヤフト、2
0・・・・・・ピン、21・ ・・スプリング、22・
・・・スプリング、23長穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ブレークアウエイブラケツトにピボットピンを介し
    て枢支されると共に、該ピボットピンを支点にして上方
    に回動するよう付勢されているアッパーブラケット、ロ
    アーシヤフトとユニバーサルジョイントを介して連結さ
    れ、前記アッパーブラケットに回転自在に支持たれると
    共にステアリングホイールを固着したアッパーシャフト
    、前記アッパーブラケットに回動及び軸方向移動可能に
    支持されると共に、外方突出部に操作ハンドルを備え、
    かつ外方に向け付勢されているハンドルシャフト、該ハ
    ンドルシャフトに固着されると共に噛合い歯を有するポ
    ール、前記ハンドルシャフト外方突出位置にある際前記
    ポールの噛合い歯が選択的に噛合う複数の歯と、前記ハ
    ンドルシャフトに係合する長穴を備え、かつ前記ブレー
    クアウエイブラケツトに固着されたピンに係合する切欠
    部と、該切欠部の下側端部に設けられ前記ピンに当接可
    能な斜面とを有すると共に、該ピンに切欠部が係合する
    方向に前記ハンドルシャフトを支点にして回動するよう
    付勢されているラッチとよりなることを特徴とするステ
    アリングの角度調整装置。
JP10131879A 1979-08-10 1979-08-10 ステアリングの角度調整装置 Expired JPS6052023B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10131879A JPS6052023B2 (ja) 1979-08-10 1979-08-10 ステアリングの角度調整装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10131879A JPS6052023B2 (ja) 1979-08-10 1979-08-10 ステアリングの角度調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5628050A JPS5628050A (en) 1981-03-19
JPS6052023B2 true JPS6052023B2 (ja) 1985-11-16

Family

ID=14297455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10131879A Expired JPS6052023B2 (ja) 1979-08-10 1979-08-10 ステアリングの角度調整装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2080218B (en) * 1980-07-16 1984-03-14 Aisin Seiki Steering column tilt mechanism
JPS60177724A (ja) * 1984-02-24 1985-09-11 Hitachi Ltd 論理回路
US5363716A (en) * 1993-04-01 1994-11-15 Trw Inc. Tilt-telescope steering column
CN112441106B (zh) * 2019-08-27 2022-08-12 北汽福田汽车股份有限公司 方向盘角度调节装置、车辆转向器和车辆

Also Published As

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JPS5628050A (en) 1981-03-19

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